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「ウルトラマンレオ」 第19話「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ よみがえる半魚人」(リテイク版)


 第19話「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ よみがえる半魚人」(1974年8月16日)

 のっけから、眠りを誘うような汽笛の音を響かせて、日本沿海フェリー所属のしれとこ丸だかえりも丸だかのカーフェリーがゆっくりと海の上を進んでいる。

 
 甲板ではトオルとカオルがハイテンションで遊んでいたが、

 
 そのゲームが「輪投げ」と言うのが、素朴過ぎて涙が出そうなほどである。

 そう言えば、「V3」の四国ロケの時も似たようなゲームで盛り上がってたな。

 考えれば、ビデオゲームなんてもののない時代なのだから、船の上でやれる遊びなんて限られてるもんね。

 
 百子「ほら、カオルちゃん、しっかり」

 それを後ろから見守っている百子タン。

 と、後方の階段を白いシーツを被ったお化けのようなものがあがってくる。

 
 お化け目線で、ゆっくりと百子タンに近寄り、

 
 お化け「……」
 百子「うんっ……」

 手を伸ばして、その髪に触ったり、頭を撫でたりする。

 最初は風の悪戯かと煩そうに手で払っていた百子であったが、

 
 百子「……」

 何気なく振り向き、そこに異様なものが立っているのに気付くと、

 
 百子「はっ!!」

 思わず息を呑んで固まる。

 さらに、お化けがのしかかるように伸び上がったので、

 
 百子「キャーッ!! おおとりさん、助けてっ!!」

 立ち上がり、怯えてゲンに助けを求める百子タン。

 ま、先週、吸血鬼に襲われたばかりの百子にしてみれば無理もない反応だったが、無論、それはお化けではなく、大きなシーツを被ったゲンであった。

 百子「なによ、おおとりさんたら、許さない!!」

 怒りのあまり、ゲンに輪投げの輪を投げつける百子タン。

 ゲン、それをキャッチすると、

 ゲン「怒らない、怒らない、夏にお化けはつきものなんだから」
 百子「うん、もう知らない!!」
 トオル「ねえ、北海道にもお化けっているの」
 ゲン「うーん、そこまでは調べてこなかったなぁ」

 怖がりのトオルが真顔で尋ねると、ゲンも真面目な顔で答える。

 カオル「おおとりさんたら、北海道の食べ物ばっかり調べてたものー」
 百子「ほんと?」
 ゲン「こら、言ったなコイツ」

 ゲンに小突かれたカオルが、大きな口を開けていかにも楽しそうに笑う。

 ま、実際、子役たちにしてみれば、観光旅行に来てるようなもんだったろうからね。

 
 百子「でも、どんな食べ物があるの」
 ゲン「うーん、今の季節だったらとうもろこしがまず一番、それにツブ貝、ホッキ貝、帆立貝、毛蟹にニシンに鮭、それからラーメンに……」

 ゲン、待ってましたとばかり、北海道の特産品を数え上げ、
 
 ゲン「ジャガイモ!!」

 最後に百子さんの顔を指差しながら叫ぶ。

 
 百子「まあっ」

 
 百子「もうっ」
 ゲン「はっはっはっはっはっ」

 自分の顔をジャガイモ呼ばわりされてムッとする百子と、白い歯を見せて大笑するゲン。

 実際に、丘野さんも現場でそう呼ばれていたのか、ちょっと気になる。

 一方、ゲンたちが向かっている北海道の漁村では、じゃっかん佐藤二朗似の漁師が磯釣りをしていたが、何かの間違いで半魚人を釣り上げてしまう。

 
 男「この野郎!!」

 だが、逃げるどころか、砂の上に仰向けに倒れている半魚人を、手近にあった棒切れで撲殺するという、ワイルドだろう~? なオヤジであった。

 しかし、一本釣りされた半魚人がなすすべもなく撲殺されるシーンなど、世界中探しても、これだけだろうなぁ。

 もっとも、実際は気絶しただけで、半魚人は生きていたようである。

 次のシーンでは、早くも北海道に足を踏み入れ、その漁村にやってきたゲンたちの姿が映し出される。

 しかし、観光地にも寄らずに真っ直ぐこんな僻地の村に遊びに来るというのは、いかにも不自然である。

 その前に、ゲンが言っていたとうもろこしとか帆立貝とか、北海道名物を腹一杯詰め込むシーンを入れたほうが、北海道観光協会の鈴木専務(仮名)だって喜んでくれただろうに……

 

 
 それはそれとして、カリプソスタイルが爽やかな百子タンが可愛いのであったが、やっぱりどうせなら水着姿を披露して欲しかったところだ。

 もっとも、あいにくの曇り空で、海も荒れ気味で、それが、寂れた漁村の佇まいと相俟って、全体的に寒々しい世界を作り出しているので、水着ギャルがキャアキャア言うような雰囲気ではないことも事実であった。

 
 ゲン「あー、やっと着いた、なんたって、ここまでくれば海は空いてる」
 百子「でも、海岸に人がいないとなんだか海水浴と言う気分が出ないわ」
 ゲン「贅沢言ってらー」

 混雑を避けてわざわざこんな穴場まで足を伸ばしたというのに、ブツブツ文句を言う百子タンの身勝手さを、「めんどくせー女だなー」とでも言いたげに批判するゲン。

 ま、視聴者からしてみれば、海水浴だと言うのに肝心のギャルが水着にならないことのほうが、よっぽど「気分が出ない」んだけどね!!

 ゲン「東海の小島の磯の白砂に我泣き濡れて……ジャガイモとたわむる」

 ゲン、ここでも啄木の歌をもじって、しつこく百子タンの容姿をネタにする。

 
 百子「まあ、言ったわね、もう!!」
 ゲン「あはははっ」

 怒ってゲンに殴りかかる百子タンであったが、いっそ清々しいくらいに白いシャツ越しにブラの紐が見えているのが好ましい。

 もうそれだけ見えるんだったら、いっそのこと下着姿になってくれれば良いのに……

 
 横山「こら、待てこりゃ!!」

 二人がじゃれていると、男の怒声が鳴り響き、建物の陰から漁師風の男が出て来て、逃げようとしたトオルとカオルを捕まえる。

 横山「この子らはあんたの仲間かね」
 ゲン「はい、あのう、何か?」

 横山と言うその男は、ゲンと百子に気付いて尋ねるが、普通は、「あんたらの子供かね」って聞くよね。

 横山「この村に来たからにはこの村の掟を守ってもらわにゃ困る。盆の間は殺生を控えてもらわにゃ」

 そう言うと、横山は二人を解放する。

 
 横山「この海で魚を獲るなんてとんでもない話だ、海坊主の祟りでもあったらどうするんだ」
 ゲン「海坊主?」
 横山「そうよ、盆にこの海で魚を獲ると、海坊主が出るっつう言い伝えがあるんじゃ」

 横山によると、この近くの川では昔は鮭が大量に取れていたのに、その掟を破ったせいで鮭の数が激減したのだと言う。

 だが、ボーズ星人(半魚人)一匹で鮭を食い尽くせる筈がないので、それは祟りうんぬんじゃなくて、人間による乱獲が原因だったと思われる。

 横山「どうかこれ以上、海坊主を怒らせるのはやめてくれ」
 トオル「心配ないよ、おおとりさんはMACの隊員なんだよ。海坊主なんてイチコロだよ。そしたら魚が(戻って)来るよ」

 その後、海に入ることもせず、砂浜で跳び箱をして遊んでいるゲンたち。

 予算や撮影の都合もあろうが、あまりにビンボー臭い。

 
 カオル「いち」
 トオル「に」
 ゲン「さん!!」

 
 百子「よいしょ!!」

 カオル、トオル、ゲンの順に自分の股を覗き込むように体を丸め、その背中を跳び箱に見立てて跳ぶ百子タン。

 せっかく百子さんのキュートなお尻が拝めるかと思いきや、

 
 例によって蛇の生殺しみたいなアングルで、せいぜい、ゲンを飛び越えた直後、ゲンのケツの向こうにその割れ目が垣間見えるだけであった。

 ちくしょう。

 その代わり、

 
 カオルを飛び越えた後、今度は自分も前屈みになった百子タンの背後から、

 
 ゲンが背後から覆い被さるように跳ぶシーンが、なんとなくエッチな妄想を掻き立てられるのが救いであった。

 我ながら最低であった。

 
 それにしても、トオルの両手を乗せるのがやっとくらいの幅しかない、百子さんの体の細いこと!!

 と、ジーパンにランニングの、じゃっかん大坂なおみ似の男の子がゲンに話し掛けて来る。

 
 和男「もし海坊主があらわれたらやっつけてくれる?」
 ゲン「海坊主って……」

 突然のお願いにゲンが戸惑っていると、トオルが進み出て、

 トオル「心配ないよ、なんてったっておおとりさんは凄いんだから、MACの中で一番優秀なんだぜぇ」
 ゲン(それ、自慢になるんだろうか……)

 トオルの褒め言葉に複雑な気持ちになるゲンであったが、嘘である。

 そこへまたあの横山と言う男が割り込んできて、和男の父親が密漁しているのではないかと疑いの目を向ける。

 和男は否定してその場から走り去るが、

 ゲン「どういうことですか、それは」
 横山「掟は掟じゃからな……守らにゃいかん」

 自宅近くまで来た和男は、浜辺に海坊主が倒れていて、それが起き上がるのを目撃して騒ぎ立てる。

 その海坊主が、さっき和男の父親に撲殺されていた海坊主と同一のものなのか、別の個体なのか、その辺が良く分からない。

 どっちにしても和男の父親に恨みを抱くのは当然で、

 
 すっごい普通の感じで村に向かって歩き出し、すっごい普通の感じで和男の家に乱入してくる。

 和男の父も母も、海坊主に殴り倒されてあえなく死亡。

 父親は自業自得だが、巻き添えを食ったミツエがかわいそうである。

 助けを求める和男の声に、ゲンが全力疾走して駆けつけるが、村人たちは家の中に篭るばかりで、一切手を貸そうとしない。

 海坊主とゲンの一騎打ちとなるが、

 
 ゲンの強烈な右蹴りが海坊主の後頭部にヒット!!

 しかし、まあ、半魚人が人間に思いっきり蹴りを入れられるシーンなんてのも、空前絶後だろうなぁ。

 優勢に戦いを進めるゲンであったが、結局海の中に逃げられてしまう。

 なにしろプライベートで来ているので、武器も持っていないのだ。

 CM後、早くもダンたちが現地に駆けつけている。

 
 梶田「隊長、これを住職から借りてきました」

 梶田が持ってきた巻物を開くと、三つの指の奇怪な足跡が描かれ、それに「海坊頭の足跡」とキャプションがつけてあった。

 しかし、「海坊頭」なんて、見たことない漢字だなぁ。

 梶田「今から100年前にも同じ事件がこの村に起きた時、現場に残っていた海坊主の足跡だそうです」
 白土「おい、海坊主は100年も生きてんのか」
 ダン「これはボーズ星人のものに間違いない」

 三人が砂浜の足跡を調べに行ったのと入れ違いにゲンがやってきて、

 
 ゲン「この村の人たちはひどい、自分たちの仲間が目の前で殺されかかってるのに誰一人助けようとしないんです」

 口を尖がらさせて村人の薄情さに対する不満を鳴らすが、

 ダン「お前は他人の力を借りて戦おうとしていたのか?」

 ……

 なんでそんなイヤミったらしい言い方しか出来ないのっ?

 なんで普通に「そう、大変だったね」って返せないの?

 私はあなたをそんな心の冷たいモロボシ・ダンに育てた覚えはありませんっ!!

 それはともかく、

 ゲン「違います!! 隊長、今日だってひとりぼっちになってしまった和男君に誰も同情すらしないんですよ」

 ムキになって言い返すゲンの台詞で、あれから一日経過したことが分かる。

 ゲンの若者らしい義憤に、ダンはしれっと、

 ダン「村の掟だ」
 ゲン「冗談はよして下さい、そんな掟はなくしてしまうべきです」
 ダン「ゲン、お前は星人を逃がしてしまったんだぞ」
 ゲン「……」
 ダン「お前がやらなければならないことはただひとつだ」
 ゲン「タイアップですね?」
 ダン「そうだっ!!」

 じゃなくて、

 ゲン「たいちょ……」
 ダン「星人を倒すことに全精力を注ぎ込むんだ。それが容易でないことは今に分かる」

 海岸のパトロールを命じるダンに、ゲンは、MACの潜水艇を出動させてはどうかと上申するが、

 ダン「いかん、村人たちの反感を買うような方法は避けるんだ」
 ゲン「そんな生ぬるい方法で奴を倒せるんですか?」
 ダン「チャンスを待つんだ、星人は100年以上もここに住み着いて、村人の心の中に入り込んでいる、いきなりあらわれた我々を信じ込ませることのほうが無理と言うもんだ」

 ダンに、いまひとつピンと来ない理由で却下される。

 いや、潜水艇を出動させようがさせまいが、MACは海坊主を倒す気マンマンなのだから、村人の態度に影響はないのでは?

 村人はただ怯えているだけで、MACの活動を妨害しようなどと考えている訳はないのだから、なんでそこまで住民感情に配慮せねばならないのか、謎である。

 ゲン「奴は伝説を隠れ蓑にして100年もの間、村々をだまし続けて来たんだ、なんて卑怯な奴だ!!」

 で、もっと謎なのは、ボーズ星人が一体何を考えているのか、と言うことである。

 掟さえ守っていれば人間に危害を加えるわけではないようだし、海底を植民地にしようとしているわけでもないようだ。

 恐らく100年前、地球に観光にでも来て宇宙船が故障し、それ以来、ずっとその土地に人目を避けて住み続けてきたのではあるまいか。

 また、ゲンは、100年間も騙し続けて来たと憤るが、言い換えれば100年間、住民と平和に共存して来たわけで、だったら無理に駆除する必要はないのでは?

 今回の件も、和男の父親が海坊主を撲殺しようとしたことがきっかけだったのだし……

 だいたい、盆の間に漁をしたからって、海坊主が激怒するというのも変な話である。

 そもそも、宇宙人に、盆とか正月とかあるんだろうか?

 
 一方、和男がモリの先を砥石で研いでいるのを、縁側に腰掛けたトオルたちが見物している。

 カオル「そんなことで海坊主をやっつけられるかしら」
 和男「平気だよ、俺は漁師の子だぜ。父ちゃん、この簎(やす)の使い方教えてくれたんだ」

 カオルの疑問に力強く答えると、実際にモリを投げて遠く離れた場所にある木の幹に突き刺して見せる。

 その後、今度は貸しボートの準備をしていた横山夫婦が襲われ、駆けつけたゲンや和男の活躍でなんとか追い払ったものの、横山の妻は殴り殺されてしまう。

 しかし、こんなに強い海坊主が、なんで和男の父親にボコられたときは、あんなに弱かったのだろう?

 MACの銃撃を浴びてもピンピンしてるのに……

 妻の遺骸を抱いて泣いていた横山は、翻然と悟ったように、

 横山「すまん、すまなんだ、海坊主の奴、何もせんワシらにまで手を出しやがって……頼む、MACの衆、女房の仇をとってくれ。船でも何でも要るものは使ってくれ」

 一転して、MACに協力を申し出る。

 これで、横山や地域住民の協力で海坊主を倒すのだったら、この展開にも意味があるのだが、結局、MAC……と言うか、ゲンは、自分だけの力でボーズ星人を倒してしまうので、あんまり意味がないのだった。わおっ!!

 それにしても、ボーズ星人、今までそんな没義道はしたことがないらしいのに、なんで急にそんなに凶暴になったのだろう?

 やっぱり和男のオヤジに滅多打ちにされたのが相当トサカに来ているのか、それとも、殴られたショックで凶暴になったということも考えられる。

 と、ダンが来て隊員たちに住民の避難を命じるが、ゲンだけ残し、

 
 ダン「星人は今度は巨大化する、台本にそう書いてある、そのために必ず倒さねばならん。お前のためにもMACのためにも失敗は許されん」
 ゲン「はい」
 ダン「俺について来い」
 ゲン(えっ……?)

 てっきり、訓示だけで解放されるのだと思っていたゲン、ダンの思わぬ言葉にドキッとする共に、嫌な予感を胸に抱く。

 果たして、ダンが連れて行ったのは、以前、特訓に使われたこともある松の疎林であった。

 無論、そのシーンは北海道ではなく、いつもの場所で撮っているのだ。

 
 ダン「肉を斬らせて骨を断つと言う言葉がある。それがこれだっ!!」

 ダン、そう前置きすると、いきなり本物の鞭を取り出してゲンに向かって振り下ろす。

 慌てて後ろに飛んでかわしたゲンは、

 
 ゲン「えっ、いや、特訓シリーズは終わったんじゃないんですかぁーっ? 熊谷さんっ!!」
 ダン「お前はナニを言ってるんだ?」

 思わず抗議の声を発し、ダンに怪訝な顔をされるのだったが、嘘である。

 ダンはなおも攻撃を続け、最後は鞭でゲンの体を巻きつけ、引き寄せる。

 
 ダン「俺が星人だったら、お前は死んでいただろう」
 ゲン「いや、星人でしょ? M78星雲の……」
 ダン「揚げ足を取るんじゃないっ!!」

 じゃなくて、

 ダン「今度はお前が俺を打ってみろ」

 ダン、鞭をゲンに渡し、自分が模範演技を見せようとする。

 しかし、これ、何も知らない人が通り掛かったら、男同士で野外SMプレイしている危ない奴にしか見えないよなぁ。

 ゲン、お返しにとばかりゲンの体をグルグル巻きにするが、

 
 ダン「でぇやああっ!!」

 ダンは気合を発し、自分の体をスピンさせて逆にゲンの体を投げ飛ばす。

 ダン「星人がお前だったら……」
 ゲン「……」
 ダン「あの星人に勝つ方法はこれだっ」

 読者の皆さんにはこのダンの言葉をようく覚えておいて頂きたい。

 この直後、めちゃくちゃ都合のいいタイミングでボーズ星人が巨大化して再び村に上陸する。

 ゲンもレオに変身し、バトル開始。

 
 これほど何を考えているのか分からない星人はいないだろうと思われるボーズ星人と激突するレオ。

 
 ダンとの特訓と同じように、右手の鞭を巻かれて引き寄せられる。

 ここで、ダンに伝授された技でボーズ星人を吹っ飛ばすのかと思いきや、

 

 
 普通に手刀で右腕の付け根から切り落としてました!!

 ……

 特訓、関係なし!!

 右腕をなくしたボーズ星人を情け容赦なくボコボコにするが、

 
 瀕死のボーズ星人が口から煙を吐き出し、首から下が骨になった状態で起き上がる。

 てっきり、まだ逆襲するのかと思いきや、ホネホネ踊りを申し訳程度に踊った後、糸が切れたようにその場に落ち、爆発するのだった。

 ……

 一体(スタッフは)何がしたかったのだろう?

 ひょっとして、怪奇シリーズなのにあんまり怪奇な話になってないから、白骨でも出しとくかってことだったのかしらん?

 とにかくボーズ星人は死に、何だかよく分からないが、村は100年の呪縛から解き放たれるのだった。

 ラスト、浜辺で横山や和男と別れの挨拶を交わしているゲンたち。

 
 百子「和男君はこれからどうするの」
 横山「この子はワシが面倒見させてもらいます、幸か不幸か、ワシらには子供がおらんでしたからな」
 ゲン「良かったな、和男君」
 カオル「羨ましいわ、和男さんには新しいお父さんが出来たのね」
 トオル「僕たちにもお父さんとお母さんがいるじゃないか」
 カオル「えーっ?」
 トオル「ほら見てご覧」

 無論、トオルの言う「お父さんとお母さん」は、ゲンと百子のことで、

 
 百子さんの「まあっ」と言う顔に続いて、

 
 ヒゲを生やしたゲンの顔が映し出される。

 以前のレビューでも書いたが、セクハラしている三村にしか見えん。

 
 そして、着物姿の若奥様風の百子さんも……

 しかし、これ、どっちも老けメイクが中途半端で、何がやりたいのか良く分からない。

 まあ、トオルたちの親にしてはいささか若過ぎるから、それにふさわしい年齢だったとしたら……と言うことなのだろう。

 だが、二人の顔をしげしげと見ていたカオルは、

 
 カオル「やぁだぁ、おおとりさんがお父さんだなんて」
 
 割りとガチの顔でNGを出すのだった。

 ゲン「言ったなコイツ」
 カオル「だって、おおとりさん、すぐ私のパンツ下ろそうとするんだもん」
 百子「ちょっとカメラ止めて」

 途中から嘘だが、陰惨な事件であったが、なかなか爽やかな幕切れであった。

 が、はっきり言って面白くもなんともないエピソードであった。

 百子さんの出番がなければ、迷わずスルーしているところである。

 最大の欠点は、本文でも触れたように、ボーズ星人が何をしたいのかさっぱり分からないことであろう。
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コメント

もはや宇宙人設定でなくて良かったのでは

ダンの様子からするとボーズ星人は一応は侵略行為の前科があると思われるが、100年以上潜伏してた割にやってる事はたった一人で、それも身一つで暴れるのみ(同じく田舎に長期潜伏してたバルダック星人は母星から宇宙船団呼び寄せてたのに)
考えられるとするなら・・・・・・、こいつ地球侵略の事すっかり忘れてて殴られたショックで思い出したなさては

ところで免許皆伝(=教えられる事は全て教えた)のはずなのに特訓がちょこちょこ混ざる事があるのは、やっぱり考えてた特訓のネタを没にするのがもったいなかったんでしょうか

やる気なし?

今回、全然タイアップの感じがないですね。普通はわざとらしいくらい説明セリフを入れたり観光スポットを見せたりするものですが。
男同士のSMプレイなんて見たくないですね。ドSの女性キャラならチェンジマンのアハメス辺りが思い浮かびますが、管理人さんは他に思い付きますか?

泳ぎが不得意そうな半魚人…。(^◇^;)


 もうそれだけ見えるんだったら、いっそのこと下着姿になってくれれば良いのに……


粗食を味わってこそ、特撮エロ道です!(笑)(^∇^)

何がしたいのか?

他の方が仰る通り皆さんどうも方向性にズレがあって何がしたかったのでしょうか?唯一笑ったのがゲンが百合子さんに対して“ジャガイモ顔”と言ったぐらいでしたね😅

Re: もはや宇宙人設定でなくて良かったのでは

> 考えられるとするなら・・・・・・、こいつ地球侵略の事すっかり忘れてて殴られたショックで思い出した

いいですね、それ。ちょっと笑ってしまいました。

> ところで免許皆伝(=教えられる事は全て教えた)のはずなのに特訓がちょこちょこ混ざる事があるのは、やっぱり考えてた特訓のネタを没にするのがもったいなかったんでしょうか

でも今回のは、無理にやるほど面白くなかったです。

Re: やる気なし?

> 今回、全然タイアップの感じがないですね。普通はわざとらしいくらい説明セリフを入れたり観光スポットを見せたりするものですが。

確かに……その代わりか、20話と21話ではしっかりやってましたけどね。

> ドSの女性キャラならチェンジマンのアハメス辺りが思い浮かびますが、管理人さんは他に思い付きますか?

意外といないんですよね。洋子先輩ぐらいですか。ああ、松原真理もそうかな。

Re: 泳ぎが不得意そうな半魚人…。(^◇^;)

> 粗食を味わってこそ、特撮エロ道です!(笑)(^∇^)

確かにそうですね。

水着が見れなかったので、欲求不満だったんだと思われます。

Re: 何がしたいのか?

何がしたいのかさっぱり分からず、見てるとイライラするほどでした。

佐藤隊員初登場

先輩というのは後付けの設定だったことがこの回を見るとよく分かります。

Re: 佐藤隊員初登場

そうなんですか。

正直、MACの隊員に興味が湧きません。

No title

これもなんかよくわからないエピソードですよね。北海道ロケと称しているわりに北海道以外のロケ地が多いし、海岸だって北海道ぽくない(三浦海岸あたりじゃね?)。それでこの回は、『レオ』でも最悪の視聴率6.6%でして、それはお盆の8/16の放送なので条件が悪いのは確かとしても、内容も悪いですよねえ(苦笑)。

>この子はワシが面倒見させてもらいます、幸か不幸か、ワシらには子供がおらんでしたからな

『レオ』全体がそうですが、この時代他人の子どもを引き取るってのがかなり頻繁にドラマには出てきますよね。今はさすがにそういうこともドラマではないのでしょうが、時代ですかね。

>まあ、トオルたちの親にしてはいささか若過ぎるから、それにふさわしい年齢だったとしたら……と言うことなのだろう。

20歳過ぎで活躍する丘野さんの姿も見たかったですねえ・・・。

>カオル「やぁだぁ、おおとりさんがお父さんだなんて」
 
 割りとガチの顔でNGを出すのだった。

まあカオルにとって、ゲンは恋人、夫でしょうから・・・。

私としては、百子さんがわりと出てくるのと、冒頭とラストで例によってカオルのパンツが見える(またかよ)のが、この回の楽しみですかね。特にショートパンツの百子さんの尻が突き出ているのは、不十分なカットとはいえやはり見ものではないかと。

Re: No title

> これもなんかよくわからないエピソードですよね。北海道ロケと称しているわりに北海道以外のロケ地が多いし、海岸だって北海道ぽくない(三浦海岸あたりじゃね?)。それでこの回は、『レオ』でも最悪の視聴率6.6%でして、それはお盆の8/16の放送なので条件が悪いのは確かとしても、内容も悪いですよねえ(苦笑)。

なるほど、北海道以外で撮ってたのなら、タイアップがないのも当然ですね。

> 『レオ』全体がそうですが、この時代他人の子どもを引き取るってのがかなり頻繁にドラマには出てきますよね。今はさすがにそういうこともドラマではないのでしょうが、時代ですかね。

孤児院が舞台になったり……

> 私としては、百子さんがわりと出てくるのと、冒頭とラストで例によってカオルのパンツが見える(またかよ)のが、この回の楽しみですかね。

冒頭の二枚は、わざとです。

No title

ダンのムチさばきを見ると、もうとっくに足が治ってるような気がします

Re: No title

> ダンのムチさばきを見ると、もうとっくに足が治ってるような気がします

確かに(笑)

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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