第14話「怪談 ギルの亡霊が地獄で呪う」(1973年8月11日)
※管理人から読者の皆様へ この作品については、当初の予定では第1クールをまるごとスルーするつもりだったので、この14話が最初のレビューになるはずで、自分もそのつもりで下書きを書いていたのですが、35話くらいまで書き溜めたところで、やはり第1クールも少しはやらないとまずいと考え直し、さかのぼって第1クールのレビューの下書きを書き始め、それが終わってからやっと公開を始めた次第です。
なので、あとから書いた第1クールは、書いてすぐ公開されたのに、最初に書いたこの14話は、結果的に1年以上ものあいだ下書きフォルダの中に埋もれることとなりました。
ま、そんなことはどうでもいいんですが、以上のような事情で、今回のレビューの冒頭部分も本来なら書き直さねばならないのですが、なんとなく消すのがもったいないのでそのまま残して公開することにします。
よって、過去のレビューと矛盾したり、重複したりする記述がありますが、何卒ご理解いただきたく存じます。
と言う訳で、「人造人間キカイダー」の続編「キカイダー01」のお時間です。
ただ、この作品、第2クール以降はめっちゃ面白いのだが、第1クールはまるで別の番組のように無味乾燥で退屈なので、思い切って全部スルーすることにした。
なにしろ、10年位前、DVDの1か2を借りて、そのあまりのつまらなさに呆れ、それっきり見なくなってしまったくらいなのである。
で、最近になって3以降を見て、やっとその真価に気付いたと言う訳なのである。
やっぱり、未知の作品の一部だけ見て結論を出すのは危険だな。
言って見れば、「魔女先生」や「スターウルフ」の後半だけ見て、駄作だと決め付けるようなものだからね。
なお、途中から始めるので、ストーリーやキャラクターについて不分明な点が多いと思うが、特撮ファン以外の人がこの記事を読むようなことはないと思うので、事細かなキャスト紹介や今までのあらすじなどは省略させてもらう。

ハカイダー「シャドウナイト、この俺に何をする気だ?」
シャドウナイト「ぬははははは、スイッチを入れろ」
ハカイダー「ぬわああああーっ」
冒頭から、ハカイダーが、世界大犯罪組織シャドウのアジトで、ベッドに拘束され、その四肢を金属製の柱のようなもので押さえつけられている。
前回のライバルキャラだったハカイダー、一度白骨ムササビに襲われて死んだものの、死ぬ間際のプロフェッサーギルの脳髄を移植され、復活しなくても良いのに復活を遂げたのである。
キャラクターの造形や声などは前作と同じだが、性格的には、以前より残忍かつ粗暴になっていて、厳密には初代ハカイダーとは別人と考えたほうが良かろう。
で、シャドウと言うのがこの作品の「悪の組織」で、シャドウナイトはその大幹部である。
ハカイダーは当初は単独(ハカイダー四人衆)で01やキカイダーと戦っていたのだが、今では事実上、シャドウのメンバーとなっている。
さて、シャドウナイトの命令で戦闘員が操作盤のスイッチを入れるが、その戦闘員の座っているのが味も素っ気もないスチールパイプの椅子と言うのが、若干悲しい管理人であった。
それはともかく、ハカイダーの体に高圧電流が流され、ハカイダーは意識を失う。

ビッグシャドウ「ハカイダーよ、貴様のその頭部には死んだプロフェッサーギルの脳が組み込まれている。我らの巨大電子頭脳はアキラの秘密をそのギルの脳に聞けと言う答えを弾き出した。シャドウナイト、ギルを呼べ」
シャドウナイト「わかりました。死霊呼び戻しビーム発射!!」
壁のスクリーンにゆらゆらと揺らめきながら出現したビッグシャドウの影が、シャドウナイトに命令を下す。
彼がシャドウのボス・ビッグシャドウだが、途中まではこのように、影と声だけの存在なのである。

で、死霊呼び戻しビームと言う、ハイテクとオカルトが大胆にハイブリットされたビームがハカイダーの脳に照射され、

そこに、既にこの世にないギルの姿が浮かび上がる。
要するに、脳髄の中に眠っているギルの意識を呼び覚ましたと言うことなのだろう。
ギル「はっはっ……」
シャドウナイト「出てきたな、ギル、言え、アキラの秘密をしゃべるのだ」
ギル「アキラは、アキラは私の実の息子だ」
シャドウ「なにっ、アキラがお前の?」
ギルはかつて巨大人造人間ジャイアントデビルを開発し、その設計図を特殊なインクで自分の二人の子供の体にプリントしたと白状する。
シャドウナイト「なんと、アキラのほかにお前の子供がもう一人いると言うのか?」
シャドウナイト、当然その子供の情報も引き出そうとするが、

ギル「そいつは言えんなぁ、シャドウナイト!! ふっふっはっはっはっ……」
さすが腐っても、いや、死んでもダークの支配者であったギル、ぎょろりと目を剥いて拒絶すると、大笑いしながら自らの脳髄の奥底に戻っていく。

シャドウナイト「うう、ギルめ、死霊呼び戻しビームをもってしても口を割らぬとは……ブラックサタンにギルのもう一人の子供を捜させろ!!」
ブラックサタンと言うのは、シャドウの誇るスーパーコンピューターの名前であろう。

と、モニターに、たくさんの子供たちの顔写真が表示される。
これは、子役たちのプロフィール写真を集めてコピーしたものだろうなぁ。
ビッグシャドウ「淡路マユミ10才、この娘は養女として育てられている、年頃から言っても骨相学的遺伝学的に見てもこのマユミがギルの娘だと言う可能性は90パーセント以上ある……」
で、コンピューターの選び出した娘と言うのが、
またか…… いや、別に良いんだけど、斉藤浩子さんの顔、いい加減見飽きた……
70年代前半の特撮、杉山和子さんとか、広瀬隆子さんとか、管理人好みの子役をもっと使って欲しかった……
ビッグシャドウ「この娘を捕まえろ、死ぬほどの恐怖を与えてジャイアントデビルの秘密を聞き出すのだ」

続いて、真性ロリコン戦士が泣いて喜びそうな、マユミを含むミニスカの小学生たちが手をつないでぺちゃくちゃお喋りしながら下校中の映像。
マユミが友達と別れてひとりになると、急に周囲が暗くなり、

お岩フクロウ「へっへっへっへっ」
草むらの中から、巨大な一つ目に白く長い髪を垂らしたお岩フクロウと言う、かなりやばい名前の怪人があらわれ、マユミに迫る。

マユミ「きゃああーっ、ママぁっ!!」
慌てて家の方に向かって走り出すマユミ。
うーん、こうして見ると、斉藤さんの体、もうかなり大人になってるよね。
はっきり言って、ランドセルが似合ってない。
当時、既に中学1年生なのだから、当たり前だが。
マユミはあえなく戦闘員に捕まり、
お岩フクロウ「ママか、お前のそのママは本当のママではない。お前はギルと言う大悪人の娘なのだ」
マユミ「嘘よ、嘘っ」
いきなり、大映ドラマでは定番の「出生の秘密」を教えられる。
お岩フクロウ「お前は父親のギルから何か秘密を教えられている筈だ。言えっ、さもないと、お前は俺の毒ガスでその髪は落ち、その美しい顔は二目と見られない醜いものになってしまうのだ」
マユミ「誰か助けてっ!!」
いや、秘密って……ギルは「設計図を二人の子供の背中に書き込んだ」ってはっきり言ってたやん。
なんか、一回目のレビューからビッグシャドウの将来が不安になる管理人であったが、本当は別に不安になってない。
ともあれ、マユミは怪人の吐き出したガスを浴びて意識を失い、

戦闘員に担がれて運ばれようとするのだが、

この、なすがままになっているマユミの下半身がめっちゃエロいのである!!
と、そこへ勢い良く飛び込んでマユミを助けたのだが、本作の主人公、キカイダー01ことイチローであった。
怪人たちはすぐに姿を消し、イチローはぐったりしているマユミの体をお姫様抱っこで抱え上げるが、
マユミ(いや~ん) 一部の読者が期待したように、スカートの中が丸見えになってしまう。
……と言いたいところだが、これはどう見てもパンツじゃなくて、体操服みたいな短パンのようである。
そりゃあ、中1と言えば、そういうところも気になる年頃だからね。
ともかく、イチローはマユミを彼女の自宅へ送り届ける。

イチロー「単なる催眠ガスだったんでしょう、すぐ気が付きますよ」
母親「本当にありがとうございました。もしあなたがいなかったらどうなっていたか」
イチローと母親が枕元で話していると、マユミがガバッと上半身を起こし、

怪人の声「その美しい顔は二目と見られぬ醜い顔になってしまうのだ~」
若干、塚地っぽい顔で、頭の中にさっきの怪人の恐ろしい予言をリフレインさせる。

母親「マユミ、あなたを助けてくれたのはこの人よ、お礼を言いなさい」
マユミ「鏡、鏡を見せて」
母親「一体どうしたのよ、マユミ? イチローさんはね、もう何にも心配要らないって……ママだってね」
マユミ「ママじゃない、私はママの本当の子じゃないんだわ!!」
母親「……!!」
マユミ「出てって、みんな出てって」
マユミ、途中で母親の言葉を遮ると、両手で顔を覆ってベッドに倒れ込み、ヒステリックに叫ぶ。
さっきは飽きたって言ったけど、やっぱり斉藤さんの演技力は当時の子役の中ではずば抜けてるよね。
スタッフが使いたがる気持ちも分かる。

母親「養女だってこと、誰がマユミに教えたのかしら? それにマユミがあんなになるなんて……」
イチロー「ご心配なく、僕が原因を掴んで、必ず!!」
イチローが、動揺する母親を頼もしく勇気付けていると、窓の外に怪しい影が動くのが見え、イチローは直ちにダブルマシーンで追いかける。
イチローは瞬く間に追いつき、01に変身して瞬殺するが、

それは、戦闘員が怪人の着ぐるみをまとっただけの、ニセの怪人だった。
01「しまった、ぬいぐるみだったか!!」
ま、それは全員そうだと思うんですけどね……

一方、マユミは、思春期の女の子らしく、どうしてもあの怪人の言葉が耳から離れず、部屋の姿見の前におずおずと立って、自分の顔を確かめる。
いやぁ、このペッタンコの胸が、実に良いですなぁ。
マユミ、見たところ、何の異常もないので心から安堵して、

そのまま、なんとなく髪をいじっていたが、

その髪が、怪人が言ったように、ごそっと抜けてしまう。

慌てて自分の手を見るが、髪の毛は一本もない。
気のせいかともう一度鏡を見ると、

顔の一部が醜くただれた自分が、鏡の中から不気味な笑みを浮かべてこちらを見ているではないか。
マユミ「きゃあーっ!!」

恐怖のあまり、マユミは再びベッドに顔を伏せるが、鏡の中のマユミは依然、その場に立っていた。
これは合成ではなく、別の子役(女優?)がマユミの服を着て伏せているだけなのである。
マユミ、枕元にあった手鏡を覗いて見るが、やはりそこにも醜い顔をした自分がいた。
これらの怪奇現象は、怪人の幻術と、さっき浴びた毒ガスの影響によるものなのだろう。
そう言えば、斉藤さん、「魔女先生」でも似たようなことやらされてたなぁ。

やがて、鏡の中のマユミがゆっくり手前に向かって歩き出し、そのまま鏡を抜けて部屋の中に出てくる。
はるか後年の某Jホラーの有名シーンを先取りしたような、切れ味鋭いホラー演出である。

顔を伏せて震えているマユミのそばに立ち、邪悪な目付きで見下ろしていた偽のマユミであったが、

やがてその顔が、いかにも憎憎しげな女の幽霊の顔に変わる。
マユミ、それに気付くと慌ててベッドから降り、なんとかドアを開けて母親に助けを求める。
マユミ「ママ、お岩の幽霊が……」
母親「夢でも見たんでしょう?」
が、例によって第三者が来ると、幽霊は煙のように消えていた。
ちなみに、このシーンと並行して、さっきの場所で戦闘員と戦っている01の姿がカットバックされるのだが、はっきり言って失敗してると思う。
気が散る。
母親はもう一度マユミをベッドに横にさせると、深刻な顔つきで、

母親「ほんとのことを言いましょう、あなたのご両親は事故で亡くなったの、ギルなんて人じゃない、立派な人だったわ」
マユミが養女であることを打ち明ける。
まあ、いずれは話そうと思っていたのだろう。
母親「それにね、マユミ、確かにあなたは私のお腹を痛めた子じゃないけど……でも、私はマユミのママなのよ。たったひとりのママなのよ」
マユミ「……」
母親「あなたはただ、悪いやつらに催眠ガスを吸わされただけ、醜い顔になるなんて脅かされただけよ、だから、いもしないお岩の幽霊なんかを見ちゃったのよ。気のせいよ」
マユミ、勢い良く半身を起こすと、

マユミ「本当に見たのよ、本当のママじゃないから、そんなこと言うんだわ!!」
自分が養女だと知らされたばかりの娘としては無理もないことであったが、幽霊の有無にかこつけて、心無い憎まれ口を叩くが、

母親「……」
マユミ「あっ」
血の繋がりのない母親はその頬を思いっきりビンタする。
母親はすぐにマユミを抱き締めると、

母親「ごめんなさい、マユミ、ママはね、マユミの本当のママのつもりでいるのよ」
CM後、荒野をリヤカーを引いて歩いていた「となりのトトロ」に出てきそうな小柄な老婆の前にハカイダーが立ちはだかり、

その周辺で連続的に爆発を起こす。
老婆「あ、ああああーっ!!」

もつれる足で逃げ惑う老婆。
でも、当時のお年寄りは、実際に空襲とか経験してる世代だから、こんな見せ掛けの爆発なんか屁でもなかったのではあるまいか?
まあ、当時の日本人が全員空襲に遭った訳じゃないけど……

老婆「ふぁっふぁっふぁっ」
ハカイダー「立て」
老婆「お助けくださいまし、どうか、どうか」
手を合わせて命乞いする老婆であったが、
ハカイダー「ふふふふ、そんな猿芝居をいつまで続けているつもりだ?」

ハカイダーショットでそのリヤカーを撃つと、中から小さな男の子が顔を出す。
アキラ「あっ」
それこそ、ギルの次男であり、シャドウが血眼になって探しているアキラであった。
ハカイダー、アキラを連れて逃げようとする老婆を捕らえると、そのマスクを剥ぐ。

ハカイダー「どんなに化けても俺の目は誤魔化されんぞ」
そう、老婆の正体は、意外にも白いミニスカワンピが目に眩しい、妙齢の美女であった。
アキラの養育係だったリエコである。
ハカイダー「貴様たちを捕らえれば01は必ず来る、俺がこの手で01を殺してやるのだ~っ」
だが、待つまでもなく、イチローが飛び込んできて、さらに前作の主人公ジローも駆けつける。

ハカイダー「貴様まで……」
ジロー「ハカイダー」
ハカイダー「一対一では俺に勝てんと見たな」
ジロー「いま兄さんには助けに行かなければならない人がいる、兄さん、早く」
イチロー「ジロー、頼むぞ」
正式な続編に、前作の主人公が、それもレギュラーとして参加すると言うのは、かなり珍しいケースではないかと思う。
ちなみに01は、キカイダーより先に光明寺博士によって作られたアンドロイドなので、ジローはイチローのことを兄さんと呼ぶのだ。
ジロー、キカイダーに変身してハカイダーと戦い、これをあっさり撃退する。
前作のアンチヒーローであるハカイダーが、ただの雑魚キャラに成り下がっているのも、この作品の残念なところである。
ハカイダーは出すにしても、1クールで退場させるべきだったと思う。
無様に地を舐めているハカイダーの前に、シャドウナイトがあらわれ、

シャドウナイト「ふん、負け犬め」
ハカイダー「今頃来るなら、何故?」
シャドウナイト「俺に助太刀して欲しかったと言うのか? ハカイダー、命令以外の動きはするな、それが我らシャドウの掟だ」
ハカイダー「くそぉ」
これだけでも十分惨めなのだが、さらにハカイダーはビッグシャドウに呼ばれ、

ハカイダー「おのれビッグシャドウ……ううっ、ああっ」
ビッグシャドウ「ハカイダー、今後貴様が01にもキカイダーにも手出しをすることは一切禁ずると言ったはずだ、貴様に与えた命令はアキラとリエコを捕らえることだ。命令以外のことはするな、どうだ、ハカイダー、命令を聞くか?」
ハカイダー「ぐああ……分かった、ああ」
最初は威勢が良かったが、ビッグシャドウの超能力か何かで苦しめられると、あっさり屈服してしまうのも、とことんまでハカイダーの威厳が貶められているようで、見ていてつらいものがある。
管理人、前作のレビューのとき、ハカイダーにあまり良い印象を持ってないと述べたが、実はこの「01」におけるハカイダーの醜態が強く頭に刻み込まれて、先行する作品の上にも悪影響を及ぼしているようなのである。
この後、淡路家で、母親とマユミが次々起こる怪奇現象におぞけをふるうシーンとなるのだが、正直、くど過ぎる。
で、二人は家から逃げ出し、ちょうどそこに来たリエコたちと合流して逃げるが、幽霊の作り出した炎の中に閉じ込められる。
母親「マユミ、しっかりするのよ、マユミにはママがついてるんですからね。マユミに手なんか出させないわ、殺されたってマユミを守って見せるわ」
その最中、母親が、いささか説明的だが、自分のマユミへの思いをぶちまけ、親としての熱い思いが、血のつながりよりも大事であることを視聴者に訴えかける。
この後、予定調和的にイチローが駆けつけ、4人を炎から救い出す。

イチロー「正体をあらわしたらどうだ、ナンバーセブンティーワン、貴様だってことは分かってるんだ、それともそのままの姿でこの俺と勝負を決するのか?」
お岩フクロウ「見破られていたとは……シャドウロボットナンバーセブンティーワン、お岩フクロウ、ホーッホーッ!!」
イチローに指摘されると、幽霊は怪人の姿に変わる。
この後、01およびキカイダーと怪人の戦いとなり、無論、01たちの勝利に終わる。
事件の後、二人はリエコの口から、アキラがギルの実の息子だと聞かされ、激しい驚きに打たれる。

リエコ「私、アキラちゃんの教育係だったんです。でも、アキラちゃんがあのまま大きくなったらギルのようになってしまうかと思うと……」
イチロー「だからアキラ君を連れてダーク基地から逃げた?」
ジロー「アキラ君の兄弟は、今何処にいるんです?」
リエコ「わからないんです、顔も知らないんです、ただ、アキラちゃんより二つ上でヒロシという名前だけしか知らないんです」
ヒロシにはミサオと言う、同じく教育係がついていたらしい。
リエコはまた、二人の背中の設計図が、ジャイアントデビルと言う恐ろしいロボットのものであると告げ、二人を戦慄させる。
ラスト、ビッグシャドウの言いつけが
まったく理解できていないらしいハカイダーが、ダブルマシーンで走るイチローを見ながら闘志をメラメラ燃やしているシーンで幕となる。
以上、大映ドラマ的親子の相克に伝統的な怪談演出を織り交ぜた、正直、支離滅裂気味のストーリーであったが、これでも第1クールまでのエピソードと比べれば格段に面白いのである。
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