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「ウルトラマンレオ」 第30話「日本名作民話シリーズ! 怪獣の恩返し 鶴の恩返しより」(リテイク版)


 第30話「日本名作民話シリーズ! 怪獣の恩返し 鶴の恩返しより」(1974年11月1日)

 タイトルが長いっ!!

 あ、前回も言ったか。

 冒頭、水蒸気とも噴煙ともつかぬ白いガスがたちこめる、荒涼とした山岳地帯で、僕らのマグマ星人が鳥のような翼を持った怪獣を追い掛け回している。

 てっきり、そこは地球ではなく、別の惑星だと思ったのだが……

 
 ナレ「君たちの良く知っているマグマ星人……いま、宇宙で一番美しいと言われている怪獣ローランを……」

 相変わらず、極悪人の割りにパンチのない、半分寝惚けたような顔をしているマグマ星人の姿にナレーションが被さる。

 これが「ローランを殺そうとしている」なら何の問題もなかったのだが、

 
 ナレ「……ローランをお嫁さんにしようと追いかけてきたのだ」

 と続き、のっけから視聴者をヤな気持ちにさせてくれる。

 ナレ「でも不幸なことにローランは意地でも働こうとしないマグマ星人が大嫌いなのだ」

 いや、「不幸なことに」って、なんで悪党のマグマ星人の立場に立って発言してんの?

 ともあれ、さかりのついたマグちゃんは、指先からトゲを発射してローランの足に足に刺し、飛んで逃げるのを阻止する。

 
 そして、村娘を手篭めにしようとしている悪代官のような動きで、マグマ星人が倒れているローランに迫ると言う、誰得のシーンとなる。

 ほんと、こんなもん、視聴者に対するイヤガラセ以外のなにものでもない。

 ここでゲンの乗るマッキー3号があらわれ、

 ナレ「ちょうど近くをパトロールしていたゲンはローランの悲鳴を聞きつけ、現場に駆けつけてきた」

 と言うナレーションによって、そこが地球……日本であることが分かる。

 ゲンは、恨み重なるマグマ星人に激しい攻撃を加え、なんとMACの装備だけでマグマ星人を撃退すると言う殊勲を上げる。

 MAC、やれば出来るじゃないか!!

 それは良いのだが、

 
 ゲン「ざまーみろ!!」

 それに対するゲンの反応が、びっくりするくらい軽いのだった。

 いや、あんた、マグマ星人に故郷を滅ぼされて両親殺されたんでしょ?

 その怨敵に向かって「ざまーみろ」って……

 つーか、第2話以来、実に28話ぶりにマグマ星人があらわれたというのに、まずはその出現に驚こうよ。

 それはそれとして、その山岳地帯から遠からぬ山に、サイクリングに訪れている親子がいた。

 
 そして、父親・大熊シンジを演じているのが、説明不要の黒部進さんなのだった。

 途中、息子のケンジが喉が乾いたと言って自転車を降り、斜面を下って川の水を飲んでいたが、峡谷にたちこめる靄の中に巨大な影が見え、それが恐ろしい唸り声を上げる。

 マグマ星人から逃げてきたローランであった。

 ケンジは慌ててもといたところに駆け上がり、父親をせかしてその場から逃げ出す。

 ケンジ「先に逃げるなんて冷たい親だなー」

 
 ローランは地響きを立てて二人を追いかけるが、別に危害を加えようとしているのではなく、足に刺さったトゲを抜いてもらいたいのだ。

 大熊はハヤタと違ってかなり情けないオヤジで、子供を残してさっさと逃げ出すかと思えば、死んだふりをしているところをローランに睨まれると、

 
 大熊「あっ、ああっ……うーん」

 寄り目になってあっさり気を失ってしまう。

 だが、息子のケンジは、父親より肝が据わっていて、ローランがトゲの刺さった左足を突き出すのを見て、

 ケンジ「そうか、その針を抜いて欲しいんだな」

 父親を叩き起こすと、

 
 ケンジ「ほら、あの針を抜いて欲しいんだよ」
 大熊「だってお前、相手は怪獣だよ」

 ローランが両手を合わせて頭を下げているのを見て、

 ケンジ「見なよ、頼んでるんだぜ、弱きを助け、強きを挫くのが男の道だっていつも父ちゃん言ってたじゃないか」
 大熊「ようし、やってやるぞ、俺も男だ」

 父親の尻を叩いて奮い立たせる、頼もしい少年であった。

 と言う訳で、二人はローランの足に飛び上がり、一緒に巨大な針を引き抜こうとする。

 その痛みに、ローランは文字通り大粒の涙を落とし、二人をずぶ濡れにする。

 
 大熊「なんだ、みっともねえな、お前、こんなところで涙を流す奴があるかい」

 と、そこへ車でローランの行方を探していたゲンも駆けつけ、三人で協力して見事針を抜くことに成功する。

 その際、勢い余って大熊が斜面を転げ落ち、むち打ち症になってしまうが、怪獣を助けて大熊は満足げであった。

 ローランは空を飛んで何処かへ行ってしまう。

 そして偶然にも、ケンジは城南スポーツセンターに通っていて、ゲンやトオルたちの知り合いであった。

 翌日、スポーツセンターでその話をしてみんなから感心されているケンジ。

 
 カオル「凄いわ、ケンジ君て勇気があるのね」
 百子「勇気ばかりじゃなくてよ、優しい愛の心も持ってるのね」

 カオルが憧れの眼差しを向ければ、百子タンもフィクションの世界でしか聞いたことのないお嬢様言葉で褒めそやす。

 猛「あ、そうだ、昔話にもそんなのあったよね、人間が鶴を助ける話が」
 トオル「僕も知ってるよ、鶴の恩返しって言うんだ」

 さて、大熊は自転車販売店を経営していたが、ある日の早朝、シャッターを叩く音に寝巻きのまま出てみると、

 
 そこにフジ隊員が立っていた!!

 二週続けて、レジェンド俳優の再会を演出するとは、なかなか粋な計らいである。

 前作は、あの女性がアンヌなのか別人なのかはっきりせず、もやもやしたものが残ったが、今回は、二人とも全然別の役を演じている。

 
 大熊「はい、あのー、私んちに何か?」

 大熊が、首にギプスを嵌めた痛々しい姿で尋ねると、

 
 かな子「あのー、表の(技術者募集と言う)貼紙見てきてんですけど……もう決まってしまいました?」
 大熊「いやー、あんたねー、とてもじゃないけどこの人手不足じゃ」
 かな子「良かった」
 大熊「心当たりでもあるんですか」
 かな子「私を使ってください」
 大熊「だってねえ、あんた女でしょ、そりゃやめといた方が良いよ」

 だが、かな子は給料も要らないからと、ほとんど押しかけ女房のようにこの店で住み込みで働くことになる。

 ちなみに何の説明もないが、ケンジの母親はすでに他界しているのだろう。

 その後、ゲンが車でケンジを店まで送ってくると、休んでいる筈の店が営業しているのでケンジは不思議がり、店の奥へ入っていく。

 かな子は店先で作業をしていたが、

 
 かな子「あなたは、レオ……」

 かな子は一目見るなり、ゲンの正体を見破る。

 ちなみにこの画像の桜井さん、なんとなく大河内奈々子さんに似てると思いました。

 
 ゲン「君はローラン!!」

 ゲンも、その女性がローランの化身であることに気付く。

 
 ゲン「どうしたんだ、こんなところで? 正体でも知れたら変なことになるよ」
 かな子「わかっています、でも私を助けた為にご主人はむち打ち症になり、お店も閉めなければならなくなったんです。私、このまま黙って帰るわけには行かないんです」

 ゲンは気が進まない様子だったが、かな子の熱意に折れて黙認する形になる。

 深夜、かな子は二人が熟睡しているのを確かめると、自分の部屋に篭もり、

 
 「鶴の恩返し」よろしく、ローランの姿となって、自分で自分の羽根を抜いてなにやら作り始める。

 で、このタイミングで、

 ナレ「みんな、もう分かったね、この娘さんは怪獣ローランだったんだよ」

 と、得意げに竜隊長が言うのが、

 知っとるわいっ!!

 と、思わずテレビに向かって怒鳴りたくなるほど盛大にピントのずれた発言となっている。

 CM後、ケンジが友達と一緒に公園の中を自転車で走っている。

 
 ケンジ「カオルちゃん、早く早く」

 少し遅れてカオルも、股間にサドルを食い込ませながら追いつく。

 トオル「ようし、あのトーテムポールのところまで競走だ」
 カオル「お兄ちゃん、私はみんなより小さいのよ」

 兄の言葉にカオルが不満そうに抗議すると、

 
 ケンジ「カオルちゃん、これをつけてごらんよ、早く走れるから」

 ケンジが、自分の自転車のカゴに差していたカラフルな風車をカオルの自転車につけてやる。

 その風車こそ、昨夜、ローランが作っていたものだった。

 カオル「嘘、こんな風車で早くなる訳ないわ」

 現代っ子のカオルは信じようとしなかったが、ためしに走ってみろと言われてペダルをこぐと、

 
 ケンジの言うとおり、物凄いスピードが出て、先に走り出した兄たちをあっという間に追い抜いてしまう。

 無論、サドルを股間に食い込ませながらだ!!

 あっけにとられたトオルたちは、それでも頑張って追いつこうとするが、

 
 カオル「いっちゃーく」
 トオル「不思議だなぁ」

 カオルは、悠々トップでゴールインする。

 ケンジ「すげーだろー、今度おれんちの宣伝で作ったんだ。みんなにもやろう」

 
 と言う訳で、大熊の店には子供がどっと押し寄せ、ローランの作った風車を貰うのだった。

 しかし、子供が乗るものにそんなスピードが出たら危ないし、これではあまり店の宣伝にならないような気もする。

 現に、喜び勇んで走り去る子供たちの背中を見ながら、

 
 大熊「今日の売り上げは?」
 かな子「0です」
 大熊「君、明日からこなくて良いよ」

 と言う、心温まる会話が交わされるのだったが、嘘である。

 嘘だけど、店の売り上げには全然貢献してないように見えるのも事実である。

 当時は自転車もかなり高額なので、その風車目当てに買う奴もいなかっただろうしね。

 なお、正解は、

 大熊「可愛いもんだねえ」

 でした。

 だが、好事魔多し、風車をつけて走っている子供たちの前に人間サイズのマグマ星人があらわれ、風車を右手のサーベルで切り裂くと言う事件が多発する。

 
 で、そのマグマ星人の襲いかたと言うのが、まるっきり通り魔の変質者っぽくて、こんな奴に滅ぼされたかと思うと、L77星の住民もゲンの両親も浮かばれまい。

 ほんっっっと、なんで滅ぼされた?

 マグマ星人と言うより、ブラックギラスとレッドギラスが強かったってことなの?

 でも、その二匹を従えてるマグマ星人もそれなりに強くないとダメだと思うのだが。

 それはともかく、ゲンたちがマグマ星人を発見して銃を撃ちまくる。

 
 セメント工場の土砂山からマグマ星人が転げ落ちるあたり、「仮面ライダー」のアクションシーンのようであるが、やっばり、星人をこんな形で画面に登場させるのは、夢(?)が壊れるのでやめて欲しいなぁ。

 ま、等身大の星人との戦いは、この番組では珍しくないけど、人間サイズの時と巨大サイズの時とで外見が全く同じと言うのは、舞台裏を見させられているようで、萎えちゃうんだよね。

 ゲンたちは奮闘するが、結局マグマ星人に逃げられてしまう。

 と、何処からか風車が飛んで来て、続いておっかない顔したダンがやってきたので、一瞬「また特訓?」と身構えるゲンであったが、さすがに時間的に無理だったのか、

 
 ダン「その風車を良く見ろ」
 ゲン「……」
 ダン「ローランの羽根で出来ているんだ。襲われた子供たちはみんなこの風車を持っていた。マグマ星人はローランの反応のあるものを次々と襲ったと言う訳だ」

 そう説明した上で、ゲンにローランを宇宙へ送り返すよう命じるだけだった。

 しかし、自分がセブンになれなくなった元凶であるマグマ星人の再来だと言うのに、全部ゲンに押し付けて済ましているダンの態度も、変と言えば変だよなぁ。

 ともあれ、ゲンはもう一度かな子に会って事情を話す。

 
 かな子「え、私の風車を持った子供たちが襲われたんですって?」
 ゲン「うん、風車は全部MACが回収した。この次襲われるのは君だ」

 ゲンの言葉にショックを受けるかな子。

 しかし、その羽根から作られた風車にさえ反応したのに、マグマ星人がローラン本人の存在には気付かないというのも奇妙な話である。

 
 かな子「ごめんなさい、子供たちを喜ばせて上げられると思ってそうしたのに……」
 ゲン「気持ちは分かる、悪いのはみんなあのマグマ星人だ」
 かな子「みんなに迷惑ばかり掛けてしまって……私、(宇宙へ)帰ります」

 ゲンは改まった口調で自分にも風車を作ってくれないかと頼む。

 かな子「あなたに?」
 ゲン「マグマ星人をおびき出して倒すんだ。奴は僕の父と母のカタキでもあるんだ」

 今頃になって、マグマ星人との因縁を口にするゲンであったが、冒頭の「ざまーみろ」が災いして、いまひとつ胸に響かない台詞となっている。

 あと、MACが回収した風車があるんだから、別に改めて作ってもらう必要はないのではないかと思うが、ストーリー上の都合なので仕方ない。

 その後、大熊がケンジと一緒に病院から帰ってくると、開いている筈の店が閉まっている。

 二人が裏口から庭に入ると、かな子の部屋の障子にローランの影が映っていて、中からかな子のすすり泣く声が聞こえてくる。

 大熊は屁っ放り腰で部屋の前に行き、思い切って障子を開けると、

 
 大熊「か、怪獣」
 ケンジ「父ちゃんーっ!!」

 目の前にローランの顔があったので、思わず互いの体にしがみつく親子であったが、

 
 かな子「いつぞやは、お世話になりました」

 良く見れば、そこにいるのは紛れもないかな子であった。

 
 かな子「あの時、助けて頂いたご恩は一生忘れません」

 まるでいとまごいを告げる妻のように、三つ指突いて口上を述べるかな子。

 なんだかんだで、桜井さんは美人である。

 だが、大熊はまだ事態が飲み込めず、

 
 大熊「あんた、星村さん……」
 かな子「この風車をおおとりさんに渡してあげて下さい、さようなら……お元気で」

 かな子は風車を渡すと、目に涙を溜めながら部屋から飛び出す。

 ケンジ「星村さん……」

 その後ろ姿を目で追うと、かな子の鶴のように細い体は、廊下の突き当たりのドアの前でスッと消えてしまう。

 
 ローランが本来のサイズになって月明かりの下に佇んでいると、舌なめずりしながらマグマ星人が飛んでくる。

 しかし、これでは自分が囮になってマグマ星人をおびき出そうとしているようで、いまひとつ不可解な行動だ。

 それとも、単にこれから宇宙に帰ろうとしていたところだったのだろうか。

 辛抱たまらなくなったマグマ星人は、遮二無二ローランに飛び掛かり、そのどす黒い欲望を満たそうとするが、相変わらずローランは手ひどく拒絶する。

 今回の話、ついでにマグマ星人もイケメンの人間になって、かな子にモーションをかけるが、大熊に邪魔される……みたいな展開だったら、もっと面白くなっていたかもしれない。

 考えれば、怪獣のローランでさえ人間になれるのに、マグマ星人が人間になれない筈がないんだよね。

 それはともかく、マグマ星人はどうせ叶わぬ恋ならいっそ一思いにと……右手をサーベルに変えてローランに襲い掛かる。

 女にフラれたからってその相手を殺そうなどとは、男の風上にもおけない最低のクソ野郎であった。

 つーか、あんた、地球を滅ぼそうと躍起になってたのに、女のケツを追い掛け回してる場合じゃなかろう。

 それとも、婚活に夢中になってるうちに、地球侵略などどうでも良くなってしまったのだろうか?

 
 ローランはマグマ星人に刺し殺されそうになるが、そこへ大熊から風車を貰ったゲンが駆けつけ、レオに変身してマグマ星人に蹴りを入れる。

 ……

 風車、必要なし!!

 ま、前記したように、あれはゲンのために風車を作るためにもう一度ローランの姿になったところを、大熊たちが目撃してその正体に気付くと言うストーリーのために必要だったので、別に良いんだけどね。

 と言う訳で、2話以来の因縁の対決となるが、

 
 元々マグマ星人は戦闘能力は大したことはなく、あれ以来、数々の珍特訓と実戦で揉まれて来たレオの敵ではなかった。

 ただ、普通に倒しては、ほんとに風車を作ってもらった意味がなくなるので、

 
 最後は巨大な風車を取り出し、それを風車の弥七よろしく投げつける。

 
 風車の柄は見事にマグマ星人の胸に突き刺さり、仰向けに倒れたマグマ星人は風車を残してパッと消える。

 うーん、これも、どうせなら派手に爆発してちゃんと映像でマグマ星人が死んだことを確信させて欲しかったところだ。

 これだとまだマグマ星人が生きているようにも見えて、紛らわしく、すっきりしないこと甚だしい。

 ま、これっきりマグマ星人が登場しなくなることから見て、これで死んだってことなんだろうが、遂に両親の仇を討った……と言うような感慨がレオの態度からおくびにも感じられないのは実に物足りない結末である。

 レオ、傷付いたローランを助けて立ち上がらせる。

 この段階で、

 大熊「しかし、あの怪獣はほんとに心の優しい怪獣だったよなぁ」

 いつの間に湧いたのか、戦いを見ていた大熊がつぶやくのだが、これもなんか違和感がある。

 普通は、本人がいなくなってから言うと思うんだよね、そう言う台詞は。

 
 ケンジ「怪獣なんかじゃないよ、星村さんだったんだよ」
 大熊「うん、お前の言うとおりだよ、この頃は人間だってああいう優しい気持ちを忘れちまってるんだもんなぁ。全く頭が下がるぜ」

 感慨深げに言う大熊であったが、二人の関係をあくまで「御恩と奉公」みたいなレベルに留めていて、恋愛を匂わせるようなやりとりが一切なかったのも、ちびっ子向けドラマの性質上、仕方のないこととは言え、いかにも食い足りない感じがする。

 ケンジ「星村さーん!!」

 レオと一緒に宇宙に向かって飛び立つローランに向かって叫ぶケンジ。

 ラスト、子供たちとゲンが、あの風車を手に野原を駆け回っているシーンで幕となる。

 マグマ星人が死んだ今、もう危険はないとMACから子供たちの手に返されたのだろうか?

 前述したように、それはそれで危険だと思うんだけどね。

 以上、前作同様、レジェンド俳優二人が共演するスペシャル回であったが、前作の腹立たしいまでに曖昧な描き方と比べると実に簡明なストーリーで、少なくとも前作よりは楽しめた。

 こういう話にわざわざ宿敵のマグマ星人をあてがうセンスはどうかと思うが、予算の都合で、新たに星人を出す余裕がなく、仕方なく倉庫で寝ていたマグマ星人に登場願ったのかもしれない。
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コメント

長いタイトル

どうも長いタイトルのせいか名作劇場というよりはコントに見えてしまうのですがね😑折角ウルトラシリーズのレジェンド2人がいるのにシリアスなシーンに見えないのが残念でしたね😅

JAROに訴えてやる!

長いように見えてシリーズ名と元ネタで挟んでいるだけなので実際のサブタイトルは「怪獣の恩返し」の6文字だけ、衣がアホみたいに厚いエビフライじゃねえんだから

そしてローランもこの外見で「宇宙で一番美しいと言われている」は無理がないだろうか、宇宙全体の美しさの基準とかはさておきせめてもうちょい可愛らしい顔にしてやろうよ(造形美とかで言ったらエレキングとかの方が美しいと思いますし、カワイイ系の顔の怪獣だったら個人的には『ミラーマン』のダークロンを挙げたいです)

プリズ魔かも?

当初はマグマ星人との対決をじっくり描いていこうしていたんでしょうけど予算や視聴率の関係で路線変更を余儀なくされたんでしょうね。それでも前後編に分けてアストラと共に戦って仇を討つくらいの展開にはしてほしかったです。
ところで宇宙一美しい怪獣はプリズ魔じゃないかという声がありますが、管理人さんはどう思われますか?少なくともローランよりは美しいと思いますが(特に声は)。

マグマ星人が出る必要なし

マグマ星人を出さなければこのエピソードの評価は2割ましぐらいでしょう。レオよりもタロウならこのエピソードは違和感ないと思いました。

Re: 長いタイトル

前回に比べればずっとマシですけどね。

Re: JAROに訴えてやる!

> 長いように見えてシリーズ名と元ネタで挟んでいるだけなので実際のサブタイトルは「怪獣の恩返し」の6文字だけ、衣がアホみたいに厚いエビフライじゃねえんだから

まあ、そうなんですが、天丼のために大目に見てやって下さい。次回も多分同じツッコミ入れますんで。

Re: プリズ魔かも?

> ところで宇宙一美しい怪獣はプリズ魔じゃないかという声がありますが、管理人さんはどう思われますか?少なくともローランよりは美しいと思いますが(特に声は)。

まあ、造形物としては美しいでしょうが、そもそも、多種多様の宇宙人がいる世界観で、「一番美しい」ものを決めること自体、ナンセンスのように思えます。

黒部さん

「レオ」に出てくる旧出演者はダンと郷秀樹が本人なのに対してハヤタ役がこんな地味な自営業一般人なんてのは残念ですね。

トゲ、刺さる、羽根などのワードで思い出しましたが
黒部さんは伊豆しゃぼてん公園で撮影中にサボテントゲが刺さりました。ウルトラマンはジェロニモンが飛ばした羽根が胸に刺さりました。で、ローランは何だかジェロニモンに似ていますね。

Re: マグマ星人が出る必要なし

スーツを二つ作る余裕がなかったんでしょうけど、よりによってマグマ星人はないですよね。

Re: 黒部さん

> 「レオ」に出てくる旧出演者はダンと郷秀樹が本人なのに対してハヤタ役がこんな地味な自営業一般人なんてのは残念ですね。

まあ、だいぶ恰幅が良くなってますから(笑)

> 黒部さんは伊豆しゃぼてん公園で撮影中にサボテントゲが刺さりました。

自分も下書きでは言及してましたが、公開時に削除しました。

照明を当ててもらってトゲを抜いたそうですが、「そんな汚いものを照らすためにあるんじゃない」とか怒られたとか……ほんとかどうか知りませんが。

レビューの成果

>得意げに竜隊長が言うのが、
「レオ」のナレーションはそうでした…。
「A」レビューでダンに次ぐネタ隊長として扱っている内に
声によるイメージがかなり定着しているようで。

ちなみに、以前にも書いたパラレル劇場版、
北斗&南が夫婦でパン屋、郷はアキちゃんと一緒に坂田モータースを継ぐのに対し
副業がなかったハヤタ&フジはこのエピを元ネタに自転車屋経営でした。

Re: レビューの成果

> 「A」レビューでダンに次ぐネタ隊長として扱っている内に
> 声によるイメージがかなり定着しているようで。

管理人としてはそう言って貰えると嬉しいです。

> ちなみに、以前にも書いたパラレル劇場版、
> 北斗&南が夫婦でパン屋、郷はアキちゃんと一緒に坂田モータースを継ぐのに対し
> 副業がなかったハヤタ&フジはこのエピを元ネタに自転車屋経営でした。

一度見てみたいですね。

ところでこの間のコメントへの返事で、桜井さんはセブンに出てないなどと間抜けなことを書いてしまいましたが、考えたら12話に出てるんですね。

再登場の事情とヒーローの復讐

マグマ星人の再登場は、竹内博氏が主宰していた特撮サークルの提案を円谷プロ側が採用したものと言われています。この事実から、「既に存在していた脚本の宇宙人をマグマ星人に置き換えたのでは?」と推測する方もいるようです。真相は執筆時期等を子細に検証しないと分からないですが、そうかもしれないと思わせるものがあります(内容的に敵がマグマ星人である必然性がほとんど感じられない)。

この話はマグマ星人とゲンのどちらの行動も不可解であり、仇敵である星人との決着が不完全燃焼で終わったことは批判の対象になっているようです。しかし、問題はなぜ星人との決着がこのような形を迎えたのかです。その理由は、「制作者達はレオの物語を復讐譚として描く気がなかったから」ではないでしょうか。換言すれば、「ヒーローが復讐のために戦うというネガティブな描写を避けた」のではないでしょうか。

思い返せば、第1話の時点でゲンは自分自身で星人に復讐するというこだわりは持っていませんでした(マグマ星人が現れたにも関わらず「地球にはセブン、あなたがいるじゃないですか」と答えており、地球防衛の最前線に立つ意思がなかった)。

後に展開される円盤生物シリーズでも、ゲンの戦いは恋人や仲間を殺したブラックスターへの復讐であるという描かれ方はされていません。マグマ星人は第2話で倒されずに戦線離脱しており、再登場が視野に入れられていたと思われます。しかしゲンの戦いを復讐として描かないとすると、マグマ星人は取り扱いが難しいキャラになります。主人公の仇敵というレギュラーキャラに格好の属性を与えられながら、その属性故に再登場が困難になるとは皮肉な話です。

Re: 再登場の事情とヒーローの復讐

> マグマ星人の再登場は、竹内博氏が主宰していた特撮サークルの提案を円谷プロ側が採用したものと言われています。この事実から、「既に存在していた脚本の宇宙人をマグマ星人に置き換えたのでは?」と推測する方もいるようです。真相は執筆時期等を子細に検証しないと分からないですが、そうかもしれないと思わせるものがあります(内容的に敵がマグマ星人である必然性がほとんど感じられない)。

そうだったんですか。貴重な情報ありがとうございます。

> この話はマグマ星人とゲンのどちらの行動も不可解であり、仇敵である星人との決着が不完全燃焼で終わったことは批判の対象になっているようです。しかし、問題はなぜ星人との決着がこのような形を迎えたのかです。その理由は、「制作者達はレオの物語を復讐譚として描く気がなかったから」ではないでしょうか。換言すれば、「ヒーローが復讐のために戦うというネガティブな描写を避けた」のではないでしょうか。
> 後に展開される円盤生物シリーズでも、ゲンの戦いは恋人や仲間を殺したブラックスターへの復讐であるという描かれ方はされていません。マグマ星人は第2話で倒されずに戦線離脱しており、再登場が視野に入れられていたと思われます。しかしゲンの戦いを復讐として描かないとすると、マグマ星人は取り扱いが難しいキャラになります。主人公の仇敵というレギュラーキャラに格好の属性を与えられながら、その属性故に再登場が困難になるとは皮肉な話です。

なるほど……卓説ですね。思わず唸ってしまいました。

ただ、マグマ星人だけはきっちり倒して欲しかったですね。復讐は別にして、いつまた地球を襲うか分からない奴なので。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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