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「人造人間キカイダー」 第42話「変身不能!? ハカイダー大反逆!」


 第42話「変身不能!? ハカイダー大反逆!」(1973年4月28日)

 前回、アカ地雷ガマの巨大地雷によって、五体バラバラにされてしまったキカイダー。

 その場に居合わせた半平が、悲しみと絶望とに押し潰されそうになりながら、キカイダーの体を掻き集め、紐でくくって背中に担ぎ、その場から運び出そうとする。

 
 半平「頑張るぞ、重いなぁ~、ああ、頑張らなきゃ」

 だが、ショッカーほど甘くないダークは、キカイダーを完全に亡き者にしようと執拗にパーツの探索を行っていた。

 なんとか敵の目を掠めて逃げようとした半平だったが、結局アカ地雷ガマに見付かり、絶体絶命のピンチに陥るが、そこに意外な救い主があらわれる。

 何処からか口笛の音が聞こえてきたかと思うと、

 
 山の中腹にサブローがあらわれ、ナイフを投じてアカ地雷ガマの胸に突き刺す。

 ガマ「ハカイダーだな」
 サブロー「キカイダーはこの世で俺のただ一人の強敵だった。キカイダーとの勝負だけが俺の生き甲斐だった」
 ガマ「ええい、それがどうした? 貴様、何が言いたいのだ」
 サブロー「そのキカイダーを倒したアカ地雷ガマ、俺はお前と勝負しなければならん」
 ガマ「バカめ、貴様、キカイダーさえ勝てなかった俺の巨大地雷に勝てると思うか?」
 サブロー「馬鹿はどっちだ、貴様の体についている地雷の電源はその胸にある。俺の短剣でその電源は今壊された。お前の地雷はもう爆発しない」
 ガマ「ええい、遠慮は要らん、プロフェッサー・ギルのお許しも出ている、ハカイダーをやっつけろ」

 さすが光明寺博士の頭脳を持つハカイダー、事前にアカ地雷ガマの巨大地雷を封じることで、キカイダーの二の舞になるのを避ける。

 
 サブローはハカイダーに変身すると、その圧倒的なパワーで群がる戦闘員たちを殲滅する。

 以前にも述べたように、管理人は特にハカイダーには思い入れはないのだが、気に食わなければ自分の属する「悪の組織」にすら公然と叛旗を翻す、その過激でクールな行動は、見ていてゾクゾクするし、その掛け値なしの強さにも惚れ惚れしてしまう。

 このまま悪の反逆児として生涯を終え、それっきり「01」には出なかったら、シャドームーンに匹敵する伝説のダークヒーローになっていたと思うのだが……

 ほんと、引き際は大事である。

 一方、半平は、前回出てきたミツ子たちのいる地下牢に通じる四角い煙突のような穴から、ロープで縛ったキカイダーの部品を下ろしていく。

 前回、マサルがこの穴から逃げようとして半平と話をするシーンが出てきて、その時は無意味なシーンだと思っていたのだが、ちゃんとこういう「使い道」が用意されていたのである。

 
 マサル「ジローが大変だよーっ! 姉さん!」

 大声でミツ子に呼びかけながら、次々と下ろされるキカイダーのパーツを受け取るマサル。

 
 一方、ハカイダーとアカ地雷ガマは、薄い雲のベール越しに差し込む淡い光を受けながら、稜線の上に立って向かい合っていた。

 うーむ、実に良い絵であるが、どうせならここはキカイダーとの対決シーンに使って欲しかった。

 
 ハカイダー「とぉっ」
 ガマ「ああっ」

 何故かと言うと、巨大地雷を封じられたアカ地雷ガマは単なるザコに過ぎず、別にハカイダーが気負って戦うような相手ではなかったからである。

 むしろ、両足揃えてひっくり返った姿が可愛いくらいだ。

 ひたすら殴られっぱなしで、ほとんどサンドバッグ状態のアカ地雷ガマに興味をなくしたのか、ハカイダーは途中で戦いを放棄し、敵に背中を向けて歩き出す。

 ガマ「あうー、俺はキカイダーに勝ったんだ、待てー、ハカイダー」

 アカ地雷ガマ、口からクラスター爆弾のような、たくさんの小さな地雷の入った大きな玉を吐き出そうとするが、

 
 ハカイダーは振り向きざま、無言でハカイダーショットを撃ち、

 
 その地雷に命中させて、アカ地雷ガマを吹っ飛ばす。

 ハカイダーは足元に散らばったアカ地雷ガマの部品を見ながら、

 
 ハカイダー「俺は仲間をやってしまった……」

 と、つぶやくのだが、今になってダークに反逆したのを悔やんでいるようで、ここはちょっとらしくない。

 さて、半平とマサルの手で、なんとかキカイダーを構成する部品は地下牢のミツ子の手に届くが、

 
 ミツ子「ここまで壊れては、もう、私には直せないわ。それに、第一道具が何もない」
 マサル「ジロー、もう生き返れないのかぁ」

 さすがのミツ子も、完全にバラバラになったキカイダーを前にしては、手も足も出ないと言った様子だった。

 半平「マサル殿、これをお使いくだされ」

 そこで半平が何かをマサルに渡すのだが、それが何だったのか分からない。

 その半平の前に、ハカイダーが威圧的な態度であらわれる。

 
 半平「ハカイダーさん、我輩、何も知りませんぞ、ほんと」
 ハカイダー「俺は……俺はなんだ?」
 半平「はぁ?」
 ハカイダー「俺は何のために生まれてきた? アカ地雷ガマは倒した、キカイダーは死んだ、これから、俺は何のために生きていくんだ?」
 半平「そんな、急に哲学的なこと言われたってですね」

 悪役が、戦うべき相手を失って、自分のレゾンテートルを問い掛けると言う、半平の言うとおり、実に「哲学的」な台詞を放つハカイダー。

 ここは「キカイダー」のみならず、日本の特撮史上におけるひとつのハイライトになっている。

 まあ、ハカイダーの悩みは、悪がいるからこそ、その存在理由、存在価値が認められる古今東西のスーパーヒーローにも当て嵌まるのだが、悪役が同じ実存的且つ根源的な問題にぶつかった時は、より深刻な葛藤を生み出す。

 何故なら悪には、戦いが終わったとしても、帰るべき家庭も、送るべき人生もないからである。

 それは言い換えれば、ショッカーの首領がめでたく世界征服を成し遂げたあとに感じる虚しさを、どう足掻いても埋めることが出来ないであろうことと、同根の問題なのかもしれない。

 もっとも、首領には征服した世界を「征服し続ける」と言う消極的な仕事が残されているが、ハカイダーのようにただキカイダーを倒すことだけを至上命題として作り出されたアンドロイドには、それすらも与えられないのである。

 だからこそ、やや唐突なハカイダーの剥き出しの激白が、視聴者の胸に強く迫ってくるのである。

 ハカイダー「俺の目的はなんだ? この先、俺はどうやって生きていくんだぁ?」
 半平「さあ、どうなんでしょうねえ」
 ハカイダー「憎い、俺を作り出したプロフェッサー・ギルが憎い……ギルを殺す」

 結局、先人の知恵を記した哲学書も、信頼に足るべき相談相手も持たないハカイダーが辿り着いたのは、「フランケンシュタインの怪物」と同じく、自分の創造主を殺すと言う結論だった。

 ハカイダー、怒りの拳で岩盤を打ち砕くと、そのままアジトの中に侵入する。

 
 ハカイダー「ギルは何処だーっ?」

 壁を突き破って殴り込みをかけてきたハカイダーを見て、

 
 ギル「修理したばっかりなのにぃいいっっっ!!」

 思わす絶叫するギル。

 このままでは、ヨシダ工務店への支払いだけでダークが倒産してしまうと青褪めるのであった。

 ……嘘である。

 ギル「うっ」

 ただ、ハカイダーの出現に対するギルの反応がちょっと面白いのは事実である。

 
 ギル「ハッ、ハカイダー、何事だ?」
 ハカイダー「プロフェッサー・ギル、お前を殺す」
 ギル「ハカイダー、何を言うんだ? ワシはお前をこのダーク基地の副首領にしようと思っているのだぞ」
 ハカイダー「俺を作った奴が憎い、お前を殺す」

 ギル、せこい条件を出してハカイダーをなだめようとするが、ハカイダーがそんなものに心を動かされるはずもなく、いきなりギルに向かって殴りかかる。

 ギルも破れかぶれになって反撃するが、勝てる訳がない。

 
 ハカイダー「俺はお前を殺す」
 ギル「ぐわっ、あーっ! あ、ああっ……あ、あ……」

 ハカイダーにぶん殴られて、髪を振り乱しながら地を這ったギルは、

 ギル(散髪しとくんだった……)

 今更後悔しても、手遅れであった。

 
 ギル「ハカイダー、手荒なことをするな、ハァ、ハカイダー、あ、ああ~、くるしーっ 助けてくれーっ!」

 ギル、いつもの威厳は何処へやら、素っ頓狂な悲鳴を上げて命乞いする。

 なべての独裁者の末路を暗示させて、滑稽であると同時に、哀れでもある。

 それはそれとして、この「くるしーっ」と言う叫び声が、財津一郎の「キビシーッ」を連想させて、割とツボである。

 ハカイダー「何故俺を作り出したんだ?」
 ギル「ま、待つんだーっ、お、お、お前を作ったのはワシではない、光明寺……博士だ。地下牢にいる。お前の生みの親を殺したければ、光明寺を殺せーっ!」
 ハカイダー「地下牢に光明寺、嘘ではないな?」
 ギル「う、嘘では……」

 ハカイダー、もう一度ギルの体を床に叩きつけると、さっさと地下牢へ向かう。

 
 ギル「殺すが良い! 殺すが良い……光明寺をな! 光明寺を殺せばお前の脳も死ぬんだ、同時にお前の能力はアンドロイドマン以下になってしまうのだ、はっははっ、はああああっ、あ゛あ゛あ゛ーっ!」

 立ち上がり、狂ったように喚き散らすと、最後は絶叫を上げながら床に倒れ伏すギル。

 安藤さんの鬼気迫る熱演である。

 ただ、ハカイダーの存在が、つまるところダークには災厄しかもたらしていないことを思えば、この戦略そのものがギル一世一代の失敗だったといわざるを得ない。

 さらにハカイダーの脳に光明寺の脳を移植すると言う、訳の分からない仕様のお陰で、せっかく手に入れた光明寺の優れた頭脳をダークのために役立たせることが出来なくなったのだから、やはり、長い間の戦いで、ギルの頭も相当黄昏れていたとしか考えられない。

 おまけに、キカイダーを倒したのはハカイダーではなくアカ地雷ガマだったのだから、ますますハカイダーを作り出したことが無意味に思えてしまう。

 再び地下牢のミツ子とマサル。

 そう言えば、ギルは、ミツ子とマサルのところへ光明寺の体を運び入れて、一体何がしたかったのか、その辺も謎である。

 マサル「姉さん、ジローはもうダメなの? どうしても直せないの?」
 ミツ子「せめて配線図さえあれば……」
 マサル「ちくしょう、ジローを作ったお父さんがここにいるって言うのに……」

 などとやってると、地下牢に続く鉄の扉を外側から何者かが激しく叩き始める。

 ハカイダー「開けろぉっ、ここを開けろーっ! 光明寺、俺は貴様をぶち殺してやる」
 ミツ子「ハカイダーが!」

 
 ミツ子「ジローを直さなければ……そうだわ、ジローが知ってるわ。配線図はジローのコンピューターが記憶してるはずよ」
 マサル「馬鹿だなぁ、そのジローは壊れちゃってるんじゃないか」

 ミツ子はキカイダーの体に駆け寄り、

 ミツ子「発声回路の回線はこれ、電源コードはこれね。この二本のコードだけでもジョイントすればきっとジローは口を利けるはずだわ」

 キカイダーの首と胴のコードをつなぎ、スイッチを入れると、

 
 キカイダー「うっ、うっ、うっ……」

 キカイダーの目が点滅し、呻き声も聞こえてくる。

 ミツ子「ジロー、私よ、分かる、ミツ子よ」
 キカイダー「ミツ子さんか……」
 ミツ子「ジロー、今あなたの体はバラバラになってしまっているの、私には難し過ぎて直せない。あなたにあなたの体の配線と接続システムを教えてもらいたいの」

 
 キカイダー「う、うう……」
 ミツ子「ジロー、しっかりして、今頑張らないとあなたは本当に死んでしまうのよ」
 キカイダー「む、胸の予備パワーアップスイッチを……右腕の接続を……まず筋肉回路……腕力回路」

 キカイダーの指示通り、ミツ子がテキパキと回路をつなげて行く。

 
 ハカイダー「光明寺は何処だ、開けろっ!」

 その間中、ハカイダーが狂ったように喚きながらドアをガンガン叩いているのだが、なんでハカイダーショットで破壊しようとしないのか、理解に苦しむ。

 それでもやっとドアを叩き破ってハカイダーが入ってくる。

 
 ハカイダー「光明寺、俺を作った光明寺、俺は光明寺を殺す」
 ミツ子「やめてハカイダー!」
 ハカイダー「ええい、どけぇ、邪魔するものは誰だろうと殺す」
 ミツ子「ハカイダー、あなたのその脳はお父様の脳なのよ」
 ハカイダー「なにっ」
 マサル「ほんとうだよ、お父さんを殺したらハカイダーの脳まで死んでしまう、ジローがそう言ってたんだ」

 自分の脳が、光明寺の脳だと聞かされて驚くハカイダーであったが、今まで何度も光明寺の血液と交換しておきながら、それに気付かなかったと言うのはいささか妙である。

 ハカイダー「光明寺、俺はこいつのお陰でただの殺人機械にされたのだ」
 ミツ子「あなたのその脳をお父様に返して、お父様の体が元通りになったら貴方をきっと素晴らしい人造人間に作り変えてくれるわ」
 ハカイダー「ダメだ、キカイダーを失って俺は生きる目的がなくなったのだ」

 ミツ子たちが必死に説得しようとするが、ハカイダーは聞かず、寝たきりの光明寺の体に掴みかかろうとするが、

 
 ハカイダー「おっ、キカイダー」
 キカイダー「ハカイダー、私はまだ死んではいない、光明寺博士には手を出さないでくれ。私が勝負してやる」

 それを止めたのが、既に機能の回復した上半身だけのキカイダーであった。

 ハカイダー「なんだと? その体で俺に勝てるか」
 キカイダー「やってみなくてはわからん……私が負けたらお前の好きなようにしろ、だが、光明寺博士に手を出さないでくれ」
 ハカイダー「よし、約束してやる。俺と勝負をしろ」

 その状態のままファイティングポーズを取るキカイダーに対し、

 ハカイダー「慌てるな、キカイダー、俺は片輪者は相手にせん。まず足をつけてもらえ」

 こうして敵の情けで五体満足の体に戻ったキカイダー。

 うーん、でも、体がバラバラになっただけで、部品そのものが損傷していないからって、溶接もせずに配線を繋げ直しただけで元通りの体になると言うのは、いくらなんでもご都合主義と言うものだろう。

 ともあれ、ハカイダー、くるっと一回転してサブローの姿になると、

 サブロー「修理が終わったばかりの体で、キカイダーでは力が出し切れんだろう、そんな弱い奴が相手では面白くない」

 人間の状態で戦おうと申し出ると、キカイダーもジローの姿に変わる。

 ジロー「これなら相手になれるというのか」
 サブロー「そのとおりだ」

 狭い地下牢の中で二人が激しくぶつかりあっていると、そこへアジトの中に入り込んだ半平がやってきて、光明寺の体を安全なところへ移そうとする。

 ジロー「ハンペン、博士を手術室へ」
 半平「手術室? 合点承知ぃ!」

 しばらく戦ってから、サブローはハカイダーの姿になるが、

 
 ジロー「チェーンジ!」

 
 ジロー「はっ! ブラがないっ!!
 ハカイダー「変身回路はまだ壊れたままか、死ね、キカイダー!」

 何故かキカイダーに変身出来なくなっていたジローに、ハカイダーが容赦なく襲い掛かる。

 が、そこへ遅ればせながら戦闘員たちが雪崩れ込んで来たので、彼らを蹴散らしながら移動しているうちに、二人は離れ離れになってしまう。

 
 ギル「良いか、お前はダーク破壊部隊の最後の戦士だ。お前がキカイダーとハカイダーを殺せばダークはもう一度立ち直れる……殺せっ、キカイダーを殺せ、ハカイダーを殺してしまえ」
 ムササビ「ギィエオオオーッ!」

 一方、なんとか首領の威厳を取り戻したギルは、いよいよ最後のダーク破壊部隊に命令を下していた。

 
 ムササビ「死ね、ハカイダー!」
 ハカイダー「ぐぅわぁああーっ!」

 得体の知れないその怪人は、洞窟の中にいたハカイダーにいきなり襲い掛かり、その首筋を鋭い牙で噛み砕き、あっという間にハカイダーを倒してしまう。

 その悲鳴を聞きつけ、ジローが駆けつける。

 
 ジロー「ハカイダー!」
 ハカイダー「つ、強い、奴は俺より強い」
 ジロー「ハカイダーより強い……どんな奴だ?」
 ハカイダー「どうせやられるなら、俺はお前にやられたかったぜキカイダー」
 ジロー「ハカイダー!」

 普通の怪人に瞬殺されてしまうのもそうだが、こともあろうにヒーローの腕の中でヒロインみたいに死ぬ死に方も、なんか幻滅なんだよねえ。

 もっとも、ハカイダーはまだ絶命した訳ではなく、ジローはその体を支えてミツ子たちのいる手術室へ向かう。

 
 ジロー「ミツ子さん、早く手術をするんだ。ハカイダーの脳を博士の体へ」
 ミツ子「でも、私、手術なんて」
 ジロー「やらなければ二人とも死ぬ。手術のやり方を書いた図面がどっかにあるはずだ。時間がない、早く!」
 半平「は、はい」

 ジロー、ハカイダーをベッドに寝かせると、ミツ子たちをせき立てて、脳移植手術のマニュアルを探させる。

 しかし、それこそネットでよくあるネタじゃないけど、「ブラックジャック」の愛読者だからって手術が出来るようになる訳じゃないので、いくらマニュアルがあったとしても、ロボット工学しか学んでいないミツ子に、そんな複雑な手術が出来る訳がないんだけどね。

 さいわい、図面は割りと簡単に見付かる。

 
 半平「なるほど、なるほど、うん、我輩ちょっとチンプンカンプンですな」

 その間にジローは光明寺の体とハカイダーの体を並べて手術台に寝かせ、容易万端整えていた。

 ……って、マニュアルも見てないのに、なんでセッティングが出来るんだ?

 
 ミツ子「……」
 ジロー「ミツ子さん、大丈夫だ」

 ともあれ、手術台の光明寺の顔を不安そうに見詰めるミツ子。

 うーん、やっぱり水の江さんは美人だ。

 
 番組も残すところ僅かなので、ついでにもう一枚貼っておこう。

 と、急に部屋が暗くなったかと思うと、巨大な翼を広げながら、さっきの獰猛な怪人が天井から降りてくる。

 
 ムササビ「俺はダーク破壊部隊、白骨ムササビ、キカイダー、お前もそのハカイダーと同じ目にあわせてやるぞぉ」

 
 ムササビ「ギィーハラー、ギィィィラァー」

 全身骨だらけの不気味な姿の白骨ムササビを前に、キカイダーに変身できないジローが、極度の緊張を頬に漲らせて対峙している……と言う緊迫のシーンで「つづく」のであった。

 次回、いよいよ最終回である!!
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コメント

センスが光りますね

>番組も残すところ僅かなので、ついでにもう一枚貼っておこう。
大笑いしてしまいました。 管理人さまの不意打ちにもにた差し込みが
毎度自分のツボに入ります。
当時気が付かなかったけど本当に水の江さんは美人ですね。

ハカイダーの死

ミツ子さん、光明寺博士が元通りになったらハカイダーを素晴らしい人造人間に作り変えてくれると、割と無自覚に残酷な事言っております
『01』のビジンダーの時は元々持っている善の心を良心回路で後押しするような形でしたが、キカイダーを倒す事だけが存在意義の全てだったハカイダーが悪魔回路と良心回路を入れ替えるか何かでジローの味方となる正義と平和を愛する人造人間に「変わって」しまったら、そこにいる人造人間に「ハカイダーの心」は残っているのでしょうか
キカイダーが死んでは生きる目的は無いが、正義の人造人間に生まれ変わるのも死と同然

キカイダーを倒すためだけに生まれ、組織に従う事もなく、人間との交流に心動かされる事もない
そんなハカイダーの生き様はカッコ良く、しかし決して満たされぬまま「死ぬ」運命にあった
ヒーローのライバルの一つの形がここに完成した

結局あれは誰だったんだろう

TV版『01』のギルハカイダーの問題点は「サブローではないけどギルでもない」所だったと思います
漫画版でははっきりとギルとしての人格を持っており、
新たな敵として登場⇒倒されて暫くした後悪の心が消えたふりをしてキカイダー側に付く⇒野心は秘めつつも共闘⇒隙を突いてラスボス化
と、これはこれで悪役として面白いキャラになっていました(というより漫画版はTV版とは性格が違うしそれ程キャラも立ってないのでギルハカイダーになってからが本番)
が、TV版の人格は「サブローでもギルでもないポッと出の新キャラ」でしかなく、サブロー時代のライバルとしての魅力も漫画版のような悪役としての魅力もない(ついでにジローのリアクションも薄い)という、スケジュールの余裕も予算も足りないという製作状況を加味してももう少し何とかならなかったのかというようなキャラクターになってしまっていました

いっそ中盤でサブローの人格が戻り、キカイダーに最後の一騎打ちを挑んで完全退場位やってくれればこれはこれでスッキリできたんですが

アカ地雷ガマ

声が増岡弘さんなのであまり強いイメージがないですね。
アニメでもせこい悪役が多かった人ですから。

ハカイダー

次回はよいよ最終回ですか?キカイダー以上にカッコいいハカイダーですが、どうも主人公に介抱されるのも何だか情けないですね😅

Re: センスが光りますね

お喜びいただけて私も嬉しいです。

水の江さん、早々に引退してしまったのが残念ですね。

Re: ハカイダーの死

> ミツ子さん、光明寺博士が元通りになったらハカイダーを素晴らしい人造人間に作り変えてくれると、割と無自覚に残酷な事言っております

しかも結局放置ですもんね。

> キカイダーを倒すためだけに生まれ、組織に従う事もなく、人間との交流に心動かされる事もない
> そんなハカイダーの生き様はカッコ良く、しかし決して満たされぬまま「死ぬ」運命にあった
> ヒーローのライバルの一つの形がここに完成した

再生アポロガイストもそれに近いものがありますね。

Re: 結局あれは誰だったんだろう

> 漫画版でははっきりとギルとしての人格を持っており、
> 新たな敵として登場⇒倒されて暫くした後悪の心が消えたふりをしてキカイダー側に付く⇒野心は秘めつつも共闘⇒隙を突いてラスボス化

そうなんですか。そっちの方が面白いですね。

> が、TV版の人格は「サブローでもギルでもないポッと出の新キャラ」でしかなく、サブロー時代のライバルとしての魅力も漫画版のような悪役としての魅力もない

人間態にならなくなったのもつまらないですよね。

Re: アカ地雷ガマ

まあ、アカ地雷ガマが強かったというより、爆弾の威力が強かったという感じですか。

にしても、このネーミングはどうかと思いました。

Re: ハカイダー

えらいあっけない最後でしたね。

伊豆肇さんについて

流れをぶった切ってすみません。
私は特撮以外にも昔の映画やドラマを見るのが好きなのですが、
かなりの確率で光明寺博士を演じられた伊豆肇さんの顔を見かけます。
映画「青い山脈」にとぼけた学生役で出演したのを見た時は、笑ってしまいました。
(光明寺博士の若い頃ってああだったのかと思ってしまった。)
「大都会」(石原プロ)では、ある回では刑事として渡哲也たちに事件の概要を説明し、
別の回では誘拐される銀行頭取になっているのも笑ってしまう。
第1期東宝ニューフェイスとして東宝に入社。三船敏郎と同期。
若い頃は、二枚目スターとして活躍。
1950年代後半から、俳優業のかたわらテレビに進出し、台本執筆や構成、プロデュースなどを手掛け、
またピンク映画の監督もつとめる。
この方は、想像以上に懐の深いすごい人のようです。
もっともキカイダーでの演技を見るだけだと、とてもそうは思えなかったりするのですが。

Re: 伊豆肇さんについて

> 1950年代後半から、俳優業のかたわらテレビに進出し、台本執筆や構成、プロデュースなどを手掛け、
> またピンク映画の監督もつとめる。
> この方は、想像以上に懐の深いすごい人のようです。

知りませんでした。多彩な才能ですね。

悪の存在価値

確かに管理人様が仰る通り悪人達の共通の問題点は正義サイドがいないとその存在価値が失われてしまうということですね😖だからといって世界征服という野望が達成できるかどうかはまた別の問題なのですが😅

Re: 悪の存在価値

まあ、持ちつ持たれつと言うところもありますが。

怪人

前回のガマといい今回のムササビといい怪人はそれなりのレベルのようですね😅尤もハカイダーの存在感には敵いませんがね

Re: 怪人

どっちも強いですね。

配信もラスト1週

…にしても漫画&アニメのハカイダーは
口笛がギルの笛と同じ効果を発揮し、良心を無くした
ジロー=キカイダーが突っ込んできても片腕を破壊する強さを持った
天敵と描かれたのに比べると特撮版は微妙ですね(笑。

まあ、キカイダーの方がスペック的に少し上と設定して
何度も向かっていく(一応、サブローの方が弟だし)のは
これはこれで良いキャラと言えなくもない。
『キカイダーを破壊したい』ギルの想いと
『ジローを困らせたい』光明寺の想いが微妙なバランスとなって
終盤ストーリーの牽引役となったでしょうか。

Re: 配信もラスト1週

レビューでも書いたと思いますが、脳が光明寺と言うのは、余計な設定だった気がします。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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