第38話「子連れV3 死のスカイダイビング!」(1973年11月3日)
冒頭、ツバサちゃんことツバサ大僧正が、新たなる怪人ドクガーラを呼んだら来た。

ツバサ大僧正「我がツバサ軍団の誇りにかけて火焔コンドルたちの仇を討て、V3を殺すのだ」
怪人「マンジ教の神に誓って必ず」
首領「警戒せよ、アジトの近くに何者かが近付いているぞ」
アジトの地上は採石場のような荒地で、あるものといえば送電鉄塔くらいであった。
その鉄塔のひとつを、二人の作業員が調べている。

作業員「おい、分かったぞ、これ見ろよ」
作業員「盗電じゃねえか」
作業員「なぁ、おかしいと思ったんだよ、漏電ぐらいであんな電力が吸い取られる訳がねえもんな」
そう、こともあろうにデストロン、アジトの電力を自前のジェネレーターではなく、近くの電線からの
盗電で賄っていたのだ!
まあ、地球そのものを盗もうとしているデストロンらしい行為であったが、やっぱりダメでしょう。
何故なら、そんなことしたら、作業員のおじさんに怒られるからである!
作業員のおじさんに怒られているところをちびっ子たちに見られたら、それだけでもう「悪の組織」として終わりである。
作業員「どこのどいつだかしらねえが、この電力不足ん時にとんでもねえ大泥棒だい」
作業員「ほんとだよ、線がどっち行ってるか調べてみよう」
時代を感じさせる台詞を口にしつつ、ケーブル線を辿っていく命知らずの作業員たち。

で、この二人の顔が、いかにも「悪の組織」の被害者にうってつけの、まさに
「俺たちデストロンに殺されるためにこの世に生を受けました!! そこんとこ夜露死苦!!」と言わんばかりに襲われやすそうな顔をしていたのが不運であった。

怪人「ギオワーッ!」
作業員「出たーっ!」
作業員「バケモンだっ」
その後ろにあらわれたドクガーラに対するリアクションも100点満点。
怪人「デストロンの秘密を知ったものは生かしてはおかん!」
ドクガーラ、こんな場合の常套句を並べると、銀色の毒蛾を紙吹雪のように舞わせて二人の体に貼り付けさせる。

作業員「あ゛あ゛ーっ!」
それに対するリアクションも、文句の付け所がなし。
まさに理想的な被害者と言えるだろう。
それにしても、これほど情けない「デストロンの秘密」も他にはないだろうなぁ。
なにしろ「盗電」だもんなぁ。
必死になって口封じをしようとしたのも当然である。
職務に忠実な二人はあわれ白骨死体となってしまう。

立花「変電所の保線係が二名、山北の山の中で死んでたと言う情報だ」
その事件は、直ちにライダー隊本部へもたらされる。
山北と言うのは、神奈川県の山北町のことであろうか?
ま、そんなことはどうでもよくて、ブラウスの上にニットベストを着た純子さんが可愛いのである!
下がGパンなのが、思わずそれを引き摺り下ろしたくなるほど悔しい。
相手が誰なのか不明だが、さらに詳しい情報を聞いていたおやっさんの顔が急に険しくなる。
立花「まさか」
志郎「どうしたんです」
立花「今の二人、行方不明になった翌日発見されたんだが、二人とも白骨になっていたと言うんだ」
志郎「ええっ、なんですって」

思わずシゲルと顔を見合わせ、ハッとする純子さんの美貌。
志郎がすぐに山北へ向かったのは言うまでもない。
その山北の山中にある、かなり高さのある滝の近くで、トラック運転手の安藤と言う男と、その息子のツヨシが二人で昼飯を食っていた。

ツヨシ「母ちゃん、何処行ったの?」
安藤「母ちゃんはな、赤ん坊が出来るんで、里のおばあちゃんとこ行ってんだよ」
ツヨシ「ふぅーん、
説明台詞乙」
しかし、トラック運転手がなんでこんなところにいるんだ?
この近くに工事現場でもあるのだろうか? とてもそうは見えんが。
安藤は、水筒に水を汲みに下の滝壺に降りるが、うっかりデストロンのアジトの入り口を発見してしまい、待ってましたとばかりに戦闘員に捕まり、ツバサ大僧正の前に引っ立てられる。

ツバサ大僧正「トラックの運転手だと? ならば機械の修理ぐらいはできるな?」
トラックの運ちゃん=機械の修理が出来ると考えたツバサ大僧正もかなりいい加減であったが、

安藤「そらまあ、できねえこともねえけどよ」
安藤も、ツバサ大僧正に輪を掛けてええ加減な男だったので、思わずそう答えてしまう。
ツバサ大僧正「ようし、命だけは助けて、ふっふっふっふっ、デストロンの奴隷にしてやる。連れて行け」
安藤「ちょっちょっちょっと待ってくれ、山の中に子供を置いてきたんだ、俺が帰らないと子供が迷子になっちまう」
安藤が喚きながら戦闘員に連れて行かれた後、
ツバサ大僧正「やかましい!」 両手を挙げて、ワンテンポ遅れの叫声を放つツバサ大僧正であった。
……
ツバサ軍団の、ひいてはデストロンの将来が心配だ(註・ほんとは別に心配ではない)

一方、わざとらしくご飯粒を口の周りにくっつけた状態のツヨシが、なかなか帰ってこない父親を待っていたが、そこへ偶然通り掛かったのがバイクの志郎であった。

ツヨシ「わーっ、かっこいい」
志郎「ああ、あ、あ……」
ツヨシが駆け寄って、フロントフェンダーをご飯粒まみれの手で触ったので、珍しく志郎が慌てる。
志郎「坊や、こんなところで何してるんだい?」
ツヨシ「父ちゃん待ってる」
志郎「何処行ったの」
ツヨシ「水汲みに行った」
志郎「ほぉ、それで何時?」
ツヨシ「ずっとさっき」 志郎「ふーん……ずっとさっきねえ」
子供がボキャブラリーが足らず、かなり前のことをそんな風に表現するのが、実にリアルである。
ヒーローにありがちの幼女好きならぬ子供好きの志郎、ツヨシの手を引いてその辺を探して歩くが、デストロンのアジトにいる安藤が見付かる筈もない。
と、空を飛んできたドクガーラが二人の目の前に着地する。

怪人「グワーッ!」
ツヨシ「怖いよーっ」
志郎「貴様、デストロンの改造人間だな」
怪人「ビルマのジャングルの泥沼からはるばるやってきたツバサ軍団の一員、ドクガーラだ」
志郎「この山にはやはり貴様たちが巣を作ってたのか」
怪人「勘付いたか、風見志郎、だが、ここへやってきたのが貴様の運の尽きだ」 いや、「勘付いたか」って……
自分から姿を見せといて何を言うとるんだこのハゲは?
志郎、ツヨシの体を小脇に抱えたまま、下の河原に降りて戦闘員たちと戦う。

このシーン、最初に川の中に叩き込まれた戦闘員↑に注目しながら見ていただきたい。

志郎「坊や、ここを動くんじゃないぞ」
ツヨシ「うん」
志郎、油断なく身構えながらツヨシを下ろし、

戦闘員に飛び掛かるが、さっきの戦闘員が、まだ水の中にいる。
とっとと上がらんか! 
志郎「ていやっ!」
戦闘員(あーん、置いてかないでよーっ!) 志郎は他の戦闘員ともつれたままカメラの右手へ消え、あのやる気のない戦闘員は水の中に置き去りにされるのであった。
盗電と言い、この戦闘員の体たらくと言い、デストロンの凋落ぶりは目を覆いたくなるほどであった。
だが、ドクガーラは普通に強く、ツヨシのせいで(?)変身できない志郎をあっさり気絶させると、その両足を持って、電気あんま……じゃなくて、大空高く持ち上げる。
数百メートルの高さから志郎を落として殺そうと言う、プリミティブだが効果的な殺害手段であった。
ツヨシ「お兄ちゃーん!」
てっきり、志郎がその声で目覚めて空中で変身するのかと思ったがそうはならず、成すすべもなく空から放り投げられる。
志郎の死は不可避と思われたが、悪魔的に運の悪いデストロン、志郎の体が落ちたところが深い川だったため、千載一遇のチャンスを逃してしまう。
CM後、川岸の高い岩の上で、ツヨシが父親や志郎の名を呼び、なんの反応もないのでしゃがんで盛大に泣きじゃくっていると、その後ろに息も絶え絶えと言った感じの志郎が立つ。
志郎「坊や」
ツヨシ「お兄ちゃん! うぇーんうぇーん」
志郎「泣くんじゃない!」 ツヨシ「……」
志郎「良い子だな」
いや、「良い子」と言うか、いきなり怒鳴られたのでびっくりしただけだと思いますが。

ツヨシ「父ちゃんは?」
志郎「……」
ツヨシ「ねえ、父ちゃんは?」
志郎「父ちゃんはね、兄ちゃんがきっと見付け出してあげる」
ツヨシ「きっと?」
志郎「ああ、だからもうすこし辛抱するんだよ」
ツヨシ「うん」
演技は棒読みだが、この子、小動物みたいで実に可愛らしい。
これが女の子だったらなぁ……
一方、死体確認もせずに意気揚々とアジトに戻ったドクちゃんであったが、

ツバサ大僧正「志郎を殺したと?」
怪人「確かに、奴は谷川に落ちて溺れ死にました」
ツバサ大僧正「大馬鹿者め」
怪人「な、なんですと」
ツバサ大僧正「あれを見ろ」
怪人「ガガガッ!」
ツバサ大僧正の示したモニターテレビには、ツヨシを背負って谷から出ようとしている志郎の姿が映し出されていた。
しかし、ドクガーラ、志郎が川に落ちたことを認識しながら、志郎が死んだと思い込むって、確かに「大」のつく馬鹿者であった。
二人が最初に出会った場所に戻ると、なんと、トラックのそばにツヨシの父親がいるではないか。

志郎「こんな長い間、何処に水を汲みに行っていたんですか」
安藤「イスカンダルです」 志郎「お前、ドクガーラだろ?」
安藤「はうっ!」
じゃなくて、
安藤「それが変なやつらにとっつかまりましてね、奴隷にしてやるって地下の牢屋に連れて行かれたんですがね、さいわい、これを持ってたんでね、隙を見て牢屋の蝶番を外して逃げてきたんですよ」
志郎「ああ、そりゃ良かったですね」
痣だらけの顔でそう説明する安藤であったが、スパナで牢屋から逃げ出した奴もなかなかいないよね。
ここは、スパナで戦闘員の頭をぶん殴ってきた……と言うほうがもっともらしかったかも。
安藤、ツヨシを家に連れて行ってから、志郎をアジトに案内してやろうと言い、三人はトラックに乗り込む。

志郎「ツヨシくんはとっても素直で、しっかりした良いお子さんですね」
安藤「へへーっ」
志郎「おいくつですか」
安藤「36です」
志郎「いや、お父さんじゃなくてお子さんの年です……」
志郎の質問に寅さんみたいなボケで応じる安藤であったが、嘘である。
安藤「7つです」
ツヨシ「嘘だい、僕、5つだよ」

いきなり子供の年齢を間違えた安藤に、鋭い疑惑の目を向ける志郎。
安藤は笑って誤魔化すと、
安藤「早くうちに帰ろう、母ちゃん待ってるからな」
ツヨシ「母ちゃんいないよ、里のばあちゃんとこにいるんだ」
【悲報】ドクガーラ、やっぱり大バカだった。 そう、容易に想像できることだが、彼は本物の安藤ではなく、ドクガーラの化けたニセモノだったのだ。
だが、リサーチ不足でたちまちボロを出してしまうあたり、「仏作って魂入れず」のようなお粗末な変装であった。
ドクガーラ、正体をあらわすと、スピードを緩めず崖に面したガードレールに突っ込み、トラックごと志郎を落として亡き者にしようとする。
無論、自分は直前で空に飛び出して無事であった。

ツヨシ「お兄ちゃん、怖いよー」
志郎「坊や、しっかりしろ」
だが、今度も運は志郎に味方した。
トラックから投げ出されたものの、崖にしがみついて、なんとか墜死を免れる。
ズボンのベルトを掴まれ、志郎の足にしがみついているツヨシが猫みたいで可愛いのである。
次のシーンで、時間は一気に深夜12時に飛ぶ。
少年ライダー隊本部で、何故か明かりもつけずに志郎の帰りを待っているおやっさんたち。
シゲルは待ちくたびれて座ったまま寝ていた。

純子「志郎さん、一体何してんのかしら」
立花「うん、だいじょぶだ、心配ないよ」
純子「それにしても連絡ぐらいくれたって良さそうなもんだわ。ねえ、会長?」
立花「うん、うん……」
純子が不満を鳴らすが、おやっさん、両手を頬に当てたまま生返事をして、いかにも眠たそうであった。
まあ、デストロンがあの有様だから、おやっさんたちがだらけてしまうのも無理はない。
そこへ通信機のコール音が鳴ったので、純子が素早く応答する。

純子「志郎さん!」
志郎「ああ、俺だ」
相手が志郎だと知って、たちまち笑顔になる純子さん。
純子「ほんのかすり傷を負ったんだが、子供が一緒にいるんだよ、それで君に頼むんだ」
志郎が出先から純子に応援を求めるなど、異例のことであったが、純子はチャンス到来とばかり、居眠りしているおやっさんも起こさず、ひとりで山北へ向かう。
と言っても、真夜中、そんな山の中にか弱い女の子がどうやって行けると言うのだろう?
ま、距離的には大したことはないが。

次のシーンでは、早朝だろうか、純子さんが同じ衣装で例の滝壺の周りを歩いている。
どうせなら、服を変えて欲しかった気もするが、ロケに参加してくれただけでよしとすべきか。
だが、冒頭の作業員たちとは別の意味で、自分が「悪の組織」の格好の餌食になっていることに純子さんは気付いていなかった。

安藤が落とした水筒を発見するが、

純子「はっ」
たちまち戦闘員に取り囲まれ、

純子「ああーっ!」
戦闘員「キキーッ!」
純子「助けてーっ!」
シンプルだけど、戦闘員たちのやる気をいやがうえにも高めてくれる喘ぎ声を放ちながら、無事にアジトにお持ち帰りされる。
以前にも企画したけど、純子さんほど何回も「悪の組織」に捕まった特撮ヒロインって、他にはいないのではないかと思われる。
強いて対抗馬を上げれば、「仮面ライダー」のユリくらいか。
純子さん、その際、ライダー隊の通信ペンダントを落とすが、その衝撃でスイッチが入り、木の根っこに出来た穴の中で休んでいた志郎の通信機につながる。
志郎「もしもし? 純子さん、志郎だ、もしもし? おかしい……」
しかし、なんで志郎にはそれが純子からのものだと分かったのだろう?
志郎、これから父親を助けに行くから、ツヨシにそこで待っているよう言いつける。
ツヨシ「僕一人で?」
志郎「ああ、坊や、坊やの名前はツヨシって言うんだろ。だから強いんじゃないか。淋しがったりしたら、父ちゃんに笑われるぞ」
ツヨシ「……」
志郎「いいね、きっとここで待ってるんだよ」
ツヨシ「うん!」
志郎「良い子だな、君は」
志郎はその小さな体をもう一度しっかり抱き締めてから、ひとり、アジトを探しに歩き出す。
志郎は難なく純子さんのペンダントを見付け、そのすぐそばにある、麗々しくデストロンのマークが入った部外者にも分かりやすいアジトへの入り口を発見するが、そこへドクガーラが飛んでくる。
志郎、滝をバックに変身ポーズを決めてV3となり、ドクガーラと戦う。
一方、純子さん、アジトの上座で両手を広げて吊るされ、

ツバサ大僧正に、先端が金色のディルドのようになった槍(杖?)を突きつけられていた。
ひょっとして、アレを股間に入れられるのかと
ワクワクハラハラしてしまう純子さんであったが、嘘である。

ツバサ大僧正「珠純子、今からお前をマンジ教の神のイケニエに捧げる。うんと苦しんで死んでいくのだ」
純子「ああっ、ああっ」
槍の先をお腹に押し付けられ、色っぽい、嗜虐性をそそる喘ぎ声を上げる純子さん。
にしても、ツバサ大僧正、こんなに美味しそうな獲物を前にして、一切セクハラ行為を働こうとしないのは悪にしては大変見上げた行為と言いたいところだが、
あんたにはがっかりだよ! 管理人がもしツバサ大僧正だったら、とりあえず槍の先で、純子さんの乳首を交互にグリグリしていただろう。
あと、両手じゃなくて、両足を広げて逆さに吊るしていただろう。
V3「待てい!」
などと管理人が妄想を膨らせていると、そこへV3が颯爽と飛び込んで来る。

純子「あっ!」
その姿を見た途端、たちまちとろけるよう笑顔になる純子さん。
V3のそばには、本物の安藤もいた。
二人を逃がした後、外でドクガーラとの決戦となる。
その最中、V3に投げ飛ばされたドクガーラを、

ツヨシ「えい、えい」
怪人「ぐわーっ! ぐわーっ!」
たまたまそこにいたツヨシに、細長い板でペチペチ叩かれ、情けない声を上げるドクガーラ。
……
ええ、この瞬間ですね。管理人が、デストロンに未来はないなってことに気付いたのは。

V3、両者の間に飛び込んで、ツヨシの体を小脇に抱えると、

V3「ほっ」

器用にその体を一回転させて、自分の右肩に乗せる。
V3「V3ボンバー!」 ツヨシ「ぎゃあああーっ!」 そして、ツヨシの体を砲丸投げのように投げつけてドクガーラを倒すV3であったが、嘘である。

実際は、ツヨシの体をたすきで背中に縛ると、その状態のまま戦うのだった。
普通は、この手のシーンでは、ダミー人形で撮影するものだが、

普通じゃない昔の特撮スタッフは、子供をほんとに背負ったままガンガン戦わせちゃうのである!
V3の背中でがくんがくん揺れるツヨシが、マジで怖がってるのが見えて、かなりのツボである。
でも、真面目な話、これはやっちゃいけないことだよね。脳震盪でも起こしたらどうするつもりだ?
色々あって、V3はまたもやドクガーラに空中に持ち上げられて落とされるが、今度はハリケーンを遠隔操作で呼び出してそれにまたがると、「ハリケーンラストダッシュ」と言う体当たり技で遂にドクガーラを撃破するのだった。
ドクガーラ、シリーズ中盤でこれだけV3を苦しめたのは特筆に値し、デストロンの怪人の中でも屈指の実力者だったと言えるだろう。
ツヨシにペンペンされて悶えていたのは、きっと管理人の目の錯覚だったのだろう。

ラスト、生まれたばかりの赤ん坊を見て、でれでれしている安藤とツヨシ。
ちなみに彼らの背後にびっしりいるのは、鳥だろうか?

志郎「それじゃ坊や、バイバイ」
純子「バイバーイ!」
安藤親子に別れを告げ、純子さんのお尻をバイクの尻に乗せて走り去る志郎であった。
志郎の背中にしがみつきながら、
純子「あー、あたしも赤ちゃん欲しいなー、ねえ、志郎さん?」
志郎「おっ、おいっ、バカなこと言うなよっ」
なんてことを言ってる二人を想像するのもまた楽し。
以上、サブタイトルにたがわず、志郎がほとんどのシーンで子供と一緒に行動しているのが特徴の、なかなかの力作であった。
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