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「時空戦士スピルバン」 第41話「主役は誰だ?! 仕組まれた夢工場」


 第41話「主役は誰だ?! 仕組まれた夢工場」(1987年2月16日)

 宇宙刑事シリーズなどでお馴染みの、本物の撮影スタジオを舞台にしたエピソードだが、とても終盤とは思えない、お気楽な雰囲気に満ちた珍作である。

 冒頭、気付けば(ほぼ)ひとりぼっちになってしまったデスゼロウが、公園の芝生の上でスピルバン打倒の妙策はないものか、あれこれと考えていると、眼下に広がる小さな湖のほとりを、野球少年らしい高校生とセーラー服姿の女子高生が連れ立って歩いているのが見えた。

 
 カツヤ「明日の試合、俺はこの腕が続く限り投げ続けるぞ」
 ミナ「カツヤくん」

 どっかで聞いたような名前のカップルは、何故かセピア色に染まった世界で、ドラマのような臭い台詞を交わす。

 
 んで、このミナと言う女子高生が、なかなか可愛いのであった。

 と、同時に、なんかどっかで見たことあるんだよなぁと思うのだが、思い出せなかった。

 渡辺久美子さんと言う(と思う)のだが……同時期の戦隊シリーズにでも出てたかなぁ?

 あるいは、同時期に活躍していた奥田圭子さんに似てるから、そんな気がするのだろうか?

 ともあれ、感極まったミナが、カツヤの胸に飛び込むのを見たデスゼロウは、

 
 デスゼロウ「おーおー、こんなところでなんと大胆な! 恥ずかしい~」

 ロボットの分際で、照れていた。

 だが、セピア色になったことでも分かるように、それは現実の出来事ではなく、映画の撮影だったのである。

 デスゼロウ「なんだ、映画の撮影だったのか……」

 
 ……って、一目見りゃ分かるだろがっ!

 デスゼロウ「しかし、いいなぁ、あんな彼女と愛が語り合えたら……」

 今回はいつもの……と言うか最近の「スピルバン」とは違って、全体的に妙にコミカルで、軽いノリなのだ。

 デスゼロウ、その女優にウェディングドレスを着せて、

 
 デスゼロウ「僕、愛してる、ユリ子さん!」
 ユリ子「私もデスゼロウ将軍!」

 二人きりで愛の言葉を交わすというロボットらしからぬ妄想を思い描くのだった。

 つーか、ミナじゃねえのかよ……誰だよ、ユリ子って? タックルか?

 しかし、こんなシーンのためにわざわざウェディングドレスを用意するのだから、当時、いかに予算が潤沢だったか分かろうと言うものだ。

 妄想の中の恋人に抱きつこうとして、斜面を転がり落ちていくデスゼロウ。

 
 デスゼロウ「……」

 嘘みたいだろう、こいつ、来週死ぬんだぜ?

 デスゼロウ、何事もなかったように立ち上がると、急に何か思いついたように手をポンと叩くと、

 
 デスゼロウ「そうだ、いい女を見付けて結婚すればいいんだ。家庭を持てば男は強くなると言うからなぁ。スゥピルバンに勝てるぞーっ!」

 と、これまた「スピルバン」らしからぬぶっ飛んだ発想に到達する。

 この導入部だけ見ると、まるで不思議コメディーシリーズのような味わいである。

 それにしても、改めて見るとデスゼロウのデザインってカッコイイよね。

 これだけ外見と内面のギャップが激しい悪の幹部も、珍しいのではないかと思う。

 サブタイトル表示後、デスゼロウがガメデス内の精神病院に入れられていたら笑えたと思うが、そうはならず、「花嫁は誰が良いかなぁ?」と、妙に閑散とした玉座の間に入ってくる。

 パンドラ、何か悩みであるのか、俯いて溜息をつき、デスゼロウが入ってきたのにも気付かない様子であった。

 
 デスゼロウ「まさか、女王様じゃまずいしな……」

 そのパンドラの憂い顔を盗み見ながら、だいそれたことを口にするデスゼロウ。

 パンドラ「なんです?」
 デスゼロウ「別に何でも……ところでどうかなさいましたか?」
 パンドラ「どうもこうもありません、ギローチン皇帝がスピルバンを倒す秘策を練ると言っていなくなってしまったのですぅ」

 
 デスゼロウ「おお、そう言えばおりませんね」

 やっとそれに気付いて広々とした広間を見渡すデスゼロウ。

 しかし、そのリッキーの人間椅子、あまりといえばあまりに悪趣味なインテリアである。

 おまけに、リッキーをそんな姿にしたのは守護神ワーラー、すなわちパンドラ自身なのだから、それを目の前において平然としていられるって、完全なサイコパスである。

 それと、前回も書いたけど、リッキーを元の体に戻してやって欲しかった。

 考えたら、リッキーはヨウキが信用できない奴だと言うことを一目で見抜き、そのためにワーラー(パンドラ)の怒りに触れて椅子にされてしまったのだから、リッキーが予見したとおり、ヨウキが謀叛を企てて失敗し、永遠の眠りに就かされた今となっては、むしろその先見の明と忠誠心を讃えるべきであり、生き返らせてやるくらいのことはしてもバチは当たらないと思うんだけどね。

 閑話休題、

 
 ポス「今度こそ決着をつけてやると言ってたよ」

 ……

 てめえ、リッキーの頭からとっととどきやがれ!!

 握り潰すぞ!!

 ……あ、すいません、思わずハムスター相手にマジになってしまいました。

 パンドラ、目を輝かせてギローチンへの期待を口にするが、一転して眉を曇らせ、

 パンドラ「それは良いのですが、留守を守るのがデスゼロウ将軍じゃ頼りないでしょ? 心配で心配で」
 デスゼロウ「そんなぁ」
 パンドラ「ふん、行って」
 デスゼロウ「女王様!」

 自分の椅子に沈み込むように腰を下ろすと、ハエでも追い払うようにデスゼロウを遠ざける。

 デスゼロウ「頼りない? なんて言葉だ。よーし、ギローチン様が帰ってくる前に俺の手でスピルバンを必ず倒してやる!」

 しおしおと玉座の間から退出したデスゼロウ、その屈辱を晴らすためにも、パンドラの許可を得ずに行動を開始する。

 ちなみにギローチンが不在なのは、やっぱりミッキー・カーティスさんのスケジュールの都合だろうなぁ。

 でも、前回のラストでは、危うくパンドラに処刑されそうになって土下座して謝り、なんとかワンモアチャンスを与えられと言うのに、今回はまるでそんな一幕がなかったかのように平然と、いや、むしろ普段よりリラックスしたムードでデスゼロウがパンドラと話しているのが、40話、41話と連続して見ると、物凄い違和感を覚える。

 その後、ダイアナが車でパトロールをしていると、何処からか女の悲鳴が聞こえてくる。

 声のするほうに行くと、そこは東都映画撮影所と言う、どっかで聞いたような名前の映画スタジオであった。

 ジャンパー姿のスタッフや、色んな衣装を着た俳優たちがエネルギッシュに行き交う中を、興味深そうに歩くダイアナ。

 
 ダイアナ(あ、仲間がいる!)

 擦れ違う二人のバニーガールを見て、ダイアナが心の中で歓声を上げたであろうことは想像に難くない。

 ま、はっきり言って、今回の敗因はこのバニーガールを全然生かせなかったことだろうなぁ。

 と、ダイアナ、キンクロンがスタジオの中に入るのを見て追いかける。だが、それはデスゼロウの仕掛けた罠で、ダイアナ、真っ暗なスタジオの中でニュー戦闘機械人ムーブマンとしばらく戦った挙句、その体を拘束されてしまう。

 ここも、暗闇の中でのバトルなので、肝心のダイアナのパンツがほとんど見えないまま終わると言うのが、今回のエピソードのダメさ加減を象徴しているミスだと言えよう。

 それはともかく、ここまではデスゼロウにしては見事な手際で、ここでひと思いにダイアナの命を奪っていれば、パンドラからもお褒めの言葉を頂戴したと思われるのだが、

 
 ダイアナ「私をどうするつもり?」

 バラエティー番組のセットのような椅子に、由緒正しい「おっぱい上下二段挟み」で縛られて座らされていたダイアナが目を覚ますと、目の前に、蝋燭を持ったキンクロンたちを従えたデスゼロウがあらわれる。

 デスゼロウ「どうするって……つまり、その」
 ダイアナ「?」

 いつもの倣岸で自信たっぷりの態度とはまるで別人のようなデスゼロウに、戸惑いを隠せないダイアナ。

 
 デスゼロウ「結婚して頂戴!」

 次の瞬間、デスゼロウは跪くと、背中に隠していた赤い花束を差し出し、いきなりプロポーズする。

 間違いなく、「スピルバン」の中で最高の爆笑シーンであろう。

 
 ダイアナ「ええっ?」

 思い掛けない申し出に目を丸くして驚きつつ、

 
 豪快なパンチラを披露するダイアナ。

 長い特撮の歴史の中でも、パンチラしながらプロポーズされた女性キャラって、他にはいないだろうなぁ。

 ちなみに、ダイアナが叫ぶと同時に、背後のハートマークが点滅を始め、ファンファーレが鳴り響く。

 こういうふざけたバラエティー的なノリが、オンエア時の潔癖な少年だった自分には我慢できなかったんだろうなぁと、今になってみれば思う。

 なにしろ、バラエティー番組なんかほとんど見ない、真面目な少年だったからね。

 デスゼロウ「お前は敵だけど、可愛いし、考えて考えて決めたんだ。ね、いいでしょ、アイラブユー! ダイアナちゃん!」
 ダイアナ「ふざけないで」
 デスゼロウ「ふざけてません」
 ダイアナ「誰があなたみたいな化け物と結婚なんかするもんですか!!」
 デスゼロウ「……」

 デスゼロウ将軍、歴史上、最低のふられ方で轟沈する。

 デスゼロウ「化け物ぉ? スピルバンがどうなっても良いんだな?」
 ダイアナ「なんですって?」

 無論、デスゼロウは単にダイアナを拉致・監禁するだけでなく、打倒スピルバンの秘策も用意していたのである。

 ちなみにほとんど初と言って良いデスゼロウのコミカルな壊れっぷりに、飯塚さんもノリノリの熱演で応えておられる。

 改めて言うことでもないが、飯塚さんは名優である。

 さて、撮影所の真ん中に、突然移動販売車のようなものがあらわれ、揃いのつなぎの制服を着た男たちが、紙コップに入れたジュースを、差し入れだと言って役者やスタッフに無償でふるまう。

 
 ビンボーでビンボーで仕方がないのか、役者やスタッフたちはそれを喜んでがぶ飲みする。

 どうでもいいが、女の子たちがバニーガールの衣装の上からコートを羽織っているのが、AVやヌードの撮影の合間みたいでくっそエロいのであった。

 それにしても、「ゴーグルファイブ」の無料の絵本に群がる子供たちとか、「デンジマン」の10円ハンバーカーに群がる主婦たちとか、どうしてこう昔の特撮に出てくる庶民は、ビンボーな上に意地汚い人たちばっかりなのだろう?

 無論、そのジュースも過去の例に漏れず、ただのジュースではなく、しばらくすると人々の目付きが変わってくる。

 
 監督「おいおいおい、おいみんな良く聞け、休憩が終わったら、凶悪犯逮捕のクライマックスシーンの撮影だ。凶悪犯人に扮するのはこの男だ、スタントは一流、アクションは天下一品、遠慮は要らん、合図があったらぶっつけ(本番)で行くぞ~」

 頃合を見計らって、いかにも昔ながらの監督と言った格好をした男が車の上に立ち、ジュースを飲んで正気を失っている人たちに指示を出す。

 演じるのは「マシンマン」の編集長こと江藤漢さんだが、出番がこれだけと言うのはいかにも勿体無い。

 一方、珍しくスピルバンもヘレンも、なかなかダイアナの行方が分からず街をうろうろしていた。

 やむなくデスゼロウが自ら彼らの前に姿を見せ、ダイアナを撮影所で預かっていると告げ、

 デスゼロウ「簡単には助け出せないぞ、彼女には、この撮影所が粉微塵に出来る破壊力を持った爆弾が仕掛けてある。その爆破装置は強力な電波を受けると作動する仕掛けになっている。つまり貴様がスピルバンに結晶すれば、同時にダイアナも木っ端微塵になると言うわけだ」

 スピルバン封じの切り札があることを教えてやるのだった。

 この後、あらかじめ別の場所で「結晶」してハイテククリスタルスーツをまとったスピルバンがやってきたので、デスゼロウは無事死亡したそうです。

 ……嘘である。

 嘘だけど、そうすれば簡単に罠を回避出来たのは事実である。

 撮影所なら、そんな格好で入ってもそんなに怪しまれなかっただろうしね。

 が、スピルバンもヒーローの作法にのっとって、正々堂々、生身の体で撮影所を訪れる。

 
 最初のダイアナと全く同じように、バニーガールたちを右手に見ながら撮影所の中を歩くスピルバン。

 
 ただ、スピルバンも男の子なので、ダイアナと違って、擦れ違っていくパニーたちのお尻をつい目で追ってしまうのが、実にリアルな反応で良いと思う。

 で、ダイアナと同じく、キンクロンの姿を見かけてスタジオに飛び込むが、ダイアナの時とは違い、そこではホームドラマが撮影されていた。

 続いて外から銃声が聞こえ、慌てて飛び出してみると、男がピストルで別の男を撃ち殺しているところだった。

 スピルバン、後先考えずに男を追いかけ、ボコボコにするが、

 
 監督「カットカットカット! お前たちは一体なにやってんだ? このバカモンがーっ!」

 案の定、それもドラマの1シーンに過ぎなかったと言う、「ギャバン」でもやっていたようなお約束のオチとなる。

 スピルバン「どうもすいません……」

 頭を掻き掻き退散したスピルバンに、

 デスゼロウ「スピルバン、なんだそのざまは?」

 と、デスゼロウの嘲笑う声が聞こえてくる。

 声のしたスタジオの中へ行ってみると、

 
 スピルバン「ダイアナ!」

 引き続きダイアナが、パンチラを維持しながら椅子に縛られていた。

 
 スピルバン「ダイアナ、ダイアナ!」

 思わずダイアナに駆け寄るが、それは現実のダイアナではなく、背後の映写機が投射している映像に過ぎなかった。

 
 デスゼロウ「どうした、スピルバン、ダイアナ救出は諦めてさっさとお家へ帰ったらどうだ?(a) ダイアナちゃん、結婚しましょうねえ(b)」
 スピルバン「ナニ考えてんだ、こいつ」

 その映像の中にデスゼロウがあらわれ、リアルタイムでスピルバンに話しかける。

 今回の映画的な仕掛けの中で、面白いと思えるのはこれくらいだなぁ。

 ちなみにスピルバンがデスゼロウの狂態に呆れたように言って走り出しているが、そのタイミングがちょっと早過ぎるような気がする。

 つまりスピルバンは(a)の時点で振り向いているのだが、本当なら(b)まで聞いてから動かないとその台詞には結びつかないと思うのだ。

 この後、デスゼロウが「本番スタート」と叫んでキンクロンがカチンコを鳴らすと、さっきジュースを飲んで催眠術を掛けられたスタッフや役者たちが、一斉に仕事を放り出してスピルバンに襲い掛かってくる。

 んで、悲しいことにこれが全然面白くないのだよ。

 BGMやアクションなど、多少コミカルな味付けがされているとは言え、ほんとにただ襲ってくる人たちからスピルバンが逃げるだけなので、撮影所を舞台にしている意味がないのである。

 撮影所ならではの場面転換も全くないしね。

 ただし、スタジオの天井裏での追いかけっこなどは、80年代のジャッキー映画のイメージから来てるんだろうなぁ。

 ともかく、相手は人間だし、下手に「結晶」できないし、スピルバンも手の打ちようがなく、最後は四方から囲まれてしまうが、ここであのジュースの効き目が切れたため、

 

 
 スタッフも役者も正気に返り、なんとか命拾いするスピルバンであった。

 まあ、そんなことはどうでも良くて、群衆の中に混じってるバニーガールたちが可愛いのである!

 この、(基本的に)普通の格好している人たちの中に、ハイレグのバニーガールたちが混じっているのが、以前から提唱している、「水着姿の女性がプールや海以外の場所にいることで醸し出される背徳的なエロティシズム」に通じるものがあって、なかなかのエロさなのである。

 残念なのは、前記したように、そのバニーガールたちを肝心の襲撃場面で全然生かせていないことだ。

 まさに「宝の持ち腐れ」と言う奴である。

 と、監督に化けていたキンクロンたちが正体をあらわしたので、役者もスタッフもパニック状態になって逃げ出す。

 

 
 ここで、また、普通の人たちと一緒に全力で走っているバニーガールたちと言う、かなりH度の高い画像をキャプできたのが収穫であった。

 まあ、映像ではほんの一瞬だけどね。

 邪魔者がいなくなったので、やっとここから本格的な戦いとなるが、依然として迂闊に「結晶」できないスピルバンは苦戦を強いられ、ムーブマンにフィルムのようなものを巻きつけられて一方的に痛めつけられる。

 デスゼロウ、その様子を身動きできないダイアナに見せ付け、

 
 デスゼロウ「どうだダイアナ、これでもまだ僕と結婚しないと言い張るのか?」

 諦め悪く、ダイアナに「うん」と言わせようとする。

 しかし、仮にダイアナが「うん」と言ったとしたら、デスゼロウはナニをするつもりだったのだろう?

 やっぱり、ナニをするつもりだったのだろうか?

 ダイアナ「……」
 デスゼロウ「おのれ、スピルバンを八つ裂きにしてもいいんだな?」

 なんか、完全に(スピルバンを倒すと言う)「目的」と(強くなるために結婚すると言う)「手段」が摩り替わってるなぁ。

 スピルバン殺したら、もう結婚する必要ねーだろ。

 結局、スピルバン打倒のためにと言うのは方便で、デスゼロウの本心は、リッキーもシャドーもガシャーもみんないなくなって淋しいから、女の子と一緒に暮らしたいと言う、ただそれだけだったのかもしれない。

 そう考えると、むしろいじらしく思えてくる。

 ともあれ、ムーブマンのビーム攻撃で、遂にスピルバンを殺したと有頂天になるデスゼロウであったが、

 
 デスゼロウ「ど、どういうことだ、え? 奴は何処だ?」

 残骸の散らばる中、スピルバンそっくりの人形(書割)を拾ったデスゼロウがうろたえて周囲を見回していると、建物の陰からスピルバンたち三人があらわれる。

 
 スピルバン「俺はここだ。お前の企みもここまでだ」
 ヘレン「それは私が作ったの」
 ダイアナ「どう、驚いた?」
 デスゼロウ「おお、ダイアナちゃん!」

 しかし、「結晶」を不能にする肝心の爆弾が、視聴者も見てないうちにあっさり解除されてしまうと言うのは、さすがに脚本家の怠慢ではなかろうか?

 ここからラス殺陣となるが、

 

 
 いつものようにキレのいいパンチラを連発させるダイアナ。

 ……

 どうやら我々は大きな勘違いをしていたようだ。

 そもそもパンチラとは、女体の躍動するその一瞬の刹那に垣間見える希望の光だからこそ価値があり、エロくもあるのであって、屈まなくても常にパンツが見えている、あの惰性的な座りパンチラなど、パンチラの風上にも置けない、邪道だったのである!

 なお、デスゼロウのダイアナ熱はかなり重症で、ダイアナがダイアナレディとして戦っている最中も、

 
 デスゼロウ「おお、ダイアナ、ちゃん!」
 ダイアナレディ「ヒッ!」

 彼女にまとわりつくキンクロンを押し退け、その身を気遣うなど、悪の幹部にあるまじき醜態を見せる。

 が、特に波乱もなく、最後はスピルバンがムーブマンを斬り、事件は無事解決する。

 失意のうちにガメデスに逃げ戻ったデスゼロウだったが、

 
 パンドラ「デスゼロウ将軍、どうやらあなたの恋は失恋に終わったようですね」
 デスゼロウ「女王様、どうしてそれを?」
 パンドラ「ばっかもん、ワーラーの幹部ともあろうものが、よりによって敵の女に恋をしてそのうえ、惨めな敗北とは恥ずかしいとは思わないのですか?」
 デスゼロウ「面目次第もございません」

 全てお見通しのパンドラにきついお灸を据えられて平伏するデスゼロウであった。

 ……

 つーか、前回、「今度失敗したら処刑」って言ったなかったっけ?

 それとも、今回はあくまでデスゼロウのお遊びだったから、失敗にカウントされなかったのだろうか?

 あと、何気にリッキー椅子の位置が変わっているのが、なんか笑える。

 暇なので部屋の模様替えしようとしても、動かせるのはそれくらいだからねえ。

 ラスト、冒頭の青春ドラマの撮影シーンを見物しているスピルバンたちの姿で幕となるが、せっかく撮影所を舞台にしていると言うのに、ずっと縛られていたダイアナはともかく、ヘレンが全然コスプレしてくれなかったのがとても残念である。

 また、もしリッキーたちが健在の時にこのエピソードが撮られていたら、彼女たちのコスプレ、あるいはバニーガール姿が拝めていたかもしれないと考えると、実に悔しい。

 以上、デスゼロウが女性と結婚しようと言う突飛なことを考えてダイアナを拉致し、撮影所にスピルバンをおびきよせるまでの段取りはとても面白いのだが、肝心の撮影所での活劇がちっとも面白くない、非常に惜しい作品であった。

 にしても、あの1シーンのためだけに江藤さんを使ったスタッフの気持ちが分からない。
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コメント

来週から👋

どうもデスゼロウ将軍は来週で👋なのに、どうも不自然な行動のようですね😅よりによってダイアナに惚れる(好きになる)とは前代未聞の行為ですね😖確かにスピルバンに勝てば💒の必要ばないと思うのですがね

特撮のバニーガール

「特捜エクシードラフト」13話「禁断の地獄拳」
「未来戦隊タイムレンジャー」Case File 13「バトルカジノ」
「違法の地下格闘技のカジノを暴くため」に男性メンバーの1人が「選手として出場」する
お話で、「カジノなのでバニーガールが出てくる」のは褒めてあげるけど
その「バニーガールに女性メンバーが変装」していたらネ申回になってたなぁ・・・
両作とも申し分ない美人だっただけに、残念!

何も見なかったことにしよう

流石にデスゼロウ将軍が哀れすぎて処刑を思いとどまったのでしょうか
まあ、ギローチンが帰ってきた時にこの件を説明する事を考えたらいっそ今回の一件丸々無かった事にしたい気持ちはわかりますが

そういえばデスゼロウ将軍って一体何なんでしょうか
機械であるからには何者かによって作られた存在のはずですが、どういう経緯で戦闘機械人と出自が変わらないであろう存在が幹部の座にいるんでしょうか

やはり今回は

一番豪快なパンチラですな。

>> しかし、仮にダイアナが「うん」と言ったとしたら、デスゼロウはナニをするつもりだったのだろう?
>>やっぱり、ナニをするつもりだったのだろうか?

そりゃあ、やはりね以下略

>> みんないなくなって淋しいから、女の子と一緒に暮らしたいと言う、ただそれだけだったのかもしれない

デスゼロウは俺か!

昭和のバニーガール

「愛の水中花」の松坂慶子さんと「ハングマン2」の夏樹陽子さんが両横綱でしょうね。
最近ではNHKご用達の二階堂ふみのグラビアがあったけど、2人の足元にも及ばず。

Re: 来週から👋

まあ最終エピソードよりよっぽど面白いんですけどね。

Re: 特撮のバニーガール

情報ありがとうございます。

特撮では滅多にないですよね。

Re: 何も見なかったことにしよう

> 流石にデスゼロウ将軍が哀れすぎて処刑を思いとどまったのでしょうか

でも、デスゼロウまで殺したら部下がギローチンひとりになって、あまりに寂しいですからね。

> そういえばデスゼロウ将軍って一体何なんでしょうか
> 機械であるからには何者かによって作られた存在のはずですが、どういう経緯で戦闘機械人と出自が変わらないであろう存在が幹部の座にいるんでしょうか

そう言えば、その来歴とか、全然説明がないんですよね。

Re: やはり今回は

> デスゼロウは俺か!

我々は気付くべきだった。

あのデスゼロウの情けない姿こそ、数十年後の自分たちの姿であることに……

Re: 昭和のバニーガール

最近はバニーガール自体、あんまり見ないですよね。

デスゼロウ将軍の恋

見応え最高の回でしたなぁ。

>目の前に、蝋燭を持ったキンクロンたちを従えたデスゼロウがあらわれる。

どうしても、いかがわしい想像してしまう。是非ともやってほしかった(なにをだ(汗))

>バニーガールたちと言う、かなりH度の高い画像をキャプできたのが収穫であった。

バニーガール最高ですなぁ。

>そもそもパ〇チラとは

管理人様のパ〇チラに対する熱い思い、そしてこだわりが伝わってきます。そんな管理人様の思いにダイアナはしっかり応えてくれてると思います。やはりパ〇チラは活き活きしてないと(パ〇チラって生きてるの?)

リッキーが椅子というより四つん這いで装飾品のような扱いは酷いですね。

> 彼女にまとわりつくキンクロンを押し退け、その身を気遣うなど、悪の幹部にあるまじき醜態を見せる。

デスゼロウ将軍が憎めない存在になりましたね。そして、大失恋です(悲)
次回でさよならですか。

この回は激しいバトルがない代わり、エロの要素がふんだんに盛り込まれた回でしたね。

こいつ、来週死ぬんだぜ?

リッキー「パワーがダンチなんだよ!」
その声に導かれて、デスゼロウ将軍は動きを止めた。
その背後にはリッキー、シャドー、ガシャーの幻が浮かんだ。
スピルバン「女だと?」
デスゼロウ「戦いを復讐の道具にしている貴様には判るまい!
この俺の身体を通じて湧き出る力が!」
スピルバン「そんなものでアークインパルスが破れるか!?」
デスゼロウは自らの身体をロケットに変えた。
デスゼロウ「俺の身体をみんなに貸すぞ!」
スピルバン「何故動かん?!」

すみません、番組間違えました(-_-;)

背徳的なエロ

>この、(基本的に)普通の格好している人たちの中に、ハイレグのバニーガールたちが混じっているのが、以前から提唱している、「水着姿の女性がプールや海以外の場所にいることで醸し出される背徳的なエロティシズム」に通じるものがあって、なかなかのエロさなのである。

「日常」の中に「非日常」のエロが忍び込む・・・という化学反応
開けっ広げなエロにはない背徳感
「見てはいけない」ものを見てしまった感

なんか共感しますね。

>家庭を持てば男は強くなると言うからなぁ

「お前のような独身者に経理を任せられるか」とかいう人もいました。
「結婚したいけど(諸事情で)結婚できていない(今もですが)」だけですが。
家庭を持ってしても、異性と駆け落ちする人もいれば、夜逃げする人もいるし
自死する人もいる(家庭はストッパーにならないらしい?)んですがね?
この「独身ハラスメント」は腹立つを通り越して、呆れましたね。

>んで、悲しいことにこれが全然面白くないのだよ。

う~ん、僕は楽しめますけどね?「うる星やつら」っぽくて。
この回は結構好きなんです。
「もう、番組が終わるから、好きなことしたろ」なノリがいいと思います。

Re: デスゼロウ将軍の恋

> バニーガール最高ですなぁ。

特撮では貴重ですね。

> 管理人様のパ〇チラに対する熱い思い、そしてこだわりが伝わってきます。そんな管理人様の思いにダイアナはしっかり応えてくれてると思います。やはりパ〇チラは活き活きしてないと(パ〇チラって生きてるの?)

ありがとうございます。我ながらアホなこと書いてるなぁとおもいます。

> この回は激しいバトルがない代わり、エロの要素がふんだんに盛り込まれた回でしたね。

後半、こういう話がもっとあったらなぁと……

Re: こいつ、来週死ぬんだぜ?

最近のガンダムって、いつの間にかフツーに幽霊が出るようになったのがちょっとイヤですね。

まあ、ほとんど見てないですが。

Re: 背徳的なエロ

> 「日常」の中に「非日常」のエロが忍び込む・・・という化学反応
> 開けっ広げなエロにはない背徳感
> 「見てはいけない」ものを見てしまった感

教室に入って、ひとりだけ女子がスクール水着とか着てたらエロいだろうなぁと思いました。

Re: >家庭を持てば男は強くなると言うからなぁ

日本そう言うところは戦前からあんまり変わってないんじゃないですかね。

Re: >んで、悲しいことにこれが全然面白くないのだよ。

そうですか。

でも、普通の人間が襲ってくるだけなので、ハラハラしないんですよね。

パンチDEデート

>≧ちなみにダイアナが叫ぶと同時に背後のハートマークが点滅を始め、ファンファーレが鳴り響く・・・・・・こういうふざけたバラエティー的なノリが、オンエア時の潔癖な少年だった自分には我慢できなかったんだろうなぁと、今になってみれば思う。

>これは関西テレビで放映された西川きよしさんと桂文枝さんが司会を務めた恋愛バラエティ番組「パンチDEデート」が元ネタでしょうね。

>≧それと(前回も書いたけど)リッキーを元の体に戻してやって欲しかった。考えたら、リッキーはヨウキが信用できない奴だと言うことを一目で見抜き、そのためにワーラー(パンドラ)の怒りに触れて椅子にされてしまったのだから、リッキーが予見したとおり、ヨウキが謀叛を企てて失敗し、永遠の眠りに就かされた今となっては、むしろその先見の明と忠誠心を讃えるべきであり、生き返らせてやるくらいのことはしてもバチは当たらないと思うんだけどね。

>あ、確かにそういう展開もありそうですね。デスゼロウによって蘇生して撮影所のスタッフか撮影所にいたバニーガールに化けてスピルバンの命を頂こうとするリッキー…なんて展開も見たかった気がします。

Re: パンチDEデート

> これは関西テレビで放映された西川きよしさんと桂文枝さんが司会を務めた恋愛バラエティ番組「パンチDEデート」が元ネタでしょうね。

でしょうねえ。まあ、実際に見たことはないですが。

> あ、確かにそういう展開もありそうですね。デスゼロウによって蘇生して撮影所のスタッフか撮影所にいたバニーガールに化けてスピルバンの命を頂こうとするリッキー…なんて展開も見たかった気がします。

バニー姿のリッキーは是非見たかったですね。

儚い夢

デスゼロウ将軍はミナと結婚する夢を妄想してしまい、それが叶わなかったらダイアナにチェンジですか?ガイラー将軍かミミーと結婚する企みと重なってしまいますね😅どうせなら拘束しないで自由にさせれば良いかと思うのですがね

Re: 儚い夢

なんか空しいですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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