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「スケバン刑事」 第20話「呪われた父と娘!?」



 第20話「呪われた父と娘!?」(1985年9月19日)

 こないだ大映ドラマの「花嫁衣裳は誰が着る」を見てたら、終盤、落ちぶれてドサまわりをしている歌手の松村雄基が、偶然大物作詞家と出会い、再起のチャンスを掴むのだが、その大物作詞家が海槌剛三(神山繁)だったので、思わず吹いた管理人であった。

 それにしても、久しぶりに見たけど「花嫁衣裳~」、やっぱりどうにも好きになれない。

 ヒロイン(堀ちえみ)が、最初から最後まで何処へ行っても延々といじめられるし、相手役の松村さんのほうも、父親の会社が潰れるわ、父親が死ぬわ、スキャンダルで人気がガタ落ちになるわで、ひたすら不幸のチェーンコンボが続くので、こんなもん楽しめるのはドマゾだけじゃないかと思うのである。

 しかもヒロインはひたすら低姿勢でいじめられ続けるだけなので、ストレスは溜まる一方。

 今にして思えば、「不良少女~」が成功したのは、同じような境遇でも、ヒロインがいじめられっぱなしじゃなくて、時には猛烈に反撃していたからじゃないかと言う気がするのである。

 それでも、ヒロインがただ死ぬだけの「スタア誕生」のラストに比べれば、最後の最後にヒロインが恋人と結ばれるぶん、救いはあるけどね。

 あと、中盤、公園で待っている松村さんのところに、堀ちえみさんが自分で作ったウェディングドレスを着て会いに来るというシーンがあるのだが、あんなサイコで怖いシーンはないなと思いました。

 余談が長くなった。

 前回のラスト、自分が海槌剛三の娘かもしれないというおぞましい話を聞かされたサキ、早速、真偽を確かめるべく、刑務所にいる母親ナツに会いに行くが、相変わらずナツはサキとの面会を峻拒する。

 でも、目下のところ、海槌に追われているエイミーと離れ離れになっているのだから、そんなプライベートな用件より、まずはエイミーの行方を探して保護することを優先すべきではないだろうか?

 ともあれ、サキがむなしく刑務所から出て来てとぼとぼと歩道を歩いていると、いすゞの初代ピアッツァが走ってきて、サキの横で停まり、中から麗巳が出てくる。

 
 麗巳「また門前払い?」
 サキ「……」
 麗巳「そりゃお母様からすれば仰りたくないでしょうね、あなたの父親が海槌剛三だなんて」
 サキ「……」
 麗巳「ふっ、あなたが私の妹だなんて素晴らしいじゃない。同じ血を分けたきょうだいが今はお互いに殺したいほど憎しみあっている。サキ、私は邪魔な人間は全て消す主義なの、たとえ妹でも……」

 麗巳、言いたいことだけ言うとさっさと車に乗って走り去ってしまう。

 サキの動きは、麗巳とは別に、剛三の部下によってしっかりマークされていた。

 海槌重工のオフィスで報告を受けた剛三は、

 剛三「そうか、会えずに出て来たのか」

 
 スイッチを押し、秘密の引き出しを開けて、その中から一枚の写真を取り出す。

 それは、若作りした清水まゆみさんではなく、若き日の麻宮ナツの写真であった。

 
 昔の恋人でも見るような熱っぽい眼差しで、写真の中で微笑むナツを見ながら、

 
 剛三「お前も相変わらず、でかいマツボックリが好きな女だ!」

 じゃなくて、

 剛三「お前も相変わらず、強情な女だ」

 ちなみにナツが触っているのは、欄干の擬宝珠だと思うが、なんとなくエッチな感じがする……と思った人は、あとで職員室に来るように。

 サキが剛三の娘かどうかはともかく、少なくとも、剛三とナツが古くからの知り合いであることは事実のようであった。

 一方、言葉も通じない異郷にたったひとりで放り出されたエイミーだったが、運良く、美也子と再会することが出来、美也子の友人の学校の物置部屋にひとまず身を隠すことになる。

 やがて、連絡を受けたサキと三平も駆けつける。

 
 エイミー「マドリード、ダリア……」
 美也子「ねえ、この子、さっきからマドリードなんとかってうるさいんだよ」

 サキ、それが、前回、久巳に殺された山本が死に際に残した謎の言葉であることを思い出す。

 美也子「じゃあ、それが、エイミーのお父さんの居場所を知る鍵に?」
 三平「どこかで聞いたような気がするなぁ……そうだ、それ、花の名前だよ、確か十日ほど前のテレビのニュースかなんかで日本にない筈のその花が咲いていたとかなんとか」

 三平の大金星……かと思いきや、

 サキ「何処で?」
 三平「あ……ごめん、忘れた」
 サキ「……」

 こういう、ここぞと言う時の「がっかり」なところが、三平がどう足掻いても埋めることの出来ない、神との差と言うものなのだろう。

 
 サキ「あふぅ~っ」

 サキも思わず溜息を漏らすが、

 
 サキ(およよ?)

 ふと横を向けば、そこに、割と最近の新聞が山積みになっているではないか。

 さすがにそんな都合の良い展開はねえだろうと思いつつ、三人はその新聞を片っ端から調べて問題のニュースが載ってないか探す。

 で、探し始めてから4秒で美也子が発見してしまうのも、いかにもドラマと言う感じである。

 
 美也子「東京都奥多摩で、日本には存在しないと思われていたマドリードダリアの花が……」

 物凄く細かいことだが、その手の記事が「社会部ほっとライン」なんてコラムに載るだろうか?

 サキ「奥多摩か……」

 
 次のシーンでは、早くもその奥多摩の山の中を歩いている4人。

 なにしろ、今のところ三人とも無職なので、暇はいくらであるのだ。

 ただ、奥多摩と言ってもめちゃくちゃ広く、花の咲いていた正確な場所までは分からないだろうと思いきや、割とあっさりマドリードダリアなる花を発見してしまうのだった。

 おまけに、その花を辿って森の中をちょっと歩くと、あっさりエイミーの父親ホーナー博士の陋居に辿り着いてしまう。

 うーむ、いくらなんでも呆気なさ過ぎる。

 同じ頃、麗巳の司令室では、何故か今回の任務に消極的な麗巳の真意を、妹たちが非難するように問い質していた。

 
 亜悠巳「何故お姉さまは私たちに力を貸してくださらないの?」
 久巳「まさかお姉さま、お父様の話を真に受けて、サキの奴を本気で海槌家の一員にしようと考えてるんじゃ?」
 麗巳「それも面白いかも……」

 
 亜悠巳「お姉さまぁっ」

 
 サキたちは、ホーナー博士の小さな住まいに上がり、作務衣姿の博士の言葉に耳を傾けていた。

 ホーナー「今の私には妻と子供もいないのです。ただひとりきりですよ」
 サキ「博士、何故そんな?」

 さいわい、ホーナー博士は日本語が達者で、普通にサキたちと会話が出来た。

 これで博士も英語オンリーだったら、サキたちも思わず仏門に入りたくなっていたことだろう。

 ホーナー「いくつかの国々が私のサイバネティックコントロールの理論を悪用し、世界の侵略のために使おうとしてるんだ。だから、私に妻や子供がいればみんなをそれに巻き込んでしまうんだ」
 エイミー「……」
 美也子「何言ってんだよう、エイミーはほんとはあんたと一緒に暮らしたいって言ってンじゃないか!」

 日本語が通じるなら物怖じする必要のない美也子、ズバッとエイミーの気持ちを代弁するが、

 ホーナー「わからないですか、あなたがた、私と一緒にいたらエイミーもアンハッピーになるだけだ。だから、愛しているから、会いたくなかったんだ」

 博士も声を荒げて自分の考えの正しさを主張する。

 でも、だったらなんで山本を仲介してエイミーと連絡を取ろうとしていたのか、博士の考えと行動は、いささか矛盾しているような気がする。

 それとも、今度のことは、山本が勝手にエイミーと博士を会わせようとしてやったことだったのだろうか?

 
 ホーナー「私は20年前、日本に留学、していました。その時から、私が年老いて仕事を離れたら、このロッジに来てのんびり暮らそうと思っていたのです。だから、私は今の生活に満足しているんだ」
 三平「あんた、ただ煩わしいことから逃れようとしてるだけじゃないか! なんで素直にほんとは家族と一緒に暮らしたいって言えないんだよ?」

 さっきの失態の汚名返上を図ろうと、男前の台詞を叩きつける三平であったが、

 
 サキ「やめな、三平、親子なんてそんな簡単なモンじゃないんだよ」
 三平「……」

 三平、再び轟沈!

 繰り返すが、この辺が、神と三平の間の越えようにも越えられない壁なのだろう。

 と、急に周囲が騒がしくなったかと思うと、亜悠巳と久巳が、それぞれ車に乗ってロッジの前にあらわれる。

 前回発覚したように、エイミーのハンドバッグの中には麗巳の仕掛けた小型発信機が入っており、エイミーの動きは筒抜けになっていたのだ。

 しかし、何度も所在地を突き止められているのに、サキがまったく怪しまず、発信機の存在を考えもしないというのは、スケバン刑事としてあまりに迂闊ではなかろうか。

 サキたちは、ひとまずキッチンの奥に身を隠す。

 
 三平「どうするんだよ、サキ」
 美也子「なにビクついてんだよ、あいつらやっつけるしかないだろ」
 サキ「待ちな」

 血気に逸る美也子を冷静に制すと、

 サキ「ホーナーさんは車の運転が出来ますか」
 ホーナー「イエス、オフコース」
 サキ「美也子、三平、私の言う通りにしてくれる?」

 サキは、ホーナー親子の服を三平と美也子に着せてわざと目立つように小屋から移動させ、自分も途中まで一緒に行動して、亜悠巳たちの注意をひきつける。

 ま、ドラマでは定番の身代わり作戦である。

 敵が三平たちを追いかけてきたのを見て、サキはあらかじめ打ち合わせていた通り、ホーナー博士の運転する車に乗ってその場を離脱、さらに、一体何時、誰がやったのか不明だが、亜悠巳たちの車のタイヤをすべてパンクさせ、まんまと亜悠巳たちをまくことに成功する。

 しかし、ほんと、誰がパンクさせたんだろう?

 位置的、時間的に見て、それが可能なのはエイミーくらいのものだが、か弱い女の子が、道具もなしに短時間でそんなことが出来るだろうか?

 ホーナー博士はそのまま留学時代の友人のところへ向かうと話すが、途中、パトカーがサイレンを鳴らして追いかけてきて、

 警官「この車、持ち主から盗難届けが出ている。事情を知りたいので降りたまえ」

 三人は大人しく車から出るが、

 
 警官「社長がもう一度お会いしたいと仰ってる」
 サキ「……」

 そう、その警官も剛三の息のかかった連中で、苦心の脱出劇もあえなく水泡に帰す。

 ちなみに警官が「社長」と言ってることから、彼らは本物の警官ではなく、剛三の部下が成りすましたニセ警官だったと思われる。

 いずれにしても、ついこないだ、海槌の手先となった本職の刑事に陥れられて殺人の汚名を着せられたと言うのに、サキが何の警戒もせずに車を降りたのは、これまたスケバン刑事としてあまりに迂闊だったとしか言いようがない。

 剛三が変な気を起こさなければ、既にサキは何回も殺されている筈である。

 それはさておき、サキ、あえなく捕まり、今度は剛三の豪邸に連れて行かれ、その書斎で再び剛三と対面する。

 
 剛三「サキ、ホーナー親子を連れ出した手際、なかなか見事だった。お前が海槌の一員になったことを認めてやる」
 サキ「ふざけんなんよ、こっちからお断りだよ」

 どうでもいいが、「こっちからお断り」と言うフレーズは、一般的に、否定的な答えに対する返事じゃないのかなぁ?

 つまり、

 剛三「サキ、そんなことでは海槌家の一員にはなれんぞ」
 サキ「ふざけんなよ、こっちからお断りだよ」

 ……みたいな場合に使う言い回しじゃないかと。ま、ほんと、どうでもいいことだけどね。

 剛三「お前の母親がどうなってもいいのか?」
 サキ「母さんの?」
 剛三「お前の母親がいる刑務所に殺し屋を送ることぐらい簡単なことだ」
 サキ「……」
 剛三「お前の背後にある力が、たとえや母親の刑の執行を遅らせようとしても何の役にも立たん。お前は私の命令に従う他はないのだ」

 サキ、咄嗟に壁に飾ってあるごつい猟銃を掴むと、それを剛三の背中に向け、

 
 サキ「殺す」
 剛三「お前に私が撃てるかな」
 サキ「撃ち殺してやる!」

 いや、仮にも刑事なんだから、撃ち殺したらあかんと思うんですが……

 ま、西部署の刑事さんたちは、毎週欠かさず犯人を射殺してますけどね。

 さすが日本を支配しようなどと言うマンガみたいな野望を抱いている剛三である。銃を突き付けられても全く顔色を変えず、勢いよく振り向くと、

 
 剛三「そんなことしたら警察に言うぞ!」
 サキ「子供か!」

 じゃなくて、

 剛三「私が本当のお前の父親でもか?」

 
 サキ「……」

 突然の告白に、一瞬、頭の中が真っ白になるサキ。

 剛三「お前の母親は昔、私の秘書だった。いや、もっとはっきり言おう、お前の母・麻宮ナツは、私の愛人だったのだ」
 サキ「嘘だ、デタラメ言うな!」
 剛三「そう思うなら母親に聞いてみろ」
 サキ「……」

 反射的に否定するサキだったが、剛三に言われると急に自信をなくしたように黙り込み、構えていた銃も自然と下がってしまう。

 敵の言葉を鵜呑みにするサキではなかったが、以前から続く母親の面会拒否を思うと、ひょっとして……と言う疑惑が黒雲のように胸の中に湧いてくるのを抑えられない。

 
 剛三「お前がいくらちっぽけな正義感を振りかざそうと、お前の体の中に流れているのはこの私の血だ。日本を制圧し、この海槌コンツェルンを世界最大の企業体にするためには手段を選ばぬこの海槌剛三の血だ」

 剛三、すっかり戦意をなくしたサキの手から猟銃をもぎ取ると、

 剛三「お前はその血を裏切ることは出来ない」
 サキ「違う、違う嘘だ」
 剛三「ふっ、私の手でその血を呼び覚ましてやる」

 CM後、剛三は別室にいるホーナー親子のところへ行き、協力を求めるが、当然、博士の答えは「ノー」であった。

 ならばと、剛三、部下の銃を掴んで博士とエイミーの足元に一発撃つ。

 
 たまらず、剛三に縋りついて、なんでもするから父親を助けてくれと頼むエイミー。

 しかし、日本語字幕で「オーノー」はないだろ、「オーノー」は。

 無論、世界に羽ばたけ海槌重工の社長である剛三は英語も堪能で、直接エイミーにある命令を下す。

 一方、サキは、監視カメラと電子ロックのついた地下の監獄にぶち込まれる。

 その様子を書斎のモニターで見物している海槌一家。

 
 亜悠巳「さすが、お父様、エイミーとサキに殺し合いをさせるなんて面白いことをお考えになるわ」
 久巳「私も、こういうの大好き……」

 剛三の帝王教育が行き届いている亜悠巳も久巳も、プロレスでも見るような感覚で、二人の殺し合いが始まるのを今か今かと楽しみにしていた。

 やがて、短剣を持ったエイミーが入ってきて、いきなりサキに襲い掛かってくる。

 
 サキ「何、どうしたんだ、エイミー?」
 エイミー「……」
 サキ「どうなってるんだ、一体?」

 訳が分からず、セーラー服姿のエイミーから逃げ惑うサキ。

 と、スピーカーから剛三の声が聞こえてくる。

 
 剛三「サキ、エイミーは今、父親を助けるため、お前を殺そうとしている」
 サキ「なんだってーっ?」
 剛三「サキ、お前が母親を助けたいのなら、エイミーを殺せ、お前に流れる海槌家の血を証明しろ。命令に従わない場合は、お前の母親の命はないものと思え」

 それぞれ、親の命を背負って友人同士で殺し合いをしなくてはならない哀しい二人の少女。

 アクションドラマとしてはめちゃくちゃ盛り上がるシーンの筈なのだが、あまりそうなってないのは、ひとえにエイミーにそこまでの演技力……と言うより、それだけの日本語能力がないからであろう。

 サキ、ともかくエイミーの短剣を奪い、背後を取ってその首筋に突きつけるが、

 
 エイミー「ゴーアヘッド、キルミー」
 亜悠巳「サキ、何をやってるの、早く殺したらどう?」
 久巳「さっさとやってしまいなさい」
 サキ「……」

 友達を殺すぐらいなら、自分が殺された方がマシだとでも言いたげなエイミーの健気な態度に、ハッと我に返って落ち着きを取り戻す。

 短剣をカメラに投げて壊すと、

 サキ「お前たちの言いなりになんかなるものか、私は私の力で母さんを救い出す!」

 海槌家に対して痛烈な宣戦布告をする。

 剛三「反抗すればするほど、私はますますお前をねじ伏せたくなる」

 剛三、むしろ嬉しそうに目を細め、引き出しのメカを操作して、部屋の中に毒ガスを噴射させる。

 その一方で、剛三はサキがその部屋から抜け出すことを期待していた。

 剛三「そのくらいの人間でなければ、私は、サキを自分の娘とは認めん」

 父親がそこまでサキに期待しているのかと、複雑な表情で目を見交わす亜悠巳と久巳。

 
 サキ、毒ガスの充満していく部屋の中で、最近思いっきりぶつけられずに欲求不満になっているヨーヨーを握り締め、電子ロックのカバー目掛けて何度も投げ付け、最後は割れ目からヨーヨーをねじ込んで無理矢理ロックを解除すると言う、とてもスマートとはいえない方法で部屋から脱出する。

 同じ頃、いつの間にか海槌邸に潜入した神が、相変わらずの無敵ぶりで海槌の部下たちをぶちのめしていた。

 
 神「ドクター・ホーナーは何処にいる?」
 部下「うっ……」

 この神サマの精悍な顔と、歯しか見えない部下の顔とを見比べると、人間には生まれつき絶対的な格差と言うものが存在しているんだなぁと、少し切ない気持ちになる管理人であった。

 さて、ここまで来ればもう詳しく語る必要もない。

 サキがエイミーを連れて庭を走っていると、ちょうど博士を救い出した神と出会い、神は、自慢のポルシェにみんなを乗せて、かろやかに屋敷から走り去るのだった。

 どうでもいいが、ポルシェ、敷地内に普通に停めてあったみたいだけど、そんなもんが敷地内に入ってきた時点で誰か気付けよ。

 ラスト、結局博士はエイミーを連れて妻のいるアメリカに帰ることになり、港でサキたちと別れを告げるのだった

 しかし、剛三が言っていたように東西両陣営が博士の研究を軍事目的に利用しようとしているのなら、アメリカに帰ったところで博士たちに平穏な日々が訪れるとは到底思えないのだが……

 どうも、いまひとつすっきりしないハッピーエンドである。

 
 三平たちと一緒に、笑顔でホーナー親子に手を振るサキであったが、そうしている間も、その脳裏に「サキ、お前は私の娘だ! 麻宮ナツは私の愛人だったのだ」と言う、剛三の忌まわしい言葉がリフレインし、その顔を曇らせる。

 サキ(私が剛三の娘かもしれないなんて……そんな……)

 以上、このホーナー博士を巡る19話&20話の連続エピソードだが、はっきり言ってあんまり面白くなかった。肝心の、サイバネ何とかと言う技術が具体的にどんなものなのかさっぱり分からないままだし、そもそも、ヒロインが日本語の喋れない外国人ではねえ。

 あと、エイミーのバッグに仕掛けられた発信機にサキたちが最後まで気付かないまま話が終わると言うのも、刑事ドラマとしては、珍しいほど間が抜けている気がするのである。
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コメント

剛三

>剛三「そのくらいの人間でなければ、私は、サキを自分の娘とは認めん」
自分との血の繋がりではなくて、亜悠巳・久巳よりも有能だからサキを仲間にしたい
という「実力主義」ならこのパパももーちと大物に思えるのですがね・・・

外タレ

>そもそも、ヒロインが日本語の喋れない外国人ではねえ。
「バトルフィーバー」のダイアンの妹も可愛くなかった(あ、言っちゃった(~_~;)
35年前だから、あまりご無理は言えませんな(;^ω^)

悪人ライフ

>亜悠巳「さすが、お父様、エイミーとサキに殺し合いをさせるなんて面白いことをお考えになるわ」
>久巳「私も、こういうの大好き……」
美少女二人が絵になりますね(^^♪美貌も金もあるから悪人ライフを満喫中😊

白倉取締役

ライダーと戦隊以外で好きな東映作品は「特捜最前線」「宇宙刑事」「スケバン刑事」
好きな東映の監督は田中秀夫。あと小林義明・・・なのだそうです。
田中監督は5シリーズとも演出しているし、後の2つがガッツリ。

1歳下の自分もこれには同意ですな。
取締役様がプロデュースされた作品は面白いと思わないけど
この人の文章はめちゃくちゃ面白い!この落差が凄まじい!
頭がいいのは間違いない。ただ、ライダーに執着し過ぎ。
去年で終えていれば、コロナ禍も避けて、ネ申になれたのに( ^ω^)・・・

神無双

>同じ頃、いつの間にか海槌邸に潜入した神が、相変わらずの無敵ぶりで海槌の部下たちをぶちのめしていた。
今更ながら鬼籍に入られているのが惜しまれますね。
個人的には後任の二人よりも好き。

くみたん(∩´∀`)∩

今回もサキは心ここにあらずのような回でしたね。

>偶然大物作詞家と出会い、再起のチャンスを掴むのだが、その大物作詞家が海槌剛三

路男が今度はこちらの”ごうぞう”お父様との出逢いですか、何の因果か。
で、思い出したのですが、サキの決め台詞はいつの間にか言わなくなりましたね。

松村さんは80年代のテレビに見ない日はないぐらい、ドラマで活躍されていらっしゃったのですねぇ。

>まずはエイミーの行方を探して保護することを優先すべきではないだろうか?

エイミーより、自分の出自が深刻な問題になってますね。まあ、元々、母親を助けるために刑事になったので、それに加え、おぞましい海槌家との関わりがあるとなると居ても立ってもいられない気持ちはわかります。
日本語もままならないエイミーほったらかしもどうかともおもいますが、これが海槌のマークにも見つからず、偶然に美也子に会うなんてあ~ら不思議ですな。

>割と最近の新聞が山積みになっているではないか。

そこにも偶然、マドリードダリアの花が載っているではないか。
そういえば、以前にも、「乳姉妹」で新聞欄に尋ね人を本人が偶然見たという場面がありましたね(笑)

そして、ようやく(いや、スムーズに)博士を発見でしましたか。

> 亜悠巳「お姉さまぁっ」

やはり、2人とも凛として可愛いですなぁ。

>麗巳の仕掛けた小型発信機が入っており、エイミーの動きは筒抜けになっていたのだ。
>スケバン刑事としてあまりに迂闊ではなかろうか。

もう、おそらく、冒頭の母親と海槌との関係で頭がいっぱいで、気が回らないのでしょう。この回は三平と美也子たちの手柄ですね。いや、三平もちょっと抜けてましたか(笑)

>ま、ドラマでは定番の身代わり作戦である。

ここは定番ですが、なかなか見事です。が、例の発信機ですな。サキも何で居所がわかるのってそろそろ気づいてほしいですな。

>プロレスでも見るような感覚で、二人の殺し合いが始まるのを今か今かと楽しみにしていた。

殺し合いを観るのが楽しみなんて残酷な一族ですなぁ。そういえば、前回のハヤテの回もそれを見てて楽しんでましたし、恐ろしい一族ですなぁ。

さらに、この画像は確かに絵になりますなぁ。中央にどっしりと腰をかけてる剛三お父様を取り囲むように、後方にレミ、前方両端、亜悠巳に久巳と極悪一家を見事に表した画像だ。そして、おそらく、これが最後の一堂に会する場面となるのかな。

>同じ頃、いつの間にか海槌邸に潜入した神が、相変わらずの無敵ぶりで海槌の部下たちをぶちのめしていた。

さすが神サマ、考えてみると、ここは敵本拠地、全く気配を悟られず、敵陣深くまで忍びこむとは、このまま撤退せず、海槌一族もろとも倒そうと思えばいけそうですな。前に時代劇で例えられてましたが、単身本丸居城に乗り込んでるようなもんですからねぇ。しかも、神サマ、天から舞い降りるの巻です!!剛三、その首もらったー!!まぁ、本来の目的は”真実を暴く”ことですからね。ここで死んでしまうと闇に葬られたままになってしまうので。

>結局博士はエイミーを連れて妻のいるアメリカに帰ることになり、港でサキたちと別れを告げるのだった

あ~、なんということだ、エイミーとの晴れ晴れとしたお別れを、管理人様の「ま、いっか」(笑)によって載せてもらえなかった。三平はご満悦でしたぞ。よほど、今回のゲストエイミーは管理人様にとって関心を寄せていなかったことが伺える。

>「サキ、お前は私の娘だ! 麻宮ナツは私の愛人だったのだ」と言う、剛三の忌まわしい言葉がリフレインし、その顔を曇らせる。

またまた、今回もスッキリしない終わり方ですなぁ。このナレがさらにサキの胸中を複雑化させてしまい表情として写ってますね。

色々とツッコミどころも含め、いつもながらここまで深くこの回を堪能することはなかったでしょう。更新お疲れさまでした。っと、気づいたらもう20話ですか、もう少しで終わるのか(悲)

Re: 剛三

この辺はまだ許せるんですけどね……終盤の醜態がねえ

Re: 外タレ

> 「バトルフィーバー」のダイアンの妹も可愛くなかった(あ、言っちゃった(~_~;)

あれもがっかりフェイスでしたね。

当時も可愛い子はいたと思うんですけどね。

Re: 悪人ライフ

改心する余地が全くないのが良いですよね。

Re: 白倉取締役

ほんと、いつまでやるんだって感じですね。

Re: 神無双

> 今更ながら鬼籍に入られているのが惜しまれますね。

まだお若いのにねえ……

Re: くみたん(∩´∀`)∩

> 路男が今度はこちらの”ごうぞう”お父様との出逢いですか、何の因果か。

で、父親が高橋昌也さんなんですけどね。

> もう、おそらく、冒頭の母親と海槌との関係で頭がいっぱいで、気が回らないのでしょう。この回は三平と美也子たちの手柄ですね。いや、三平もちょっと抜けてましたか(笑)

言うても女子高生ですからね。

> 殺し合いを観るのが楽しみなんて残酷な一族ですなぁ。そういえば、前回のハヤテの回もそれを見てて楽しんでましたし、恐ろしい一族ですなぁ。

ティーン向けドラマで、ここまで悪に徹してる女の子キャラって珍しいですよね。

> さすが神サマ、考えてみると、ここは敵本拠地、全く気配を悟られず、敵陣深くまで忍びこむとは、このまま撤退せず、海槌一族もろとも倒そうと思えばいけそうですな。

ほんと、余裕で勝てそうですよね。

> あ~、なんということだ、エイミーとの晴れ晴れとしたお別れを、管理人様の「ま、いっか」(笑)によって載せてもらえなかった。三平はご満悦でしたぞ。よほど、今回のゲストエイミーは管理人様にとって関心を寄せていなかったことが伺える。

すいません、面倒臭かったんです。

> 色々とツッコミどころも含め、いつもながらここまで深くこの回を堪能することはなかったでしょう。更新お疲れさまでした。っと、気づいたらもう20話ですか、もう少しで終わるのか(悲)

いつもありがとうございます。自分もちょっと淋しいです。

リアルタイムでは

内容が暗くていまいちでした。冷房のない暑い部屋でよく見ていたなと当時の自分の集中力に驚いてしまいます。

冷暖房完備の部屋ですぐに寝てしまう今の私に管理人さんのような熱いレビューは書けません。

花嫁衣装

>歌手の松村雄基が、偶然大物作詞家と出会い、再起のチャンスを掴むのだが、その大物作詞家が海槌剛三(神山繁)だったので、思わず吹いた管理人であった。


そうそう(笑)
そうでしたね。

私も花嫁衣装には、思い入れはないというか、堀ちえみさんがヒロインという時点で魅力が感じられず、やっぱり、松村さんと伊藤さんが惹かれ合うものじゃないとものたりない!!私は大映ドラマは、乳姉妹でピークを迎えたんじゃないかなあって思います。


Re: リアルタイムでは

> 冷暖房完備の部屋ですぐに寝てしまう今の私に管理人さんのような熱いレビューは書けません。

いやぁ、でも、冷暖房完備の部屋で書いたほうが絶対良いレビューになると思うんですけどね。

Re: 花嫁衣装

お久しぶりです。

> 私も花嫁衣装には、思い入れはないというか、堀ちえみさんがヒロインという時点で魅力が感じられず、やっぱり、松村さんと伊藤さんが惹かれ合うものじゃないとものたりない!!私は大映ドラマは、乳姉妹でピークを迎えたんじゃないかなあって思います。

自分も堀ちえみさんには何も感じませんでした。

それだけに、誰も彼もが彼女に惚れていくと言うのが、どうにも納得できなかったです。

No title

>自分も堀ちえみさんには何も感じませんでした。
それだけに、誰も彼もが彼女に惚れていくと言うのが、どうにも納得できなかったです。

ですよねえ。
すっごい違和感ありありです。
なので、まったく感情移入が出来ません。
今でいう、事務所のゴリ押しって感じでしょうか?力を持っている方々がおじさん達でしょうから、おじさん好みだったのかなあ?

斉藤由貴さんは、同じ女性から見ても
魅力的なので、納得いきますが。

なので、神とサキ(斉藤由貴)の恋愛も見たかったなあと思います。

何故気づかない?

何故エイミーの鞄に仕掛けられた発信器に警察(勿論サキも含めて)の皆さんは物語りの後半まで気がつかなかったのでしょうか?間が抜けてるとしか言いようが無いですね😅

Re: No title

> 今でいう、事務所のゴリ押しって感じでしょうか?力を持っている方々がおじさん達でしょうから、おじさん好みだったのかなあ?

人気があるから色んなドラマに出ているのか、色んなドラマに出ているから人気があるのか……

そう言えば、ご存知かもしれませんが、こないだ見た「赤い運命」の設定が、「乳姉妹」そっくりでした。

あちらは生き別れになった子供が、成人してから別々の親のところに引き取られるという話でしたが。

百恵を自分の娘だと思って引き取る三国連太郎のクズっぷりが、まんま龍作でした。

Re: 何故気づかない?

気付かないまま終わるというのは珍しいですよね。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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