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愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第1話

電子戦隊デンジマン VOL.1 【DVD】

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 みんなの熱い要望(註1)に応え、遂に始まった「電子戦隊デンジマン」のお時間です。

 だいぶ前にちょこっと紹介したことがあるが、改めて第1話から(全部じゃないけど)各話をレビューしていきたい。

 これは戦隊シリーズ第4作に当たり、1980年~81年に放送された作品で、現在まで延々と(子供に玩具を買わせるためのプロモとして)続く戦隊シリーズの基本的なフォーマットを作ったと言ってよいだろう。

 内容的にも自分が知ってる戦隊シリーズの中では最高の出来だと思う。ここで言う内容はドラマやキャラクターの面白さであって、映像や造型的な意味ではない。

 第1話「超要塞へ急行せよ」

 とにかくこの頃の特撮ヒーローは、余計な段取りなどをなるべく排除して、極めて迅速に初期設定が完了する。このデンジマンも、最初の15分であっという間に5人の戦士が集まり、スーパーヒーロー軍団が誕生してしまうのである。

 おっと、その前にオープニング。

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 タイトル曲は、「デンジマン、デンジマン~♪」という歌い出しが印象的で耳について離れない「ああ電子戦隊デンジマン」(曲・渡辺宙明/詞・小池一夫/歌・成田賢)である。EDの「デンジマンにまかせろ!」も名曲だ。

 なお、2話までと3話以降では、曲やタイトルバックに微妙な違いが見られる。たとえばこの爆破ショット、2話までは音がないのだ。それはそれでカッコイイと思うが、3話からは普通に爆破音が付けられている。

 続いて5人のレギュラーの紹介となるが、

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 4人目のデンジグリーン緑川達也(内田直哉)は、2話まで、車を飛び越したあとの着地シーンがあるが、3話以降はすぐ射撃シーンに飛ぶ。

 また、射撃シーンの前にギターを持って振り返るカットもある。

 この辺りの「デンジマン、デンジマン」と言うコーラスも、2話までは3話以降と比べて一小節分多い。

 最後のデンジピンク桃井あきら(小泉あきら)も、

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 1~2話はファッションショー→水泳→体操の決めポーズと言う構成だが、3話以降は水泳→ファッションショーだけとなる。

 小泉あきらさんは本業はモデルなので、ファッションショーのシーンが一番輝いてるね。

 で、本編。

 3000年前、ベーダー一族に滅ぼされたデンジ星から、デンジ犬アイシーと高性能コンピューターやらが地球へやってきて深い眠りに入る。んで、3000年後の現在、ベーダー一族の地球侵略を感知して、コンピューターとアイシーが甦るのだった。

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 電子頭脳を持ち、人語を喋り、特殊な力を持つアイシーだが、実は何も考えていない(当たり前だ)。

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 とりあえず5人の戦士をスカウトにしに出かけるアイシーは、まず、高層ビルをバックに空手の練習をしている赤城一平(結城真一)に近付き、ベーダーの攻撃から彼を守った上で、目をピカピカ光らせて「君はデンジレッドになってベーダー一族と戦うのだ!」との一言でスカウト完了。

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 とてとてやってくるアイシーがとても可愛い。

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 二人目は、テニスの練習をしていた桃井あきらを、目の前でベーダーによってコーチが焼き殺されたと言うのに「君はデンジピンクになって(以下略)」の一言で完了。

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 三人目は科学者の黄山純(津山栄一)をデンジイエローとしてスカウト。

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 なお、四人目の緑川達也は刑事で、同じく刑事の父親(長島隆一)をベーダーによって殺されてしまう。その直後、デンジグリーンとしてスカウトされる。

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 最後は「宇宙刑事ギャバン」でお馴染み大葉健二演じる青梅大五郎で、デンジブルーとなる。ちなみに大葉氏は変身後のスーツアクターも担当している。

 んで、へドリアン女王率いるベーダー一族が、本格的に地球を攻撃してくる。彼らの目的は地球侵略と言うより、へドリアン女王の気まぐれで人間社会に害悪をもたらすためと言うほうがあたっている、愉快犯の感じが強い。

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 早速巨大化して街を破壊するベーダー怪人。ベーダー怪人はベルトに番号が入っているが、第1話のムササビラーは「00」なので、タイトルナンバーとずれてしまう。

 アイシーから合図を受け、岩山の形をしたデンジランドへやってくる5人。

 彼らは全くの初対面(黄山と緑川だけ仕事上で知り合っていたかもしれないが)なのだが、何故か自己紹介などの最低限のやりとりもない。この辺はちょっともったいない。せっかく個性豊かなキャストが揃ったと言うのに。

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 ただ、桃井あきらだけ何故か晴れ晴れとした笑顔なのが気になる。コーチが焼け死んで間もないと言うのに。

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 勢揃いしたデンジマン。

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 で、基地内部に入り、デンジリングを受け取って変身する。ナレーターが「強化服を着たときから彼らはデンジマンとしての全ての能力を得た」と強引に説明しているが、

 じゃあ誰でもいいんじゃねえか! と突っ込まないように。

 もっとも、彼ら5人はデンジ星人の血を引いてるんだったっけ?

 ここまでがAパート。話が早い。Bパートは、怪人との戦いから、巨大化した怪人とロボットの戦いになるが、子供たちに玩具を売りつけるためのルーティンワークには興味はないのですべてカット。

 もっとも、人間サイズでの戦いは、銃や剣と言ったアイテムはほとんど使わないシンプルなものだ。

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 腰に下げている短剣のようなアイテムも、最後にトドメを刺す時に5人合わせて円盤状にして投げるだけで、戦闘時にはほとんど使わない。

 こうしてベーダーの最初の計画(知らんけど)は挫かれた。

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 エンディングでの爆発は大迫力で、爆風を受けてデンジマンががに股になってしまうほどである。殺す気か。

 例によって管理人は桃井あきらが好きだけど、彼女のためだけにレビューしようと思っているわけではない。作品そのものが面白いからだ。



 (註1・勿論、そんなものはない)


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コメント

お邪魔いたします。管理任さま。

誰にも望まれていないけどやって来る「小うるさファイブ」のお時間です。

今回はリーダーの美子がへドリアン王女にこんな提案をします。
「地球人なんて破壊とか裏切りとかそんなんばかりやっているし、ほっといたところですぐに滅びます。だから地球なんて相手にする価値もないからお帰りになったほうがいいですわ♪」

これは本心でなくて、ベイダーを地球から去らせるために最もらしい理屈を並べているだけ。

しかし、へドリアン王女は
「美子が美人過ぎる(外見上のモデルはエミリーチュウさん)&小うるさファイブの絆の深さがムカつく」という理由で彼等を空から突き落とします。
偶然デンジマンが五人とも助けますが、屈辱を味わい、怒りに震える小うるさファイブは、町中で作戦中のベイダーの部隊を発見しては虐殺を繰り返します。
この結果、小うるさファイブとベイダーの抗争が・・・すみません。もうやめます。面白くないですよね。

失礼いたしました。

Re[1]:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第1話(07/03)  

妄想大好き人間様
毎度長文コメントありがとうございます。

小うるさファイブって、どんな番組にも首を突っ込むんですね。

Re:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第1話(07/03)  

またこの記事にお邪魔いたします。

「Who are us? 私達は何者? Where we go? どこへ行くのだろう?」
・・・これ、何かというと自分で勝手に考えた「小うるさファイブ」のテーマソングです(←馬鹿か)。
ヒーロー作品の主題歌とも、悪の組織のテーマとも違う歌詞にする予定です(←知るか、ボケ)。

「小うるさファイブ」
今回はベーダーとの交渉に失敗した後の話です。
ベーダー戦闘員ダストラー達を虐殺し、ヘドリアン王女から目の敵にされる小うるさファイブ。デンジマンに、殺したダストラーの死体一体を研究材料として売る見返りに保護を申し出ます。

デンジマン側はそのダストラーの体を研究し、そしてある薬を開発します。それはベーダー人の能力を低下させるもので、「ダストラー・・・即死」「人間サイズのベーダー怪物・・・戦闘力低下及び巨大化不能」「巨大化したベーダー怪人・・・一時動けなくなる(個体差有)」という効果を発揮するもの。

デンジマンはそれを実戦導入し、怪人一体を巨大化前に倒すことに成功。ベーダーは戦法転換の必要に迫られます。

一方小うるさファイブは無事香港に戻りますが、そこへヘドリアン王女達が殴り込みに来ます。
しかし、美子のパトロンのマフィアが手下を集め、美子達に手を出すなら全滅覚悟で総出で戦う意志を示し、王女達はスゴスゴ引き返していきます。

・・・何かもう誰が主役かワケ分からんことになっていますね。この辺で退散いたします。長文失礼いたしました。

Re[1]:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第1話(07/03)  

妄想大好き人間様

いつも妄想ありがとうございます。
まぁ、怪人が巨大化しても、いつもサクッと倒しているので問題ないと思いますが。

あと、正義のヒーローが薬使うのはどうかと……。

バナナ♪ゼロミュージック「ヒーローソングSP」  

先日ご紹介させていただいた番組の録画をようやく観て全般的に良かったです。
なかでも「デンジマン」のOPの紹介で
中川翔子さん「1980年代の幕開けを感じさせる、ねぇ~この。カッコ良過ぎる。大好き!
デンジレッドが空手チョップするこの氷で右手を骨折している・・・っていう。」
その他全員「ええっ」
バナナマン「(ブルーのシーン)大葉さんだよ。出た!大葉さん」
中川翔子さん「そして、この(イエローのシーン)ここで調合(試験管)してるのに
周りから爆発するという謎の」腹抱えて笑ってしまいました・・・
本当に「戦隊シリーズ好きなんだなぁ」と思いました
(「オーレンジャー」だけは嫌いだそうですが)。

Re:バナナ♪ゼロミュージック「ヒーローソングSP」(07/03)  

影の王子様

細かいところまで再現されてますね。

自分も録画して見ましたけど、タレントとかクイズとか要らないから、普通に曲を聞かせろ!と思いました。

確かに“殺意満々の”半端ないぐらいの火薬の量ですね😓

アイシー

🐶兼司令官のアイシーは愛くるしいですね😅火薬の量も70年代の特撮ならではですね

Re: アイシー

何頭かいるみたいですね。

No title

デンジマンの第1話ですが正直詰め込みすぎて説明不足だったり話の展開がかなり強引になっていると思いました。まあ、デンジマンに限らず昭和の特撮作品の第1話はだいたいそうなんですが。デンジマンも含めて昭和の特撮作品の第1話はせめて前後編もしくは3話くらい使って作中設定の説明とか丁寧にしてほしかったと思うことが結構あります。
zura1980さんはどうですか。

Re: No title

そうですね。仰るように、昔の特撮にありがちですが、せめて2話くらいは使うべきでしたね。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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