第18話「怪談 底なし沼」(1975年8月2日)
沼のほとりにテントを立てて、キャンプを楽しんでいる男性教師と5人の児童。
夜、人魂や、お化けなど、様々な怪奇現象が起こり、子供たちを怯えさせる。
翌朝、青田と言う男性教師が海パン一丁になって、実際に沼に潜って調べると言い出す。

青田「お化けがいれば面白いな」
女の子たち「やだぁ~」
ここはどうせなら、怖がっている女の子たちにもスク水になって欲しかったところだが、下手に子供を泳がせると事故る可能性があるからね。
男子「でも、ほんとに気味の悪い沼だなぁ、ひょっとすると沼の底に化け物でもいるんじゃないのかなぁ」
青田「馬鹿なことを言うな」
青田は子供たちの心配を笑い飛ばして水に入ろうとするが、
老人「その通りじゃ、悪いことは言わん、この沼に入るのはやめたほうがいい」
そこに突然あらわれた老人に止められる。

青田「どうしてですか?」
ちなみにこの教師を演じているのが、「パトレイバー」の後藤隊長でお馴染み、大林隆介さんなのだった。
さすがに若い。
また、子役の中に増田康好さんの名前もあるが、残念ながら、男子はみんな似たような顔してるので、誰だか特定できなかった。

老人「わしゃこの隣村のもんじゃがな、古くからこの沼には言い伝えがあってな、この沼の底には恐ろしいヌシがおるそうじゃ、現にな、ここで泳いでいた若者が潜ったまま浮かんでこなかった」
青田「沼のヌシなんて馬鹿馬鹿しい、それはきっと準備体操を満足にしないまま潜ったせいでしょう」
夏休み中のキッズに向けて、いかにも教育的な台詞を放つ青田。
子供たちが止めるのも聞かず、青田は沼に潜るが、案の定、何かに足を引っ張られているように騒ぎ出し、そのまま水中に引き摺り込まれてしまう。
子供たちにはどうすることも出来ず、助けを求めてその場から駆け出す。
老人「人間とは愚かな生き物よ」
老人はそんな彼らを見てしみじみとつぶやくと、沼の中に消える。
ちなみに、この老人の正体こそ、沼の底で青田の足を引っ張っていた奇械人電気エイなのだが、これでは奇械人と老人が別人のようにしか見えず、明らかにおかしい。
つまり、彼の行動を時系列に沿って並べると、
・河原で教師に忠告
・水の中で教師の足を引っ張る
・河原で子供たちを見送る
・水の中に入る
となり、河原と沼底の間を行ったりきたりしているようにしか見えず、なんでそんなせわしいことをしなきゃならないのか、さっぱりわからない。
だいたい、教師の足を引っ張ってるやつが、なんで途中で河原に来なきゃいかんのだ?
それ以前に、老人に化けて子供たちの前にあらわれ、教師に忠告すること自体、全く不必要な行為にしか見えないのである。
その沼に人を近づけたくなかったのならともかく、そう言う気配もないし……
それはともかく、

ほどなくして、タイタンが水際に立つと、奇械人がぐったりした青田を背負って沼から這い出てくる。
タイタン「狙う相手は近くにいる。ぬかるなよ」
短く指示を与えてその場を立ち去ろうとしたタイタンであったが、横から飛んできたトランプが、タイタンの咥えていたタバコの先端を切り落とす。
タイタン、カードを掴んで飛んできた方向へ投げ返すと、それをシャドウがキャッチする。

タイタン「手出しは無用だ、シャドウ」
シャドウ「勿論だ、私と張り合う大幹部、タイタン君のお手並みをじっくり拝見させて頂くつもりさ」
タイタン「邪魔をすれば命はない」
シャドウ「命を大事にするのはそっちだろ」
タイタン「……どういうコト?」 と言うのは嘘だが、二人の会話がいまいち噛み合ってないのは事実である。
さて、子供たちは折り良く通りかかった茂に助けを求め、さっきの場所まで案内するが、

茂「沼ったって、水がないじゃないか」
男の子「えー、おかしいなぁ」
男の子「沼がなくなっている」
不思議なことに、さっきまで満々と水を湛えていた沼が、僅かの間に干上がっているではないか。
一同茫然としていると、そこへまたあの老人があらわれ、青田先生を助けて山小屋に運んだと教えてくれ、子供たちを安堵させる。
子供たちは丁寧に茂に礼を言うと、老人と一緒に山小屋へ向かう。
それこそ、老人に沼の水がどうなったのか聞くのが普通だと思うが、茂は一人その場に留まり、沼の底から出て来た、赤い祭壇のようなもののところへ行く。

祭壇には、落ち武者の首のような人間の頭部や、白骨死体などが置かれ、何本かの蝋燭が灯されていた。
近くには水門や量水標があり、ついさっきまでそこまで水があったことを示すラインまでくっきり見えた。
しかし、実際、これって何処で撮影してるんだろうなぁ?

茂「ここに水があったことだけは確かなようだな……」
顎を撫でて、落ち武者(?)と同じような顔で考え込んでいた茂、ふと、祭壇の一角に四角いハッチのようなものがあることに気付く。
茂「沼の水はここに消えたのか」
茂がハッチを開けた瞬間、死角から飛んできた鉄の輪が、茂の左足首をがっちり掴む。
ついで、ハッチから蓄えられていた水が滾々と流れ出し、みるみる水位が上昇していく。

茂「沼にあった水だな」
タイタン「そのとおり、底なし沼の水だ」
何処からかタイタンの声が聞こえたかと思うと、

祭壇の向こうから、タイタンとピカチュウたちが立ち上がる。
タイタン様がずーっと祭壇の後ろに隠れていたかと思うと、ちょっと笑える。
あと、茂が祭壇に興味を示さず、立ち去っていたらどうするつもりだったのだろう?
茂「タイタン!!」
タイタン「城茂、底なし沼で溺れ死にだ」
タイタン、身動きできない茂に近づき、張り倒す。
ここまでは100点満点だったが、

タイタン「奴の最期の見届けておけ!!」
戦闘員「ジュウッ!!」
帰るんかいっっっ!!!! 多忙なタイタン様、何故か自分で見届けようとせず、部下に任せてその場を離れてしまうのであった。
いや、ストロンガーの死に立ち会うことより大事な用事なんてあるの?
茂「待て、タイタン」
お前はお前で、寝た子を起こすようなこと言わないの!! それはともかく、タイタンが消えた直後、草むらの中に隠れていたユリ子があらわれる。

戦闘員「ギュッ、岬ユリ子!!」
シャツがはち切れんばかりに丸々としたユリ子の健康的な肉体。

ユリ子「茂、今助けるわ!!」
ブラのラインや、乳首の位置が目視できるのも大変好ましい。
ユリ子、戦闘員たちと殴り合うが、
茂「俺に構わず、タイタンの後をつけて子供たちを助けるんだっ」
茂、何故か自分を助けろとは言わず、子供たちの保護を命じる。
でも、この時点では、あの老人がブラックサタンの一味かどうかは分からないのだし、タイタンが子供たちのところへ向かったなどと、茂に分かる筈がないんだけどね。
あと、「つけ」るもなにも、タイタンは姿消しちゃってますしねえ……
ユリ子「子供たちを? わかったわ」

甲高い声を放って走り出すユリ子であったが、ここで初めて下半身が映し出され、ジーパンはジーパンでも、ショートパンツ、それも、尻肉がはみ出るくらいにキツキツの、むしろブルマと言った方がふさわしいパンツを履いていたことが判明し、ますます嬉しくなる管理人であった。
しかし、いくら本人に言われたからって、目の前で溺れそうになってる相棒を見捨てて行くというのは、あまりに不自然だよなぁ。
ま、それだけ茂に対する信頼が厚いとも言えるが……
茂、なすすべもなく水中に没し、戦闘員も茂が溺死したものと思い込むが、

死体確認もせずに走り出した二人の背後で、

巨大な爆発音と水柱が立つ。
もっとも、茂はストロンガーに変身した訳ではなく、人間の姿のまま飛び出して空中で回転し、着地する。
でも、変身もしないでどうやって足枷を外し、あんな爆発を起こしたのか、説明不足の感は否めない。

戦闘員「どうして底なし沼の底から?」
茂「……」
戦闘員「やっつけろ!!」
しかし、「底なし沼の底」って、自分で言ってて「あれ?」と思わなかっただろうか?
まあ、「底なし沼」と言うのは、単に水深が深いことの形容であって、文字通り底がない訳じゃないんだけどね。
茂、サクッと戦闘員を片付けるが、
茂「タイタン相手じゃ、ユリ子に勝ち目はない」
……
じゃあ、なんでユリ子に行かせたのよっ!? なんか、頭痛くなってきた……
茂、戦闘員を片付けて山小屋に向かう途中、例の老人が倒れているのを発見する。
担いで運ぼうとすると、たちまち奇械人電気エイの正体をあらわす。

茂「貴様、ブラックサタンの奇械人」
電気エイ「その名は電気エイ!!」
茂もストロンガーに変身し、砂防堰堤の上で戦うが、何故か、電気エイは反撃してこない。
ライダー「どうした、電気エイ、戦う意思はないのか?」
電気エイ「はっはっはっはっ、これでも俺は戦っているのだ」
ライダー「なんだと」
ストロンガーは構わず様々な技を繰り出すが、

攻撃がヒットするたびに、電気エイの胸のランプがひとつずつ点灯していき、それが全て埋まったところで、
ライダー「どうしたことだ、全身の力が抜けてしまう……」
電気エイ「今になって分かったようだな、俺は電気エイ、ストロンガー、貴様の電気パワーをそっくり頂く力がある」
ライダー「そうだったかの、ぐっ……」
つまり、その特殊な体でストロンガーの電気攻撃を吸収したらしいのだが、仮に相手が普通の怪人であっても、使った電気エネルギーが戻ってくるわけではないのだから、ストロンガーのパワーまで枯渇してしまうというのは、ちょっと理屈に合わない気もする。
ともあれ、攻守逆転し、今度は一方的にストロンガーがボコられることになる。
苦し紛れに、水位の戻った沼(と言うより、湖くらいの広さだが)に飛び込むが、今まで水中に逃げ込んだ敵を何匹もエレキ技で屠って来たストロンガーにしてはあまりに迂闊な行動だった。
電気エイ「馬鹿め、俺の電気ショックを受けてみよ」
すかさず、電気エイは鞭状の右手を勢いよく水面に叩き付け、

ライダー「ああーっ!!」
強力な電気を一直線に走らせ、ストロンガーにお見舞いする。
もっとも、電気人間であるストロンガーならそのエネルギーを逆に吸収できるのではないかと思うのだが……

ストロンガーはそのまま沈み、ついで、水中で爆発が起き、巨大な水柱が立つ。
電気エイ「次はユリ子も片付けるか」
で、これはもう悪の天性としか思えないが、戦闘員同様、電気エイもそれでストロンガーの死を確信し、死体を確認することなくその場を離れる。
CM後、小さな山小屋の中に入ったタイタンを追いかけ、

なんつーかもう、実際に「ムチムチ」と言う擬音が聞こえてきそうなほど、見るからにジューシーで果肉たっぷりのダイナマイトボディーを揺らしながら走るユリ子。
パッと見、発育の良い女子中学生が体操服着ているようにも見える。
正直、今回の見所は、ユリ子のお肉だけだなぁ。
ユリ子、山小屋に飛び込むが、やはりタイタンの姿はなく、代わりに既にブラックサタンの操り人形にされた青田と子供たちが襲ってくる。

やっぱり、ユリ子は可愛いなっと。
なお、ここで青田と子供たちの顔がひとりずつアップになるのだが、

やっと管理人も、増田さんがどの子なのか分かった。
こうして見ると、ちゃんと面影があるもんね。
ユリ子「いつの間にブラックサタンに?」
と言うのだが、そもそもユリ子は子供たちとは初対面なのだから、いつの間にもクソもあるまい。

子供たち「ギュウッ、ギュウッ!!」
可愛らしい声を出しながら群がる子供たちをなんとか寄せ付けまいとするユリ子だったが、いつの間にか天井に張り付いていた電気エイが降りて来て、

ユリ子「あっ、ああっ」
腹パンされたあと、背後から首を絞められる。
聖職者の青田先生は勿論、どんなに極悪非道の怪人であっても、ユリ子の神聖なおっぱいには指一本触れることは出来ないのである!!
せっかく、Tシャツに、おっぱいに向かって伸びている手が描いてあると言うのに、このもどかしさ……
ま、この蛇の生殺し的なジェントルマン演出こそ、昭和特撮の醍醐味と呼べるのかもしれないが。
ただ、今回はスタッフも厳しい制約の中、かなり健闘していて、

ユリ子「ああっ!!」

ユリ子「……」
床に押し飛ばされたユリ子が鞭打たれて喘ぎ、失神して、その美味しそうなフトモモを惜しげもなく披露するなど、シリーズ中でも屈指のエロさを誇るショットを生んでいる。
ああ、ついでに、ユリ子の水着姿も見たかったなぁ……
電気エイ「良くやったぞ……タイタン様、ユリ子の始末はどう致しますか?」
タイタン「この奥に製材所がある、そこで裏切り者を処刑しろ」
例によって例のごとく、その場でチャッチャと殺せば良いのに、タイタンは、何故か場所を変更して処刑するよう命じるのだった。
で、これまた病気としか思えないのだが、

首領「シャドウ、タイタンから報告が入った」
シャドウ「どうせストロンガーに敗れたのでしょう、カードに出ている」
首領「電気エイがストロンガーを殺したとのことだ」
シャドウ「まさか」
首領「その上、岬ユリ子も捕らえ、処刑するといってきたのだ、これでお前はライバルに大きく差をつけられたな」
シャドウ「仮面ライダーストロンガーが易々とタイタンごときにやられたとは思えんが……」
首領、余計なことをシャドウに教え、さらに、シャドウを小馬鹿にするような言辞を弄する。
「V3」の28話がその典型例だが、首領(註1)が必要のない情報や指示を部下に与えたため、今までどれだけの作戦が挫折してきたことか……
註1……厳密には、ショッカーの首領と、ブラックサタンの首領は別人なのだが、「ストロンガー」の最終回で、過去の全ての組織を岩石大首領が操っていたことが判明するので、同一人格と見てよかろう。
また、シャドウを招聘しておきながら、その存在を軽んじるような態度を示すのも、統率者としての度量に欠けると言うもので、後にシャドウがクーデターを起こしたのも、こういう細かい鬱積が遠因になっていたとすれば、まさに身から出た錆である。
それはそれとして、やはり茂は生きていて、水面に漂っているところを釣りに来たおやっさんに発見され、あの山小屋へ運ばれる。
山小屋が空なのを見て、茂はおやっさんの制止を振り切ってでも子供たちを救出に行こうとするが、肝心の場所が分からないのではどうしようもない。
と、窓を突き破ってシャドウのトランプが飛び込んでくる。

シャドウ「城茂、やはり生きていたな、俺は安心したよ、喜ばしいことだ」
茂「何故だ、俺の死を願う筈のお前が、どうして喜ぶ?」
シャドウ「俺の目的が残されているからだ、タイタンごときに手柄を立てられては俺の立場がなくなる。ついでに捕らわれたユリ子はこの奥の製材所で処刑寸前だと教えてやろう」
どうしてもタイタンに手柄を立てさせたくないシャドウ、そんな取って置きのお得情報まで教えてやる。
ま、これはこれで、仲間同士で足の引っ張り合いをしているようで、シャドウの態度もあまり褒められたものではない。
さて、問題の製材所はブラックサタンの支配下にあり、

ユリ子「あっ」
今しも、丸太の上に腹ばいになって縛られたユリ子が、丸太ごと電ノコで切り刻まれようとしていた。
電気エイ「良いところで気がついたな、死の恐怖をたっぷり味わうがいい」

ユリ子「茂ーっ、助けてーっ!! ストロンガーっ!!」
ぐんぐん近づいてくる電ノコに、恥も外聞もなく相棒に助けを求めるユリ子。
うーん、せっかくの逸材を、こんな風に処刑するのは実に勿体無い話で、この点から見てもブラックサタンの将来は暗いと言わざるをえない。
ここは、台の上に仰向けにしてからの「おっぱい上下二段挟み」方式で縛るのがセオリーでしょおおおっ?
それが無理でも、せめて、真横から撮って、おっぱいが丸太の上で押し潰されているところをあますところなく見せてくれないと……
電気エイ「呼べど、叫べど、死人が答えるものか」
ユリ子「ストロンガーが死んだというの?」
電気エイ「そうだ、はっはははははっ」

ユリ子「茂ぅーっ!! 助けてーっ!!」
で、凄いのが、ユリ子の乗っている丸太に、実際に電ノコが食い込むことである!!
無論、万が一にも事故にならないよう万全の安全対策を施した上で撮影している……と信じたいが、今ではまずありえないシーンである。
刃がユリ子のすぐ目の前まで迫ったところで、急に電ノコが止まり、
ライダー「電気エイ、出て来いっ!!」
建物の外から、ストロンガーの声が聞こえてくる。

電気を止めたのはおやっさんだったが、電気エイ、根が素直な性格なのか、ユリ子を放置して言われたとおり部下を引き連れ外へ出てくる。
ライダー(まさか、ほんとに出て来るとは……) 嘘はさておき、せっかくの人質を生かそうとしなかったのは、電気エイ、痛恨のミスであったろう。
電気エイ「あの沼で、貴様、くたばらなかったのか」
ライダー「電気エイ、俺は最高級の改造人間だということを忘れていたらしいな」
それにしても、ヒーローが同じ場所でニ度も死んだと思われるって、かなり珍しいケースではあるまいか。
ユリ子はおやっさんに救出されるが、すぐにタックルに変身してしまうのが、これまた勿体無い。
当時のスタッフが、ユリ子のおっぱいの偉大さを理解していたのか、甚だ疑わしい。

せめて、タックルがジャンプした時の見せチラだけでも貼っておこう。
多分、鼻の形から、これは岡田さん本人だと思うが……
で、ここからラス殺陣となるのだが、これがまた無駄に長いのよ……
ストロンガー、タックル以外にも、先生と子供たちに追い掛け回されるおやっさんと言う、心底どうでもいいアクションなんかも混じっている。
電気エイ、まだストロンガーのパワーは回復していない筈だと余裕ぶっこいていたが、思わぬ反撃を受けてたじろぎ、
電気エイ「こんな筈ではなかった……」 と言う、情けない台詞を漏らしてしまう。
ライダー「気がついたか、この製材所の動力電気で、お前よりも力がついているんだ」
電気エイ「しまった!!」
電気エイが電気技を使うたびに、ランプがひとつずつ消えて行き、

ライダー「エレクトロファイヤー!!」
エレクトロファイヤーを食らうと、

とうとう残りひとつまで減ってしまう。
……
いや、最初の戦いの理屈から言えば、ここは、逆にランプが増えなくてはいけないのでは?
怪人の能力が、前半と後半で違ってるように見えるのは感心しないなぁ。
逆に、許容量以上の電気を与えてオーバーヒートさせるとか、もっと他に手はあったと思うのだが。
ともあれ、吸い取った電気を全て失った電気エイは、あえなく「ストロンガー電キック」を浴びて沈む。
それと同時に先生と子供たちが正気に返ったのは言うまでもない。
タイタン「シャドウ、よくも邪魔してくれたな」
シャドウ「さあ、なんのことかね」
ラスト、シャドウを非難するタイタンであったが、今まで何処でナニしてたんでしょうね?
茂を殺す絶好の機会にどっか行っちゃうし、ユリ子の処刑場所まで指定しておきながら、現場には顔を出さないなど、どうにもやることがトンチンカンな今日のタイタン様であった。
以上、ストロンガーと電気エイの戦いは見応えがあったが、ストーリー自体はあってなきがごとしの凡作であった。
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