第22話「鏡に消えた戦士!」(1985年6月29日)
愛しのさやかちゃんの魅力をこれでもかとばかりに堪能できる大傑作である。
冒頭、地球守備隊基地の芝生の上で、さやかタンと麻衣が何かの特訓を行っている。

お互い、相手目掛けて全力で走ってくると、息を合わせてジャンプし、飛び蹴りを放つ。
具体的に何をしようとしているのか不明だが、うまくいかなかったようで、伸ばした足が接触して、二人とも地面に落ちてしまう。
さやか「遅い!」
麻衣「遅いのはそっちよ」
さやか「何言ってるのよ、麻衣が気取ってキックするからよ」
麻衣「そんな言い方ないでしょう!」
さやか「あっ」
どちらも気が強い二人は、失敗の原因をめぐって猛烈な口喧嘩を始め、挙句に、キレた麻衣がさやかの体を突き飛ばす。
麻衣「そんなことじゃ新しい技が完成すると思ってるの?」
さやか「突き飛ばすことないでしょう!」

その様子を、離れたところから恐る恐る覗いている男子たち。
剣「凄いですねえ」
疾風「止めましょう、泣いちゃいますから」
勇馬「もう泣き始めました」
さやかがその場にしゃがみこんで子供のようにアンアン泣き出したので、麻衣も慌てて駆け寄り、「ごめんね、ごめん」と謝るが、
さやか「ばぁーっ!」 それは嘘泣きで、いきなり振り向いておどけた顔をして、麻衣をびっくりさせるさやかタン。
麻衣「むうーっ」

その後、電撃戦隊本部に戻り、地下10階の司令室へエレベーターで降下中の二人。
さやか「うふっ」
麻衣「ふんっ」
まんまと麻衣を騙してしてやったりの表情のさやかと、まだそのことを気にして膨れっ面をしている麻衣だったが、

麻衣「ああっ、いったぁ~い」
突然、背中を支えていた扉が開いたので、思いっきり尻餅を突いて、女の子の一番大切な部分を全国ネットで晒してしまう。
まさに踏んだり蹴ったりであった。

麻衣「やっちゃったぁ、あは」

さやか「ドジ!」

麻衣「ああ~っ」
……
いいえ、管理人的には120点満点でしたよ、麻衣さん! これで二人ともミニスカだったら、言うことなしだったんだけどね。
さて、司令室に入るには、メンバーと言えども、当時としてはかなり先進的な掌紋(指紋)認証式のセキュリティーを突破しなくてはならないのだが、
麻衣「あーら、お嬢様、清潔ですこと」
さやかが、パネルに手を乗せる前にハンカチで丹念に手を拭いているのを見て、麻衣がからかうような声を上げる。
さやか「ほんのエチケットよ」
だが、シャッターが開いて二人が入ろうとした瞬間、エイリアンの出現を知らせる警報ブザーが鳴り響いたので、二人は剣たちとともに出撃する。

ビルの屋上に立ち、道行く人々に無差別攻撃をしている宇宙獣士ミラルカ。
銀紙で作った折鶴を擬人化したような、スタイリッシュなデザインである。
すぐにチェンジマンが駆けつけ、
ドラゴン「そこまでだ、宇宙獣士」
ミラルカ「来たな、チェンジマン、ヒドラ兵、やれ!」
ちなみに声は女性が当てていて、戦隊シリーズでは珍しい女性型怪人なのである。
5人はヒドラー兵を蹴散らすが、ミラルカは全身から強烈な閃光を放って5人の目を晦まし、その間に姿を消してしまう。
5人は手分けしてミラルカの行方を捜索するが、

ビルの非常階段を降りていたさやか、ふと、ドアの隙間から眩しい光が漏れているのに気付く。
ミラルカ「渚さやか、渚さやか~」
このエピソードを傑作たらしめているのは、西本さんががっかりショートパンツではなく、しっかりミニスカを着用して撮影に臨んでいる、その女優としての正しい心構えである。
ミラルカ、最初からさやかに狙いをつけていたのだろう、眠りを誘うような声でさやかをビルの一室に招き寄せる。

さやか、用心しつつ、ドアの窓ガラス越しに室内をうかがっていたが、急にドアが開いたので、

さやか「うっ、ああっ!」

飛び込み前転して床の上に尻餅をつき、早速ミニスカ着用の意義を視聴者に再確認させてくれる。
まさに観音菩薩のようなお方である。
さやか、立ち上がって周囲を見回すと、

一方の壁が、湾曲した鏡のようになっていて、そこにミラルカの姿が映っていた。
驚いて後ろを振り向くが、ミラルカの姿はない。
さやか「あ……」
ミラルカ「ふっふっふっふっふっ」
そう、ミラルカは鏡の世界にいるのである。
ミラルカ、続いてさやかそっくりの姿に化けると、

さやか「うっ、あっ……」
青白く光る腕を伸ばしてさやかの首を掴み、鏡の中に引き摺り込む。
ニセさやか「ふっふふっ」
入れ替わりに、ミラルカの化けた偽者が出て来て、邪悪な笑みを浮かべる。

ニセさやか「はははははっ、もう二度と出て来れないわよ」

続いて、ブーバとゲーターがあらわれ、ブーバが爪の先からビームを放ち、本物のさやかの周りを長方形に区切る。

と、さやかの映った部分だけが切り離されて床に落ちる。
さやか「ああっ」
いやぁ、CGのない時代に、これだけの映像を作り出してしまうとは、当時の特撮スタッフの技術とセンスには脱帽である。

ブーバ「驚いたか、宇宙獣士ミラルカは、鏡の前の人間とそっくりに姿を変えられるのだ。見ているがいい、チェンジマンの秘密基地を探り出してやる」
ブーバの横でほくそ笑むのはニセさやかなのだが、それでもやっぱり可愛い!
……って、まあ、どっちも西本さんが演じてるんだから、当たり前か。
悔しそうに鏡面を叩くさやかだが、どうすることもできず、己の迂闊さを悔やむしかなかった。
このままさやかをゴズマードに持ち帰れば、ゴズマの大勝利だったと思われるが、例によって例のごとく、ブーバは、ゴズマードではなく地上のアジトに持ち帰ると言う、実に中途半端なことをするのだった。
彼らの最終目的は、ニセさやかを電撃戦隊本部に送り込んでその場所を突き止めることなのだが、それより、さっさとさやかの息の根を止めたほうが、ゴズマにとって遥かに有益だったろう。
チェンジマンがひとりでも欠ければ、パワーバズーカもチェンジロボもその威力を発揮できなくなるのだから……
それはさておき、中継カメラ付きのブローチを胸に付けると、ニセさやかは何食わぬ顔で、捜索を続けていた麻衣と落ち合う。
ニセさやか「逃げられたようね」
麻衣「うん」
姿形も声も全く同じなので、麻衣は全く気付かない。

そして、そんな麻衣の姿が、ニセさやかのウェアラブルカメラによってブーバのアジトのモニターに映し出される仕組みになっていた。

ブーバ「見ろ、ニセのさやかにはブローチの形のマイクロカメラが仕掛けてある」
ゲーター「この映像はな、ここからゴズマードにも送ってますのやで、何もかも筒抜けやで」
わざわざそんなことさやかに教えてやる必要はないと思うのだが、ヒーローに自慢せずにはいられないのが、悪の悲しい習性なのである。
ただ、過去の「悪の組織」が、怪人をただ基地の中に侵入させることしか考えていなかったことを思えば、リアルタイムで映像を送らせながら潜入させようと言うゴズマの作戦は、高く評価されるべきだろう。
これなら、たとえ潜入後に怪人が倒されても、ブーバたちは基地の所在地を知ることが出来るのだから。
だが、ゴズマにとって不幸なことに、ブラッシュアップされていたのは悪の作戦だけでなく、ヒーローサイドの防御体制も同様であった。
麻衣のバイクにくっついて、ニセさやかが車を運転していたが、道端に設置されたセンサーが反応し、

バイクと車の間の道路に、突然バリケードがせり出して、ニセさやかをストップさせる。
さらに、銃を持った地球守備隊の兵士たちが出て来て、ニセさやかの車を包囲する。
麻衣「どうしたの?」
隊員「第一ゲートの探知機が異常を探知した。この車だ」
麻衣「そんな馬鹿な」

麻衣「機械の故障じゃないの?」
隊員「いえ、間違いありません」
ニセさやか「……」
ニセさやか、大人しく車から降りるが、すぐに中継カメラの電波が原因だと悟り、さりげなくブローチを外して足元に落とすと、それをスニーカーで踏みにじる。

その後、隊員たちがさやかのボディーチェックを行うが、無論、今度は何の異常も発見されない。
ブーバ「カメラがないか……どうしたものか」
一方、本物のさやかは、鏡の中で切歯扼腕していたが、ブーバの持つ大剣の光が、自分の顔に当たるのを見て、
さやか(この鏡は光を通す……そうだわ、ブレスレーザーなら)
さやか、直ちにチェンジブレスからレーザー光線を放ち、ブーバの剣に反射させ、それによって自分を閉じ込めている鏡を破壊する。
ま、これで、鏡ごとさやかの体がバラバラになっていたら、シャレにならないオチになっていたと思うが、幸い、鏡が割れるとさやかは無事に三次元の世界に戻ることが出来た。
さやか、すかさずマーメイドに変身、なんとかブーバのアジトから脱出する。

CM後、ニセさやかと一緒にエレベーターで司令室へ向かっている麻衣。
麻衣(変ね、どうしてゲートのチェックに引っ掛かったのかしら?)
ニセさやか(ここがチェンジマンの秘密基地、ふっふっ)
漠然とした疑惑が胸に渦巻くものの、さすがに目の前のさやかがニセモノだとまでは気付かない。

ニセさやか「あ、ああーっ!」
内心ほくそえむミラルカであったが、背後のシャッターが急に開いたので、冒頭の麻衣のように素っ頓狂な声を上げながらひっくり返る。

ニセさやか「あっ……」
ここでまた、さやかタン(ニセモノだけど)の鮮烈なパンチラが炸裂!
管理人、てっきり、麻衣が自分も同じ目に遭ったことを思い出してさやかに話すが、当然そんなことは知らないニセさやかの反応を見て、相手がニセモノだと見抜く……と言う趣向なのかと思ったが、

ニセさやか「いったぁい!」
麻衣「ドジ!」
特にそう言うことはなく、そのまま司令室に向かって歩き出すのだった。
……
と言うことは、ストーリー上の理由からではなく、単にスタッフがさやかのパンチラをどうしても見たかったと、そう理解してよろしいんでしょうか?
それじゃ公開セクハラと同じではないか……同じ男として許せんなぁと思いつつ、頬が弛むのをどうしても抑えることが出来ない、煩悩真っ只中の管理人であった。
で、ほんとの伏線はこの次、麻衣が指紋認証システムに手を載せてから司令室に入るのを見て、

ニセさやかが何の気なしに麻衣に続こうとするが、ここでも防護システムが作動して、ニセさやかの体に電流を流す。
ニセさやか「あっ、うっ、ああっ」

再びその場に倒れるニセさやか。
……
もう、スタッフ、いい加減にしてよ~! しかし、ひとりが指紋認証をクリアすればシャッターが開くのに、いちいち全員が指紋チェックをしないと入れないと言うのは、なんか鬱陶しいシステムである。
麻衣「どうしたのよ、指紋のチェックを忘れるなんて」
さやか「あ、そうそう、ついうっかりしちゃって」
もっとも、ミラルカが、ひとりがクリアすれば問題ないのだろうと考えてチェックを怠ったことが、ニセさやかの正体が発覚するきっかけとなるのだから、鬱陶しいシステムにもそれなりの意味があったとは言える。

麻衣「はい、どうぞ」
さやか「えっ?」
麻衣、さやかがいつも手を拭いてから指紋認証しているのを知っているので、自分のハンカチを取り出してニセさやかに差し出す。
だが、何も知らないニセさやかは、ポカンとするだけ。
ここでやっと麻衣も相手がニセモノだと言うことに気付くが、その場で取り押さえようとはせず、

麻衣「タイム・イズ・マネー」
監視カメラに向かって謎めいた言葉をつぶやく。
伊吹「タイム・イズ・マネー? 一体どういう意味だ? すぐ英和辞書持って来い!」 隊員「いや、長官、あのですね……」
じゃなくて、
麻衣「タイム・イズ・マネー、時は金なり」
伊吹「侵入者ありの暗号だ」
万が一に備えて、チェンジマンは仲間内にしか通じない符丁を決めていたのである。
何も知らずにやっと司令室の中に足を踏み入れたミラルカであったが、

突然、武装した隊員たちが突入してきたので、ハッとして振り返る。
たちまち部屋の隅に追い詰められるニセさやか。

麻衣「お前はさやかじゃないわ」
ニセさやか「……」
麻衣「さやかなら、指紋チェックの前に必ず手を拭う筈よ」
ニセさやか、体を回転させてミラルカの姿に戻ると同時に、全身から眩しい光を放って剣たちを怯ませ、その隙に司令室から逃げ出す。
伊吹「ゴズマに連絡されたら終わりだ。奴を逃がすな!」
ミラルカ、廊下にあった鏡の中に入って剣たちをやり過ごすと、再びさやかに化けて鏡から抜け出す。
麻衣、秘密基地の外の山の中を走り回ってミラルカを探していたが、さやかの姿を発見すると、いきなり飛び掛かる。
さやかの体に馬乗りになり、殴ろうとするが、

さやか「待って!」
麻衣「さやか……」

さやか「私よ、さやかよ、ブーバのところから逃げてきたの、麻衣!」
麻衣「……」
それはニセさやかではなく、ブーバのアジトから逃げてきた本物のさやかだった……かに思えたが、

さやか「ブーバのところへ案内するわ」

さやか「さあ……」
麻衣「……」
さやかに笑顔で促されて、半信半疑の顔ながらさやかに背中を向けて歩き出す麻衣だったが、案の定、やはりそのさやかはニセモノで、直ちに麻衣の首を絞めようと背後から忍び寄る。
それにしても、ニセモノではあるが、さやかタンの笑顔のとろけるほどに愛らしいこと!
管理人、この二枚の画像をキャプしたのだが、どちらの画像を貼ろうかと小1時間ほど悩んだ挙句、「そうだ、二枚とも貼ればいいじゃないか!」と言う、コペルニクス的発想に達し、二枚とも貼ったのである。
しかし、さっきの指紋チェックと言い、この、視聴者をも幻惑するシーンと言い、今回のシナリオは実に巧妙である。ドラマ性は低いけど、戦隊シリーズ通しても、屈指の出来栄えではないかと思う。
と、ここで、本物のさやかが登場し、叫び声を上げて麻衣を助ける。
さやか「騙されちゃダメよ、そいつは宇宙獣士よ」
ニセさやか「何を言うの、ミラルカはお前よ!」

ニセさやか「私が本物よ」
さやか「私よ!」
並んで、それそれ自分が本物だと主張するが、外見は瓜二つで、麻衣にもさっぱり分からない。
その完璧な変身ぶりは、やがてあらわれたブーバでさえ困惑するほどだった。
ま、それこそ、鏡の宇宙獣士なのだから、本物とはどこかが左右逆になっている……みたいな解決法もあったと思うけどね。
だが、今回のシナリオはそんなありきたりの方法は採らず、
麻衣「行くわよ、さやか」
さやか&ニセさやか「オッケイ」

ニセさやか「私の勝ちね。さっ、行こう」
麻衣の号令に同時に答える二人さやかだったが、ニセさやかは麻衣の言葉を字義通りに受け取り、さやかの肩を叩いて勝ち誇った笑みを浮かべると、両手を大きく振り上げてスキップするように反対側に歩き出す。
しかし、麻衣は、特にどちらかに対して呼び掛けている訳ではないのに、ニセさやかが自分が呼ばれたものと迷うことなく確信しているのは、ちょっと変な気もする。
ここは、麻衣が「さやか、特訓の続きよ!」みたいなことを叫び、ニセさやかがポカンとするのを尻目に、さやかがジャンプする……くらいで良かったような気もする。
それはともかく、麻衣の言葉を正しく理解した本物のさやかは、冒頭でやっていた必殺技を編み出すための訓練を再び行い、麻衣とタイミングを合わせて空高くジャンプする。
ニセさやか「あええ?」 それを見上げたニセさやかが、あんぐりと口を開けて間の抜けた声を上げるのだが、これがまた可愛いのである!
麻衣とさやかは、冒頭と全く同じミスをして地面に落ちるが、
麻衣「遅い!」
さやか「麻衣こそ!」

互いを非難した後、一転、二人とも晴れ晴れとした笑顔を向け合う。
……
いやぁ、まさに天使のような、心が癒される笑顔である。

ニセさやか「あれぇ?」
それを見たニセさやかが、再び狐につままれたような顔になるのが、これまた可愛い!
要するに、西本さんは何をやっても可愛いのである。
麻衣「ミラルカ、姿形は同じでも、私たちとはハートが違う」
さやか「基地の秘密は渡さないわ、ここから先は一歩も通さない」
……
今気付いたのだが、なんでニセさやかはブーバの姿を見て、すぐに口頭で基地の所在地を教えなかったのだろう? さやかに成り済ますことより、そっちの方が大事だと思うのだが。
また、戦いの最中、ブーバが「お前は秘密基地の場所をゴズマードに教えるんだ」ってミラルカに命じてるんだけど、なんで自分で聞こうとしないのだろう?
ともあれ、ここでやっとラス殺陣となり、変身後、マーメイドとフェニックスが、特訓の成果(?)を発揮して、「ダブルソード・オーロラシューティング」と言う、新しい連携技を披露している。
こうしてミラルカは情報を伝えることなくチェンジマンに倒され、ゴズマの作戦は惜しくも失敗に終わる。
個人的にはもうお腹一杯なのだが、

さやか「ねえ、どう?」
最後に、またしてもさやかタンの可愛らしさが炸裂するエピローグが用意されていた。
ショップで、麻衣と一緒に服を品定めしているのだ。

麻衣「やあだ、ぶりっ子!」
さやか「ああん」
さやかのいかにも少女趣味のチョイスを見て、麻衣が否定的反応を示すが、

さやか「やあねえっ! 私、一緒に歩かないっと」
振り向いて、麻衣が自分以上に場違いなドレスを着ているのを見て、思わずその場で小さく飛び上がって叫ぶ。
麻衣「そうかなぁ?」
さやか「そうよー」
その後、大きな買い物袋を疾風に持たせて手ぶらで歩いているさやかと麻衣。
今回、男子たちは完全な脇役で、冒頭とエピローグ以外、台詞はほとんどない。

剣「疾風は優しいなぁ」
勇馬「二人とも綺麗だなぁ」
剣「え?」
前を歩く三人を見て剣が冷やかすように言うと、勇馬が夢見るような目付きでぽつりとつぶやく。

さやか&麻衣「ランララン、はい、ポーズ!」
さらに、管理人を萌え死にさせようとしているとしか思えないが、たくさんの荷物を抱えてよたよたついてくる疾風に向かって、さやか(と麻衣)がとびっきり可愛いポーズを決めて、疾風を悩殺する。

ラスト、白い腕を剥き出しにして走るさやか(と麻衣)の若さ溢れる姿を映しつつ、幕となる。
以上、とても25分枠とは思えない異様に密度の濃いエピソードで、管理人、レビューを書くのに疲れたものの、大満足の一本であった。
25分枠でも、出演メンバーを絞り、不要なアクションシーンを削れば、これくらいの話を描くことは可能なんだなぁ。
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