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「仮面ライダーV3」 第39話「人喰い植物 バショウガンの恐怖!!」


 第39話「人喰い植物 バショウガンの恐怖!!」(1973年11月10日)

 今回の話は、実は「仮面ライダー」第4話「人食いサラセニアン」のリメイク、つまり、シナリオを使い回しているのである。

 まあ、仮面ライダーから数えて約140週近くもぶっ続けで放送してきたのだから、作ってるほうもいい加減ネタ切れになるのもやむを得ない気もするが、そこはそれ、新しいライターを起用するとか、ウルトラシリーズをパクるとか(あ、もうやってたか)、なんとか打開策を捻り出して欲しかったといまさら言っても後の祭りなので、文句を言わずにレビューをやりましょう。

 物語は、サマーランドと言う総合テーマパークから始まる。

 大勢の親子連れで……よく見ると、あんまり賑わってない屋内プールの映像の後、プールに隣接している植物園の中を、山田正子と修一と言う年の離れた姉弟が歩いている。

 正子「なんだか気持ちの悪い花ばっかり……修ちゃん、もう出ましょう」
 修一「いやだっ」

 幼稚園児くらいの修一は、トコトコ走って、毒々しい花を咲かせた熱帯性の植物の前で止まる。

 
 修一「この花、奇麗だね。お姉ちゃん、この花、なんていう花?」
 正子「カエンバショウ……食肉植物」

 んで、この修一を演じているのが、「アマゾン」のまさひこでお馴染み、松田洋治さんなのである。

 
 修一「カエンバショウって言うの、ふぅーん」
 正子「ボルネオ原産、その花粉と樹液は猛毒性を持ち……」

 正子役は、津々井和江さん。

 オリジナルの篠雪子さんほどではないが、なかなか色っぽい美人である。

 修一が向こうへ行った後、正子がなおも説明書きを読んでいると、

 
 いきなりその植物が怪人の姿に変わる。

 ツバサ軍団の中では一番スタイリッシュかもしれない、バショウガンである。

 恐怖のあまり立ち竦んでいる正子を、バショウガンは悠々そのツタで絡め取ると、抱き合ったまま地中に潜る。

 修一「お姉ちゃん!」

 姉が地中に吸い込まれるのをその目で見た修一の叫び声に素早く反応したのが、たまたまそこへ遊びに来ていた純子さんとシゲルだった。

 
 今回は、純子さんが特撮ヒロインの正装or制服とも言うべきミニスカを履いておられるのが大変喜ばしい限りである。

 ま、どうせなら水着姿を披露して欲しかったところだが、贅沢は言うまい。

 そもそも、もうそんな季節じゃないからね。

 
 純子「どうしたの、坊や」
 修一「お姉ちゃんが、お姉ちゃんが……」
 純子「お姉ちゃんが?」

 正子も美人だけど、やっぱり純子さんにはかないません。

 
 修一「お姉ちゃんがお花に食べられちゃったの」
 シゲル「えっ?」

 一瞬の出来事だったこともあり、修一の乏しい表現力ではそう言うしかなく、デストロンの悪さに慣れている二人も、思わず顔を見合わせる。

 そう言えば、純子とシゲルも姉と弟の組み合わせで、年齢もだいたい同じなんだよね。

 「仮面ライダー」では、ヒロインのルリ子さんだけだったが、何も考えずに「V3」に流用してしまったものだから、こういう重複が生まれてしまったわけである。

 まあ、だからって、ストーリーに何か支障が生じるわけではないが。

 純子たちは、ともかく修一を保護してライダー隊本部に戻る。

 立花「花に食べられたって、どういうことなんだ?」
 純子「……」
 立花「で、係員には探してもらったのか?」

 
 純子「それが……修一君が変なことばっかり言うもんだから」

 
 純子「ぜんっぜん相手にしてくれないんです」

 ああ、かわええ……

 純子さんは、何枚貼っても飽きないなぁ。

 純子さんはむくれているが、係員が、彼女の美貌にみとれて、ぼーっとしていた可能性は否定できない。

 ちなみに志郎の独白で、サマーランド(周辺?)で既に6人もの人間が消えていることが分かるのだが、だったら、もっと早い段階でおやっさんや志郎が動き出してないとおかしいんだけどね。

 志郎と純子は、ひょっとしたら正子が戻っているかもしれないと、修一を連れて彼らの住んでいるアパートへ向かう。

 だが、デストロンに攫われた正子が帰っている筈もなく、部屋はがらんとしていた。

 
 修一「お姉ちゃん~、うぇ~ん」
 純子「修ちゃん……」

 姉の名を呼んで部屋の中を探し回った後、座卓に顔をうつ伏せて盛大に泣き出す修一。

 なんとなく、純子さんが修一の頭を押さえて天板に叩きつけているようにも見える。

 
 志郎(この小さなアパートの中で二人は力いっぱい生きてるんだ、そして彼女は修一君にとって父であり、母であり、まだ幼いこの子の全てなんだ)

 タンスの上に置いてあった二人の写真を見詰めながら、厳粛な気持ちになる志郎。

 必ず正子を見付け出してやると約束してひとりアパートから出て行こうとするが、修一、慌てて呼び止めると、パンダのぬいぐるみを抱えてトコトコ追いかける。

 
 修一「お兄ちゃん、僕のパンダちゃん上げるからお姉ちゃんを見付けて!」
 志郎「……」

 幼い子供のひたむきな思いに、ハッと胸を打たれる志郎であったが、こんな時でも管理人が考えているのは、際どい角度で立っている純子さんのパンツが見えないかなぁと言うことだけ。

 それにしても、前回も、志郎が小さな男の子の相手をすると言う設定だったのに、同じような話が二週続くと言うのはねえ……

 リメイクするならするで、他のエピソードとの並びも少しは考えて欲しいものである。

 
 修一「見付けてーっ!」
 志郎「ああ、見付けて上げるとも、必ず!」

 志郎、意味もなく強張った顔でパンダを受け取ると、力強く約束してアパートをあとにする。

 ちなみにオリジナル版では、子供が本郷猛に渡すのは飛行機のプラモデルか何かだったよね。

 追記

 チェックしてて気付いたのだが、この画像、純子さんが下に何も履いておらず、白いパンティーだけになっているように見える。

 
 いささか無理矢理感動させようとしているきらいはあるが、こんな真面目なシーンでも、管理人が考えるのは、松田さんがいきなり純子さんのスカートをめくってくれないかなぁというアホなことだけ。

 もし管理人が監督だったら、撮影前に物陰に松田さんを連れて行って、僕が合図したら純子さんのスカートをめくるんだよと嘘を教えて、決定的瞬間を撮りたいものだが……

 子供のやることだから、小野さんもそんなには怒らないだろうという狡猾な読みである。

 無論、NGになるが、監督権限でそのNGフィルムをこっそり持ち帰って家宝にするのである。

 などと管理人がアホな妄想を膨らませている間に、志郎は植物園を調べに行き、例のカエンバショウと言う植物もなくなっていることを知る。

 その帰り、待ち構えていたデストロンの戦闘員たちの乗った車が、志郎にわざと見付かるようにその前を走り出し、トンネルに誘い込んでジャーマンガスなる毒ガスを散布する。

 ジャーマンガスがどんな効果を持つのか不明だが、はっきり言って余計なちょっかいだったと言わざるを得ない。

 だいたい、密閉空間ならともかく、トンネル、それもごく短いトンネル内を走行中の車からガスを撒いたところで、風に吹かれて飛散してしまうから、全く意味がないではないか。

 
 志郎、トンネルを抜けると、得意の手放し運転からの変身を決める。

 V3は軽く戦闘員たちを片付け、さらにそのうちのひとりを捕虜にする。

 
 一方、ツバサ大僧正のアジトでは、由緒正しい「おっぱい上下二段挟み」で四角い祭壇に縛り付けられた正子が、「でぇすとろーん、でぇすとろーん」と言う呪文のような声を聞いて、漸く目を覚ます。

 で、焦点が合った正子の目に飛び込んで来たのが、

 
 正子&戦闘員(いや~ん)

 どういう訳か手術台に寝かされている戦闘員の、もっこりした股間だったので、花も恥らう乙女の正子も戦闘員も大変恥ずかしい思いをしたと言う。

 
 カメラが引くと、手術台の手前に、ツバサ大僧正とバショウガンがシルエットとなって立っているのが見えた。

 
 正子「ここは何処なの? 誰なの、あなたは?」
 ツバサ大僧正「……」

 正子の問い掛けに、数歩前に進み出て答えようとするツバサちゃんであったが、そこへバッドなタイミングで戦闘員が入ってきて、

 戦闘員「ライダーV3に戦闘員ナンバー3が捕まりました」
 ツバサ大僧正「デストロンの掟により、ナンバー3を消しに行け」
 怪人「ヒッヒッヒッヒッ、ヒーッ!」

 ツバサ大僧正の命令で、奇声を発しながら出撃するバショウガン。

 しかし、まさかガンちゃんも、自分が帰るまでにこのアジトが吹っ飛んでしまうとは夢にも思わなかっただろうなぁ。

 正子「何処なんです、ここは」
 ツバサ大僧正「デストロン、地下アジト」
 正子「デストロン?」

 正子が向けた視線の先には、

 
 戦闘員(ああん、見ないで~っ!)

 相変わらず、縛られた戦闘員のもっこり股間が恥ずかしそうに縮こまっていた。

 演じてる女優さんも、目の遣り場に困っただろうなぁ。

 正子「何をしようと言うの?」
 ツバサ大僧正「この男には予備注射を打ってある。これからデストロンの改造人間用の保存人間になるのだ?」
 正子「保存人間?」

 聞き慣れない言葉を耳にして、美しい眉を顰める正子。

 
 首領「ツバサ大僧正、計画は進んでいるか?」
 ツバサ大僧正「首領、ごらんのとおり、保存人間計画は」
 正子「ああっ」
 ツバサ大僧正「着々と……」

 首領に答えながら、正子の脇に手を差し入れ、持ち重りのしそうなおっぱいを掴みながら引き寄せるツバサ大僧正、はじめてのセクハラであった。

 その合図で戦闘員が棚の前のカーテンを引くと、理科の実験に使うような広口のガラス瓶がいくつも置いてあったが、

 
 その中のひとつには、ちっちゃな岡田勝さんが入っていた。

 瓶は全部で6つあり、それぞれ小さくされた老若男女が閉じ込められていた。

 ツバサ大僧正「植物人間バショウガンの毒液は生物を縮小させる恐ろしい毒、これを注射して後、3万ボルトの電流を流せば、これこのように小さな人間になります」

 正子のふくよかな体の感触を楽しみつつ、ちょろっと物凄いことを言うツバサちゃん。

 首領「うむ、さすがはツバサ大僧正、早速その作業を進めるが良い」
 ツバサ大僧正「お言葉痛み入る、では早速、この男の体に電流を流す」

 別の戦闘員が操作盤のレバーを動かすと、

 
 戦闘員「イヤーーーーッ! キャイーン!」

 なんでそんなことされないといけないのか、見てる方もやられている方もさっぱり分からない、高圧電流の刑を受けて、女の子orウド鈴木みたいな悲鳴を上げる哀れな戦闘員。

 なにか、ドジを踏んで、その罰なのだろうか?

 しかも、ツバサ大僧正の前ふりからして当然、戦闘員も小さくなるのかと思いきや、

 
 その体が、風船から空気が抜けるように見る見る萎んでいき、完全に溶けてなくなってしまう。

 
 ツバサ大僧正「ふっふっふっ、死んだか」
 正子「……って、小さくなるちゃうんかいっ!」

 おまけにさも成功したかのようにつぶやくツバサ大僧正に、思わずツッコミを入れる正子であったが嘘である。

 それにしても、このシーン、謎である。

 オリジナルはどうだったか良く覚えていないが、そもそもなんで戦闘員を小さくしなくちゃいけないのか、そして失敗したとしか思えないのになんでツバサ大僧正は得意気な顔をしているのか、一から十まで意味不明である。

 ダウンサイジングの実験かとも思ったが、既に6人も小さくしているのだから、その必要はあるまい。

 あと、生物を小型化できるテクノロジーって、めちゃくちゃ凄いよね。

 しかも後に分かるように、元のサイズに戻すこともできるのだから、完全にSFの世界、いや、むしろ「ドラえもん」レベルの荒唐無稽さである。

 それを怪人用の保存人間などと言うしょーもない目的に使わずに、なんで志郎を小さくしてやっつけようという発想が出来ないのか、理解に苦しむ。

 あとはやっぱり、純子さんを小さくして、リアルお人形さんごっこで遊ぶとか……ぐふふ。

 閑話休題、

 正子「ひどい、なんということを」
 ツバサ大僧正「お前も明朝はこの手術を受けるのだ」
 正子「いやっ、返してください、修一のところに返してくださいっ」
 ツバサ大僧正「予備注射だ」

 
 正子「ああ、修一っ!」

 正子、髪を乱して全身であらがうが、あえなく注射を打たれてしまう。

 いやぁ、悪に拉致られた美女って、なんでこんなに魅力的なんでしょう。

 もし管理人が悪の大幹部に就任したら、世界征服やV3打倒などほっといて、せっせと美女を拉致してはあんなことやこんなことをして充実した日々を送っていたことだろう。

 そして、首領にぶっ殺されていたことだろう。

 ……

 どうでもいいけど、なんで、明朝なの?

 3万ボルトの電気を流すのに、波動砲みたいに蓄電しないとダメなのかな?

 なにしろ、前回は「盗電」してたくらいだからねえ。

 CM後、姉が不気味な怪物に襲われる夢を見て、ガバッと跳ね起きる修一。

 
 修一「お姉ちゃん!」
 純子「どうしたの、何も怖がることないのよ」
 修一「お姉ちゃんがお花に食べられちゃった」
 立花「だいじょうぶだよ、修一君のお姉さんは志郎兄ちゃんがきっと探し出してくれるからね」
 修一「うん」

 そう言えば、この翌年には、小林さんと松田さんは「アマゾン」で共演することになるんだよね。

 ちなみにここはライダー隊本部、つまり、立花スポーツ店の住居部分である。

 と、向かいの部屋から何か物音がするのでシゲルが見に行くと、

 志郎「おう、シゲル、留守中、何もなかったか?」

 志郎が、お持ち帰りした戦闘員をソファに縛り付けているところだった。

 オリジナルでは、この戦闘員を演じているのが石橋雅史さんだったんだよね。

 しかし、「仮面ライダー」ではまだ4話と番組が始まって間もない時期だったから、戦闘員を捕まえてサディスティックな目でルリ子さんが尋問しようとしても不思議はないが、39話になって初めてそんなことをするのは、どう考えても不自然である。

 と、おやっさんたちもぞろぞろとやってくる。

 志郎「おやじさん、お客さんをお連れしましたよ」
 立花「デストロンじゃないか」
 志郎「修一君のお姉さんを攫ったのはどうやらこいつらの仕業らしい」

 志郎、気絶している戦闘員の腹にエルボーを食らわせて目覚めさせると、

 
 志郎「さあ、貴様らのアジトを吐いてもらおうか? 言えっ」
 戦闘員「キッキッキッキッ!」

 志郎に迫られ、激しく首を振り、全身で怯える戦闘員ナンバー3。

 オリジナルでは口を割る前に殺されたと思うが、ここではあっさり白状したらしく、次のシーンではバイクに乗った志郎が、高原の保養所のようなデストロンのアジトの前にやってくる。

 
 正子「きゃあっ!」

 その頃、正子は両側から戦闘員に担がれて、手術台のカマボコ型の透明なカバーの中に滑るように押し込められていた。

 正子の足元に立ってその様子をまじろぎもせずに凝視していたツバサ大僧正は、

 
 ツバサ大僧正「白! 合格!」

 じゃなくて、

 正子「やめて、助けて!」
 ツバサ大僧正「手術を開始せよ」

 だが、戦闘員がレバーを動かそうとした瞬間、侵入者の接近を知らせるブザーが鳴り響き、手術は中断される。

 いっつも思うのだが、ブザーなんか無視して、ちゃっちゃと手術すればいいのである。

 それはさておき、直ちに戦闘員が迎撃に出て、ツタ状のムチを志郎の両手両足に巻きつけ、

 
 その周りをぐるぐる回転する。

 ……

 回ってどうする?

 牛裂きの刑なら、引っ張らないと。

 
 志郎「まずい、このままでは……楽しくなってしまう!

 じゃなくて、

 志郎「まずい、このままでは……」

 志郎、なんとかムチを外すと、V3に変身して戦闘員を蹴散らし、建物の中に入る。

 建物自体はカムフラージュであったが、V3は難なくアジトへの秘密の入り口を発見し、突入する。

 その際、管理人は気付いてしまった。

 
 V3に裏拳で殴られた戦闘員が、

 
 壁の操作パネルに叩きつけられるが、

 
 その衝撃で、左横の三つ並んだダイヤルの真ん中が、外れて落っこちてしまったことを!

 建て付け悪いよ。

 ツバサちゃん、V3の姿を見るや、瞬間移動して逃げてしまう。

 V3「ツバサ大僧正!」

 タイミングずれてるよ。

 どうでもいいけど、怪人や大幹部がしばしば見せるこのテレポーテーション能力さえあれば、たとえピンチになっても確実に逃げられるのだから、ライダーに勝てなくても負けることはないのではないかと思うのだが……

 それはともかく、結局レバーは動かされないままで、正子は無事であった。

 
 V3「白! 合格!」

 
 謎の雄叫びを上げながら、手術台の周りで大暴れするV3。

 V3は難なく正子を助け、メカのスイッチを入れて、6人の保存人間たちの体を元のサイズに戻す。

 でも、彼らは毒液を注入された上で、3万ボルトの電流を流されて小さくされたのだから、それがスイッチひとつで元通りになるのと言うのは、どう考えても変である。

 もっとも、彼らは怪人用の素材に使われる予定だったのだから、手軽に元の大きさに戻すことが出来る仕組みになっているというのは、大いに納得できる。

 
 ただ、その6人だが、おばちゃんやじじいなど、どう考えても怪人or戦闘員の素材には適さない人も混じっているのが、どうにも解せないのである。

 V3、正子たちを逃がして自分も早々に退散するが、管理人はここでも気付いてしまった。

 
 さっき取れたダイヤルが、いつの間にか元に戻っていることに!

 修理早いよ。

 ヤケクソになったのか、ツバサ大僧正、アジトを爆破してV3を殺そうとするが、あえなく失敗する。

 でも、バショウガンの毒液と多少の設備さえあれば、計画の続行は可能だと思うので、アジトを自らの手で潰してしまったのは迂闊としか言いようがない。

 デストロンに限らず「悪の組織」に共通するダメなところは、作戦にミソがつくと、あっさり計画そのものを放棄してしまう、その粘りのなさであろう。

 ところで、アジトが爆破されたと言うのに、まだ時間が10分近く余っている。

 残りは純子さんの水着PVでも流してくれたら嬉しかったのだが、たぶん、命令したツバサ大僧正も忘れていた、バショウガンの戦闘員ナンバー3抹殺のシーンで穴埋めされることになる。

 戦闘員の見張りをしていたおやっさん、別の部屋から純子さんの悲鳴が聞こえてきたので慌てて駆けつける。

 
 立花「どうした?」
 純子「窓の外に変な化け物が……」

 意味もなく貼ってしまう純子さんの画像part1

 
 立花「誰もいないじゃないか」
 シゲル「確かにいたんだ、変な、植物みたいな化け物が……」

 意味もなく貼ってしまう純子さんの画像part2

 
 などとやってると、戦闘員のいる部屋にバショウガンが入ってきて、その凄まじいパワーで戦闘員の体をぐちゃぐちゃに砕いてしまう。

 大変な張り切りようであったが、既に作戦そのものが頓挫して、もはや戦闘員を始末する必要がなくなったことを知らないかと思うと、なんかバショウガンがかわいそうになってくる。

 おやっさんたちは、別の部屋に逃げ込んで怪人の侵入を防ごうとするが、バショウガンはドアを突き破って押し入ろうとする。

 
 純子「ああっ」

 
 純子「志郎さん!」

 思わず志郎の名を叫ぶ純子さん。

 その願いが通じたのか、部屋の隅から眩しい閃光が放たれると、

 
 暗闇の中、目の部分だけを緑色に光らせたV3が参上する。

 「仮面ライダー」79話「地獄大使!! 恐怖の正体?」で、仮面ライダーが闇の中で目だけ光らせて登場したシーンの再現を狙ったのだろうが、光る部分が小さく、これは失敗であろう。

 V3「待て、バショウガン」
 怪人「来たな、V3!」

 
 二人は近くの川の堤防の上に移動して戦うが、彼らの背後の土手の上を、通行人の男性がフツーに通り過ぎていくのが、以前のレビューでも紹介したように、脱力必至のトホホシーンとなっている。

 バショウガンはあっさりV3に倒され、事件は解決する。

 それこそ、毒液を使ってV3をちっちゃくすればいいのに……

 修一、V3に駆け寄った後、向こうから走ってきた正子と感動の再会を果たす。

 
 修一「お姉ちゃん、V3が助けてくれたの? V3、ありがとう」

 修一が振り向いて礼を言うが、いつの間にかV3は姿を消していた。

 修一「あれ、いないや」

 と、何処からかパンダのぬいぐるみを手にした志郎があらわれ、修一に返す。

 
 立花「いやあ、良かった良かった」

 それにしても、ミニスカ美女が二人もいるのは、実に喜ばしい限りです。

 極端な話、特撮にはミニスカ美女さえ出てくれれば、他に何も要らない気がする。

 また、こうして並ぶと、純子さんのスタイルがずば抜けて美しいことが分かる。

 仲睦まじい正子と修一の様子を微笑みながら見ていた志郎であったが、

 
 志郎(良いもんだな……ミニスカ……)

 じゃなくて、

 志郎(良いもんだな……兄弟か……)

 
 志郎「父さん、母さん、雪子……」

 ラスト、ひとり暮れなずむ海を眺めながら、今更と言う感じもするが、デストロンに殺された家族のことを思い出す志郎。

 ナレ「今日もまたひとつの愛を救ったV3、しかし彼には愛し合う親も兄弟もいない。だからこそ、だからこそ彼はひとつでも多くの愛を救おうと明日の戦いへの決意を固めるのだった……」

 いつもと違って、ナレーターの中江さんの語調も、妙にしんみりしたものとなっている。

 以上、ストーリーは平凡だが、ミニスカ美女が二人も活躍してくれるのが嬉しいエピソードでした。
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コメント

ホロ苦い思い出

第一話で家族を全て失った志郎にとってはホロ苦い思い出のようですね😅ツバサ大僧正役の富士乃さんにとっては、ゲストのお姉さんのパ○ツも除けて一石二鳥のような展開でしたね

死んでまうわ!

>>瓶は全部で6つあり、それぞれ小さくされた老若男女が閉じ込められていた。
これこそウルトラマンの28話のパクリですね。もっとも3万ボルトの電流を流したら「死んでまうわ!」とツッコミたくなりますね。志郎でも3000ボルトくらいがやっとなのに。

それにしても食虫植物って全くツバサ関係ないですよね。

カプセル怪人計画

現状人間には効き目があっても改造人間には毒液が上手く作用しないんでしょうかね
もし怪人を縮小できるようになれば発電能力を持った怪人に縮小した怪人を持たせて作戦行動地点で元に戻す事が出来るので、1体怪人を送り込めれば実質怪人部隊を送り込んだようなもんです
ついでに言うと縮小人間は少なくとも物を見聞きできるわけですから上手く使えば実質探知機に引っ掛からない盗聴器と隠しカメラみたいなもんですね
後、楽にパンツ覗けますよ

リメイク4作

あとの3作のチョイスはまぁ妥当といえるかな?
この回は4話ではなく、5話にして、志郎の幼馴染の女性キャラを出して
純子さんがやきもき・・・にすれば面白くなった気がしますね。

>極端な話、特撮にはミニスカ美女さえ出てくれれば、他に何も要らない気がする。

「ジバン」の洋子先輩と「ウインスペクター」の純子さん

1.ミニスカ←レザーのが多いのが◎
2.変身しない←ここ大事!
3.主人公のピンチを数多く救う有能さ
4.でも、敵に捕まる回数多し!←ここも大事!!!
5.主人公と「恋愛関係ではない」

この二人はポイント高いっス!

>今更と言う感じもするが、デストロンに殺された家族のことを思い出す志郎。

「今更」だから良いと思いますね。
もうすでに「個人の復讐」を「人類の自由を守る」ことに昇華してますから。
だから、結城丈二や村雨良を戦士へと導くことが出来たのでしょうね。

こちらを咲に見た

90年秋にこちらをビデオで見ました。
サラセニアンの回は93年の秋にBSでみました。

パンダ

今朝見た時はパンダの背中がパンティーに見える画像の方が上にあったような気がしましたが、間違いに気づいて文章も含め修正したのか、私が寝ぼけてたのか分かりません。

Re: ホロ苦い思い出

ミニスカは良いですよね。

Re: 死んでまうわ!

> これこそウルトラマンの28話のパクリですね。

確かに。

> それにしても食虫植物って全くツバサ関係ないですよね。

確かに。リメイクのせいですね。

Re: カプセル怪人計画

> もし怪人を縮小できるようになれば発電能力を持った怪人に縮小した怪人を持たせて作戦行動地点で元に戻す事が出来るので、1体怪人を送り込めれば実質怪人部隊を送り込んだようなもんです

いくらでも有用な使い道がありますよね。テクノロジーの凄さと、その利用方法のギャップがこれほどひどい作戦も珍しいかと。

Re: リメイク4作

しかし、ツバサ大僧正の退場回や、ヨロイ元帥の登場回までリメイクと言うのはどうかと思います。

Re: >極端な話、特撮にはミニスカ美女さえ出てくれれば、他に何も要らない気がする。

「ジバン」、早くレビューしたいんですが、まだ封も切ってない状態です。

Re: >今更と言う感じもするが、デストロンに殺された家族のことを思い出す志郎。

確かにそうですね。

変にメソメソしたところがないのは良いですよね。

Re: こちらを咲に見た

リメイクを先に見られたんですね。

Re: パンダ

いえ、何も修正はしておりません。

すいません

だいたい今見てもパンダの方が上にあるのに何を言ってるんでしょうか、私は…

Re: すいません

お気になさらずに。

それにしても我ながらアホなこと書いてるなぁ……

Re:Re:すいません

私さらに意味不明ですね(笑)
今見てもっつうのは今朝見ても寝ぼけてなくて上下を見間違えてなかったような言
い方。
えーと、多分ですが最初に見たときに下のギリギリのミニスカ画像に目が行ってそっちのことだと思って、その後寝ぼけながらパンダの画像の方がよっぽどそれっぽいと思って、さっきからどっちがどっちか混乱したと思われます(笑)

やっぱり華があるなぁ…

先日の「Ⅹライダー」レビューとテンションが雲泥ですな(笑。

いやぁ、悪に拉致られた美女って、なんでこんなに魅力的なんでしょう。

団鬼六先生
「おぬし、わかっておるな。
美女はより美しく、悪はひたすら下衆になればなるほど、魅力は増すのじゃ。」

Re: Re:Re:すいません

わざわざ説明ありがとうございます。

Re: やっぱり華があるなぁ…

> 先日の「Ⅹライダー」レビューとテンションが雲泥ですな(笑。

まあ、やっぱり男の子ですから。

Re: いやぁ、悪に拉致られた美女って、なんでこんなに魅力的なんでしょう。

団先生にお褒めいただき、光栄です。

猛と志郎

他の方が仰る通りこの4作品は“仮面ライダー”のリメイク作品なのですね😅それは兎も角V3が闇夜に紛れて登場するシーンや、猛と志郎が“良いものだな、兄弟か”の台詞は彼等が、生涯孤独の身を際立たせる意味で象徴的な台詞のようですね

Re: 猛と志郎

生涯独身って、なかなかきついですよね。

ラストのBGM

ライダーの子守うたという前作挿入歌のインストが締めの曲として使用されたのが印象的でした。この部分はオリジナルを超えているとサラセニアンの回を見て感じました。

Re: ラストのBGM

そうでしたか。どうせならオリジナルと比較しながら書くべきだったかもしれません。

No title

この回ですがいくら初代仮面ライダーの第4話のリメイクだからって植物怪人のままなのはどうかと思いました。
ツバサ一族なのに飛行能力のない植物怪人っておかしいだろうと突っ込みを入れざる負えませんでした。
リメイクするにしてもせめてゲスト怪人を飛行能力のある怪人に変えても違和感がないように改変してほしかったです。

No title

プロデューサーである平山亨による展開案では、フクロウをモチーフとした怪人の登場が予定されていたそうです。ツバサ一族の怪人なんですからそっちの方が絶対良かったですね。バショウガンではなく、フクロウの怪人を登場させてほしかったです(それに合わせて脚本も違和感のないように弄って)。

Re: No title

確かに雑ですよね。

それ以前に、リメイク自体どうなのかと思いますが。

Re: No title

そうなんですか。そう言えばV3にはフクロウの怪人は出てなかったですね。

No title

この話、拉致した人間を縮小して瓶に閉じ込めるというのはちょっと無理がありましたね。
オリジナルのサラセニアンの話と同様に改造予備検査でよかったと思います。

Re: No title

急にSFになっちゃいますからね。

ツバサ一族

他の方が仰った通り確かにツバサ一族が飛行能力がある以上鳥を登場させて欲しかったものですね😅🦉なり鴉なり探せば幾つか(候補者)あるものかと思いますがね

Re: ツバサ一族

統一感がなくなりますよね。

素材としては

拉致された人達には申し訳ないですが、どうも素材的には❎な人達が多いようですね😅どうも作戦の意図が今一つ曖昧でしたね🙄

Re: 素材としては

意味不明ですよね。

今回の選曲

>志郎、トンネルを抜けると、得意の手放し運転からの変身を決める。
ここは「走れ!ハリケーン」

>それはさておき、直ちに戦闘員が迎撃に出て、ツタ状のムチを志郎の両手両足に巻きつけ

ここからアジト突入までが「不死身の男」

ラス殺陣が「V3アクション」と王道のアクションシーン選曲でした。初見の時は「走れ!ハリケーン」以外の曲名をしらなかったので、あまりテンション上がらなかったのと相変わらず配信を集中して見てなかったことを再確認しました。曲の使い分けの基準がわかりやすいのでギャバンより音楽のコメントが書きやすいのがV3の素晴らしさです。

Re: 今回の選曲

相変わらず曲のタイトルとメロディーが一致しない管理人です。

実際に見れば分かるんでしょうが。

No title

>相変わらず曲のタイトルとメロディーが一致しない管理人です。

音源がないと曲のタイトルを覚えるのは難しいです。
ギャバンは、使用頻度最多の「チェイス!ギャバン」と他の曲の使い分けがわかりにくいから詳細な音楽解説のある解説書とかリストがないとコメントが書きにくいです。

Re: No title

歌詞があればまだ覚えられるんですけどね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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