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「仮面ライダーストロンガー」 第13話「一ツ目タイタン!最後の逆襲!!」


 第13話「一ツ目タイタン!最後の逆襲!!」(1975年6月28日)

 サブタイトルからも分かるように、タイタン様の最期の描いたエピソードである。

 ま、すぐ復活するんだけどね。

 冒頭、薄暗い倉庫の中で、戦闘員、奇械人エレキイカ、タイタンたちと戦い、これを蹴散らしたストロンガーだったが、

 
 戦闘員「ライダー、タックルの兄さんからです」
 ライダー「なに、タックルの兄さんから」
 戦闘員「ええ、これでやっと渡せた」

 瀕死の戦闘員から、タックルの兄からと言う手紙を託される。

 戦闘員は手紙を渡すと、安心したように息絶える。

 手紙には、妹を助けに悪魔山のアジトに潜入したタックルの兄・守が、敵に正体を見破られてピンチに陥っているからストロンガーに連絡して欲しいと書かれてあった。

 しかし、この戦闘員だけが何故急に良心に目覚めてそんなことをしたのか、そのことがスルーされているのが、物足りないといえば物足りない。

 まあ、後に、全てタイタンの謀略だったと分かるので、その戦闘員も別にブラックサタンを裏切ったのではなく、命令通りに行動しただけなのだろうが……

 その後、ジーパンに真っ赤なTシャツの胸元が目のやり場に困るユリ子が、自分のバイクの乗ろうとすると、飾りの部分に手紙が巻きつけてあるのに気付く。

 
 ユリ子「何かしら?」

 手紙には「悪魔山の麓で待て、君の兄さんを連れてくる」と茂からのメッセージ。

 ……

 いやぁ、この、シンプル極まりないTシャツ、体のラインが手に取るように分かって、妙にエッチなのである。

 キャプでは分かりにくいが、乳首がかすかに透けて見えるような気もするんだよね。

 ユリ子「兄さん、生きてたのね」(棒読み)

 突然の朗報に、喜色を浮かべるユリ子であったが、視聴者にとってもあまりに唐突な展開で、はっきり言ってピンと来ない。

 それに、もし兄がブラックサタンに捕まっていることを知っていたのなら、今までそのことを茂にも黙っていたと言うのは、あまりに不自然だし、兄の安否を気にする素振りひとつ見せなかったというのは、あまりに不人情だろう。

 もっとも、行方不明であっても、ブラックサタンに捕まっているとまでは知らなかったのかもしれないが……

 しかし、ブラックサタンに囚われた肉親からの手紙でそれを知るって、前回の大和田親子と全く同じプロットで、それが二週続くのはあまりに芸がないなぁ。

 悪魔山のアジトに潜入する茂、そして悪魔山へ急ぐユリ子の姿を描いてから、

 
 タイタン「仮面ライダーを倒せ、仮面ライダーを倒せ、仮面ライダーストロンガーを倒せ……」

 本拠地にて、一心に炎を見詰めてライダー打倒を念じているタイタンの姿。

 タイタン「ゆけ、エレキイカ、仮面ライダーストロンガーを倒すのだ」
 イカ「ビビビ」

 そしてエレキイカに出撃を命じるのだが、

 
 次のシーンでは、エレキイカが悪魔山の麓でタックルをいたぶっている図となる。

 ……

 省略しすぎて、訳が分かりませんっ!!

 さらに、アジトに潜り込んでる筈の茂もストロンガーになってそれを見下ろしていて、すかさずエレキイカに蹴りを入れ、タックルを救出するのだった。

 せめて、茂がアジトに入っていくカットを入れず、また、茂の手紙も「悪魔山の麓で落ち合おう」とかだったら、まだ分かりやすかったのだが、この一連のシーン、ほとんど編集ミスと言っていいぐらいちぐはぐである。

 
 戦闘員「ストロンガー出現、死神ヶ方面に向かった」
 タイタン「この悪魔山に潜入して生きて帰れるか」

 知らせを受けたタイタン、眼鏡に息を吐いてハンカチで拭くという、めちゃくちゃ人間臭い仕草をしながらつぶやく。

 タイタン「特捜隊出動」
 首領「タイタン、覚悟は出来ているな? 失敗すれば死ぬ」

 タイタン、本来の姿になると、

 タイタン「このタイタンは、改造火の玉人間でございます、この体の中は8万度の熱を持つマグマで燃え滾っております」

 謎に包まれたその正体の一端を初めて明らかにする。

 そして手術台の上に仰向けに横たわると、

 
 首領「その熱を利用するのだ」
 タイタン「今、この熱を3倍の24万度に上げて死を覚悟の決戦に挑みます」

 自らの体に強化手術を施し、ストロンガーとの決戦に臨むのだった。

 
 茂「なんだ、あの音は?」
 ユリ子「太鼓」
 茂「近づいてくる」

 一方、海辺の岩場を逃げていた二人に、獲物を追い込む狩人のように、不気味な太鼓の音が迫ってくる。

 しかし、ユリ子タン、顔の割りに、なかなかがっしりした体されてますね。

 ガタイが良いと言うより、育ち盛りと言う感じであるが。

 やがて、銀白色のトンガリ頭巾を被った数名の追っ手があらわれる。

 これがタイタンの差し向けた「特捜隊」なのだろう。

 
 茂「山狩りか」

 いや、ここ、海なんですけど……

 スタッフも、少しは考えて撮って欲しいものである。

 茂「絶対姿を見せずに潜入したかったんだが」
 ユリ子「ごめん、兄さんのことを考えてたら、つい」
 茂「いいんだ、ユリ子らしくもない」
 ユリ子「兄さん、だいじょぶかしら」
 茂「それだよ、君の兄さんのことがバレてると危ない。いつものように敵を倒すだけじゃなく、無事助け出すのが第一だからね」
 ユリ子「うん」

 今回はユリ子の肉親の生死に関わる問題だから、茂がユリ子を茶化したりしないのは当然かもしれないが、それにしても茂の言葉遣いはいささか優し過ぎて、違和感を覚える。

 特に最後の「第一だからね」は、今までの茂なら絶対にしない言い方で、正直、気持ち悪い。

 ここは、普通に戦えばよかったと思うが、トンガリ頭巾のこけおどしが利いたのか、茂たちはその場から逃走しようとするが、茂がボックス型の罠に足を挟まれて動けなくなってしまう。

 畳み掛けるように、

 
 ピカチュウ戦闘員が岩陰からサブマシンガンを撃ってくる。

 これだけ見れば100点満点の攻撃だが、

 
 カメラがその手元を映すと、機関銃じゃなくて、手回し式のガトリング砲(?)だったことが判明し、思わずコケる管理人であった。

 ……

 どうやら、ブラックサタンの装備って、幕末辺りから進歩してないみたいだ。

 これで世界征服は、ちょっと無理なんじゃないかと……せいぜい、奥多摩制圧くらいにしときなよ、悪いこと言わないから。

 おまけにこんな至近距離から撃ってるのに、一発も命中しないんだから……

 トンガリ頭巾たちが追いつくが、自分たちで頭巾を取り、その正体がただのピカチュウ戦闘員だということを暴露してしまったので、たちまち神通力も消えうせる。

 
 ユリ子「えい、やあっ、とおーっ!!」

 思いっきり胸を反らして、変身ポーズを取るユリ子。

 胸のポッチが、すごく、すごく眩しいです……

 と、いつの間にかその場にいたエレキイカに対し、

 
 タックル「電波投げ!!」

 何とかの一つ覚えの技を繰り出すタックルだったが、

 
 イカ「エレキ投げ!!」

 電気怪人であるイカには通用せず(註1)、逆に、掟破りのエレキ投げを食らい、

 
 タックル「うっあっ……」

 お尻を出した子一等賞しながらぶっ飛ばされ、ユリ子の姿に戻ってしまう。

 註1……と言うより、奇械人には最初から効かないのだが。

 罠で動けない茂、なんとか群がり寄せる戦闘員を追い払うと、エレキイカの攻撃を利用して罠を壊し、やっと自由になる。

 ストロンガーに変身すると、戦闘員たちに連れて行かれそうになっていたユリ子を助け、

 
 そのデリケートゾーンに極力タッチしないように気をつけながら抱え、一緒に海に飛び込んで、エレキイカの追撃を振り切る。

 ついで、岸に上がると、目の前にあった洞窟の中に駆け込む。

 それこそ、悪魔山のアジトに続く秘密の入り口だったのである。

 しばらく進むと、ワニ奇械人たち、ストロンガーに倒された奇械人たちの死体が取り捨ててある部屋があった。

 
 茂「奇械人たちの墓場だ」
 ユリ子「茂、あれ」

 そのワニ奇械人の体が動いたので、二人は駆け寄って調べるが、ただの死体であった。

 で、そこに白衣を着た男性が戦闘員たちに追われて逃げてくるのだが、

 
 ユリ子「兄さん、兄さんじゃない!!」
 守「ユリ子……」
 ユリ子「兄さん、生きてたのね?」
 守「うん」
 ユリ子「生きてたのね?」
 守(なんで二回聞くの?)

 嘘はさておき、守を演じるのは、ナチスジャガーこと倉石功さんである。

 
 ユリ子「兄さん!!」
 守「ユリ子!!」

 感極まって、兄の体に抱きついておっぱいを押し付けるユリ子。

 ぐむむ、羨ましい……

 つもる話は後にして、ともかく洞窟を抜け出す三人であったが、背後にタイタンがあらわれ、

 
 タイタン「話がある」
 茂「話だと」
 タイタン「そう、大変君にも有利な話だ。勿論、私にもだ」
 茂(まさかアムウェイの話じゃないだろうな……)

 CM後、ともかくタイタンの話を聞く茂だったが、

 
 茂「なんだと、断る、お前などと手が握れるか」

 
 タイタン「まあ、そうムキになることはない、君もユリ子も守も身が立つように大首領にとりなしてやろうと言ってるんだ」

 つまり、和睦して、茂にブラックサタンに入るよう勧誘しているわけである。

 茂「俺はブラックサタンを倒すためにストロンガーになったんだ」

 だが、当然、茂がそんな申し出を一顧だにする筈がなく、駄々っ子のように反発する。

 
 タイタン「まあ、突然のことで驚くだろうが、しかし、それほど突飛なことでもない。元々君もユリ子も改造人間だし、岬守だってしばらくはここにいたんだ。ブラックサタンの攻撃をやめてもらいたい、金はいくらでも出す」
 茂「バカにするな、金なんか欲しかったら元々改造人間なんかにはならん」

 それでも粘り強く説得するタイタンだったが、ここで相手の提案を飲んでしまえば「今までのことが全部無駄になる」ので、茂はあくまでNOを貫く。

 
 タイタン「ま、そう言うな、実は俺も、いま大変困ってる」
 茂「困ってる?」
 タイタン「お前を倒せという命令だ。これはなかなか難しい。俺も命が惜しいからな」

 タイタン、なおも諦めず、融通の利かない若者を持て余している大人の表情で、自分の窮状や本音を、とても「悪の組織」の大幹部とは思えぬ砕けた口調で洗い浚いぶちまけ、茂の情に訴えかける。

 タイタン「しかし、君をやらなけりゃ俺は死刑なんだ」
 茂「死刑?」

 タイタン、ハンカチをクルクル指で巻きながら、

 
 タイタン「だからどうだ、お互いの平和と利益のために……」
 茂「いやだな、お前の事情など俺は知らん」
 
 最後のお願いをするが茂はにべもなく突き放す。

 善悪はともあれ、このシーンでは、圧倒的に茂の方が未熟で幼稚な人間に見え、ついでになんかイヤな奴に見えてしまうという、ヒーロー番組では稀有な事態となっている。

 でも、これだけざっくばらんに腹を割ってヒーローに懇願した大幹部って、ライダー史上、タイタン様だけだろうね。

 そもそも、ヒーローがそんな誘いに乗るわけがなく、敵だって百も承知だろうが、伊上さんのリアルな台詞回しと、浜田さんの卓越した演技力があってこそ成立しているシーンなのである。

 結局、タイタンも諦め、一つ目になって攻撃を開始する。

 茂「ユリ子、守さんを連れて逃げろ」
 ユリ子「うん、兄さん」

 二人がその場から離れようとするが、タイタンが目から衝撃波を放ち、守に重傷を負わせる。

 だが、何を思ったか、タイタンはパッと姿を消してしまう。

 ユリ子は、ちょうど岩場で握り飯を食べていたおやっさんを見つけ、

 
 ユリ子「おじさん、手伝って、兄さんが怪我をしたの」
 立花「お兄さん? よし、俺に任せとけ」

 おやっさん、ぐったりしている守の体を背負うが、ユリ子は茂のことが気になると言って、さっさと向こうへ行ってしまう。

 立花「しょうがねえなぁ……おっきな人だから重いや」

 おやっさん、ぶつぶつ言いながら歩き出し、ふと顔を捻じ曲げて相手の顔を見ると、

 
 それが、奇械人の顔に見えるではないか。

 
 立花「うー、年のせいで目がおかしくなったのかな」

 おやっさん、目をしばたたいてからもう一度振り向くが、やはり紛れもない奇械人であった。

 おやっさん、ギョッとして奇械人を投げ出すが、倒れたイカは、再び守の姿になる。

 そこへユリ子が茂を連れて戻ってくる。

 
 ユリ子「おじさん」
 立花「ダメだ、こいつはブラックサタンの奇械人だ」

 おやっさんが警告するが、ユリ子の目には守にしか見えず、

 
 ユリ子「兄さんよ、ダメじゃない、兄さんの怪我は重いのよ」

 依然、ぐったりしている守の体を抱き起こす。

 ……

 いかん、目がユリ子のおっぱいに吸い付いて離れん!!

 茂「この人がどうかしましたか?」
 立花「あ、ああ、ユリ子、こいつは兄さんなんかじゃないよ!!」
 ユリ子「えっ、何を言うの?」
 茂「そうだ、こいつは奇械人エレキイカだ」

 
 ユリ子「茂、何を言うの、これは私の兄さんよ。私の兄さん、岬守よ!!」

 当然、ユリ子は強く反発するが、しばしば見せる、この口の形がめっちゃ可愛い!!

 どうでもいいが、「岬守」って、なんか、灯台守をするために生まれてきたような名前だね。

 立花「ユリ子、俺は見たんだよ、コイツの正体は奇械人だ」
 ユリ子「うそ、うそ、うそだわっ!!」

 ユリ子はあくまでおやっさんの言葉を否定し、兄の体から離れようとしなかったが、守の額の傷を見ていた茂が、

 茂「俺もおかしいと思ったんだが、はっきりした、ようし見ていろ」
 ユリ子「茂、何をするの?」
 茂「コイツの正体、暴いてやる。エレキイカ、正体をあらわせ、その額の傷は俺の槍の傷だ」

 いや、茂さん、「今」って言ってるけど、その前に「こいつは奇械人エレキイカだ!!」って、断言されてませんでしたっけ?

 ともあれ、茂、その場でストロンガーに変身して見せると、

 
 気絶していたふりをしていた守が立ち上がり、ユリ子の揉み応えのありそうな体を押さえたまま、

 
 自らエレキイカの姿に変わる。

 うーん、正直、守には人間の姿のまま、ユリ子とシリアスな芝居を続けて欲しかったところだが、伊上さんって、この手の湿っぽい話が苦手みたいだから、仕方ないか。

 ただ、そのせいで、せっかく倉石さんが出演していながら、あんまり台詞もないままフェードアウトしてしまうことになったのは勿体無い。

 それに、守の姿でいたほうが、ユリ子の心を惑わして敵を撹乱することができたので、戦術的にも失敗だったと思う。

 もっとも、前回と違い、守はエレキイカに改造されたのではなく、

 
 立花「ユリ子の兄さんはどうした?」
 イカ「岬守は捕らえられて改造手術の途中で死んだ」
 ユリ子「兄さんが死んだ?」(棒読み)
 イカ「全くだらしのない男だった。裏切りタックル、お前も死ね!!」

 とっくの昔に殺されていたことが分かり、おまけに死者に鞭打つような侮言まで添えられるという、エグい展開となるが、肝心のユリ子さんの演技力がアレなので、あまり悲惨に感じられないのが残念である。

 しかし、手術に耐えられなかったからって、「だらしない」はお門違いの批判じゃないかと……

 つーか、麻酔なしで手術するお前らのほうが悪いのである。

 ストロンガー、ユリ子を助けておやっさんに託すと、

 ライダー「タイタン、こんな汚い手を考えたのはお前だな?」

 姿の見えないタイタンに向かって叫ぶ。

 
 タイタン「はっはっはっ!!」

 と、海際の岩場の上に、スーツを脱いで戦闘スタイルになったタイタンがあらわれるが、

 
 タイタン「どわっ!!」

 とでも言ってるように、慌てて後方から押し寄せてきた高波から逃げるのだった。

 ところが、これ、ギャグでもなんでもなく、ガチで波から逃げていたことが後に判明する。

 つまり、一種の伏線になっているのである。

 タイタン、マントを勢い良く放り投げると、

 
 タイタン「イカにもこの俺だ、作戦に汚いも綺麗もあるか

 ごもっとも。

 タイタン「俺はお前を倒すことに命を懸けている、騙す奴が利口で、騙される奴が馬鹿なんだ

 重ね重ね、ごもっとも。

 まずはストロンガーとエレキイカとの戦いになるが、同じ電気改造人間であるエレキイカにはストロンガーの電ショックも効かず、戦いは膠着状態になるが、

 
 タイタン「撃て!!」

 勝つ為には手段を選ばないタイタン、取っ組み合っている二人に集中砲火を浴びせる。

 で、これが当たらないんだよね……

 周りで爆発するだけ。

 
 イカ「タイタン、何をする、撃つな、俺だ。味方だ、エレキイカだ」
 
 エレキイカ、みっともないほど必死になってタイタンにアピールするが、

 タイタン「エレキイカ、イーカらライダーを押さえとけ」

 タイタン、この場を和ませようとダジャレを織り交ぜつつ、平然と指示する。

 イカ「なんだとぉ、俺も一緒に撃つ気か」
 タイタン「お前は最初からその役目だ」
 イカ「なぁにを~」
 タイタン「撃て!!」

 戦闘員でさえ喜んで命を捧げているのに、エレキイカの命惜しげな態度は醜態であったが、どうすることも出来ないまま、味方の砲撃で吹っ飛ばされる。

 だが、肝心のストロンガーは無事で、せっかくの作戦も空振りに終わる。

 タイタンにしては、詰めが甘かった。

 最初からそのつもりなら、エレキイカの体内に高性能爆弾でも仕込んでおけば、確実にストロンガーを仕留められただろうに……

 それに、「ブラックサタン最強」のクモ奇械人よりよっぽど善戦していたエレキイカを自分たちの手で潰してしまうなど、愚策としか言いようがない。

 
 さて、いよいよタイタンとの一騎打ちとなるが、

 
 タイタン「火の玉スカーフ!!」

 さすがタイタン、目玉から発する衝撃波や、必殺の火の玉スカーフ、タイタン破壊銃など、多彩な攻撃でストロンガーを圧倒する。

 
 ライダー「エレクトロファイヤー!!」

 ストロンガーも反撃するが、

 
 エレクトロファイヤーの直撃を受けても、タイタンは涼しい顔。

 ライダー「俺の技が通じなぁい、よし、ウォーターフォール!!」

 ならばと、空から電気の雨を降らせるが、タイタンは平然とその中を進んでくる。

 ちなみに「ウォーターフォール」とは「滝」のことである。

 たじろぐストロンガー、必殺「電キック」を放つが、タイタンはその足を掴み、そのまま地面に叩きつける。

 ……

 タイタン様、強過ぎです!!

 あらためて惚れ直しちゃいました。

 間違いなく、ライダー史上最強の大幹部である。

 なんでこれだけの実力&統率力を持ちながら、無能なブラックサタン(註2)の頤使に甘んじているのか、「チェンジマン」のアハメス様同様、是非首領に叛旗を翻して欲しかったキャラである。

 そう言えば、「処刑される」とか言ってたけど、首領にタイタンを殺せるのだろうか?

 註2……クモ奇械人を最強などと言ってる時点で、無能は確定である。

 ライダー「俺の力ではタイタンには勝てないのか」

 あまりの強さに、諦めの言葉さえ吐くストロンガーであったが、

 タイタン「今頃気が付いたか、タイタンのパワーは24万度、貴様の二倍だ。タイタンパンチ!!」

 
 ライダー「高熱のタイタンは水に弱いんだ」

 すぐそばで逆巻く海を見ているうちに、タイタンが慌てて水から逃げていたことを思い出し、その弱点を見抜く。

 そしてタイタンに躍りかかると、その体を海に放り投げる。

 
 タイタン「ぐああああああっ!!」

 海中に沈んだタイタン、たちまち全身から火花を発して絶叫したかと思うと、

 
 あえなく爆死!!

 ……

 う-ん、あまりにあっけない最期で、思いっきり肩透かしを喰った感じである。

 いや、水が苦手だと分かっているのなら、なんでわざわざこんな場所で戦いを挑んだのか?

 ひょっとして、タイタン様、バ、バ、バ……いえ、なんでもないです。

 ライダー「恐ろしい奴」

 ともあれ、何とか強敵を倒してホッとするストロンガーであった。

 戦いのあと、海を見下ろす丘の上に遺骨のない兄の墓を立てて拝んでいるユリ子。

 
 ユリ子「兄さん、安らかに眠って……」

 
 シャドウ「タイタンは死んだ、次は……」

 ラスト、柴田さんの渋い声でつぶやく声が聞こえ、白いブーツや下半身が見えるが、その姿をはっきり見せないのが憎い演出。

 言うまでもなく、新たな大幹部・ゼネラルシャドウの登場である。

 シャドウの投げたスペードのキングを映しつつ、次週へ続くのだった。
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コメント

ガトリング砲

>機関銃じゃなくて、手回し式のガトリング砲

ガトリング砲は最初期の機関銃です。
ツッコミどころはフルオートでないという表現が正しいでしょう。


至近距離なのに

折角のガトリング砲も当たらなければ無意味ですね😑🦑怪人も結局はタイタンにとっては使い捨ての駒だった♟️ようですね😅

ウケました

>>ひょっとして、タイタン様、バ、バ、バ……いえ、なんでもないです。
これはウケましたね。愛着のないキャラならストレートにいうところをわざわざどもるのが妙にウケました。

それにしてもあれほどストロンガーの攻撃を食らっても平然としていられるのだからタイタンは間違いなく最強クラスの大幹部ですね。
ただパワーが24万度ということはストロンガーは12万度となり改造手術前ならストロンガーのほうが強いことになりますね。タイタンは不快に感じてなかったのでしょうか?

ストロンガーーーー海!

塩が弱点の奴と全身が高熱の奴は海に放り込むと弱体化すると相場は決まっている訳であります、ありますが・・・・・・まさかそのまま死ぬとは、しかも幹部が
多分ストロンガーも内心
「熱した物を急に冷やせば脆くなる、奴が上がって来た所で電キックで止めだ」
「・・・・・・死んだ、幹部との決戦でこんな終わりでいいのか、とりあえずそれっぽい事言って格好を付けとくか」
とか考えてたんじゃないかと思います
彼の同期が後に卵で幹部を倒す事になるとは夢にも思うまい

ユリ子とタイタンのレビュー

ユリ子さんの服装は、この時代特有のものですが、
水着でもミニスカでもない恰好で微エロ感を出すのが、なかなか。
初夏にさしかかっていた頃ですが茂は上着をきたままなのに対して、
ユリ子は脱いでいるというのが、また。

高熱

8万度とか24万度とかめちゃくちゃな高熱ですね。
ウルトラマンを倒したゼットンが出す火の玉は1兆度であり、そんな高熱を発したら想像をはるかに超える大惨事になることがどっかしらで検証済みです。
それと比べれば桁はかなり少ないものの、太陽の表面温度6千度に比べれば桁違いに熱いです。水に弱いとかいう問題ではないでしょう。

ところでタイタンって何かに似てる気がしてあれじゃないこれじゃないといろいろ考えた果てに『バイオマン』のメッツラーということにしました。

Re: ガトリング砲

ご指摘ありがとうございます。

銃器には詳しくないもんで……

Re: 至近距離なのに

イカは善戦してたので惜しかったですね。

Re: ウケました

> これはウケましたね。愛着のないキャラならストレートにいうところをわざわざどもるのが妙にウケました。

ありがとうございます。読者様の喜びは私の喜びです。

> それにしてもあれほどストロンガーの攻撃を食らっても平然としていられるのだからタイタンは間違いなく最強クラスの大幹部ですね。

ブラックサタンの首領より明らかに強いですよね。

Re: ストロンガーーーー海!

> 多分ストロンガーも内心
> 「熱した物を急に冷やせば脆くなる、奴が上がって来た所で電キックで止めだ」
> 「・・・・・・死んだ、幹部との決戦でこんな終わりでいいのか、とりあえずそれっぽい事言って格好を付けとくか」
> とか考えてたんじゃないかと思います

拍子抜けも良いところですよね。

Re: ユリ子とタイタンのレビュー

70年代のドラマで、たまにありますよね。

ごく普通のシャツなのに、目のやり場に困るという。

無論、ほんとはぜんぜん困ってないんですが。

そう言えばシャリバンコンビの出てるクイズ見ました。

クイズ番組なんて見たの10年ぶりくらいでしたが。

降矢さんの顔が全然変わってないのと、降矢さんが渡さんのことを「ヒロシ君」と呼んでるのが可愛かったです。

倉石功さん

無駄遣いも甚だしいですね。

ガトリング砲は現代における軍用の機関銃よりわかりやすく派手であることから映像作品では実物よりも大きなものが映画やテレビの劇中で使用されることが多いそうです。

Re: 高熱

> それと比べれば桁はかなり少ないものの、太陽の表面温度6千度に比べれば桁違いに熱いです。水に弱いとかいう問題ではないでしょう。

確かに。フィクションの世界だとなんかフツーぽく見えますが、太陽と比べるととんでもない数字ですね。

> ところでタイタンって何かに似てる気がしてあれじゃないこれじゃないといろいろ考えた果てに『バイオマン』のメッツラーということにしました。

自分は、メッツラーはタイタンとシャドウとデッドライオンを足してるんじゃないかと思ってます。

Re: 倉石功さん

> 無駄遣いも甚だしいですね。

しかもタイタンとの最終決戦の話と一緒にやってるんですからね。

> ガトリング砲は現代における軍用の機関銃よりわかりやすく派手であることから映像作品では実物よりも大きなものが映画やテレビの劇中で使用されることが多いそうです。

そうなんですか。まあ、テレビで見る分にはいいですけど、実際は物騒な兵器ですよね。

タイタンさん、お疲れ様でした
復活の日を楽しみにしています

余談ですが浜田晃さんて、スターダスト・レビューの根本要さんに良く似ています
「夢伝説」とか「木蓮の涙」とか歌っちゃいそうですね(笑)

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

> 余談ですが浜田晃さんて、スターダスト・レビューの根本要さんに良く似ています
> 「夢伝説」とか「木蓮の涙」とか歌っちゃいそうですね(笑)

確かに似てますね。「木蓮の涙」は良い曲ですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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