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「仮面ライダーV3」 第44話「V3対ライダーマン」


 第44話「V3対ライダーマン」(1973年12月15日)

 前回、ヨロイ元帥の罠(……と言うほどでもないが)に嵌まり、カマクビガメに殺されそうになったライダーマンの兄貴であったが、駆けつけたV3によってあっさり助け出される。

 アジトである船から逃げたものの、カマクビガメはしつこく二人の前にあらわれる。

 
 ライダー「私に任せて、逃げろ」
 ライダーマン「断る、お前こそ逃げろ」
 ライダー「あ、じゃあ、お言葉に甘えて……」
 ライダーマン「ああーん、待ってーっ! ひとりにしないでーっ!」

 じゃなくて、

 ライダー「バカな、今は個人の目的で戦う場合か、行け!」

 V3、先輩ライダーらしい小言を言うと、ライダーマンの胸を押して追い払おうとするが、

 
 ライダー「あっ」

 ライダーマン、こともあろうにロープアームを敵に向かって走り出したV3の足に絡め、文字通りその足を引っ張る。

 
 ライダーマン「待て、ヨロイ元帥は俺の力で倒す!」
 ライダー「今戦ってるのはヨロイ元帥じゃないでしょおおおおおっ!!」

 人の邪魔をした上、トンチキな台詞を放つライダーマンに、遂にV3の怒りが爆発する。

 ……と言うのは嘘だが、V3がムカついているのは事実である。

 カマクビガメ、怪人そっちのけで喧嘩している二人に毒ガス爆弾を投げつけると、

 
 太くて長い首をニョニョニョと伸ばして……って、これ、

 誰がどう見てもチ○コだねーっ!!(by小峠)

 しかもかなり年季が入ってる……

 ちびっ子たちと一緒に若いお母さんたちが見ているかもしれない番組で、これはちょっと問題なのではあるまいか。

 
 なお、カマクビガメに噛まれたライダーマンが、V3に助けられて顔をのけぞらせた際、マスクが脱げて一瞬スーツアクターの顔が丸見えになっている。

 ほどほどに戦った末、V3とライダーマンは怪人の前から姿を消す。

 
 首領「なんだと、ライダーマンになった結城丈二がライダーV3の邪魔をしたと言うのか」
 ヨロイ「そのとおりです。首領、カマクビガメの前でです」
 首領「面白い、ライダーV3が100パーセント力を出せないように、ライダーマンを利用してやれ」
 ヨロイ「カマクビガメを暴れさせて、人間どもを毒ガスで苦しめてやりましょう。ライダーV3は必ず来る」
 首領「その時、一気に二人を倒せ」
 ヨロイ「無理です!」

 ……と言いたいのは山々のヨロイ元帥であったが、嘘である。

 さて、カマクビガメは適当に選んだ青葉団地を襲撃し、毒ガスであっという間に住民を皆殺しにする。

 
 立花「ライダーマンが邪魔をした?」
 幸江「そんな、そんな筈は」
 シゲル「それならライダーマンは敵も同じじゃないか」
 幸江「違います、目的は同じです、皆さんと」
 志郎「確かに目的は同じかもしれない! しかし一番の違いはその方法でしょう」

 一方、ライダー隊本部で、前回から引き続き登場の片桐の妹・幸江と、ライダーマンについて話している志郎たち。

 正直、幸江が今回も登場する必要はないのだが、たぶん、小野ひずるさんが何かの都合で出られないので、その代わりなのだろう。

 などとやってると、通信機が鳴り、シゲルが出る。

 シゲル「非常連絡です。青葉団地の人たちが原因不明で全滅です」
 志郎「全滅?」

 志郎はすぐ青葉団地にバイクを飛ばすが、志郎の動きをマークしていた結城も尾行して団地にやってくる。

 もっともこの時点では志郎は結城がライダーマンであることは知らず、手摺の外にぶら下がって隠れながら、その様子を窺いつつ、

 志郎「一体何者なんだ、あいつは?」

 結城はある部屋に取り残されていた赤ん坊がまだ生きているのを知ると、意外と子煩悩らしく、優しくあやしてから背中に背負い、病院へ連れて行こうとする。

 だが、団地の階段を降り切る前に、戦闘員たちに包囲される。

 
 赤ん坊「あーっ」
 結城「泣くなよな、すぐ片付けるからな」

 
 戦闘員「キキッ!」
 結城「うっ、あーっ!」
 赤ん坊(お前が片付けられてんじゃねえかっ!!)

 赤ん坊にまでその不甲斐なさを突っ込まれる結城であったが、嘘である。

 結城「重い、まるで背中に鉄の玉を背負ってるような重さだ」

 いくら変身前とは言え、結城が戦闘員ごときに苦戦する筈がなく、急に背中の赤ん坊が「子泣きジジイ」のように重くなったので、動きが鈍くなってしまったのだ。

 しかし、聞いたところによると、世の中には「質量保存の法則」というものがあるらしいから、同じ赤ん坊の重量が増えたり減ったりすることはないと思うんだけどね。

 
 赤ん坊「そうともさ、カマクビガメの体重は1トン近い」

 と、驚いたことに、結城の言葉に背負われている赤ん坊が怪人の声で答える。

 そう、その赤ん坊はカマクビガメが変身していたものだったのだ。

 本物の赤ん坊の声を、怪人の声優が吹き替えるなんてシーンは、数ある特撮の中でも、このシーンだけじゃないかなぁ。

 ちなみに槐柳二さんも、心なしか可愛らしく演じられていて、なんとなくモグラ獣人っぽくなっている。

 結城に投げ飛ばされた赤ん坊は手足をバタバタさせていたが、やがてカマクビガメの姿になる。

 怪人「待っていたぞ、結城丈二」
 結城「ライダーマンとして戦うまでだ」

 結城がライダーマンに変身するのを見た志郎は、

 志郎(そうだったのか……)

 やっとライダーマンの正体を知るのだった。

 二人が屋上に上がって戦っていると、V3があらわれる。

 ライダー「罪のない人々を何人殺せば気が済むのだ?」
 怪人「地上の人間すべてだ!」

 V3、ジャンプして攻撃しようとするが、

 
 ライダーマン「邪魔するな!」
 ライダー「やめろ、ライダーマン」

 またしてもライダーマンがロープアームをV3の足に巻きつけ、邪魔をする。

 怪人「ライダーマン、ライダーV3とどっちが戦う?」
 ライダーマン「勿論、私だ」
 ライダー「やめろ、利用されてるのがわからないのか? 私が君と戦ってれば喜ぶのはデストロンだけだ」

 せっかく二人いるのに連繋しようとせず、敵の奪い合いを演じるV3とライダーマン。

 
 なお、カマクビガメに飛び掛かっているV3の背後から、

 
 ライダーマンが飛びつくシーンを見て、なんとなくヒワイだなと思ってしまった人は、あとで職員室に来るように。

 怪人「二人とも死ねえ」

 カマクビガメ、両脇にV3とライダーマンを抱えて屋上から飛び降りるが、三人ともそれくらいでは死なず、普通に着地して散会となる。

 
 CM後、兄と、結城の助手二人の墓に手を合わせている幸江。

 ちなみにこの墓標によって、片桐の名前が二郎であり、他の二人が平亨、阿部征二と言う名前だったと分かる。

 無論、番組プロデューサーの平山亨と阿部征司の名前をもじった、お遊びである。

 心優しい結城は、幸江が去った後、自分も花と線香を供えるが、

 結城「僕が生きていられるのはみんな君たちのおかげだ。だが君たちはもうこの世の中にはいない……ヨロイ元帥め」

 不意に、ヨロイ元帥にされた仕打ちを思い出し、

 結城「僕は、僕の手で貴様を倒してやる!」

 と、いつの間にか、志郎がそばに立っていた。

 
 志郎「結城さんですね」
 結城「僕に何の用だ?」
 志郎「あなたは何故ライダーマンになったんです?」
 結城「知っていたのか、僕がライダーマンだということを?」

 ……

 なんか、結城の言い方だと、過去に(生身の人間同士で)何度か会ったことがあるように聞こえるが、劇中では、実はこれが二人の初対面になるので、かなりの違和感がある。

 
 結城「僕もあなたの秘密を知っている……風見志郎、実はライダーV3!」
 志郎「……」

 お返しとばかり結城も志郎の正体を口にするが、結城はデストロンの幹部だったのだから、V3のことを知っていても不思議はないのである。

 
 志郎「君もデストロンと戦っている。一緒に力を合わせて……」
 結城「協力は断る」
 志郎「断る?」
 結城「僕はデストロンのために、僕のこの手でヨロイ元帥を倒す。僕はデストロンを信じていた。ヨロイ元帥は悪い奴だが、仲間だと思っていた。それを奴らは……僕を死刑にしようとした。信じていたものに裏切られた悲しみがどんなものか、あなたには分かるまい」

 結城は自分の右腕の義手を外すと、

 結城「見ろ、これを、これは僕の悲しみの姿だ。こうしてしか生きられなかった、憎しみの姿だ」
 志郎「結城君、君のような男がこの世の中にただひとりだと思うな」
 結城「なんだとぉ」
 志郎「俺がデストロンから、受けた傷に比べればな……俺は両親、そしてたった一人の妹までデストロンに殺されてしまった」

 だんだん、ヒーロー同士の不幸自慢合戦になってきたが、

 
 志郎「見せてやろう、俺のいまひとつの姿を……」

 
 グローブを持った右手を差し上げ、それを指先だけで横に放ると、変身ポーズを決めてV3になる。

 普通の役者なら、グローブをただ放り投げるところを、カッコよく指先だけで投げる、こういう些細なアクションへのこだわりこそ、宮内洋と言う唯一無二のヒーロー俳優の真骨頂なのである。

 
 もっとも、前記したように結城がデストロンの幹部なら、そんなことはとっくの昔に知ってることなので、今更変身して見せる必要はなかったように思うが、結城の態度を見ると、まるで初めて見るような顔をしているので、あるいは、デストロン時代には志郎=V3と言うことを知らなかったのかもしれない。

 ただ、そうすると、結城はどうやってV3の正体が志郎だと知ったのかと言う新たな疑問に突き当たってしまうのだが。

 あと、このシーンでの結城の台詞から、結城はまだデストロンの一員のつもりで、あくまで恨みの対象はヨロイ元帥個人に限定されていることが分かる。

 その割に、さっきの屋上の戦いでは、「デストロンは私が消す」とか言ってましたが……

 ついでに、シリアスな演技をしているV3の左後ろを、墓参りらしい一般の人が普通に歩いているのが、せっかくの緊張感を台無しにしてくれている。

 ライダー「私の体には普通の人間の血は流れていない。たった一つ残っているのは頭脳だけだ。結城君、改造人間として、この苦しみ、悩みは君にも分かるはずだ。個人の復讐は忘れるんだ」
 結城「わからない、僕には分からない!」

 V3の……いや、志郎の体を張った説得に対し、結城は、自分でも自分の気持ちが理解できないかのように、三人の墓の前に膝を突き、義手で何度も地面を打ちつけながら声を震わせて叫ぶのだった。

 V3は苦悩する結城の前から、そっと姿を消す。

 少し離れたところで、おやっさんが難しい顔をして待っていた。

 
 立花「つらい役目を押し付けてしまったな」

 自分が改造人間であることを他人に明かした志郎の心を慮るおやっさんに対し、

 志郎「いやぁ、俺は別になんとも思ってませんよ」
 立花「……」

 なんでもないことのように装う志郎と、その腕を無言で掴むおやっさん。

 肝胆相照らす間柄と言うのは、こういうことを言うのだろう。

 しかし、「役目を押し付ける」って言っても、結城にそんな説得が出来るのは、基本的にこの世で志郎ひとりなんだから、微妙に引っ掛かる表現である。

 だからここは「つらい思いをさせてしまったな」くらいのほうがモアベターだったかもしれない。

 志郎「ただね、おやっさん、あいつが俺のあの姿を見て、もっと大きなことに目覚めてくれればね」
 立花「ああ、シゲルの奴、幸江さんのボデーガードなんて張り切ってたが無事本部まで着いたろうなぁ」

 おやっさんの台詞に合わせて、幸江と一緒にタクシーに乗っているシゲルの姿が映し出される。

 シゲル「前方後方異常なし、運転手さん、そのまま直行してください」
 運転手「生意気言うな!」
 シゲル「へぶっ!」

 免許もないくせに助手席でえらそうな指示を出して、思いっきり運転手にぶん殴られるシゲルであったが、自業自得である。

 
 幸江「うふふふ、小さなボディーガードさん、大変ですこと」
 シゲル「日頃の訓練どおりですからね。ストップ、運転手さん」
 幸江「ライダー隊本部と違ってよ」
 シゲル「車を乗り換えるんです。もしもってことがありますから」

 幸江、正直ルックスはいまいちなんだけど、シゲルをからかう口調やお嬢様っぽい語尾など、キャラ的には結構可愛らしい。

 ちなみにこの運転手こそV3の中の人、中屋敷さんである。

 幸江「でも、まさか、そのタクシーが……」

 シゲルの「少年探偵団」的な過剰な配慮を笑う幸江であったが、

 運転手「ふっふっふっ、はっはっはっ……キキーッ!」

 案の定と言うべきか、突然低い声で笑い出した運転手が、一瞬で戦闘員の姿に変わる。

 そして二人の方を振り向くと、

 
 戦闘員「あ、どもー、880円になります」
 シゲル「1万円でお釣りある?」
 戦闘員「ええ、ありますよ!!」

 じゃなくて、

 戦闘員「片桐幸江、デストロンの脱走者の妹として死刑室に連れて行くぞ」
 シゲル「逃げて!」
 幸江「ドアが……」

 シゲル、すぐに車から出るが、後部座席のドアは開かず、幸江はそのまま連れ去られてしまう。

 なお、映像では、シゲルが自分だけとっとと逃げているように見えて、割と笑えます。

 まだ墓地に残っていたおやっさんにシゲルから連絡が入るが、それを聞いた結城がすぐさまバイクで走り出す。

 
 立花「あ、今の通信聞いたな? チッ、またでしゃばるつもりなのか!」

 おやっさん、忌々しそうに言うのだが、ここはちょっとおやっさんにしては大人気ない態度に見える。

 別に、デストロンと戦っていいのは志郎たちだけという決まりはないからね。

 志郎「奴もデストロンの脱走者だ。死刑室がどこか知っている。まずい、奴を誘う罠だ!」

 志郎、慌ててバイクにまたがって結城の後を追う。

 ちなみに結城のバイクは一応ライダーマンマシーンと言う特別仕様のマシンの筈なのに、ハリケーンじゃない志郎の普通のバイクにあっという間に追いつかれるのがちょっと悲しい。

 並走しながら必死で結城を引き止める志郎であったが、頑固で責任感が強くて自信過剰の結城が聞く耳を持つ筈がなく、志郎は結城の前に回って無理矢理バイクを停めさせる。

 結城「風見、お前を倒してでも俺は行く」
 志郎「罠だと言うのが分からんのか」
 結城「うるさい」

 バイクから降りて殴り合いを始める二人。

 
 もっとも、殴り合いと言っても、志郎は一切手出しをせず、ほとんど無抵抗で殴られるだけであった。

 だが、結城のパンチは、変身前とは言え改造人間である志郎には全く効かず、ますますライダーマンの情けなさが引き立つ結果になっている。

 まあ、元々ライダーマンは、「V3が弱く見える」と言う番組の問題点を克服するために考え出されたキャラらしいので、その真価が遺憾なく発揮されているとも言えるのだが。

 
 志郎「これだけ言っても分からんのか、ようし、俺も手加減はせんぞ。どっからでも来い」

 やがて志郎も諦めて、哀れみの篭った目で結城を見下ろし、自分も本気出す宣言をする。

 
 志郎「少し頭を冷やせ!」

 無論、本気になった志郎の前では、結城は喋るサンドバッグに過ぎず、一方的にボコられる。

 しかし、いくらなんでもこれじゃあまりに結城が惨めなので、もう少し良い勝負をして貰いたかったという気はする。

 志郎はV3に変身すると、ハリケーンに乗り、

 ライダー「結城君、デストロンは私がやる」

 一方、幸江は廃墟のような倉庫の中で、細長い、四角い枠の中に立たされていた。

 どうやらそれが「死刑室」らしい。

 怪人「ボタンひとつであっという間に毒ガスが噴出する」
 幸江「なんて恐ろしい」
 怪人「ライダーV3とライダーマンをおびき寄せ、この中に入った瞬間、殺す」

 そこへ戦闘員がやってきて、ハリケーンの接近を知らせる。

 
 だが、怪人たちが外へ出て行った後、その戦闘員がナイフを取り出して幸江に迫ると言う意外な行動に出る。

 それは幸江を殺すためではなく、縛っているロープを切るためのものであったが、その途中、騙されたことに気付いたカマクビガメが戻ってくる。

 怪人「貴様、ライダーV3か、それともライダーマンか?」

 カマクビガメに蹴られた戦闘員、振り向いてマスクを取るが、

 
 ライダー「はっはっはっはっ、V3だ!」

 普通にV3だったので、カマクビガメもちょっと拍子抜けしたと言う。

 うーん、ここは意外ついでにおやっさんのほうが面白かったと思うが……

 ライダーマン「カマクビガメ、ライダーマンもいる」

 続いて天井の上にライダーマンもあらわれる。

 ライダー「貴様、邪魔をしに」

 それは良いのだが、それを見たV3の反応が、おやっさん同様、大人気ないのがちょっと残念。

 
 ライダーマン「V3、ここは私に任せろ、幸江さんは私が」
 ライダー「おうっ、頼むぞ、ライダーマン」

 それでも、今回は人質の救出と言う共通の目的があるので、ライダーマンも協力の姿勢を見せる。

 怪人「チッ、いつの間にか味方同士になった」

 仲間割れ前提で二人をおびき出したカマクビガメ、当てが外れて思わず舌打ちする。

 外へ出て、V3は怪人と戦い、ライダーマンは幸江を守りつつ戦闘員を蹴散らす。

 ライダーマンの助けを借りてピンチを脱したV3であったが、

 
 怪人「飲み込んでやる!」

 カマクビガメ、非常手段として、V3の体をその体の中に飲み込んでしまう。

 
 ライダー「まずい、このままでは溶かされてしまう」

 分かりにくいが、これは、怪人の胃の中で逆さになって悶えているV3なのである。

 その周りを飛んでいるのは、色とりどりの細長い風船のようである。

 多分、胃の中の様子を表現したかったのだろう。

 手前に映っている赤いものは、言うまでもなく肋骨であろう。

 怪人に食われると言う、得難い経験をしたV3であったが、

 
 ライダー「V3、脱出パーンチ!」

 今思いついた技を繰り出し、

 
 カマクビガメの体を内側から砕いて飛び出す。

 当然、カマクビガメはバラバラになり、最後は真っ二つにされた甲羅が爆発して四散する。

 自分の内側から破壊されると言う、なかなかハードな死に様であった。

 
 V3の勝利を喜ぶライダーマンと幸江。

 こうして見ると、幸江もなかなか可愛い。

 
 ライダー「ライダーマン」
 ライダーマン「……」

 V3、自然な流れでライダーマンの前に立ち、握手を求めるが、ライダーマンは口元を歪ませて嘲るような表情になると、無言で差し出された腕をロープアームで払う。

 
 ライダー「……」
 ライダーマン「……」

 今回はあくまで幸江のために共闘したまでだと言わんばかりのよそよそしい態度で、ひとり背を向けて立ち去るライダーマンを茫然と見送るV3と幸江であった。

 ナレ「ライダーV3とライダーマンの対立はいつまで続くのであろうか?」

 バイクを走らせる志郎の姿に、ややうんざりしたようなナレーションが被さり、終わりです。

 以上、志郎(V3)と結城(ライダーマン)の葛藤をシリアスに描いた、ドラマ重視の力作であった。
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コメント

膨張率6倍以上

首がナニみたいに伸びるは赤ん坊サイズまで縮むは、果てはV3を飲み込むはと妙に伸縮自在のカマクビガメ
ゲルショッカーの技術の応用で蛇の能力でも追加されているんでしょうか

目的の違い

ライダーマンはヨロイ元帥に対しての個人的な恨みなのに対して、V3はデストロンに対しての憎しみと同じようで違うようですね😓志郎の“個人的な復習は止めて共に闘おう”という願いは次回以降叶うようですね🤲

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改造人間の哀しみ

猛   …「ルリ子さんに知られたくない」
隼人  …さっさと割り切った
敬介  …パパ自爆で振り切った
アマゾン…何も考えていない
茂   …復讐のための手段
洋   …感謝
一也  …平和利用のため志願

こうして見ると、被害者が家族3人の志郎、多くの仲間の丈二がキツいな。
「改造人間の哀しみ」がもっとも描かれたのがこの回かも?

執念アップ

>幸江、正直ルックスはいまいちなんだけど、シゲルをからかう口調やお嬢様っぽい語尾など、キャラ的には結構可愛らしい。
>こうして見ると、幸江もなかなか可愛い。
本当によくご覧になられていますね。女性のことに関して
「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」ぐらいの執念を感じます。

地獄の軍団

>さて、カマクビガメは適当に選んだ青葉団地を襲撃し、毒ガスであっという間に住民を皆〇しにする
昭和シリーズのシナリオの粗とか茶化す若い人が多いが
ここまで絶対的な悪を容赦なく描いているのは、昔とはいえ凄い。

Re: 膨張率6倍以上

あえて突っ込みませんでしたが、色々と無理があるシーンでしたね。

Re: 目的の違い

そうですね。

Re: 改造人間の哀しみ

> アマゾン…何も考えていない

ちょっと吹いてしまいました。不覚。

Re: 執念アップ

> 本当によくご覧になられていますね。女性のことに関して
> 「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」ぐらいの執念を感じます。

ありがとうございます。

しかし、今回のレビューは自分的にはワーストクラスの出来でした。

Re: 地獄の軍団

しかも、ライダーをおびきだすため「だけ」ですもんね~

強そう

>無論、本気になった志郎の前では、結城は喋るサンドバッグに過ぎず、一方的にボコられる。
「変身前で強そう」な面構えでは、志郎に対抗できるのは本郷さんしかいないなぁ・・・

Re: 強そう

まあ、この二人がトップでしょうね。

伊上脚本

>ライダーマン「V3、ここは私に任せろ、幸江さんは私が」
>ライダー「おうっ、頼むぞ、ライダーマン」
ヒーローものではすっかり「定番」のやり取りだけど、今話が始祖なのかも?
ノッている時の伊上脚本は台詞のやり取りが実にイイな。

Re: 伊上脚本

そう言えば、ダブルライダーって、あんまりこういうこと言いませんでしたね。

V3を見直して驚いたのは・・・

昨年V3を見直して驚いたのは、
「人造人間キカイダー」の
第37話「ジローの弟 強敵ハカイダー!」の時に、
「キカイダーを見直して驚いたのは・・・」という
タイトルでコメントさせていただいた通り、
ライダーマン登場が終盤になってからで
あることです。
出番は、ハカイダーよりだいぶ多いですが。
上記の印象は、その後のシリーズにも出続けた
ことによるものなのでしょうね。
山口暁さんの熱演が、ライダーマンの寿命を
延ばすことになった、そういう気がします。
改めて山口さんの早世が悔やまれてなりません。

Re: V3を見直して驚いたのは・・・

> 山口暁さんの熱演が、ライダーマンの寿命を
> 延ばすことになった、そういう気がします。

山口さんの演技は素晴らしいですよね。宮内さんとの対比も良くて。

結城の服装

どうも結城のこの頃の服装は猛の初期の頃に似てると思うのですがね😅

Re: 結城の服装

そう言えば似てますね。

共通点

志郎も結城(丈二)も家族や友人(或いは同僚)を失った共通点はありますが、志郎が個人的な復讐は止めたのに対して結城は何処か拘りがあるようですね😅

Re: 共通点

まあ、やってることはだいたい同じですけどね。

バイクシーン他

今回は前回の戦闘シーンでV3の戦闘テーマが使用されなかった反動で「不死身の男」が分割して使用されました。今回は人質救出のミッションがあったから順当な選挙区です。
風見が団地に向けてバイクを飛ばすシーンのロケは、川崎市高津区宮崎(現在は宮前区宮崎)のどこかでした。このエリアは東急田園都市線の三つの駅にまたがるエリアなので番地が見えないとどの辺か分かりません。石田信之さんの所属事務所とか潮健児さんが入院していた病院が近くにあります。

子どもまで死んでる

>ヨロイ「カマクビガメを暴れさせて、人間どもを毒ガスで苦しめてやりましょう。ライダーV3は必ず来る」

ライダーをおびき寄せるための手段にことさら残酷な作戦を提案するヨロイ元帥のいやらしさがここにも出てますね。若い女性をいたぶるシーンこそなかったものの毒ガスでライダー隊員の友達が死んでいるから容赦ないですね。

Re: バイクシーン他

相変わらずBGMがさっぱり思い浮かばないアホの管理人です。

Re: 子どもまで死んでる

子供も殺されると言うのは、今では無理なんでしょうね。

こちらの方がエキサイティングかも?

こんばんは。

今回の決着、せめて「安全な場所に幸江を避難させたライダーマンがファイヤーアームでカマクビガメの甲羅を加熱、さらにV3のフリーザーショット&ライダーマンのフリーザー・ショット・アーム(史実ではいずれも本編未使用)で甲羅を急冷させて損壊。防御力を喪失&凍結したカマクビガメをV3が撃破」だったらより盛り上がったのでは、と思います。

Re: こちらの方がエキサイティングかも?

こんばんは。

確かにその方が盛り上がりますね。

最後の後始末

(ガマクビガメに)飲み込まれてからの脱出パンチ✊で相手を倒したシーンはV3が初めてなのではないのでしょうか?

Re: 最後の後始末

他にないでしょうね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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