fc2ブログ

記事一覧

「人造人間キカイダー」 第38話「ハカイダーがジローを殺す!」


 第38話「ハカイダーがジローを殺す!」(1973年3月31日)

 前回、ダークの罠によって光明寺博士殺害の容疑で逮捕された上、警察署の中で科学者たちに分解されそうになっているジロー、メカの故障で喋れなくなっているため、無実を訴えることもできず、絶体絶命のピンチに陥っている。

 無論、ミツ子やマサルたちが指を咥えて見ている筈がなく、なんとか手術をやめさせようとジローの独房へ向かっていた。

 
 熊野「待ちなさい」
 ミツ子「いいえ、ジローを分解したりする権利は誰にもない筈だわ」
 熊野「あいつは人間じゃない、ポンコツのキチガイロボットだ」
 マリ「そうよ」

 
 マサル「ジローの悪口言うな!」
 熊野「あいてっ!」

 熊野警部の言い草に怒ったマサルが、その股間を思いっきり蹴り上げる。

 だが、ジローは分解される寸前に自ら拘束を引きちぎり、窓の鉄格子を捻じ曲げて脱走する。

 熊野「逃げたな、すぐ緊急手配だ」

 ジローはビルからピルへとスパイダーマンのように飛び移り、デパートの屋上のようなところに着地するが、

 
 そこを頭上から攻撃され、周囲で小さな爆発が起きる。

 
 振り仰げば、そこに左手に銀色の銃を持った、漆黒のアンドロイドが立っていた。

 言うまでもないが、ダークヒーロー・ハカイダーである。

 大変人気のあるキャラだが、個人的にはそれほど魅力は感じない。

 「キカイダー」では唯一無二のハードボイルドキャラとして描かれて良いのだが、続く「01」で、ふえるワカメのように4人に増えちゃって、性格も下劣になっちゃうところが、トータルイメージを大きく損なっているように感じるのである。

 まあ、「01」のハカイダーはあくまで別人と言うことらしいが。

 それはさておき、ハカイダー、銃をホルスターにぶちこみ、水木アニキの歌うテーマソングをバックに空中で一回転すると、ジローの前に傲然と降り立つ。

 
 ハカイダー「驚いたか、キカイダー、これはほんの名刺代わりの挨拶、俺はダークの悪の戦士ハカイダーだ。この俺のいる限り、どんなことをしてもお前は逃げられん……お前の命は俺が貰う!」

 ジローもすぐにキカイダーに変身して銃撃をかわし、大車輪投げでハカイダーを投げ飛ばすが、ハカイダーは別の建物の上に華麗に着地し、

 ハカイダー「甘く見るなよ、キカイダー」
 キカイダー「くそぉ」
 ハカイダー「このハカイダーショットはただのガンではない。この高周波弾を食らったら、どんな機械でも破壊されてしまうのだ」

 キカイダー、ハカイダーショットをかわすのが精一杯で、とても反撃に出る余裕はない。

 ハカイダー「動けないのか、キカイダー、俺は弱い奴を見るのは嫌いだ、死ね!」

 キカイダー、ひとまず空を飛んで逃げようとするが、ハカイダーはキカイダーと同等以上のスペックを持っていると見え、空を飛んで追いかけ、空中で激しく格闘する。

 ならばと、サイドマシーンで引き離そうとするが、ハカイダーはバイクに乗ってしつこく追ってきて、一方的にキカイダーを痛めつける。

 
 ハカイダー「それまでか、キカイダー?」

 左腕を故障してまともに戦えないキカイダーに対し、ハカイダーはハカイダーショットの銃口を向け、容赦なく引き金を引こうとするが、

 
 ハカイダー「うっ、しまった!」

 ハカイダー、急にうろたえると、透明なカプセルに覆われた頭に手をやる。

 ハカイダーの頭部は、赤黒い人間の大脳組織のようになっていて、それが点滅している。

 
 ハカイダー「キカイダー、今度会った時は、必ずお前の命を奪うぞ」

 そう言って、空を飛んで去ってしまう。
 
 正直、千載一遇のチャンスを自ら棒に振ったようにしか見えない。

 仮によんどころない急用が出来たにしても、そんな捨て台詞を口にする余裕があったら、十分引き金を引くことが出来た筈だからである。

 あと、ジローは喋れないはずなのに、キカイダーになると普通に喋れるようになると言うのは、なんか釈然としない。

 変身の前と後とで声が変わるわけじゃないのだから、声帯周りは共有パーツだと思うんだけどね。

 
 それはともかく、アジトに帰ったハカイダーは、頭に包帯を巻いた光明寺の隣のベッドに横たわり、数人の科学者たちによって頭部に何らかの施術を受けていた。

 その様子を悔しそうにモニターで見詰めているギル。

 
 ギル「これだけがハカイダーの唯一のウィークポイントだ。一定時間内に光明寺の脳の血と交換しないとハカイダーは死んでしまう……キカイダーをあそこまで追い込んでおきながら!」

 ひたすら強いだけではなく、こういう弱点を設定してあるのはさすが長坂さんであるが、このギルの説明はいささか腑に落ちない。何故なら、光明寺の脳は既にハカイダーの頭に移植されているのだから、「光明寺の脳の血と交換」すると言っても、一体どこからその血を持ってくるのか?

 ここは単に、一定時間ごとに(移植した)脳から老廃物を取り除かねばならない……みたいな感じで良かったのではないかと思う。

 ギルは代わりに実に三週目の登場となるヒトデムラサキを呼び、キカイダー抹殺に差し向ける。

 一方、一様に暗い顔をして、公園の噴水の前に腰掛けているミツ子たち。

 
 ミツ子「ジロー、何処に行っちゃったのかしら」
 マサル「ほんとうにお父さん殺したのジローかもしれないよ」
 ミツ子「違うわ、ジローがそんなことする筈がないじゃない」
 マサル「でも、ジロー、あんなちっちゃな女の子だって殺そうとしたじゃないか」
 ミツ子「あれは……きっとギルの笛のせいで」

 彼らは光明寺が既に殺されたものと思い込んでいるのだが、実は、その死体はダークが用意した偽の死体なのである。

 半平「それに何人もの人を殴り倒したし……以前のミスタージローなら考えられないことですな」
 マサル「うん」
 ミツ子「それだって!」
 マサル「ジローはオシになっちゃってた。もうジローは壊れちゃってるんだよ」
 半平「ああ……」

 ジローの無実を信じるとミツ子と、ジローが完全に狂ってると見るマサルたちは激しく議論を戦わせるが、ジローが警察から殺人犯として追われていると言う目下の状況が最悪なのは変わりなく、結局出るのはため息ばかりであった。

 と、気落ちする彼らの耳に、哀愁を帯びたギターならぬ口笛のメロディーが聞こえてきて、三人はきょろきょろと周囲を見回す。

 
 半平「あ、あそこだ!」

 半平の指差した方を見れば、黒いライダースーツをまとった若い男が、口笛を吹きながら、ビルの壁を悠々と歩いている、なんとも言えない珍妙な光景があった。

 この合成自体は奇麗なのだが、正直、一体何の意味があるのか良く分からないシーンである。

 警察に追われ、巨大な工作機械が雑然と置いてある一画に身を潜めているジローの映像を挟み、

 
 半平「なんだ、やるのか?」

 左手で大きなナイフを振り回しながら、ゆっくりミツ子たちに近付いてくる謎の青年。

 
 その黒一色の服装と言い、鋭角的な顔立ちと言い、ハカイダーの人間態以外の何者でもなかった!

 サブロー「やあ、ミツ子さん、マサル君……君がハンペンか」

 演じるのは真山譲次さんで、後年、伴さんが述懐しているように、ハカイダーのイメージにぴったりのキャスティングである。

 ミツ子「あなたは?」
 マサル「どうして僕たちを知ってるんだ?」
 半平「やいやいやいやいやい、あんなところを歩いてくるのを見ると貴様人間じゃないな、人造人間だな、ダ、ダークのロボットだなぁ?」
 サブロー「慌てるな、俺はジローの弟、サブローだ、ジローの体が壊れた時、俺の体は長い眠りから覚めるように設計されていた。自動的にな」

 ミツ子たちを安心させるために、嘘八百の説明を並べるサブロー。

 ちなみに、この設定って、後のキカイダー01の設定と良く似ているが、元ネタなのだろうか?

 
 ミツ子「それじゃ、あなたもお父様が作った人造人間?」
 マサル「証拠を見せろ!」

 
 半平「実は我輩も、今、そう言おうと思っておった。なんか、定期券か、身分証明書を見せたまえよ」

 マサルの尻馬に乗って、おっかなびっくりで右手を差し出す半平。

 ここで「定期券」なんて、生活臭濃厚なワードが出るあたり、さすが長坂さんである。

 サブロー「危ない!」

 と、突然サブローが叫ぶと、三人の体を押し退けるようにして、背後からあらわれたヒトデムラサキの前に立ちはだかる。

 
 怪人「ダーク破壊部隊ヒトデムラサキ、お前たち兄弟にダーク基地まで来てもらう」
 サブロー「ヒトデムラサキ、そんなことは俺がさせん」
 怪人「なんだとーっ、ああ、そうか、邪魔をする気だな、貴様が先だぁ! おらぁーっ!」

 ヒトデムラサキ、猛り狂って空を飛んで襲い掛かるが、サブローが投げたナイフが胸(?)に刺さり、地面に落ちて身悶えする。

 怪人「でぇあーっ! おお、いやぁあああーっ、おおおっ……うう、ちくしょう、なんてことを、ぐおおおっ」

 いちいち騒々しいヒトデムラサキ、情けなくも逃げ出す。

 サブローは空に舞い上がってその行く手に先回りして待ち、

 
 怪人「やや、貴様、ダークを裏切る気か?」
 サブロー「俺はただ人質作戦と言う汚い手が嫌いなだけだ」
 怪人「なに、そんなこと言って良いのか?」

 サブロー、ヒトデムラサキの体からナイフを引き抜いてやると、

 サブロー「帰ったらプロフェッサーギルに伝えろ、余計なでしゃばりはするなとな」
 怪人「ちくしょう~」

 CM後、変身を解いて再び喋れなくなったジローが、街中の電気店にあらわれる。

 
 店員「いらっしゃいませ」
 ジロー「……」

 ジローは、女性店員に用意していたメモを渡す。

 店員「私は口が利けません、電気部品を売ってください……かしこまりました。何にいたしましょうか?」

 ジローは優しい店員さん(勿論ミニスカ!)に、欲しいパーツを渡していく。

 しかし、金持ってるの、ジロー?

 一方、ミツ子たちは再び警察署に呼ばれていた。

 
 熊野「わざわざお呼びして申し訳ありません、実は……」
 マリ「お、お、ミツ子、私の撮った写真が出来たの、これを見たら私の言ってたこと信じてくれるわね」

 36話から引き続き登場しているカメラマンのマリが、待ち切れずに警部の口上を遮って、興奮気味に数枚の白黒写真を三人に突きつける。

 それには、ジローが光明寺に恐ろしい形相で襲い掛かっている様子がありありと映し出されていた。

 ミツ子「まあ……あ、あ……」
 マサル「……」
 半平「わ、わわわわわ、我輩、な、何がなんだか分からなくなってきた」

 動かぬ証拠を見せられて、三人は動揺を隠せず、ほとんど茫然自失となる。

 マリ「写真の通りよ、ミーはこの目で見たんだから、間違いない」
 熊野「あのジローと言うロボットが犯人に間違いないという我々の結論、分かっていただけましたか?」
 マリ「キチガイになったのよ、ジローは」

 マサルはその場にいることに耐え切れず、部屋から飛び出す。

 残念ながら、マリの出番はこれで終わりとなってしまうが、最初に出てきたときはなかなかユニークなキャラだったのに、37話以降はただの端役に成り下がってしまったのが惜しまれる。

 ミツ子と半平も、マサルを追いかけて廊下へ出る。

 マサル「ジローはギルの笛のために狂っちゃったんだ、ジローがかわいそうだ、ジローがあんまりかわいそうだよ」
 半平「マサル君……」

 マサルは、慰めようとする半平の手を払い除けると、

 
 マサル「だけどジローはお父さんを殺したんだ、僕が仇を討ってやる」

 双眸から涙を溢れさせながら、いささか屈折した決意を宣言する。

 ミツ子「ねえ、マサル、ジローが本当に狂ってしまったかどうか、ジローに会って聞いて見なきゃ」
 マサル「今の写真が証拠だよ。ジローはほんとうに狂ってしまったんだ、だからサブローが出てきたんじゃないかぁっ!」
 ミツ子「あのサブロー、なんだか信用できないわ」
 マサル「サブローは僕たちを助けたんだよ、ジローはお父さんを殺したんじゃないかぁっ!」

 ミツ子がなんとかマサルをなだめようとするが、マサルの意思は固く、

 半平「我輩、マサル君を支持しますぞ」

 その熱意にほだされたのか、半平もマサルに同調する。

 ミツ子「やめて、ジローのことそんな風に言うなんて!」

 ミツ子は悲しそうに叫ぶが、すべてのものから見放されても、ミツ子だけはジローのことをひたむきに信じているというのが、実に胸キュンな展開なのである。

 そのジロー、ハッチまであるおあつらえ向きの「隠れ家」に篭り、買って来た機械部品を使って自分の腕を修理していたが、そこへ突然あらわれたのがマサルと半平であった。

 
 マサル「やっと見付けたぞ、ジロー」
 半平「ミスタージロー、我輩、不本意ながらおぬしを捕まえなければならん、御用」
 マサル「ジロー、どうしてお父さんを殺したんだ?」
 ジロー「……」

 半平に銀色のヌンチャクのようなもので縛られながら、口を動かして必死に無実を訴えようとするジローであったが、依然として声が出ない。

 しかし、マサルたちがどうやってジローの居所を突き止めたのか、それが謎である。

 その後、ミツ子が半平の事務所を訪れると、ジローが鎖で縛られてソファーに寝かされていた。

 
 ミツ子「これは一体どういうことなの?」
 マサル「見たとおりだよ」
 半平「我輩、正義の味方の名探偵、ミスタージローの光明寺博士殺しを自白させ、警察に連行するのでござるよ」

 
 マサル「ジロー、まだ何も喋らないんだ」
 ジロー「!」

 ジロー、窓の外にヒトデムラサキの影が映っているのに気付き、なんとかマサルたちに教えようとするが、どんなに口を動かしても足掻いても、呻き声のようなものしか出て来ない。

 ミツ子「マサル、ジローは喋らないんじゃなくて、喋れないのよ」
 マサル「だからキチガイロボットなんだ!」
 ジロー(いっぺん絞め殺したろか、このガキ……)

 さすがにカチンとくるジローであったが、嘘である。

 ミツ子「声帯回路、もう一度見てみるわ」
 ジロー「危ない、逃げろ!」

 ミツ子がジローの体を診ようとしたその時、やっとジローの声帯回路が直る。

 それと同時に、ヒトデムラサキがげへげへ言いながら窓を突き破って入ってくる。

 
 半平「ああー、やめてやめて、ああっ」
 ジロー「早く逃げるんだ」

 恐怖に怯えて半開きになったミツ子の口が可愛いのです!

 ジローは三人を逃がしてから、事務所の外でヒトデムラサキと対峙するが、ここであの口笛の音が聞こえてきて、見上げればビルの屋上にサブローが立っていた。

 怪人「嫌な奴がいる。俺はあいつが嫌いなんだ」

 あろうことか、ヒトデムラサキは戦いを放棄して、空を飛んで一目散に逃げていく。

 ジローはヒトデムラサキを追いかけ、山の中に作られたアジトに潜入するが、

 
 ジロー「あっ、光明寺博士! 博士、光明寺博士! ひどい目に遭わされたんですね」

 偶然か、ギルの狙い通りか不明だが、とある一室で頭に包帯を巻いてカプセルの中で眠っている光明寺を発見する。

 と、どこからかギルの笑い声が聞こえてくる。

 
 ギル「キカイダー、お前は光明寺を殺しに来たのか?」
 ジロー「なんだとぉ?」
 ギル「良く聞けい、キカイダー、そこにあるのは光明寺の体だ、だがその体には脳がない」
 ジロー「なんだと?」
 ギル「脳のないまま光明寺を、そのカプセルから出したりしてみろ、たちどころに光明寺は死ぬ」
 ジロー「脳は? 博士の脳は何処にあるんだ?」

 
 ギル「お前はもう光明寺の脳を見ているはずだ」

 ジローの問いかけに、能面のような顔で謎めいた答えを返すギル。

 
 ジロー「……はっ!」

 
 しばし考えていたジローの脳裏に、ハカイダーの頭に埋め込まれていた人間の大脳と思われるものがフラッシュバックする。

 ジロー「ハカイダーの中……」
 ギル「そのとーり!」

 クイズ番組の司会者のようなギルのリアクションがちょっとツボである。

 ギル「光明寺の脳はハカイダーの頭の中に組み込んである、ハカイダーは光明寺の天才的頭脳を持ったダーク戦闘用のサイボーグなのだ!」
 ジロー「……」

 ギルの口から開かされる衝撃の事実。

 もっとも、天才的と言う割に、劇中では特に天才らしいことは言わないし、しないんだけどね。

 まあ、実際にハカイダーの行動を司っているのは光明寺の脳ではなく、別の電子頭脳や悪魔回路なのだろうから、あくまで光明寺の脳をマウントしているのは、キカイダーに対する人質と言うか、牽制の意味が強いのであろう。

 しかし、ハカイダーの戦闘能力に絶大な自信を持っているのなら、わざわざそんなややこしい「保険」を掛ける必要はなかったのではないかと言う気もする。

 むしろ、ハカイダーにとっての足枷になっているだけで、現に、さっきはキカイダーを仕留める絶好のチャンスだったのに、その余計な仕様のせいでフイにしてしまったことを思えば、なおさら無意味に思えてくる。

 管理人がハカイダーに対してあまり良い印象を持っていないのは、その辺のややこしさにも原因があるのかもしれない。

 それでも、ドラマの上においては、ヒーローにとって大切な人の脳が敵の体の中に組み込まれていると言う設定が、長坂さんならではの秀抜な発想であることは確かである。

 
 ギル「ハカイダーを殺せば光明寺の脳も死ぬ。脳のない光明寺の体を助け出しても、同様に死ぬのだ。はっはっはっはっ、キカイダー、ダークの頭の良さを恐れ入ったか」
 ジロー「……」
 ギル「お前にはその光明寺にもハカイダーにも手出しは出来ないのだ」
 ジロー「卑怯者ぉ~」
 ギル「ほざくがいい、キカイダー、お前の命は今日で終わりだ」

 ギルの悪魔のような卑劣なやり口に、文字通り切歯扼腕して悔しがるジロー。

 この後、色々あって、ジローはキカイダーに変身してヒトデムラサキを撃破するが、

 
 キカイダー「しまった、こいつの頭の中には光明寺博士の脳が生きているのだ」

 続いてあらわれたハカイダーを前に、苦悶するキカイダーの姿を映しつつ、39話へ続くのだった。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

またしても

折角ジローが動けない状況なのに、何故千載一遇のチャンスを自ら逃してしまったのでしょうか?一定時間内に脳の交換手術をしないといけない設定なのは面倒臭いですね😅

平成あるある

私が初めて「ハカイダー」を知ったのは「てれびくん」の特集記事で紹介されていた新作映画『人造人間ハカイダー』でした、漆黒のボディに鋭い赤い目で歯を食いしばり憤怒の形相を浮かべたハカイダーはそりゃあもう恰好良かったものです
時は流れてTVの特番の中でキカイダーが紹介され、TV版のハカイダーを初めて見たのですが、当時の感想は「ええ・・・、元のハカイダーってこんななの?」でした
TV版のハカイダーの口は真一文字で角度によって表情が違って見えるのですが、ちょっと下を向いていたせいで真ん丸お目目にニヤケ面に見えて自分の中のハカイダーのイメージと全く異なっていたため受け付けなかったようです
漫画版(つまり石ノ森先生のデザイン)では目の形は半月形になっていて、TV版では十分な光量の発光ギミックを仕込む都合で真ん丸の目の上半分をフードで隠してそれを再現しようとしたと思われます、問題はフードが透明な上にそれほど光を反射しないため目が隠れてくれなかった事ですけど・・・・・・

東映三大名物の一つ

ヒーロー以上の力を持つ悪役が何らかの欠点により毎回ヒーローに止めを刺せずに撤退していく展開は今後東映特撮では幾度となく登場するのですが、その元祖ともいえるのがハカイダーの「一定時間ごとに血液交換が必要」になります
悪役が何故かヒーローに止めを刺さない理由付けをしたのは画期的なのですが、この手のタイプは「どんなピンチになってもどうせ時間切れで助かる」と視聴者が認識してしまうと結局シナリオの都合なのが分かってしまう上、ワンパターンになってしまうのでこれまた難しい素材だったりします

長坂先生

>管理人がハカイダーに対してあまり良い印象を持っていないのは、その辺のややこしさにも原因があるのかもしれない。
悪役のくせに「自分の存在意義」とかに悩んじゃうのも好き嫌いが生じそうですね。

>それでも、ドラマの上においては、ヒーローにとって大切な人の脳が敵の体の中に組み込まれていると言う設定が、長坂さんならではの秀抜な発想であることは確かである。
文学部卒が多い脚本家の中で、工業高校卒で、東宝の美術スタッフでしたからね。
ちなみに長坂先生が市川森一氏にやたらと対抗心をむき出しにしていたのは
金城哲夫さんと上原先生が「円谷プロに招く脚本家を1人選ぶ」にあたり
「長坂は東宝社員で食いぱぐれがないから市川にしよう」だとか・・・

Re: またしても

残念でしたね。

Re: 平成あるある

詳しい解説ありがとうございます。

劇場版、確か一度見てる筈なんですが、全く思い出せません。

Re: 東映三大名物の一つ

ヒーローも悪役もどっちも弱点を持ってるというのは珍しいですよね。

Re: 長坂先生

そんな事情があったんですか。

でも、「A」の長坂脚本の話をレビューしていると、長坂さんってウルトラシリーズには向いてないじゃないかなぁと言う気がします。

話が人間同士の間で終わっちゃう感じで。

子供時代からの思い

「脳を取り出した光明寺博士を生かし続けているダーク━(゚∀゚)━!スゲー」
これが人体を改造するショッカーならまだわかるんですがね。
アンドロイドばかり作っているダークにどんな技術があるのかな?と

ゴルゴ13は障害年金を受給できる

ギランバレー症候群という致命的な弱点を最初期に設定して、その後何回も出して
近年「根性で克服」って・・・さいとう先生もさすがに衰えますた😢
最初期のキャラが終活始めているのにゴルゴが歳取らないのもねぇ・・・
52年も連載を続けるのは無理が多すぎ(-_-;)

ハカイダーの脳ね

要するに、人間でいう心臓に代わる物が無かった訳ですね。
この辺り、死神博士なら抜かり無くやってそうですな。
やっぱ、ギルのおっさんはあほでんなあ。

Re: 子供時代からの思い

ちょっと無理がありますよね。

Re: ゴルゴ13は障害年金を受給できる

全然読んだことないですが、52年ですか……何事にも限度があるだろうと。

Re: ハカイダーの脳ね

技術の無駄遣いのような気がします。

ロボット工学三原則

最優先の第一条「ロボットは人間に危害を加えてはならない」がこの作品世界にあったら
ジローは有無を言わさずに解体されてたでしょうね。
敢えてこれを出してこないのが逆に長坂先生のセンスの良さに思えますね。
子供番組に出したら白けてしまう。

哀しい存在

キカイダーは良心回路の不完全さで左右非対称で頭部に段差がある
ハカイダーは頭部に人間の脳を内蔵してそれが弱点
どちらも「人に創られし者」の悲哀を物語だけでなくビジュアルで表現しているのが
この番組の凄いところ。
01はそれが無いので、代わりにビジンダーとワルダーがその役割を担当。
石ノ森先生も「キカイダーの方が01よりも好き」と明言しているし。

Re: ロボット工学三原則

> 敢えてこれを出してこないのが逆に長坂先生のセンスの良さに思えますね。
> 子供番組に出したら白けてしまう。

まあ、絶対にそうしないといけないってものじゃないですからね。

Re: 哀しい存在

> 01はそれが無いので、代わりにビジンダーとワルダーがその役割を担当。
> 石ノ森先生も「キカイダーの方が01よりも好き」と明言しているし。

01は、途中からビジンダーやワルダーのほうが目立つようになりますからね。

憎めない半平

最初の頃はダークに裏切ったりしていた半平ですが、後半になったら(一応)キカイダー(ジロー)の味方(或いは支援)として貢献しているようですね😅

Re: 憎めない半平

何をするか分からないのが魅力だったので、後半はちょっとつまらないキャラになりましたね。

致命的

どうもハカイダーも一定時間が経過すると脳に血を輸血しないと行動出来ないというのも致命的な弱点のようですね😅どうもダークの科学人達も何故その事に気付かなかったのでしょうか?

Re: 致命的

めんどくさいですよね。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

ご指摘ありがとうございます。

修正しました。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のコメント

カテゴリー

カレンダー

01 | 2023/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター