第27話「裏切りの空 暗黒刑務所からの逃亡者」(1983年9月9日)
冒頭、朧月夜に照らされた森の中を、白いフードを被った大小二人の人物が、手に松明を掲げ、闇に聳える巨大な建物を目指して歩いている。

窓の光とシルエットしか見えないが、

どうやら、前回出て来た大学風の建物と同じものらしい。
一階ホールは巨大な吹き抜けになっていて、たくさんのアクセサリーを身につけ、銀ラメ入りのスケスケ衣装をまとった、SF映画のお姫様風の若い女性が階段を降りてくると、ドアを開け、その二人を招き入れる。

フードの下からあらわれたのは、エルフのように耳の尖った筋肉ムキムキ男キース(高橋利道)と、

パグのような濡れた目をした小男ムーア(清水イサム)であった。
ナレ「この不思議なものたちはマドーの魔の手を逃れた異星人の自由主義者たちである。彼らはマドーの全滅を願うオルガナイザーで、勇士の団結を図るため銀河星団の各惑星を歴訪している」
親しげに手を握り合う三人の映像に、ナレーターが簡潔な説明を加える。
要するに、マドーに反抗しているレジスタンスグループなのである。

リーダー格のリタを演じるのは、タレントのシェリーさん。
続いて、あらかじめ約束していたのか、電も顔を見せる。
電「よく無事に地球に来れましたね」
ムーア「我々は死なんよ、宇宙の悪魔マドーを倒すまではな」
キース「うむ、銀河系の各惑星に密かに立ち寄り、マドーの絶滅を狙う戦士たちの結集を図ってきた」
リタ「みんなマドーを倒すためなら命を懸けると誓ってくれたわ」
電「うん」
リタ「全宇宙に散っている私たちの仲間に激励の通信を送りましょう」

リタはなにやら得体の知れないメカを操作して、全宇宙の同志に向かってメッセージを送る。
電(なんか意味あるのか、これ……?) と思っても、それを口に出さないのが大人なのです!!
ただ、実際、そのメッセージに使われた通信が、マドーに彼らの存在を知られてしまう原因となったみたいなので、意味がないどころか百害あって一利なしの行為だった。
一方、悪い人が集まる幻夢城では、魔王サイコが激オコしていた。
サイコ「なにぃ、またしてもあいつらが、マドーに楯突きおったのか!!」
ポルター「はっ、奴らの秘密の通信をキャッチしました」
サイコ「奴らの抹殺を急げ」
などとやってると、暗黒刑務所からひとりの囚人が脱走したとの緊急連絡が入る。
囚人はマドーの宇宙船を奪い、地球に向かうが、そのことは、銀河パトロールの情報網を通じて直ちに電の知るところとなる。

囚人マリオを演じるのは、シリーズでも一、ニをあらそう大物ゲスト、尾崎紀世彦さん。
マリオ、森の中に逃げ込むが、あえなくポルターたちに発見される。

ポルター「よくも暗黒刑務所を脱走したな」
ガイラー「貴様が奪った宇宙艇には電波発信装置がセットされていたのだ、マドーに楯突けばどうなるか、たっぷりと思い知らせてやる、ウラギリビースト、やれ!!」
しかし、ガイラーが例によってモタモタしてくれたから良いようなものの、その場でマリオを斬り殺していたらどうするつもりだったのだろう、サイコは?

巨大な斧を振り回してマリオを痛めつけるウラギリビースト。
いや、さすがにこのネーミングはないのでは?
これじゃ、本人だって、周りから痛くもない腹を探られて、良い気持ちはしないだろう。
やがて、予定調和的にシャリバンがモトシャリアンで突っ込んできて、次々と戦闘員を当て逃げしながら走り回り、マリオを回収して風のように消え去る。
シャリバン、ひとまず近くの洞窟の中にマリオを隠し、

クライムバスターを取り出す。
てっきり、治療ビームみたいなものを出すのかと思いきや、グリップの中からプレパラートを取り出し、それにマリオの傷口から滲み出る血液を付着させ、

コンバットスーツの胸部の分析器にかける。
しかし、普通は何より傷の手当をしようとする筈なので、いきなり血液の分析を始めるというのは、若干の違和感がある。
ともあれ、分析の結果、マリオの血液型が電と同じ、つまり、マリオがイガ星人の末裔であることが分かる。
電、クライムバスターを医療器具として使い、自分の血液をマリオに輸血する。
いや、だから、輸血するんなら、傷の手当をしてからにした方がいいと思うんですが……
やがてマリオは意識を取り戻す。

マリオ「危ないところをありがとう、俺の名はマリオだ」
電「俺はシャリバンだ」
マリオ「シャリバン? あの宇宙刑事の?」
電「マリオ、俺たちは同じイガ星人なんだよ」
マリオ「えっ」
電「2000年前、イガ星が滅んだ時、俺の祖先はこの地球に逃れ、住みついた」
マリオ「そのとき、俺の祖先は銀河系の別の星へ逃れた。しかし、その星はマドーに侵略され、指導者だった父と母は捕らえられ、暗黒刑務所に叩き込まれた。そして俺はその暗黒刑務所で生まれたんだ」
淡々と自分の身の上話を語るマリオ。
父親は獄死し、母親は依然として暗黒刑務所にいると言う。
しかし、一口にイガ星人と言っても、2000年もの間、電の祖先は地球人との交配を続けてきたのだろうから、血液型だってイガ星人本来のものとは大きく変わっている筈で、それが、全く別の系統を辿って生まれたマリオと同じと言うのは、ちょっと無理があるような気がする。
電「俺たちは同じ血で結ばれた、兄弟なんだ」
マリオ「兄弟? なんて素晴らしい言葉なんだ」
純真な電は、マリオのことを疑う素振りすら見せず、熱っぽい目でそんなことを語りかけるのだった。
まあ、これも、同じ星の出身者の末裔だからって、兄弟と言うのはあまりに飛躍し過ぎているが、宇宙刑事の任務と同じくらい、イガ星の復興に命を懸けている電が、偶然イガ星人と出会って興奮する気持ちは良く分かる。
一方で、マリオをグランドバースに乗せず、自分だけ戻ってコム長官に報告するのは、いささか矛盾した態度のように見える。
それこそ、宇宙刑事としての最低限の節度であろうか。

コム「シャリバン、これを見ろ」

コム「これがマドーがこれまでに支配した星の政治犯や、自由を叫ぶものたちを投獄してある暗黒刑務所だ」

電「イラストみたいですが……」
コム「おだまんなさいっ!!」 じゃなくて、
コム「今まで暗黒刑務所からの脱走に成功したものは誰一人としていない」
電「だからどうだって言うんですか?」
突っかかるような口調で聞き返す電に、
コム「マリオの脱走は文字通り奇跡だな」
遠回しに、マリオがマドーの回し者ではないかと仄めかす、老練のコム長官。

電「コム長官、あなたはマリオを疑えって言うんですか」
コム「……」
電「そうなんですね?」
コム長官側から見た映像も映し出されるが、これは何気に珍しいのではあるまいか。
コム「そうは言っていない、ただ、相手はマドーだ。気を許すなど言いたいんだ」
コム長官、それだけ言うと一方的に通信を切る。

電「長官!! マリオは俺と同じイガ星人の子孫だ、俺たちは兄弟だ、その彼を疑えと言うのか……命を懸け、必死の思いで脱走して来た彼に白い目を向けろというのか? 俺には出来ない、そんなことは出来ないっ!!」
リリィ「……」
声を震わせ、涙まで流して叫ぶ電の姿に、心底めんどくさそうな顔になるリリィだった。
普通に考えれば、イガ星人の末裔がみんなイイ奴なんてことはありえないのだが、異様なほど同胞愛の強い電には、そこまで考える余裕はないのだろう。
ただ、相棒であり、電よりは経験のある筈のリリィがひたすら無言を貫いているのは、いささか怠慢のように思える。
降矢さんは、台詞がなくてラクやわぁと思っていたかもしれないが……
それでも電、任務のために仕方なく、マリオに暗黒刑務所からどうやって脱獄したのか尋ねるが、

マリオ「俺はあんたの血を貰って命を取り留めたんだ、シャリバン、漸く見つけた兄弟に疑われるぐらいなら暗黒刑務所の中で死んだほうがマシだった!!」
マリオ、激しいショックを受けたように双眸から涙を流し、電に負けないくらい熱血してその場から走り出す。
電が、同じイガ星人の末裔だと言うことに異様なほどに拘ることに気付いたマリオが打った、迫真の演技であった。
雑木林の中で、再びガイラーたちに捕まるマリオ。

ガイラー「一歩でも近付いてみろ、ウラギリビーストのギロチン剣がこいつの胸を……」
おそらく、サイコからの指示だろう、ガイラーは、マリオを助けたかったら、冒頭の三人のオルガナイザーを引き渡すよう電に命じる。
電「なにぃっ」
マリオ「シャリバン、それだけはやめろ、三人を渡せば殺される。俺はどうなっても構わない、俺は見殺しにされてもあんたを恨みはしない。俺たちは兄弟なんだ!!」
人質の作法どおりの台詞を放つマリオを助けようとする電だったが、あえなくガイラーたちに連れ去られてしまう。
ガイラーの声「シャリバン、人質交換は1時間後、幽鬼谷にあるダムの上だ」
その後、リタたちの隠れ家に向けてジープを走らせていた電、不意にブレーキを踏むと、

電「俺は血を分けた兄弟を疑った、そしてマドーの魔の手に渡してしまった。なんていう情けない男だ、俺は!!」
ハンドルに拳を叩きつけて、自分自身の不甲斐なさを責める電。
この辺、いかにも発展途上のヒーローと言う感じがして、グーである。
CM後、電は、例の大学と言うか、文化ホールみたいな建物に行き、リタたちに事情を打ち明けて協力を求める。

ムーア「シャリバン、我々には目的がある。マドーの全滅を狙う宇宙の戦士たちを結集するという使命をな」
キース「君はそれを承知の上で、マドーの人質交換に応じろというのか?」
だが、マリオと言う得体の知れない若者との不平等トレードに、彼らが居酒屋の店員のように喜んで応じてくれる筈もなく、キースなどは声を震わせて、あからさまな憤懣を示す。
実際、電がこんな不利な条件の、それも、多分に私情がらみの取引のために、自分が匿っているオルガナイザーたちにその犠牲になってくれと頼むなど、宇宙刑事にあるまじき態度といわねばなるまい。
リタたちがマドーの手に落ちれば、彼らの命はもとより、マドーが彼らを拷問に掛けて情報を引き出し、全銀河の反マドー勢力が根こそぎ摘発されるかも知れないのだから……
ムーア「それにマドーの人質となったマリオと言う若者だが、本当に信じられるか?」
電「俺は彼を信じます、何故ならば俺たちは血を分けた兄弟だからです」
電、元々ダメモトのつもりだったのだろう、すぐに説得を諦めてその場から立ち去ろうとするが、

リタ「待ちなさい、シャリバン、マドーの人質になっているマリオを助けましょう」
電「しかし!!」
リタ「あなたがマリオを信じるなら、私たちも信じましょう。人を信じることができなければ私たちは勇気ある戦士の結集を図ることは出来ません」
と、リタがキースたちの意見をすっ飛ばして人質交換に応じようと言い出す。
キース&ムーア「おいおいおい、聞いてないよ!!」 電(ダチョウかっ!!)
なんてことにはならず、さっきまで激オコだったキースたちも、あっさりリタに賛同する。
リタ「未来は、あなたや私たち若者のものよ、マリオと言う若者の命を救うためなら、私たちの命は惜しくありません……って、
この二人が言ってます」
キース&ムーア「おいおいおい、言ってないよ!!」 電(ダチョウかっ!!)
途中から嘘だが、リタの台詞の流れからして、なくはないオチのような気もする。
「未来は若者のもの」→「年寄りが犠牲になるべき」→「ムーアとキースだけが人質になる」
みたいなね。
それに、自分も若者のうちに含めながら、その自分も犠牲になると言うのは辻褄が合わない。
なので、リタは外見は若くても、実際はエルフのようにかなりの高齢者だと言うことにしたほうが良かったと思う。

キース「シャリバン」
電「ありがとう」
ともあれ、キースもなし崩し的に納得し、電とがっちり手を握り、その上にムーアとリタが手を重ねる。
ちなみにリタの笑顔って、なんか萩奈穂美さんに似てる気がする。
しかしなぁ、さっきも言ったけど、全銀河のオルガナイザーに影響を及ぼしかねないこんな重大な決断を、電たちが勝手に決めちゃっていいものだろうか?
それこそコム長官にお伺いを立てるべきなのではあるまいか。

ともあれ、約束の時間となり、幽鬼谷のダムの上で、善と悪とが対峙する。
ダムの人、何事かと思っただろうね。

ガイラーたちに向かって横並びで歩き出す4人。
いやぁ、高橋さんがそばにいると、めちゃくちゃ心強いなぁ。
どう見ても電より強そうだもんね。
反対側からは、ガイラーが剣でマリオを脅しながら向かってくる。
両者の距離が5メートルくらいに縮まったところで、ガイラーが「停まれ」と叫ぶ。
ガイラー「人質交換だ」
電「……」

リタたち三人とマリオが、向かい合って同じ速度で歩き出し、真ん中で擦れ違う。
……
いや、このまま全員で電のところへダッシュで逃げれば良いのでは?
律儀にマドーとの約束を守っても誰も褒めてくれないのだから、ここは信義に背いてもそうすべきだったろう。
さて、リタたちはガイラーのところへ、マリオは電のところにやってくるが、ここでいきなりマリオが隠し持っていた剣で電に切りつける。

電「マリオ!!」

マリオ「シャリバン、見事罠に嵌まったな、俺はあの三人をおびき出すため、魔王サイコの命を受け、わざと暗黒刑務所から脱獄したのさ」
電「はぁっ……」
そう、電の信念も空しく、やはりマリオはマドーの回し者だったのである。
いいなぁ、この70年代的な非情な結末。

ガイラー「そうだったのか!! でかしたぞ!!」
そして、そのことはガイラーたちも知らなかったことが判明する。
そう、いわゆる「敵を欺くにはまず味方から」と言う奴である。
ただ、だったらガイラーはマリオがこんなでかい剣を隠し持っていたことに気付かなかったことになり、それはそれで問題だと思う。
第一、いくら不意をついてもただの人間にシャリバンが殺せる筈がないのだから、ここは剣に毒を塗るくらいのことはしないと、暗殺者としては迫力不足だろう。
それ以前に、人質交換は無事に済んだのだから、このタイミングで刺客だと明かす必要はなかった筈である。
そうすれば、すくなくともリタたち三人はきっちり確保できていただろうし、後々、もっと電の信頼を得て、グランドバースに潜り込んで破壊工作を行うチャンスだってあっただろう。
電「俺たちは血を分けた兄弟だった筈だ、あれは嘘だったのか、マリオ!!」
マリオ「……」
それはともかく、剣を擬して憎々しげに言い放ったマリオであったが、電からなんとかの一つ覚えの俺たちブラザー宣言をされると、たちまち動揺を見せる。
電「俺はあんたを信じていた、信じていたんだーっ!!」
ガイラー「マドーへの反逆は許さん!! 抹殺だーっ!!」
ガイラー、いきなり叫ぶとリタに斬りかかるが、キースが身を以て庇う。
これまた、脳筋のガイラーらしい拙いやり方で、何故、三人を一旦幻夢城へ連れて行こうという発想ができないのか。
三人の口を割らせてオルガナイザーの全貌を暴くくらい、小学生だって考え付くだろう。
この場にポルターがいれば、また違った判断を下しただろうに、ガイラーひとりに任せたのが魔王サイコのミスであった。

と、ここで伏兵のリリィが駆けつけ、馬鹿でかいレーザー銃を撃って戦闘員を薙ぎ払い、あっさりリタたちを救出する。
まあ、電も、みすみすリタたちをマドーに渡すつもりはなく、リリィの力を借りて奪還するつもりだったのだろう。
さらにリリィは、ここで衝撃の事実を告げる。

リリィ「マリオ、あなたの計画は失敗したわ。あなたの裏切りを知ったお母さんは暗黒刑務所から宇宙空間に身を投げ、自殺を図ったのよ」
マリオ「母は、母はどうした?」
リリィ「亡くなったわ」
マリオ「ええっ」
恐らく、母親の命を助けるという条件でサイコと取引したのだろうが、その母親が死んだと聞かされ、マリオの世界が一瞬にして崩れ落ちる。
マリオ「あ゛あ゛ぁあーっ!!」 まるで、小指をタンスの角でぶつけた時のように、凄まじい絶叫を放って剣を落とすマリオ。
しかし、マリオが裏切りものだと言うことは、今の今まで、ガイラーさえ知らなかったことなのに、それをなんで遠く離れた暗黒刑務所にいる母親が知って、既に自殺までしたのか、そしてそのことを何故リリィが知ったのか、その辺が大いなる謎である。
百歩譲って母親が自殺したことを銀河連邦警察が知ったとしても、その動機まで分かる筈がなかろう。
電、リタたちを逃がしてからウラギリビーストと戦う。
マリオは電のピンチを救うため、剣を投げてウラギリビーストの体に突き立てるが、代わりにウラギリビーストのギロチン剣を受けてしまう。
そこにガイラーがトドメを刺そうと殺到するが、

電「赤射!!」
電、離れたところで「赤射」すると、

赤い光球となって一気にマリオのところへ移動し、

実体化してガイラーに飛び掛かる。
何度見てもスカッとするアクションである。
ここからラス殺陣となり、ウラギリビーストを倒して事件解決。
電は、まだ息のあるマリオのそばに駆け寄り、抱き起こす。

マリオ「裏切りの代償は高くつく、母さんにすまないことをした。あんたにもだ……」
電「マリオ、俺たちは同じイガ星人だ。血を分けた兄弟じゃないか」
マリオ「俺を許してくれるのか」
電「うん」
マリオは電の言葉に救われたように微笑み、その手を握り締めたまま息を引き取る。
電「マリオ? マリオ、マリオっ!!」
そのヒゲに頬ずりせんばかりに顔をくっつけ、マリオの死を悲しむ電。

傾きかけた太陽の下、マリオの墓の前に並んでいる電とリタたち。
ここで尾崎さんの歌う挿入歌「星空の街を歩こう」が流れるのが、当然とは言え、心憎い演出。
マリオの墓に祈りを捧げた後、三人がペコッと頭を下げてその場から立ち去るのを見て、
電(ひょっとして、あいつら、日本人なのでは……?) 初めて会った時から抱いていた疑問を投げかける電であったが、嘘である。

電「マリオーっ!!」
ラスト、マリオの面影を胸に思い描き、空に向かって叫ぶ電の姿を映しつつ、幕となる。
以上、電と、マドーにその運命を弄ばれたイガ星人との友情と別れを描いた佳作であった。
そう言えば、サイコはマリオがイガ星人の末裔だと知っていたからこそ、スパイとして利用しようと考えたんだろうね。
思惑通り、イガ星人と言うだけで電はマリオのことを信じたのだから、実に効果的かつ卑劣な策謀だった訳である。
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