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「ウルトラセブン」傑作選 第3話「湖のひみつ」(リテイク版)


 第3話「湖のひみつ」(1967年10月15日)

 冒頭、ダンとフルハシが司令室に戻ってきて、パトロール終了の報告をする。

 キリヤマ「ごくろう、木曽谷付近に巨大な物体が落下したらしい」
 ダン「直ちに出動します」

 パトロールから戻って来たばかりだと言うのに、嫌な顔ひとつせずに応じるダンであったが、

 
 アマギ「隊長!!」

 
 ソガ「今度は我々が」

 
 アンヌ「わたくしもイキます」

 やっぱり序盤と言うことで(?)みんなやる気に溢れていて、我も我もと名乗り出て胸を反らす。

 ……

 ……

 ……

 アンヌのおっぱい吸いてぇえええーっ!!

 ……あ、すいません、恒例行事なので、気にしないで下さい。

 キリヤマ、部下の積極的な姿勢に頼もしそうに目を細めるが、

 キリヤマ「まあ、待て、子供の連絡で当てにはならんが、念のため、一応調べておきたい。フルハシ、ダン、二人ですぐ飛んでくれ」

 結局、ダンとフルハシをそのまま任務に就かせる。

 二人はホーク3号で出動するが、その発進シークエンスが事細かに描かれるのは、無論、おもちゃ販促のためだろう。

 
 木曽谷の吾妻(東?)湖付近に着陸し、ちょうど釣りをしていた地元の男性に道を尋ねる二人。

 これは西湖でのロケだが、いい具合に霧が掛かって、これなら湖から怪獣が出てきてもおかしくはないなぁと言う神秘的なムードを醸し出すのに一役買っている。

 男性「そこからあの山の裏側ですがね、いやぁ、ここしばらく誰も人の入ってないところだから」
 ダン「ふぅーん」

 釣り人を演じるのは「円盤が来た」にも出ている金井大さん。

 などとやってると、釣竿に当たりが来て、男性が急いでリールを巻くが、

 
 横から割り込んできた中学生くらいのビキニの女の子が針を獲物から外してしまう。

 男性「おい、こら、俺の魚返せ!!」

 女の子はにっこり笑って手を振ると、すいすい泳いで岩の向こうに消える。

 
 当時としてはかなり過激なビキニ姿の女の子、さっきの獲物を大事そうに手に持ちながら岸に上がり、

 
 (なんだ、この画像は?)

 
 女の子「危ないとこだったわ、あなたにはまだ大事な役目があるのよ、さ、早くお逃げ。注意しなきゃダメよ」

 そう話しかけながら、大きなナメクジのような得体の知れない生き物を湖に放す。

 その正体はピット星人の人間態である女の子を演じるのは、当時15歳の高橋礼子さん。

 なんとなく、タカアンドトシのトシに似ているような気がする。

 あと、女流棋士の中村桃子タンにも似ている。

 ちなみに彼女、某スタッフに水着の胸をがっつり見られたり、撮影のせいで夏休みが潰れたりしたため、女優の仕事がイヤになって引退されたらしい。

 それはともかく、女の子は人の近付く気配に急いでその場を離れる。

 
 男性「逃げ足のはええ奴だ」
 フルハシ「この近くの娘ですか」
 男性「さあ、見掛けないね」
 フルハシ「じゃ我々は目的地に向かいますから」

 二人は意味もなく駆け足になって山を越え、河原に降りる。

 果たして、岩場の向こうに、宇宙船らしき物体が鎮座していた。

 
 何度見ても、惚れ惚れしてしまう合成。

 無論、これはミニチュアだが、

 
 ダン「焦げてますね」
 フルハシ「これは大気圏に突入するときの摩擦熱によるものだ」

 二人が船のそばに寄ったショットでは、実物(?)大の模型が組まれている。

 しかし、大気圏突入時の焦げ跡まで再現するって、どんだけリアルやねん。

 さらに、

 
 ハッチを開いて下ろすと、その裏がタラップになっていると言う、作り込みの細かさ!!

 二人は慎重に通路を進み、ハイテクメカがひしめく操縦室のような部屋に到達する。

 
 人影がコンソールの後ろに逃げ込むのを見たダンは、フルハシに合図して、左右から覗き込んで銃を向けるが、

 
 フルハシ「誰だっ」
 女の子「うふふふふ」
 フルハシ「き、君は……」

 出て来たのがさっきの可愛らしい女の子だったので、唖然とする。

 女の子「びっくりしたわぁ」

 フルハシ、まさかそれが宇宙人とは思わず、銃をホルスターにしまいながら、

 フルハシ「びっくりしたのこっちだよ、どうしてこんなところに」
 女の子「ここまでは追ってこないと思ったからよ。隠れ家には良いわ」
 フルハシ「何故あんなことしたんだい」
 女の子「人間に食べられるなんて魚がかわいそうだわ」

 ダンは二人のやりとりを黙って聞いていたが、

 
 ダン(待てよ、女の子の足で、あの険しい山道をどうして我々より先に来ることが出来たんだろう? それに呼吸ひとつ乱れていない、靴も綺麗だ)

 色々とおかしな点があることに気付き、疑惑の目を女の子に向ける。

 そう、その女の子は、顔形は同じでもさっきのビキニギャルとは別人なのである。

 ダンには、ついでに、女の子の髪がすっかり乾いていることにも着目して欲しかった。

 フルハシがあれこれ女の子に言い聞かせていると、部屋のあちこちから白いガスが勢いよく噴射され、三人ともその場に倒れて眠ってしまうが、

 
 ダン「あ、ああ……」

 薄れゆく意識の中で、ダンは、黒い昆虫人間のような異様な怪物にウルトラアイを盗まれるのを感じる。

 しばらくしてダンは目を覚ますが、女の子のことをフルハシに任せて、ウルトラアイを取り戻しに宇宙船から出て行き、それっきり帰ってこなかった。

 
 キリヤマ「なに、ダンが行方不明?」
 フルハシ「はあ、木曽谷一帯を探し回ったんですが、何処にも……」
 キリヤマ「ダンからの連絡は?」
 ソガ「ありません」
 アマギ「もしかすると宇宙人に?」

 アマギの危惧に、

 キリヤマ「そう簡単にやられるような代物ではないよ、モロボシ・ダンは」

 と、まるでダンの正体を知っているかのような口ぶりで、不敵に笑って見せるキリヤマ。

 ソガ「しかし、万が一と言うことがあります、現場に行ってみましょう」
 キリヤマ「待て!!」

 逸るソガを鋭く制すると、しばし考え込んでいたが、決然と、

 
 キリヤマ「ダンがあるいは、何かを掴んでいるかも知れん、彼に期待しよう」

 ソガ「要するに、なにもしないってことですね?」
 キリヤマ「そうとも言うな」

 途中から嘘だが、キリヤマの判断が、隊長の責務を放棄しているとしか思えないほど、いい加減なのは事実である。

 隊員が行方不明で連絡が取れないのに、「期待しよう」じゃねえよ。

 山の中を彷徨うダンの姿を挟んで、

 
 アンヌ「困ったお嬢さんだわ、注射もさせないし、おでこに手も当てさせないのよ」

 メディカルセンターから、アンヌがフルハシが連れ帰った少女について報告してくる。

 キリヤマ「それで容態は?」
 アンヌ「まだ苦しそうです、どうしましょう」
 フルハシ「よし、僕の責任だ、見に行って来ます」

 
 女の子「やめて、さわらないで!!」

 フルハシが行くと、アンヌが言うように少女は駄々っ子のようにアンヌの診察を頑なに拒否していた。

 フルハシは、少女の枕元に立ち、

 
 フルハシ「さあ、大人しくして、アンヌさんはね、我が基地の誇る名医なんだよ、基地に働く300名の隊員たちがみんな健康なのも、彼女のスペシャルサービスのお陰なんだよ」
 アンヌ「うふっ」

 フルハシの大仰な褒め言葉に、晴れがましそうに笑うアンヌであった。

 ……

 すいませんっ、もう二度と言わないので許して下さい!!

 フルハシ「……みんな健康なのも、彼女のお陰なんだよ、さ、アンヌさんにちょっとだけ診て貰いなさい」
 女の子「いいのっ、私、もうなんともないわ、この通り元気よ……私、触られたくないの、誰にも」

 フルハシが優しく言い聞かせるが、女の子はガバッと上半身をベッドに起こし、あくまで診察を拒む。

 無論、診察されては宇宙人だと言うことがばれてしまうからである。

 これにはフルハシも頭に来て、

 フルハシ「ワガママ言うんじゃないよ、せっかく親切に……」
 女の子「……」

 声を荒げて叱り付けるが、

 
 アンヌ「フルハシさん!!」
 フルハシ「う、うーん」

 アンヌに笑顔でたしなめられ、口をへの字にして黙り込む。

 それにしても、菱見さん、目がキラッキラしてはりますね。

 アンヌ「もういいのよ、何にもしないわ」
 女の子「ワガママ言ってごめんなさいね、アンヌさん、私、とっても眠いの」
 アンヌ「ゆっくりお休みなさい」

 一方、例の宇宙船の前でずーっと張り込みをしていたダン、その背後にやっとあの少女を見掛け、急いで追いかける。

 それはメディカルセンターにいる方とは別人で、ダンからウルトラアイを盗んだ方だった。

 ダンは草むらの中で少女を見失ってしまい、ビデオシーバーでアンヌに連絡する。

 
 アンヌ「ダン!! 一体どうしたって言うの、本部に連絡もしないで単独行動とったりして……隊長がプリプリよ」
 ダン「今それどころじゃないんだ、それより、フルハシ隊員が基地へ連れて行った少女は?」
 アンヌ「彼女ならベッドでお昼寝の最中よ」

 ダンは少女を厳重に見張るよう指示する。

 
 アンヌ「うん、分かったわ」

 こういう髪型すると、なんかアンヌが別人みたいに見えるなぁ。

 一方、さっきの少女はダンの目を盗んで宇宙船に駆け込み、

 
 女の子「エレキング、エレキング!!」

 メカを操作して、モニター越しに、湖の中に潜むエレキングに呼びかける。

 水中で赤い光がきらめき、水面がゴボゴボと泡立ったところでCMです。

 
 CM後、セブンのみならず、ウルトラシリーズ通して屈指の人気怪獣エレキングが顔を出す。

 いやぁ、何度見ても見飽きることのない、実に斬新且つ魅力的なお顔である。

 ちなみにうなぎくらいの大きさのエレキングが数時間でこんなに巨大になる訳がないので、ダンが単独行動をとってから、既に数日が経過しているものと思われる。

 しかし、いくらウルトラアイ奪還のことで頭が一杯だったとは言え、その間、本部に一切連絡しなかったと言うのは不自然きわまる。

 ま、それを言うなら、数日間も隊員が消息不明なのに、一切捜索しようとしないキリヤマたちの態度もたいがい非常識なのだが。

 
 悲鳴を上げて逃げ出した釣り人と入れ替わるように、岸辺からエレキングを見上げるダン。

 スクリーンプロセスって、たいてい画面が安っぽく見えるものだが、これはセットの作りがしっかりしているので、それほどでもない。

 ダン「本部、応答願います!!」

 ここでやっと本部に連絡しようとするダンだったが、ビデオシーバーには何も映らない。

 それに続けて、クルクル回転しているエレキングの角が意味ありげに映し出され、エレキングが妨害電波を出していることが示唆される。

 ダン、とりあえずレーザー銃を撃つが、

 
 お返しとばかり、エレキングのLEDみたいな口からビームが発射される。

 
 首をぐるっと巡らせて、あたかもエネルギーを集中しているかのような仕草を見せてから、

 
 さらにもう一発。

 

 
 間一髪でかわしたダンの背後で爆発が起きるが、このビームの合わせ方も完璧である。

 ダン「ミクラス、頼むぞ」

 ダン、ウルトラアイがなくては変身できないので、時間稼ぎのカプセル怪獣を投げつける。

 
 エレキングの目の前の空間に繭玉のような形の光が広がり、

 

 
 それがミクラスの姿に変わるという、これまた素晴らしい合成ショット。

 ちなみに準備稿では、何故かミクラスではなく、レッドキングだったそうな。

 ミクラス、カプセル怪獣の中ではかなり強力で、エレキングとも互角以上の戦いを見せる。

 何しろ、投げ飛ばした拍子に、うっかり、エレキングの右の角を折っちゃったくらいである。

 今回は妙に基地から出たがらないキリヤマは、釣り人から怪獣出現の知らせを受けるが、ダンと連絡しようとして繋がらないのを見ても動こうとせず、

 ソガ「隊長、現場に飛びましょう」
 キリヤマ「……(3秒経過)……ようし!! ウルトラホーク1号出動スタンバイ!!」

 ソガに言われて、やっと重い腰を上げるのだった。

 1号の発射シークエンスも必要以上にねちっこく撮られている。

 
 キリヤマたちが出動したのを知ると、ピット星人は顕微鏡を覗きこんでいるアンヌの背後に迫り、

 
 アンヌ「うっ、うっ……」

 その首を絞めて気絶させる。

 
 ミクラスは善戦するものの、エレキングの長大な尻尾に翻弄された挙句、最後は体を縛られて強力な電気を流され、あえなくダウン。

 ダン「ミクラス、戻れ!!」

 
 女の子「エレキング、次の作戦よ、さあ!!」

 エレキングはピット星人のメカで操られているらしく、今度は別の方角に向かってのしのし歩き出す。

 しかし、これだけ楽しそうに悪事を働く宇宙人って、他にはあまり見たことがない。

 なんつーか、思春期の少女の持つ残酷さが、うまくピット星人のキャラにマッチしているように見える。

 やがてホーク1号が戦場に到着するが、エレキングのビームを受けて損傷、不時着する。

 さて、基地の中の少女はペンダントから不思議な光線を放って邪魔者を排除しつつ、一気に司令室に入り込む。

 
 そしてパネルのボタンやダイアルを適当にいじくって、爆発させる。

 ここ、少女がボタンに触れるや否や爆発が起きているが、さすがにちょっとタイミングが早過ぎるのでは?

 ともあれ、ピット星人、混乱に乗じて、なんとウルトラホーク2号を奪って基地から発進するという離れ業まで演じて見せる。

 うーん、まあ、2号の発進シークエンスを見せたかったのだろうが、管制官の協力もなしに、ひとりでウルトラホーク2号を強奪するのはさすがに無理のような気がする。

 再び宇宙船。

 今のお返しではないが、ダンはこっそり操縦室まで入り込むと、

 
 抜き足、差し足、

 
 忍び足と言う感じで、エレキングのコントロールに夢中になっている少女の背後に密着する。

 この映像だけ見ると、ダンが完全に変○者にしか見えんが、いっそのこと、思いっきりスカートをめくり、同時にパンツをずり下げるという「マカロニほうれん荘」的なセクハラをして欲しかったと、電車で、管理人の隣に座った酔っ払いが言ってました。

 もっとも、

 
 女の子「いやん、やめてよ!! 離して!!」

 やってることは、劇中でも似たようなものであった。

 揉み合っているうちに、何故かまだ持っていたウルトラアイが落ち、ダンはそれを奪うと女の子を気絶させ、外へ出る。

 マヤもそうだったけど、なんで盗んだウルトラアイをいつまでも後生大事に持っていたのか?

 50年後にメルカリに出すつもりだったのだろうか?

 セブンとエレキングが戦っていると、ホーク2号が宇宙船のそばに着陸する。

 
 2号に乗っていたピット星人が、床に倒れていた仲間を抱き起こすが、まだ意識が朦朧としているようだった。

 ちなみにこれはダブルが演じているのだが、女優ではなく、高橋さんの中学時代の友達の岩田小夜子さんと言う素人の女の子だったそうな。

 ともあれ、少女は仲間の代わりにコントロール装置の前に立ち、エレキングをけしかける。

 
 エレキング、得意の尻尾ビリビリ攻撃をセブンにお見舞いするが、セブンにそんなものは通用せず、

 
 セブン、尻尾を振りほどくと間合いを取り、エメリウム光線でエレキングの角を二本とも焼き切る。

 トドメのアイスラッガーで、尻尾、腰、首と三連続で切断し、

 
 エレキングの首がゴロッと落ちて、

 
 そこから鮮血が溢れ出るという、スプラッターシーンとなる。

 
 女の子「エレキングが負けたわ」

 ちなみにここ、気絶していたピット星人が起き上がって振り向く際、ほんの少しだけ岩田さんの横顔が見える。

 
 女の子「早く逃げましょう!!」

 ついでにホーク2号も奪えば良いのに、自分たちの宇宙船で離陸したピット星人たち。

 セブンがストーカーのように追いかけているとも知らず、暢気に反省会を開く。

 
 女の子「作戦の失敗ね、ウルトラアイを盗み損なうなんて」
 女の子「地球を甘く見過ぎてたわね」

 と言うのだが、盗み損なったんじゃなくて、盗んだウルトラアイを後生大事に持ち歩いていたのが敗因だろうし、地球じゃなくてセブンを甘く見過ぎていたと言うべきで、今回、珍しいくらいにウルトラ警備隊は良いところがなかったのだった。

 女の子「でも諦めた訳じゃないわ、もっと強い怪物を育てて今度こそ地球上の人間を皆殺しにするのよ」
 女の子「素敵だわ、そうなったら、あの美しい星はあたしたちのものになるのね」

 可愛い顔してデカ尻……じゃなくて、物騒なことをのたまう二人。

 そう、彼らの目的は地球上から人間を一掃し、自分たちだけのリゾート地にすることだったのである。

 まあ、たぶん、地球上のほとんどの生き物は諸手を上げて彼らの企みに賛成するだろう。

 女の子「きっと成功するわ、地球人の男性は可愛い子に弱いってことが分かったんだもの、うふふ」

 それにしても、以前は特に感じなかったが、高橋さん、演技がうまいよね。

 まあ、これがデビュー作ではないし、高1といえば、子役と言うよりは立派な女優だからね。

 それこそ本物の女子高生のように小悪魔的な台詞を放つピット星人であったが、

 

 
 ここで、本来の、グロテスクな顔に戻ってしまったのが運の尽き。

 セブンも、ちびっ子たちの手前、可憐な少女たちを手に掛ける訳には行かなかったが、これなら思う存分ぶっ殺せると、エメリウム光線の一撃で木っ端微塵に粉砕する。

 今回のお話、これでもかとばかりに色んな要素が詰まった作品で、あまりに詰め込み過ぎたせいか、宇宙船を撃破したセブンが空を飛んで帰って行くところで唐突に終わってしまう。

 やっぱり、ダンとキリヤマたちの再会シーンが欲しかったなぁ。

 以上、ドラマ性は薄いが、ウルトラ警備隊を翻弄する美少女コンビの活躍、エレキングの魅惑的な造型、そしてそれらを表現する素晴らしい特撮が随所に見られる、「セブン」屈指の娯楽作であった。

 ちなみに高橋さんの回想では、あれやこれやで撮影に一ヶ月掛かったらしい。

 いくらパイロット版とは言え、30分の特撮に一ヶ月(実際はもっと長く?)も費やすなど、今では考えられない贅沢な予算と時間の使いっぷりであった。

 まあ、だからこそ、半世紀以上経っても色褪せずに高い人気を保ってるんだけどね。
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コメント

試行錯誤色々

製作順だとこの「湖のひみつ」が最初に撮影されているので、バンクシーンなり宣伝用のスチール写真の撮影なり合わせて1か月位かかったって事でしょうかね
実際放送開始前の宣材写真とかにはエレキングやミクラスが使われていたらしく、本放送の1話に出てきたのが見た事の無いクール星人とウインダムで一部の視聴者が驚いた、なんてエピソードがあったらしいですし

ちなみにカプセル怪獣は企画段階では『ウルトラQ』と『ウルトラマン』の怪獣を使う予定で、レッドキング以外にもペギラやアントラー等の登場が予定されていたとか
で、何で方針が変更されたかというと、怪獣ショーが割と金になるという事が分かったので既存の着ぐるみの流用や改造を行わず、新規に着ぐるみを作る事になったからだそうで
・・・・・・まあショーの収益で着ぐるみの製作費以上に稼げたかはちょっと疑問ですが、実際後半は節約のために色々手を打つことになりましたし(後々の事を考えるとここで新規キャラクターを作っておいたのは正解だったと思います、この時代なら規制緩いですし)

豪華なセット

この作品が本当に50年以上も前に作られた事が未だに信じられない小生であります😅
それにしても管理人様の仰る通り何故ウルトラ・アイを後生大事に持っていたのでしょうか?とっとと処分すればよかったと思うのですがね😖

まあ地球の生物も一枚岩ではないからな

あ~流石にピット星人の地球侵略を地球の生物が歓迎するのはあり得ないですね、エレキングという生態系にどんだけ影響及ぼすか分からん外来種を平気で持ち込んできてる時点で地球の生物から見たら敵でしょう、そもそもピット星人が地球をどう扱うかなんてわかったもんじゃありませんし
手に入れた星で好き勝手に振舞って荒れ果てたらポイで、他の星を侵略しに行く星々を食い荒らす害虫みたいな宇宙人という可能性もありますから(頭部のデザインが蝶の幼虫っぽいのも、美しい姿に変わるが作物を荒らす害虫でもあるという暗示とも取れますし)
・・・・・・実際人間社会でもありますからね、諸悪の根源だと思い込んでたのを排除したらもっと酷いのが後釜に居座ったり、問題の本質が別の所にあってむしろ追い出した連中は上手くやってた方だったのが後になってから分かったり・・・・・・

そういや円谷プロオフィシャル設定ではないですが、ウルトラセブンがメインキャラクターの一人であるSFCのゲーム『ヒーロー戦記』でもウルトラアイを盗まれる展開が有り、ウルトラアイを宇宙人がずっと持っていた理由について「ウルトラアイは特殊な宇宙金属でできていて並みの方法では破壊できない」という説明がありました
じゃあどっかに捨てればいいじゃんと思うかもしれませんが、それだといつの間にかダンが見つけてしまう可能性がありますし、かと言って片方がダンの監視役になると侵略の為に行動できるのは一人だけ、結局どっちかが持ってるのが一番効率的と考えたのでしょう(エレキングへの指令に夢中になって警戒してない時点でどっちみちダメですが)

そもそも何でダンは初見で地球人に化けた宇宙人を見抜けないのに、宇宙人の方は初対面の時にはすでにダンの正体がウルトラセブンだと知っているんでしょうか
他のウルトラシリーズでも大体宇宙人側はウルトラマンの正体に気付いた状態で話がスタートしてますし、もしかしてウルトラマン達は実は変身が下手なんだろうか

「ウルトラセブン」作り手の熱意

こんばんは。
「ウルトラセブン」は古い作品ですが、こうして改めて見てみると、細かい部分の作りに手が込んでいて、当時の作り手の熱意が伝わってきますね。
高橋礼子さんという当時高校1年生の女優さんは、貴重な夏休みを費やしてまで撮影に取り組まれていたとか。女子高生にとって夏休みが無駄になるというのは痛いかもしれませんが、そのお陰で普通の女子高生には無い思い出がたくさんできたでしょうね。当時は斬新だったビキニという水着を着れて、エレキングというペットまで与えてもらって(笑)。

エレキングは地球に来た時には小さな幼体でしたが、ピット星人からエネルギーをもらう事で一瞬に53メートルに巨大化します。成長するまでに数日も費やす事は無いので、セブン第3話の出来事は全てその日のうちの出来事ですよ。
エレキングはいつ見ても、牛さんのようにおっとりした表情で、とても可愛いです♪カルシウムが十分で、情緒も安定していそう(笑)。
エレキングは、ただご主人の為にセブンやミクラス、ウルトラ警備隊と戦っただけで、根っからの悪では無いのですよね(まあ、ガンダーもアロンも宇宙人に操られている怪獣は皆そうでしょうけど)。これからも人気怪獣として、ファンの方々に愛嬌を振りまいて欲しいです。

まるで別人

アンヌの顔はカメラワーク一つでまるで別人になりますね😅大人っぽさと少女のような魅力があるようですね😊これも菱見さんのキャラクターの成せる技でしょうか?

意外と強い

私は大人になってからこの話を見たのですが、ミクラスが意外と強くて善戦したのに驚きましたね。カプセル怪獣は弱くて役に立たないと言われてますが、ミクラスとアギラは時間稼ぎとしてなら十分でしょう。
あとエレキングですが、モチーフは牛で口から吐く放電光線は入れ歯がヒントになって誕生したようです。

YELLOW OR WHITE

ウルトラヲタクにとってはエレキングが黄色だと誤解されたのはよく知られた話ですが、やっぱりこうして見ると着ぐるみが撮影中に徐々に黄ばんでしまうのがよく解ります。なんか地球の大気に触れて変色したという言い訳がましい後付け設定もありましたっけ?
私の場合、長い間ミクラスと戦う写真ばかり見ていてTVで見たのが一度だけだったので、アトラクション用の着ぐるみやタロウに再登場した時のが何故黄色なのか理解出来ませんでした。

Re: 試行錯誤色々

> 製作順だとこの「湖のひみつ」が最初に撮影されているので、バンクシーンなり宣伝用のスチール写真の撮影なり合わせて1か月位かかったって事でしょうかね

全部ひっくるめたらもっとかかってるかもしれませんね。

> で、何で方針が変更されたかというと、怪獣ショーが割と金になるという事が分かったので既存の着ぐるみの流用や改造を行わず、新規に着ぐるみを作る事になったからだそうで

そうだったんですか。なんか、物凄く現実的な理由ですね。

Re: 豪華なセット

全然色褪せないですよね。

Re: まあ地球の生物も一枚岩ではないからな

> あ~流石にピット星人の地球侵略を地球の生物が歓迎するのはあり得ないですね、エレキングという生態系にどんだけ影響及ぼすか分からん外来種を平気で持ち込んできてる時点で地球の生物から見たら敵でしょう、そもそもピット星人が地球をどう扱うかなんてわかったもんじゃありませんし

いや、最近のひどい環境破壊とか見てると、そう思いたくもなるんです。まだピット星人のほうがマシじゃないかと。

> そういや円谷プロオフィシャル設定ではないですが、ウルトラセブンがメインキャラクターの一人であるSFCのゲーム『ヒーロー戦記』でもウルトラアイを盗まれる展開が有り、ウルトラアイを宇宙人がずっと持っていた理由について「ウルトラアイは特殊な宇宙金属でできていて並みの方法では破壊できない」という説明がありました

そうなんですか。「レオ」ではセルロイドみたいでしたが。

> そもそも何でダンは初見で地球人に化けた宇宙人を見抜けないのに、宇宙人の方は初対面の時にはすでにダンの正体がウルトラセブンだと知っているんでしょうか

そう言えばそうですね。事前にリサーチしてるんでしょうか。

Re: 「ウルトラセブン」作り手の熱意

こんばんは。

> 「ウルトラセブン」は古い作品ですが、こうして改めて見てみると、細かい部分の作りに手が込んでいて、当時の作り手の熱意が伝わってきますね。

ほんと、凄いですよね。

> エレキングは地球に来た時には小さな幼体でしたが、ピット星人からエネルギーをもらう事で一瞬に53メートルに巨大化します。成長するまでに数日も費やす事は無いので、セブン第3話の出来事は全てその日のうちの出来事ですよ。

そうなんですか。しかし、一瞬で巨大化できるのなら、湖に放す必要もなさそうですが。

> エレキングは、ただご主人の為にセブンやミクラス、ウルトラ警備隊と戦っただけで、根っからの悪では無いのですよね(まあ、ガンダーもアロンも宇宙人に操られている怪獣は皆そうでしょうけど)。これからも人気怪獣として、ファンの方々に愛嬌を振りまいて欲しいです。

ほんと、キュートですよね。

Re: まるで別人

やっぱりオーラがありますよね。

Re: 意外と強い

> 私は大人になってからこの話を見たのですが、ミクラスが意外と強くて善戦したのに驚きましたね。カプセル怪獣は弱くて役に立たないと言われてますが、ミクラスとアギラは時間稼ぎとしてなら十分でしょう。

自分も今回チェックして意外な感じがしました。

Re: YELLOW OR WHITE

> ウルトラヲタクにとってはエレキングが黄色だと誤解されたのはよく知られた話ですが、やっぱりこうして見ると着ぐるみが撮影中に徐々に黄ばんでしまうのがよく解ります。なんか地球の大気に触れて変色したという言い訳がましい後付け設定もありましたっけ?

そうなんですか。まあ、見てる分にはちょっとですが、めちゃくちゃ時間が掛かったでしょうからね。

へっへっへ、知らされなければ無いのと同じよ

う~ん、環境問題って70年代位がピークでだんだん改善してきてるんですけどね、少なくも日本に関しては
近年は特に大きな技術革新とかが無いので汚染物質の濃度は横這いみたいですけど
この辺の問題で心底めんどくさいのは危機感を煽る報道や特集記事は出るんですけどその後改善されても報道されないんですよね、それやって視聴率が上がる訳でも部数が伸びる訳でもないから
まあ世界規模で見るとまた話が変わってくるんですけど、途上国だと環境汚染対策込みの設備がコストや技術力の関係で導入できないとか、条約とか知ったこっちゃなしに汚染物質垂れ流す国が未だにあったりとか
・・・・・・この辺の事情も基本報道されねえもんなあ、されてもさらっと流してそれっきりだもんなあ

No title

 この話を見ると二頭の怪獣のソフビでジオラマを作ろうとした未就学児童の頃を思いだします。
「登場人物はエレキングとミクラスだ」と親に語って「怪獣は人物じゃないだろう」と突っ込まれたのも懐かしいです。

Re: へっへっへ、知らされなければ無いのと同じよ

色々と難しい問題ですよね。

でも、当時に比べれば人口は3、4倍になって、生活水準も上がってるので、やっぱり地球への負担はかなり重くなってると思うんです。

たぶん、地球は人間の欲で滅びるんでしょうね。

Re: No title

今の子供も怪獣ごっことかするんですかね。

水着がエロい

エレキングの回は再放送の見逃しが多くて鑑賞の頻度は低いですが同時代では屈指のエロい水着で演者もこれが何回も再放送されて語り草になるとは思ってなかったでしょうね。

Re: 水着がエロい

ビキニですもんねえ。

隣人のゆくえ

>≧その正体はピット星人の人間態である女の子を演じるのは、当時15歳の高橋礼子さん。なんとなく、タカアンドトシのトシに似ているような気がするし、女流棋士の中村桃子タンにも似ている

>前にも書きましたが、高橋礼子さんを見ると昨年公開された「海辺の映画館」に出演された吉田玲さんのことを思い出す自分ですね。中村桃子さん、検索してみると井上和香さんに雰囲気が似た方だなあ…と思いました。

この吉田玲さんは「隣人のゆくえ」という映画に金子みすゞというどこかで聞いたような役名で出ていたところを大林宣彦さんが見初めたそうですが、来月14日からシネマロサにて上映されるのでお時間あるときに見てください。あなたのハートには何が残りましたか?と問う作品です。https://youtu.be/Of_vVO4YJfY

>今回のお話、これでもかとばかりに色んな要素が詰まった作品で、あまりに詰め込み過ぎたせいか、宇宙船を撃破したセブンが空を飛んで帰って行くところで唐突に終わってしまう。やっぱり、ダンとキリヤマたちの再会シーンが欲しかったなぁ。

>少女によって基地が荒らされているのをダンたちが知らないまま終わっちゃうんですよね。せめてもう一人の少女が奪ったホーク2号に隊長たちが乗り込んでホーク2号に乗り込むなり「キリヤマより本部・・・キリヤマだ、本部応答せよ」と本部に連絡を取る隊長や「アンヌ、アンヌ応答せよ」とビデオシーバーで呼び掛けるダンが基地の異変を感じ、帰還したダンたちに「犯人は、あの女の子よ」と話すアンヌを見て「本部には宇宙人が侵入していたのか・・・」となるアマギ隊員や「あの女の子に化けて通信機などをメチャクチャにし、アンヌを襲ったのか」となるフルハシ隊員の場面があってもよかった気がします。

Re: 隣人のゆくえ

> この吉田玲さんは「隣人のゆくえ」という映画に金子みすゞというどこかで聞いたような役名で出ていたところを大林宣彦さんが見初めたそうですが、来月14日からシネマロサにて上映されるのでお時間あるときに見てください。

おすすめありがとうございます。

> 帰還したダンたちに「犯人は、あの女の子よ」と話すアンヌを見て「本部には宇宙人が侵入していたのか・・・」となるアマギ隊員や「あの女の子に化けて通信機などをメチャクチャにし、アンヌを襲ったのか」となるフルハシ隊員の場面があってもよかった気がします。

そこまでやる余裕がなかったんでしょうね。

どうせなら

ダンがピット星人の人間体(女の子)からウルトラ・アイを取り戻すシーンはセクハラにしか見えませんね😅今までの仕返しにどうせならスカートぐらいめくっても罪にはならないと思うのですがね😅

Re: どうせなら

ウルトラシリーズは真面目ですからねえ。

No title

今から55年前の今日、放送されました。怪獣エレキングを操る侵略者ピット星人のそのマスクは昆虫で、その昆虫の顔を見ると、何となく、まるで触角の無い「仮面ライダー」みたいです。そう思いますか?

Re: No title

思います。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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