「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第3話

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　やあみんなお待たせ、スカイライダーの時間だよ。ああっ、ミカンの皮を投げないで下さい。

　さて、第3話「勇気だ! コウモリ笛の恐怖」である。

　これは自分にとってはとても意味のあるエピソード。伝統的なコウモリ怪人が子供をさらうというストーリーはどうでも良いが、

　
　ミドリ、ミチに続く3人目のライダーガール、ユミ（巽かおり）ちゃんが初登場するからである。

　いや、最近、この子のことが妙に気に入っちゃってね。特に綺麗でも演技がうまいわけでもないのだが、とにかく好き！　気持ちわりぃな。

　ミドリ「謎の子供蒸発事件続く……」
　ミチ「きっとネオショッカーの仕業に違いないわよ」

　多発する誘拐事件についてシド・ハングライダー・クラブの事務室で話し合っている三人。

　
　唐突に立ち上がるユミさん。
　子供みたいなショートオールがとてもキュートです。

　ユミ「あら、ミチ、どうしてぇ？」
　記念すべき第一声。
　ミチ「決まってるじゃん、そんなことをするのは、ネオショッカーしかいないの」
　ミドリ「じゃあ、ネオショッカーは子供たちをさらってどうしようとしているの？」
　ミチ「そんなの分かんないわよ」

　なお、この辺は全部アフレコだと思うが、特にミチ（伏見尚子）は、妙にわざとらしい、声優みたいな、と言うと語弊があるが、違和感のある喋り方をしている。

　
　ユミ「いい加減なミチ！」
　記念すべき初アップ。この画像はあまり可愛くない。

　ミチ「あらあたしがいい加減？あたしはねこれでもネオショッカーを倒そうと決心してるのよ、それをいい加減なんて許せない！」

　と言う、実に生産性のない会話を交わしている三人。今回のユミの出番はこれだけです。

　なお、前回突如加わったミチ同様、ユミの場合も、突然登場している。素性や仲間になった経緯など、一切説明はないと言う、ある意味女性蔑視的な扱いである。

　彼女たち三人は、17話までで、番組からいなくなるのだが、とても嬉しいことに、ユミだけは33話で復帰し、最終回までレギュラー出演してくれる。

　
　彼女たちの会話を部屋の隅で聞いている洋。

　洋「まさかこの調子で、どんどん増えていくんじゃないだろうな、こいつら」

　心配していた洋ですが、これ以上は増えませんでした。よかった。

　と言う訳で、4話からは主にユミに焦点を当てて紹介していきたい。あっ、みかんを投げないで下さい。せめて皮にして！