第8話「哀しみのプロパン爆破」(1977年3月23日)
冒頭、

マンションか何かの建設予定地の更地の上に建つ、粗末なプレハブ小屋が映し出される。
どうやら、暴力団追放運動の拠点らしいが、既に小屋の外にはガラの悪い男が潜んでいて、プロパンボンベの管を壁の隙間から差し込み、バルブを開いていた。
そう、ガスを部屋の中に充満させ、中にいる人々を皆殺しにしようとしているのだ。

続いて、近くを走るブルドーザーのバケットの上に、全く何の必然性もなく乗って、気持ち良さそうに「二人の地平線」を歌っている早川の姿。
同じ頃、プレハブ小屋では、困窮したみどりさんとオサムが暴力団追放運動をしている若者たちに保護され、牛乳とパンをご馳走になっていた。

新吉「まるで、怪獣みたいな食べ方だな」
オサム「だって丸一日何も食べてなかったんだもの」
みどり「ごめんごめん」
若者「どんどん食べろよな、大したものないけどな」
何気に、二人が他人にメシを恵んでもらうのは、シリーズでは唯一の例ではあるまいか。
サブタイトル表示後、彼らが目のカタキにしている、「まむし平和会」と言う、いかにも怪しげな名前の団体の事務所では、

ミッキー蛇山「ふっはっはっはっ、では、上手く行ったんだな」
部下「へい、ボスのご命令どおり」
ミッキー蛇山「社長と言いなさい、私は次の選挙で市長になる男だよ」
部下「社長に楯突いているあの馬鹿者たちもいなくなりますしね」
ミッキー蛇山「プロパンガスが小屋一杯に溜まった頃、誰かがマッチでも擦れば……」
そのやりとりで、彼らが名前とは裏腹に、凶悪な犯罪集団であることが示される。
それがこともあろうに市長になろうとしているのだから、何かといえば世界征服を企む、幼稚で誇大妄想的な悪の秘密結社などより、よっぽどリアルな恐怖が感じられる。
再びプレハブ小屋。
人心地ついたみどりさんは、若者たちの活動について聞いていた。
みどり「あの平和会ってそんなに悪い人たちなの?」
新吉「いくら紳士の振りしたって俺たちの目は誤魔化せないさ、ボスのミッキー蛇山はヤクザだ」
女の子「私たちの町をヤクザに支配されるなんて真っ平」
若者「だから俺たち戦ってんだよ」
彼らは何の後ろ盾も持たず、全くの有志でこんな運動を行っているらしい。
日本もまだまだ捨てたモンじゃないなと、爽やかな気持ちにさせられる。
と、いささか怪しいタイミングで、リーダー格の新吉青年が小屋の写真を撮ると言って小屋から出て行く。
てっきり、新吉はまむし平和会のスパイで、自分だけ逃げ出したのかと思いきや、単なる偶然だったと後で分かり、やや拍子抜け。
女の子「ね、なんか、臭くない?」
と、漸くひとりがガスの臭いに気付いて仲間に尋ねるが、
オサム「ごめん、俺、一ヶ月も風呂に入ってないんだ」

若者「なんだ、あはははははっ」
すかさずオサムが自分の体臭だと早合点して謝り、それを聞いた若者たちも大笑いする。
ここでは笑い話として処理されているが、彼がそんなことを言わなければガス漏れに気付いて助かっていたかもしれないので、ある意味、オサムが彼らを殺したとも言えるだろう。
ま、オサムがそのことで責任を感じるシーンはなく、その必要もないんだけどね。
もっとも、オサムたちは、窓の外に早川の姿を発見して、爆発の直前にちゃっかり小屋から出ているので、自分たちだけ助かったことに、多少の後ろめたさは感じたかもしれない。
話が先走ったが、二人が小屋から出たあと、メンバーの一人がお湯を沸かそうとマッチを擦ったため、プレハブ小屋は弾けるように吹っ飛び、前途ある若者たちの命を一瞬で奪い去る。
皮肉にも、その爆破の瞬間を撮ったのが、新吉青年だった。

新吉「俺のカメラにあいつらが殺されるところを撮っちまうなんて……」
その写真の載った新聞を前に悔しがる新吉だったが、これなんかも、さっきのスパイ説にのっとれば、悔しがるふりをして、実際は、自分がスクープ写真をものにしたことを喜んでいた……みたいなオチもあったのではないかと思う。
みどり「東条さん、早く蛇山を逮捕してください」
東条「みどりさんまでそう興奮しては困りますね。捜査するのは我々だ」
みどり「でも、あの人たちの明るい笑顔が、私、私……」
彼らの無残な死に、みどりさんも、いつになく感情的になって東条をせきたて、悲しみに声をつまらせる。
新聞を穴の開くほど見ていた早川、不意にカッと目を見開くと、いきなり新聞をひったくり、
早川「ロト6当たってるーっ!!」 じゃなくて、
早川「新吉君、来てくれ」
理由も言わずに新吉をつれて刑事部屋を飛び出す。

早川「あの写真のネガ、何処にある」
新吉「え?」
早川「この写真を良く見てくれ、爆発した小屋の後ろに何か白いものがあるだろう。これがもし人間だとしたら、ボンベに細工した犯人を見てるかもしれない。君のネガ、伸ばしてみれば分かる」
二人は新吉の車でアパートに急行するが、既に部屋はめちゃくちゃに荒らされていて、ネガも盗まれていた。
しかし、東条さえ気付かず、早川の慧眼がやっと見抜いた新事実を、まむし平和会の連中が先んじて掴んでいたと言うのは、あまりに手際が良過ぎる気もする。
ともあれ、早川はその足でまむし平和会の事務所に殴りこみ、

早川「蛇山さんよ、ネガ返してもらいましょうか」
蛇山「なにを、ネガを返せだと、何処の若造か知らないけど、人聞きの悪いことを言ってもらっては困るな。このミッキー蛇山、次期、市長候補だよ」
早川「お前さん、爆破の犯人だと分かれば落選だ」(註1)
蛇山「面白い話だな、だが、何も証拠はない」
と言うのだが、その蛇山が手に持ってるジャラジャラした黒いもの、ネガじゃないの?
蛇山がそれを隠そうともせず、早川も全然指摘しないので、管理人的には、どうにも座り心地が良くないシーンとなっている。
註1……落選以前の問題だと思います。
早川はあっという間に下っ端たちをぶちのめし、

机の上に座った蛇山の襟首を猫のように掴む。
蛇山「先生、先生、先生ーっ!!」
蛇山、それこそ招き猫のような動きで、用心棒に助けを求める。

地獄市「はいはいはい、はい、はい、ちゃんとここにおりやすよ」
と、それに応じて奥から出てきたのは、まんま、座頭市の恰好をした、仕草や喋り方も同じ、カツシンのそっくりさんみたいな人だった。
演じる三夏伸さんは、実際に座頭市の物真似ショー(?)をしてたそうだから、その真似っぷりも堂に入ったものである。

地獄市「早川さんってのは、おめえさんかい」
早川「揉んでくれるのかい、地獄市」
地獄市「あぁれえっ、はっはははは、おめえさん、あっしの名前を知ってるんですか」
早川「はっはっはっはっ、仕込み杖の凄腕だってことは聞いてるよ。ただし、腕前は日本じゃあ二番目だ」
と言う訳で、いつもの珍芸対決コーナー。
ただ、今回は、早川と用心棒だけじゃなく、まむし平和会の皆さんも同行し、結構離れた山の中の川原に移動して行われるのだが、事務所からそこにロケバスか何かで向かう途中、
蛇山(なんでこんなことせにゃならんのだ?) と、蛇山さんが我に返らないかと心配で夜も眠れない管理人だった。
先攻の地獄市、ネガフィルムを空に投げて居合い斬りで、ひとコマ分だけ切り抜くという技を披露する。
地獄市「社長、お調べを」
蛇山「おお、まさしく
爆発の瞬間のネガだ、さすがですな、地獄市先生」
そのコマを目の見えない地獄市に代わって調べ、その腕をほめそやす蛇山。
……
……
……
やっぱりネガ持ってんじゃねえか!!! だから、やっぱり蛇山が弄んでいたのは新吉から盗んだネガフィルムだったのである。
これ、撮っててスタッフやキャストも「あれ?」と思わなかったのだろうか?
それ以前に、長坂さんは自分で書いてて「あれ?」と思わなかったのだろうか?
と、女性の金切り声がしたかと思うと、

戦闘員「この娘が様子を窺っておりましたが、どうします」
そこへ、美味しく捕まったみどりさんが、両腕を取られて引っ立てられてくる。

蛇山「この野郎、ふざけやがって」
みどり「あっ!!」

蛇山、その本性を剥き出しにして、部下の言葉が終わるか終わらないかのうちに、その顔を引っ叩く。
さらに、
みどり(いや~ん) みどりさんの神聖なおっぱいを揉むという、豪快なセクハラをかます。
なお、みどりさんがなんでこんなところにいたのか説明がないが、たぶん、若者たちのカタキを討とうと、蛇山たちの悪事の証拠を探してつけまわしていたのだろう。
あるいは、何食わぬ顔でロケバスの後ろの方に乗っていた可能性も捨てきれない。
地獄市「社長、だんだん面白くなってきましたよ。その女、ちょっとあっしに貸してもらえませんか」

地獄市、あのフィルムの切れ端を、切手を貼るときのように舐めてから、みどりさんの額に貼り付ける。
そして、その上から手拭いを巻きつけ、フィルムを固定する。

地獄市「早川さん、さ、こいつだけを使って、ネガを取り出してもらいましょうか」
と、無茶な要求をする。
……
いや、これ、珍芸対決なので、早川だけ難易度の高い技をさせられるというのは、なんか趣旨が違ってるような気がするんですが……
蛇山「ははは、こいつは面白い、もしお前がしくじったら、この可愛い女の顔は真っ二つだぞ」
みどり「……」
そんな状況ながら、「可愛い」と言われて満更でもないみどりさんだった。

みどり「早川さん……」
前にも書いたが、中盤以降もこれくらいみどりさんの見せ場があったらなぁ……
早川が仕込み杖を持つと、
蛇山「待て、早川、勝負はフェアにやらなきゃならない、お前も目隠ししてもらおうか」
早川「……」
より厳しい条件を出されて、珍しく早川が動揺する。
本来なら、言われずとも自分から目隠しするところだろうが、親友の妹が人質になっているので、さすがの早川も珍芸対決を楽しむ余裕をなくしていたのだろう。
だが、みどりさんは恐れる色も見せず、

みどり「早川さん、あたしなら大丈夫です、早川さんを信じてます」
真っ直ぐな目で、目隠しされた早川に告げる。
無論、早川が失敗する筈がなく、みどりさんの顔に傷ひとつつけずに手拭いを切り落とし、さらに、刀の切っ先にネガを載せ、

早川「約束どおり、ネガとみどりさんは貰っていくぜ」
蛇山(そんな約束してない……) ……と言うのは嘘だが、早川が勝ったらネガを返すなどと、蛇山が一言も口にしていないのは事実である。
ともあれ、悪党の割りに律儀な蛇山は、早川がネガとみどりさんを持ち去るのを、黙って見送るのだった。
早川と新吉は直ちにネガを引き伸ばすのだが、果たして、そこに映っていたのは渚美樹と言う、新吉も知っているお嬢様だった。
なお、あえて画像は貼らないが、引き伸ばした写真の美樹の顔がめちゃくちゃ鮮明なのがダウトです。

美樹「ねえ、ばあや、あのプロパンボンベに何かしていた男の人のことだけど……」
ばあや「お嬢様、それを言ってはなりません。よろしゅうございますか、人様にそのことをお話しすると殺されることになるんでございますよ」
その美樹、自宅で絵を描きながら、ばあやにそのことを話そうとするが、後難を恐れるばあやに強く口止めされていた。

美樹「でも、人まで殺されたのに、あたし、あの男の人の顔、今でもはっきり覚えてるわ。きっとまむし平和会の……」
美樹お嬢様を演じるのは、少しのちに「バトルフィーバーJ」の二代目ミス・アメリカを演じることになる萩奈穂美さん。
そう言えば、あっちでも、渚マリアと言う役だったな。
ばあや「なりません、もしあの人たちの耳に入ったら……」
部下「もう入ってるぜ」
ばあやの危惧に割り込む形で、早くもまむし平和会の連中が部屋に乱入してくる。
しかし、ばあやの口ぶりでは、住民は、まむし平和会の正体がただの犯罪集団だととっくの昔から知ってるようで、だとすると、のちの選挙演説のシーンと矛盾するのではあるまいか。
まあ、全員が全員知ってる訳でもあるまいが、少なくとも、そんな黒い噂がある以上、市長に当選するのは難しいんじゃないかなぁ。
それこそ、金をばら撒いたり、脅迫したり、不正を働いてでも当選しようと目論んでいるのかもしれないが。

美樹「はっ」
それはそれとして、振り向いて、のどち○こが見えるくらい大きく口を開けて怯える美樹。
その後、早川たちが駆けつけると、ばあやと美樹が床に倒れていて、美樹は目から血を流して呻き苦しんでいた。
しかし、まむし平和会が若者たちを容赦なく皆殺しにする残酷性を見せつつ、美樹の命までは奪わなかったのは、不公平……と言うのも変だが、バランスが取れてない気もする。
それ以上におかしいのは、ネガを持っている早川たちより先に、まむし平和会が美樹を襲っていることである。
早川が乗り込む前に写真を引き伸ばしていたとは思えず(註2)、彼らがどうやって美樹のことを知ったのか、謎である。
註2……もし引き伸ばしていたのなら、早川と珍芸対決して遊んでないで、もっと早く美樹を襲っている筈である。
CM後、首領Lにミッキー蛇山が報告しているシーンとなるが、特に面白くないのでカット。
ただ、その席でも、蛇山が市長になって具体的に何をしようとしているのか、何の説明もないのは物足りない。

ミッキー蛇山「市民の味方、ミッキー蛇山、正義の味方、ミッキー蛇山になにとぞ、清き御一票をお願いいたします」
ついで、選挙カーを仕立てて、街頭で演説している蛇山の図となる。
そこへ新吉が飛び込んできて、蛇山が犯罪者だと告発するが、蛇山の部下や、蛇山の支持者たちに袋叩きにされて、助けようとした早川ともども追い払われる。
ミッキー蛇山「皆さん、私は潔白です、今皆さんが勇敢にも二人のヤクザを叩き出したように、私も悪と暴力とヤクザと戦っていくまむし平和会の社長ミッキー蛇山なのです」
自分がその「悪と暴力とヤクザ」のカタマリの癖に、いけしゃあしゃあと宣言する蛇山だったが、愚かな選挙民たちは拍手喝采して大喜び。
しかし、ミッキー蛇山はともかく、その部下たちが揃いも揃ってガラが悪いのに、市民が誰もそれを不思議に思わないのはシュールである。

淡い紫色に染まる夕景を眺めながら、敗北の苦い味を噛み締めている二人。
新吉「早川さん、何も出来ないんですか、あんな奴がこのまま市長になっちまってもいいんですか」
早川「……」
男泣きに泣いて訴える新吉であったが、さすがの早川にも妙策はなかった。
その後、新吉が単身まむし平和会に乗り込むが、当然勝てる筈がなく、人気のない廃墟に連れ出されて殺されそうになる。
今回のストーリー、導入部はスリリングなのに、それ以降が退屈なのは、ストーリーに全く捻りや意外性がないことだろう。
何度も言ってきたように、実は新吉が蛇山の部下で、プロパン爆破の手引きをしたのも、美樹のことを知らせたのも彼だったとすれば、かなり面白いどんでん返しになったと思うのだが……
さっきの選挙演説でも、蛇山の妨害をするように見えて、実際は、蛇山のアシストをした恰好になってたからね。
それはともかく、そこに早川があらわれ、
早川「聞きましたよ、次期市長さん、ただいま人殺しのご命令をなさるところをね。ついでにどうだい、プロパン爆破や、目撃者の目を潰したことも白状なすっちゃ」
ミッキー蛇山「はっはっはっはっ、たったひとりで会員5800、まむし平和会に楯突くとはバカな野郎だぜ、地獄の土産に教えてやるよ、早川、お察しの通り、うるさいガキどもの小屋を爆破させたのはこの俺だ!!」
早川に挑発され、べらべらとでかい声で自分の罪を認める蛇山。
ただ、せっかく蛇山が喋ってくれてるのに、それをテープレコーダーで録音するとか、誰でも考え付きそうな対策を一切やろうとしない早川たちの芸のなさに、歯軋りしたくなってしまう。
色々あって、早川はネットにグルグル巻きにされて古井戸に落とされ、何故か、新吉の方は別の場所に連れて行かれてから殺されそうになるが、そこへズバットが駆けつけ、ラス殺陣となる。
途中、地獄市との対決となるが、そこで、地獄市が実は明きメクラだったと判明するのだが、正直、あまり意味がないような気がする。
ひょっとして、30話のガラバーが実は男だったと言うのと同じく、いくら悪党でも身体障害者を痛めつけるのは教育上よろしくないと言う判断からの演出だろうか?
目を開けた地獄市、凄まじい剣さばきでズバットと互角の戦いを演じ、

ミッキー蛇山「先生、やったな!!」
両者が交錯したあと、蛇山が勝利を確信するほどであったが、

地獄市「社長、ふふふ、あっしは負けたよ」
実際は、ズバット十字剣が深々と地獄市の腹に刺さっており、潔く負けを認めてその場に崩れ落ちる。

ミッキー蛇山「ああ、高いゼニ払って!!」
用心棒の不甲斐なさに、思わず天を仰ぐ蛇山であった。
この後も、車で逃げる蛇山をズバットがズバッカーで追いかけ、あれこれとアクションするのだが、はっきり言って要らない。
そんなもんより、美樹のシーンをもっと増やして欲しかった。
早川、水門まで蛇山を追いかけ、いつもの尋問をしてからズバットアタックでフィニッシュ。
でも、考えたら、蛇山の悪事は立証されたわけじゃないので、第三者から見れば、市長候補がコスプレマニアに暴行されたようにしか見えないので、果たしてこれで事件が解決したと言っていいものやら……
無論、蛇山は飛鳥殺しの犯人ではなかった。

早川(飛鳥、お前みたいに殺された若者たちの仇はとったぜぇ)
早川、心の中で飛鳥に報告するのだが、肝心の若者たちの死が冒頭のシーンであっさり処理されているので、いまひとつ胸に迫らない台詞となっている。

医者「さあ、静かに目を開けて」
エピローグ、実は大した傷ではなかった美樹の目が完治する。

ガーゼを外された美樹、ゆっくりと瞼を開くと、

美樹「見える、治ったわ!!」
周囲を見回し、嬉しそうに叫ぶ。
目の前には東条、みどり、オサムが立っていた。
みどり「美樹さん、良かったわね」
結局、萩さんの出番はこれだけ。
荻さんの巨尻が映し出されることもなく、まさに「宝の持ち腐れ」である。
以上、ハードなストーリーより、みどりさんや美樹の可愛らしさ、用心棒のユニークなキャラの方が印象に残ってしまう、中途半端な力作であった。
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