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「超獣戦隊ライブマン」 第1話「友よ君達はなぜ?!」


 第1話「友よ君達はなぜ?!」(1988年2月27日)

 と言う訳で、「ライブマン」のレビューやるです。

 ほんとはもっと早くやりたかったのだが、「マスクマン」や「チェンジマン」など、予定になかった作品が割り込んできたのでこんなに遅くなってしまったのである。

 オンエア時は、森恵さん目当てに見ていたと思うのだが、内容は全く覚えてない。

 第1話と言うことで、OPタイトルバックから紹介していこう。

 まず、手の平の上で舞う二羽の蝶を、何者かがレーザーガンで撃ち砕く。

 そこへ主人公三人の「オーマイガーッ!」的な横並びショットと、夜道を走り去る別の三人のシルエット。

 
 ナレ「友よ、君たちは何故悪魔に魂を売ったのか?」

 ここでナレーションが入り、主人公三人と、悪役三人が左右から向かい合い、真ん中に亀裂が入る。

 主人公たちが、かつての仲間たちと敵味方に分かれて戦うと言う、戦隊シリーズ初のスリリングな試みをイメージした、素晴らしい幕開けである。

 ここでタイトルが表示され、主演三人による、「超獣戦隊ライブマン!」のコール。

 ついで、OP「超獣戦隊ライブマン」のイントロが流れ出すが、歌い出しの前の「あーっ!」と言う、高いところから突き落とされた人のような力の抜けた声を聞くたびに、なんとなく笑ってしまう管理人であった。

 
 主題歌を歌うのは、主人公・レッドファルコンこと天宮勇介を演じる嶋大輔さん。

 そう言えば、主役がOP・EDを歌うのも、何気にシリーズ初めてなんだよね。

 
 ついで、イエローライオンこと大原丈を、「マスクマン」にゲスト出演していた西村和彦さん。

 
 そして、ブルードルフィンこと岬めぐみを演じるのが、この作品を取り上げようと思った最大の動機である森恵さんである!

 ヒーロー全員を、一般的にも認知度の高い俳優さんが演じるのは、これまた戦隊シリーズでは初めてではなかろうか?(註1)

 ……と言うか、後にも先にもこの作品だけではないか?

 註1……ただし、西村さんはこの時点では無名だったようだが。

 
 あと、忘れてはならないのが、三人のサポート役のアンドロイド・コロンが披露する、うれし恥ずかしムーンウォーク!

 「マスクマン」の姿長官の空中浮遊とあわせて、OPタイトルバックの二大黒歴史のひとつに数えられる伝説のシーンである。

 さて、本編である。

 
 ナレ「アカデミア島は、科学者たちの島である。なんか文句あっか?」

 太平洋のど真ん中に浮かぶ(註・あくまでイメージである)小さな島、アカデミア島の衛星画像、ついで科学アカデミアの外観、海岸をランニングしている様々な人種で構成される若き研究者たちの様子が映し出される。

 
 ナレ「島にある科学アカデミアでは、世界中から選ばれた優秀な若者たちが星博士のもと、地球の未来を担う、最先端科学を学んでいる。そして学ぶ傍ら、若者たちは国連科学省の巨大プロジェクト・巨大衛星スペースアカデミア号建造計画に若い夢を燃やしていた」

 で、アカデミアの中心人物と思われる星博士を演じているのが、特撮界のレジェンドのひとり、伴直弥さんなのである!

 だが、そんなある日、

 
 月形「星博士、こんな宇宙衛星の設計なんて馬鹿馬鹿しくてやってられませんよ」

 授業中、月形剣史と言う生徒が不意にそんなことを言い出し、プリントアウトした設計図を博士の前で破り捨てて見せる。

 勇介「月形!」

 と、尾村豪と仙田ルイと言う生徒も立ち上がり、月形の意見に賛成であることを示す。

 
 尾村「そうです、確かに馬鹿馬鹿しい」

 
 同じ教室にいためぐみと丈が、険しい視線を三人に向ける。

 ……にしても、森恵さん、「乳姉妹」から3年しか経ってないのに綺麗になり過ぎやろっ!

 そんなに綺麗になって一体どうするつもりだ?

 だが、星博士は穏やかな口調で、

 星「月形君、スペースアカデミア号での宇宙実験が可能になれば地上では出来ない様々な成果が期待される。新しい薬や新しい食料、病気や飢えに苦しむ人たちがどれだけ救われることか」

 諄々と、スペースアカデミア号の意義を説いて聞かせる。

 
 卓二「そうだ」
 麻理「そうよっ」

 準レギュラー(……と言うほど出番はないが)の矢野卓二と相川麻理が、立ち上がって月形たちを非難する。

 卓二を演じるのは、「スケバン刑事」第8話でおバカ大学生を演じていた堀広道さん。

 麻理は、「巨獣特捜ジャスピオン」に出ていた林優枝さん。

 星「それをみんなでやるんだよ、人々の幸せのために」
 ルイ「愚かな人間のことなど考える必要はないわ」
 尾村「僕たちはもっともっと高度な科学を極めたいのだ」

 星博士の言葉にも耳を貸さず、三人は敵意に満ちた眼差しを向け、勝手に教室を出て行く。

 ここで星博士が、怒りに任せてキカイダーかバトルコサックに変身して彼らをボッコボコに叩きのめしていれば、これから起きる悲劇は防げたであろうに……

 それからも三人はアカデミアに在籍していたようだが、ある夜、VOLTと言う謎の組織からの誘いを受け、人知れず校舎から出て行く。

 一方、勇介たちと卓二たちは、共同で、船外活動用強化スーツの実証実験を行っていた。

 背中合わせになった装着用カプセルには一度に二人しか入れず、卓二と麻理が、丈とめぐみを押し退けてその中に入ってしまう。

 
 勇介「お前ら、危ないから!」
 丈「あいてて……」

 こんな時でも、管理人が気になるのは、めぐみのスカートの中だけ。

 卓二「やったー、船外活動強化スーツの実験第1号は俺たちに決まり」
 丈「卓二、そりゃねえよ」
 麻理「うふふ、情熱の差よね、めぐみ、どうしてもスペースアカデミア号に乗りたいって言うこの熱いハートの差!」

 と言う訳で、早速実験が開始されるが、

 
 設計ミスか、操作ミスか、高速で回転していたカプセルはまばゆい光を放ったかと思うと、激しい爆発を起こしてしまう。

 
 その衝撃でまたしても吹っ飛ばされる三人。

 こんな時でも、管理人が気になるのは、めぐみのスカートの中だけ。

 見れば、背後の壁に大穴が開いて、カプセルが消えていた。

 
 三人は慌てて駆け寄り、心配そうに穴から下の地面を覗き込む。

 いかん、森恵さんがあまりに可愛いので、早くも、意味もなく画像を貼ってしまう病が再発してしまった。

 丈「卓二、だいじょぶかーっ?」
 めぐみ「麻理ーっ!」

 三人が大声で呼びかけていると、やがて、銀色のスーツをまとった卓二と麻理が意識を取り戻して立ち上がる。

 
 卓二「見てくれ、このスーツを」
 麻理「成功したよーっ!」

 三人に向かって得意気にピースサインを作る卓二たちだったが、これを成功と言って良いのだろうか?

 確かにスーツは装着されてるけど、カプセルもバラバラに壊れているのだが……

 と、急に強い風が吹き出したかと思うと、彼らのそばにあった時計が物凄いスピードで逆回転を始める。

 ついで、三角形の翼を持った飛行機が学校の敷地内に着陸し、ハッチが開いて地面に固定され、スロープ状のタラップとなる。

 そして、あらかじめそれを知っていたかのように、いそいそとタラップを駆け上がったのが、月形たち三人であった。

 
 勇介「月形!」
 月形「……」

 勇介の声に立ち止まって振り返る三人。

 
 勇介「あ、なんだ、コンビニ行くの?」
 月形「ちゃうわっ!」

 じゃなくて、

 勇介「一体君たちは?」
 月形「……」

 月形は勇介の問いに答える代わりに、懐から特殊な形をした銃を取り出し、彼らに向けて撃ってくる。

 
 卓二「あぶないーっ!」

 咄嗟に卓二と麻理が両手を広げて前に飛び出し、勇介たちを庇ってその胸にレーザーを受ける。

 強化スーツが爆発し、二人はその場に倒れる。

 月形たちは科学アカデミアのメンバーの証であるワッペンを引き千切ると、さっさと飛行機の中に入り、あっという間に虚空の彼方へ飛んでいく。

 
 勇介「一体君たちは何処へ行くんだ? コンビニか?」
 丈&めぐみ「それはもうええっちゅうねんっ!」

 勇介のリーゼント頭を思いっきハリセンで叩く二人であったが、嘘である。

 
 あまりに突然の事態になすすべもなく茫然としていた三人だったが、ハッと我に返ると、地面に横たわっている卓二と麻理のそばに駆け寄る。

 二人とも、既に絶命していた。

 その首筋に血しぶきが見える、戦隊シリーズとしてはかなりハードな描写である。

 勇介「何故こんなひどいことを……」
 めぐみ「麻理! どうして、どうしてーっ!」

 親友の遺体を抱き締めて慟哭するめぐみたち。

 森恵さん、「乳姉妹」で培われた演技力を遺憾なく発揮しておられます。

 天も、前途ある若者の非業の死を嘆いているのか、にわかに雷鳴が轟き、沛然と強い雨が降ってきて、生者と死者の体を冷たく濡らす。
 
 騒ぎを聞きつけたのか、そこへ星博士もやってきて、突然の悲劇を目の当たりにして、言葉もなく立ち尽くすのだった。

 彼らは知る由もなかったが、月形たちの乗った飛行機は宇宙船であり、一気に大気圏外に飛び出すと、静止衛星軌道上に我が物顔で居座る、漆黒の宇宙ステーション、ヅノーベースに帰還する。

 月形たちの身に何が起きたのか手掛かりすら掴めないまま、瞬く間に二年の月日が流れ、早くも勇介たちの卒業式の日がやってくる。

 ま、卒業式と言うか、正確には、完成したスペースアカデミアの打ち上げが行われる日が到来したのだ。

 
 星「これよりスペースアカデミア号の乗組員を発表します。飯塚秀夫、メアリー・チャールズ……」

 セレモニー広場に並んだ制服姿の生徒の前で、壇上の星博士がひとりひとり名前を読み上げていく。

 
 名前を呼ばれた生徒は、ガッツポーズをしたり叫んだり、思い思いの方法で喜びを爆発させる。

 無論、勇介たちも列の中にいたのだが、何故か彼らの名前は読み上げられず、三人もそのことをあらかじめ知っていたかのように険しい表情を崩さない。

 
 星「……サミー・フォー、山内俊哉……以外の人たちです
 生徒たち「ズドドドドド!」

 じゃなくて、

 星「……サミー・フォー、山内俊哉……以上の人たちです」

 
 星博士の言葉が終わるや否や、アメリカの学生のように帽子を空に向かって投げ、大いに盛り上がる生徒たち。

 続いて、ブラスバンドの演奏で、彼らの旅立ちを祝うパレードが行われるが、

 
 勇介たち三人は人知れず広場から去り、賑やかな演奏を遠くに聞きながら、悲しみに満ちた面持ちで、海を見下ろす眺めの良い丘に建てられた二基の墓地に花を供えていた。

 無論、卓二と麻理の墓である。

 勇介「遂にアカデミア号が完成したよ。でも僕たちは君たちの仇を取ることを決して忘れちゃいないから」

 
 めぐみ「……」

 だーかーらー、タエちゃん、そんなに綺麗になってどうするつもりなのぉっ? しのぶお姉さんの立場がないでしょおおおっ?

 ああ、彼女がもう2年くらい早く生まれていたら、「乳姉妹」では脇役ではなく、堂々ヒロイン役に抜擢されていたかもしれないなぁ。

 と、そこへ星博士があらわれ、

 星「やあ、私も報告に来たくてね」

 墓の前にしゃがんで、静かに手を合わせる。

 
 めぐみ「博士、この二人をスペースアカデミア号に乗せてください。この二人どれだけ乗りたがってたことか……」
 星「そうか」

 涙で目を赤くしためぐみが、掠れた声で、墓碑に飾られていた二人の写真を博士に託す。

 その後、いよいよスペースアカデミアの打ち上げシークエンスが開始される。

 

 
 んで、このスペースアカデミア号のミニチュアや発射基地の描写がめちゃくちゃ精巧で、往年の円谷作品にも優るとも劣らない出来なのである!

 星博士や管制担当官、そのどちらでもない負け犬(註・負け犬じゃありませんっ)たちの見守る中、無事にスペースアカデミア号は、轟音を響かせて大地から飛び立つ。

 
 めぐみ「あっははっ」

 制服から、番組内でのコスチュームに着替えた三人も、丘の上からその瞬間を目撃し、感動していた。

 
 だが、それも束の間、突然上空に数機のトンボのような形をした戦闘機があらわれ、上昇中のスペースアカデミア号に襲い掛かる。

 何の武装もないスペースアカデミア号は戦闘機のレーザービームの餌食となり、炎に包まれながら落ちて行く。

 
 めぐみ「みんなが、みんながっ!」

 
 人類の夢と希望を乗せたスペースアカデミア号は発射からわずか数秒で無残な鉄の塊となり、都市部に落下して大爆発を起こす。

 
 戦闘機は地上にも攻撃を開始し、平和な学術都市は、一瞬にして戦場と化してしまう。

 何もこんな時に自転車に乗らなくても……と思うが、めぐみはトレードマークのスポーツサイクルで現地に向かっていたが、

 

 
 そのすぐ近くで巨大な爆発が起きると言う、ド迫力ショット。

 しかも、

 

 

 
 別の角度からの映像で、紛れもない森恵さん本人が演じていることが分かり、思わず感心してしまう。

 まあ、「乳姉妹」では、千鶴子からの猛烈なイジメに耐えてきた彼女である、この程度のアクションなど余裕だったかもしれない。

 ……って、イジメと爆発とは関係ねえだろっ!

 ちなみに最初の爆発で、森恵さん、思わず素で「あっ」と叫んでおられます。

 同時期に放送されていた「仮面ライダーBlack」では、男の倉田さんでさえ、当初は爆発のシーンで思わず逃げ出したそうだから、森恵さんの度胸には脱帽である。

 廃墟の中で落ち合った三人が、

 

 
 戦闘機の攻撃で吹っ飛ばされるシーンも、当然、俳優本人が演じている。

 もっとも、極力本人にアクションを演じさせるというのは、前作「マスクマン」でも行われてきたことなので、特別本作が過激なことをしているわけではない。

 
 丈「勇介、奴ら一体何者なんだ?」

 と、丈の問いに答えるかのように、一機の戦闘機が彼らの前に着陸すると、

 
 二年前と同じようにハッチが開いて、その奥に三人の人影があらわれる。

 
 彼らはゆっくりとタラップを降り、廃墟と化した地上を征服者のように闊歩するが、衣装は違っても、それは紛れもなく月形たちであった。

 勇介「月形!」
 ケンプ「ほお、下等生物は生命力が強いな」

 月形も勇介たちに気付き、足元の花を踏みにじりながら感心したようにつぶやく。

 勇介「ありがとうございます」
 ケンプ「いえいえ、どういたしまして……って、オイッ!!

 どうやら月形、僅か二年の間にノリツッコミの極意を会得してしまったらしい。

 ボルトの科学力、おそるべし!

 じゃなくて、

 勇介「黙れ! 貴様らこそ、それでも人間かーっ!」
 月形「あの日から俺たちは人間を捨てたのさっ」

 ここで、二年前のヅノーベースの映像が映し出され、

 
 月形「あなた様は……大教授ビアス!」

 三人が、ビアスと言う謎の男に感激の対面を果たした様子が描かれる。

 本作のボスであるビアスを演じるのは、「フラッシュマン」のサー・カウラーこと、声優の中田譲治さん。

 キャーッ、譲治ーっ! こっち向いてーっ! 抱いてーっ!(うるせえ)

 ただし、今回はこのシーンだけで、台詞はない。

 
 ケンプ「俺は武装頭脳軍ボルトのドクター・ケンプとなったのだ」

 大幹部のリーダー格であるケンプを演じるのは、これまた「フラッシュマン」のレー・ワンダ役の広瀬匠さん。

 
 マゼンダ「そして私はドクター・マゼンダ!」

 マゼンダ役は、来栖明子さん。

 ま、美人といえば美人だが、個人的にはこういうエグ味の強い顔は苦手である。

 
 オブラー「ドクター・オブラー」

 ひとりだけあまり変化のない尾村豪ことオブラー役は、「スケバン刑事3」にも出ていた坂井徹さん。

 勇介「お前たち……」
 ケンプ「地球は真の天才、大教授ビアスを中心とした天才だけによって支配されねばならん」
 マゼンダ「そのためにお前たちのようにクズを掃除しに来たのさっ」
 勇介「それはそれはご苦労様です」
 マゼンダ「いいえ~、それが仕事ですから~って、オイッ!!

 じゃなくて、

 
 マゼンダ「フィンガーガン!」

 全身武器女と化したマゼンダ、右手の人差し指を伸ばすと、その先端からマシンガンを撃つ。

 
 が、自分でその衝撃に驚いて、うっかり目をつぶってしまったのがマイナス100点!

 少しは「チェンジマン」のさやかタンを見習いましょう。

 丈「どうなってんだ?」
 マゼンダ「あーっはっはっはっはっ」
 ケンプ「美獣ケンプ!」

 ついで、ケンプが叫んで体を一回転させ、全身を痙攣したように細かく震動させると、徐々にその体が異形の怪物の姿に変化していく。

 
 なお、完全に変身する前の段階のこのポーズが、

 ケンプ「ま、ま、皆さん、ここは一旦落ち着きましょう!」

 と、やたら盛り上がっている忘年会の幹事が、みんなを静かにさせようとしているように見えてしょうがない管理人であった。

 
 最終的に、美獣ケンプと言う怪人になってしまうケンプ。

 丈「バケモンか、てめえ?」

 それを見て、身も蓋もない反応を示す丈。

 
 それにしても、強烈なデザインだよね、これ。

 にしても、ケンプの広瀬さん、「フラッシュマン」でも似たような被り物してたが、今回もこういうコスチュームになりますと言われて、内心、(またか……)と思ったであろうことは想像に難くない。

 
 ケンプ「むんっ!」

 
 ケンプ、背中の数珠のような部位からレーザー手裏剣のようなものを飛ばして三人の周りで爆発させる。

 
 こんな時でも管理人が気になるのは、めぐみタンのスカートの中だけ。

 ケンプ「見たか、大教授ビアスのもとで二年間身につけたこの科学力を?」

 だが、勇介、取り乱すことなく、ゆらりと立ち上がると、

 
 勇介「お前らに二年の月日があったなら、俺たちにも二年の月日があったんだ!」

 
 めぐみ「二年前、あなたたちが宇宙へ消えてから私たちは外敵の存在を確信した。そしてひそかに準備してたのよ」

 
 丈「卓二と麻理、そして多くの仲間や人々の仇を今晴らしてやるぜ!」
 勇介「俺たちはな、生きとし生けるものを守る戦士!」

 ここでひとりずつ変身ポーズを決め、超獣戦隊ライブマンとしての姿となる。

 
 三人「超獣戦隊ライブマン!」

 この、敵だけでなく、視聴者の意表もつくサプライズ、鳥肌が立つほどにカッコイイ!

 三人が、祝典の間も険しい表情を崩さなかったのも、このための伏線だったと思えばますます燃える名乗りシーンとなるのです。

 ファルコン「この強化スーツ、二年前のものとは違うぜ」

 また、定番の強化スーツが、例の船外活動用の宇宙服を改造したものだというのも、実に説得力のある設定である。

 さすがに驚くケンプたちであったが、とりあえず戦闘員(ジンマー)を呼び寄せて戦わせる。

 だが、実戦は初めてとなるライブマン、腕や首を切られても襲ってくるロボット戦闘員を相手に苦戦する。

 

 
 イエローライオンがケンプに吹っ飛ばされた後、レッドファルコンとブルードルフィンは、マゼンダが体のいたるところから繰り出す強力な砲撃に手も足も出ない。

 ケンプ「ライブマン、これまでだな」
 マゼンダ「死になさい」

 1話目にして早くも絶体絶命のピンチが訪れるが、この時突然大地が揺れ動いたかと思うと、

 
 どこからか、巨大な四本足のライオン型ロボットが疾駆してきて、その震動でケンプたちを「なーんやそれーっ!」的なポーズで引っ繰り返す。

 合体して、戦隊ヒーローには欠かせない巨大ロボになるメカのひとつ、ランドライオンである。

 操縦しているのは勿論、イエローライオン。

 だが、戦闘機はイエローライオンと空中戦を繰り広げる一方、執拗にレッドたちに空爆を加える。

 

 
 それにしても、第1話から物凄いガソリンと火薬の量だなぁ。

 「マスクマン」も凄かったけど、本作はそれ以上の過激さである。

 と言う訳で、今回は決着がつかないまま、勝負の行方は第2話へ持ち越されるのであった。

 しかし、まぁ、正味たった20分間の尺に、よくこれだけ複雑なストーリーを詰め込められるものだと感心する。

 もっとも、今回は定番のラス殺陣やロボットバトルなどが省略されている分、ドラマパートは通常より長いんだけどね。

 なお、EDタイトルバックだが、

 
 最初にシルエットになってかたまっていた三人が、

 
 イントロ開始と同時にスポットライトが当てられ、バラけてポーズを取るのが、オンエアの時から妙に好きな管理人であった。

 以上、初回と言うことで、キャラクター紹介なども含めてちょっと長くなってしまったレビューでした。
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コメント

全話観直しました

「レンタルが無いので、配信で本放送以来」は「チェンジマン」「マスクマン」と同じですが
本放送時と感想がほぼ変わらなかった2作と違い、今作はのけぞりました!
内容のハードさ森恵さんの可愛らしさに!
(ネタバレは避けますが)後半の「追加」以外は「満点」でした!
あと、バブル最盛~末期なので、やはりお金が掛かっていますね。
本当に語りたいことが多いので、今後ともよろしくお願いいたします。

大いなる第一歩

ライブマンは何気にスーパー戦隊シリーズにおいて色々な新要素のある作品だったりするのでその辺も見どころですね
第一話だけでもスーパー戦隊初の「完全動物型メカ」が登場しており、しかも生物と遜色ないくらい滑らかに動くわけで初めて見た時は感心したものです

裏切り

まさか一緒に訓練生として仲間が裏切るとは、中々複雑なようですね。しかも卓次と麻里が揃って実験中に殉職ですか?かなり初回からハードな展開ですね。森恵さんは、大人の女性の色気がありますね😅

耐子からめぐみたんへ(^ム^)

まさかこんな形で耐子に再会できるなんて感動モンですねぇ。しかも、すっかり大人になってしまって・・・。さらに特撮ヒロインになってしまうとは鼻血がでそうですなぁ(*´▽`*)
髪型だけはまったくそのまま、耐子お帰り~('ω')ノだから、わしゃ、雅人と耐子が一緒になればええと再三にわたり耐子をイチオシしておいたのに、わしの目に狂いはなかった。めぐみタンは今年の美女10入り決定です(勝手に決めるな(汗))

>ナレ「友よ、君たちは何故悪魔に魂を売ったのか?」

冒頭からワクワクしますなぁ

>星博士を演じているのが、特撮界のレジェンドのひとり、伴直弥さんなのである!

ん、はて、どこかで。

>森恵さん、「乳姉妹」から3年しか経ってないのに綺麗になり過ぎやろっ!

すっかり、艶やかな女性に変わってしまった。

>卓二を演じるのは、「スケバン刑事」第8話でおバカ大学生を演じていた堀広道さん。

あぁ、この人は”エリート”さんや、「あんたクビ」の人や。

>三人に向かって得意気にピースサインを作る卓二

あのエリートさんがあんな爽やかスマイルを見せるなんて意外だ。

>二人とも、既に絶命していた。

あれ、まさかのもう退場?

>千鶴子からの猛烈なイジメに耐えてきた彼女である、この程度のアクションなど余裕だったかもしれない。

若い時の苦労はとはいうが、ここでも遺憾なく発揮ですなぁ。もはや、どんな逆境にも立ち向かえます。それだけ千鶴子の理不尽なイジメ、嫌がらせが酷く映っていたのでしょう。むしろ、抑圧された空間から解放されて、エネルギーがみなぎるようだ。

>オブラー役は、「スケバン刑事3」にも出ていた坂井徹さん。

全く覚えてない・・・ごめんよ、オブラー(泣)さらに背が低い、またまたごめんよ、オブラー(泣)

>美獣ケンプと言う怪人になってしまうケンプ。

いや、ぜんぜん美しくない、ただの化物だ・・・、ごめんよ、ケンプ(泣)

>視聴者の意表もつくサプライズ、鳥肌が立つほどにカッコイイ!

最初だけあって実に煌びやかですなぁ。でも、鮮やかに変身を決めた割に、しょっぱなから苦戦はちょっと膝カックン・・。

>巨大な四本足のライオン型ロボット

このライオン見たことあるなぁ。たぶん、当時、テレデでたまたま放映されてたのを記憶していたのだろう。

>キャラクター紹介なども含めてちょっと長くなってしまったレビューでした。

またまた、楽しみなレビューが始まりましたね。キャラクターの名前を覚えるのは少し時間がかかりそうだ。勇介、丈、レッドファルコン、ブルードルフィンに最初はどっちがどっちかこんがらがってしまう。もちろんめぐみタンは瞬時に記憶(めぐみタンはわしんだ(^w^)

掴みはオッケー!

「サンバルカン」以来と思われる三人体制ですが
その分、ライバルも同時にキャラ立てとか
人数を絞った中でも紅一点とか考えられていますね。
…というか貼られた画像を見ていると森恵さんが男二人を
助さん格さんのごとく従えているメインヒロインという感じがします。

それにしても火薬使いまくりと体当たりアクション。
CG依存度が増した最近の特撮は観る気がしない…。

Re: 全話観直しました

> 本当に語りたいことが多いので、今後ともよろしくお願いいたします。

こちらこそよろしくお願いします。

Re: 大いなる第一歩

> 第一話だけでもスーパー戦隊初の「完全動物型メカ」が登場しており、しかも生物と遜色ないくらい滑らかに動くわけで初めて見た時は感心したものです

そう言えばこれが最初でしたね。特撮も素晴らしいですよね。

Re: 裏切り

敵がかつての学友と言うのは面白いアイディアですよね。

Re: 耐子からめぐみたんへ(^ム^)

> まさかこんな形で耐子に再会できるなんて感動モンですねぇ。しかも、すっかり大人になってしまって・・・。さらに特撮ヒロインになってしまうとは鼻血がでそうですなぁ(*´▽`*)

ほんと綺麗ですよね。

> 若い時の苦労はとはいうが、ここでも遺憾なく発揮ですなぁ。もはや、どんな逆境にも立ち向かえます。それだけ千鶴子の理不尽なイジメ、嫌がらせが酷く映っていたのでしょう。

まあ、イジメはともかく、大映ドラマの現場で鍛えられたというのはほんとでしょうね。

> 全く覚えてない・・・ごめんよ、オブラー(泣)さらに背が低い、またまたごめんよ、オブラー(泣)

唯と「ローマの休日」っぽくデートしてた人です。

> またまた、楽しみなレビューが始まりましたね。

私も書くのが楽しいです。

Re: 掴みはオッケー!

これだけドラマティックな初回って、ちょっと他にはないのでは?

> それにしても火薬使いまくりと体当たりアクション。
> CG依存度が増した最近の特撮は観る気がしない…。

同感です。別に使うなとは言いませんが、使う必要のないところでもガンガン使ってるのが興醒めです。とにかく画面が安っぽくて……

キャスティングの妙

>ま、美人といえば美人だが、個人的にはこういうエグ味の強い顔は苦手である。
かなりの高身長といい、ヒロインのめぐみとの対称になっているのが良いですよね。
「戦闘する科学者」なので、これまでの女性幹部とはかなり趣が違いますね。

配信で全部見ました

>ま、美人といえば美人だが、個人的にはこういうエグ味の強い顔は苦手である。

メイクで余計にえぐみが増していますね。

先週終了した配信は森恵さん本人のブログで全編にわたり振り返りがされました。

Re: キャスティングの妙

いかにも悪女と言う感じですよね。

Re: 配信で全部見ました

> 先週終了した配信は森恵さん本人のブログで全編にわたり振り返りがされました。

そうなんですか。今もお綺麗なんでしょうね。

これもシリーズ初

第1話ラスト「敵を撃退できず」に「攻撃を受けたまま」もシリーズ初ですね。
僕は「引き」としてはこの方が良いと思うけど
スタッフは危惧したのか?次作は撃退していましたね。

科学者の良心

>ここで星博士が、怒りに任せてキカイダーかバトルコサックに変身して彼らをボッコボコに叩きのめしていれば、これから起きる悲劇は防げたであろうに……
「科学者としての良心」を彼ら3人に諭すことが出来なかった・・・けど
3人がそれに同調するわけもなく😢

このところ世間を騒がしている某団体の学者せんせい方の発言を聞いたら納得です。

強化スーツ

>また、定番の強化スーツが、例の船外活動用の宇宙服を改造したものだというのも、実に説得力のある設定である。
早川健「ほう・・・活動制限時間が無いとは大したもんだ!」

Re: これもシリーズ初

そう言えばそうですね。

Re: 強化スーツ

そう言えば、戦隊で時間制限があるスーツって、ないですよね。まあ、オーレンジャーくらいまでしか知りませんが。

レビューありがとうございます

この作品を取り上げて下さり、ありがとうございます。
私が幼少のころ最も夢中になって見たスーパー戦隊であり、今でもベストだと思っている作品です。当時買ってもらった玩具や本が今でも実家に残っています。

大好きな戦隊でしたが、1989年1月の本放送終了後、2000年代前半まではとにかく見る手段がありませんでした。VHSもLDも全く出なかった上、地上波での再放送もほぼ行われなかったようです。オタクの間ではダビングしたテープをやり取りしていたのでしょうが、お金もコネもない子供にはどうすることも出来ませんでした。

00年代後半に「ファミリー劇場」で放送されるようになり、それを録画したものが動画サイトにアップされるようになりました(法的にはアレですが・・・)。約20年ぶりに映像を目にしたとき、殆ど覚えていないはずなのに、ところどころ「確かに見たことがある」と感じる部分があり、幼少時の強烈な印象が記憶の奥底には残っていたのだな・・・と不思議な気分になりました。

2011~2012年にようやくDVDが発売され、もちろん即買いしました。内容はもちろん素晴らしいのですが、爆音(爆発音だけでなく、嶋氏や西村氏の戦闘中の絶叫!)が凄くて大人が見ると疲れます(笑)。かなりの体力が必要と思われますが、レビュー完遂をお祈りしています。

Re: レビューありがとうございます

貴重な思い出話をお聞かせ頂き、ありがとうございます。

期待に添えられるよう頑張りたいと思います。

派手な爆破

最初から派手な爆破シーンが続いたようですね😅卒業式が終わった直後に爆破シーンですか?中々見られないシーンですね💣

Re: 派手な爆破

怖いですよね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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