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「ウルトラマンレオ」 第34話「ウルトラ兄弟永遠の誓い」(リテイク版)


 第34話「ウルトラ兄弟永遠の誓い」(1974年11月29日)

 冒頭から、宇宙を飛ぶ新マンの姿が映し出される。

 
 ナレ「帰ってきたウルトラマン、知っているね? 知っているね? 知っているね?

 テレビの前のちびっ子たちがうんと言うまで続けるつもりらしい、粘着質の竜隊長であったが、嘘である。

 ナレ「かつて地球では郷秀樹として活躍したウルトラ5番目の兄弟だ」

 ここで、「新マン」の過去の映像とOP主題歌が流れる。

 ただ、何故か、主題歌がオリジナルじゃなくてカバー盤なのが、いささかがっかりである。

 なお、ナレーターが5番目と言っているのは、4番目の誤りだそうです。

 新マン、久しぶりに地球に向かっているのは、変身できなくなったウルトラセブンへの光の国からのプレゼント「怪獣ボール」なるアイテムを送り届けると言う、要するにお使いなのである。

 だが、その途中、アシュランと言う、顔が頭の両面にあるいかにも恐ろしげな怪獣があらわれ、新マンからその怪獣ボールを強奪しようとする。

 
 暗く澱んだ空気を赤い蒸気が毒々しい色に染め上げ、いたるところに鍾乳石を逆さにしたようなトゲ山が聳える、なんとなく地獄のようなイメージの惑星へ降り立ち、激しく戦う両雄。

 だが、新マンは右手に怪獣ボールを握っているので全力で戦えず、防戦一方となる。

 新マンは奮戦し、最後まで怪獣ボールを守り抜くが、

 
 アシュランが腹いせに(?)放った特殊なビームを口の辺りに浴び、喋ることが出来なくなってしまう。

 一方、受取人のダンは、戦いの最中に新マンが送ったウルトラサインを見て、アシュランが地球に迫っていること、新マンが苦戦していることを知る。

 その後、ゲンと佐藤隊員が、怪獣反応を頼りに浜辺を走っていたが、やがて岩場の上に倒れている郷の姿を発見する。

 だが、その口には黒い金属製のマスクががっちり嵌まっていた。

 佐藤隊員はすぐ郷の体を抱き起こすが、

 
 ゲン「離れて!!」
 佐藤「おい、どうしたんだよ? 人間じゃねえか……」

 ゲンは無言で怪獣探知機(?)を見せる。

 佐藤「怪獣反応か……あ、生きてるよ、おい」

 佐藤隊員が郷の体を離すと、意識を取り戻した郷が呻きながらマスクを外そうともがく。

 ゲン「なんでしょう、この仮面?」

 それを見ていたゲンが言うのだが、仮面と言うのは基本的に目を隠すためものだから、仮面と言う表現は違和感があるなぁ。

 どう見てもマスクだよね。

 それはともかく、ゲンはウルトラ兄弟ではないので、それが新マンの人間態であるとは気付かない。

 うーん、でも、少なくとも宇宙人であることぐらいは、過去の例から言うと一目で見抜けそうだけどね。

 
 郷がゲンの顔を知っていたかどうかは不明だが、郷はまず何よりも怪獣ボールを捜そうとする。

 だが、疲労のせいで目がかすみ、すぐ目の前に落ちている怪獣ボールもはっきり見えず、なんとかそれに手を伸ばそうとするが、途中で再び意識を失ってしまう。

 ちなみにこの衣装は、「タロウ」に客演した時のものをそのまま使っているようだ。

 佐藤「(怪獣)反応がない。なんかの間違いじゃなかったのか? とにかくひどい怪我だ、どっかで手当てしてやろう、な?」
 ゲン「ええ」

 しかし、怪獣探知機はあくまで怪獣にしか反応しないと思うのだが、ウルトラ戦士である郷の体から、その反応が出るというのはいささか不可解である。

 あるいは、郷ではなく、怪獣ボールの中の怪獣に反応したのかも知れないが、だったら、引き続き反応が出る筈なんだけどね。

 怪獣ボールはすぐ目の前にあるのだから。

 二人は郷の体を車に乗せ、MAC本部に連れて行こうとするが、

 
 佐藤「厳しい取調べを受けさせるのはなんかかわいそうみたいだなぁ」
 ゲン「怪我もしてるしね」

 佐藤隊員の言外の意を汲んで、ゲンも笑って調子を合わせる。

 佐藤「スポーツセンターで怪我の手当てだけでもしてやろうよ、なぁ」
 ゲン「ええ」

 物語が終盤に近付いて、やっとMAC隊員たちの顔と名前が一致しだして、ついでにそれぞれのキャラも立ってきたのは嬉しいが、皮肉にもこの佐藤隊員の温情が、逆に事件の解決を遅らせることになる。

 予定通りMACへ連れて行き、ダンと会わせていれば、一発でその素性が判明していたからである。

 
 ゲン「この仮面、どうしても外れませんね」
 佐藤「ああ、おかしいなぁ」

 ともあれ、二人はスポーツセンターに郷を連れて行き、百子さんに応急手当をしてもらい、ゲンのベッドに寝かせる。

 やがて再び郷が目を覚ますが、なにしろ口が聞けないので意思疎通が出来ず、

 
 手で怪獣ボールの形を作ってゲンたちに示すが、無論、通じる筈がない。

 ただ、郷は長い間地球人として暮らしてきたのだから、筆談で意思を伝える程度の発想は出来ると思うんだけどね……

 つーか、元々郷って、地球人だしね。

 百子「寝てなくちゃ駄目よ、さあ」
 郷「……」

 百子に無理矢理ベッドに戻され、無念そうに目を閉じる郷。

 その後、ゲンたちは任務に戻り、百子ひとりで看病していたが、夢でアシュランに敗れた時の情景を見て、苦しそうに両手を突き挙げて呻く郷。

 
 郷「ううーっ」
 百子「……」

 その手を強く握り、気遣わしげな目で見守る百子タン。

 と、郷が目を覚まし、百子の顔を見る。

 百子「何か探してるのね? 何かしら、きっと大切なものね」
 郷「……」

 百子タンの言葉に、我が意を得たりとばかりに頷く郷。

 百子「傷が治ったら、一緒に探しに行ってあげるわ、口が聞けなくても私には分かるわ、あなたはきっといい人よ。だから心配しないで傷を治すことだけに専念するのよ」

 優しい看護婦さんのように言い含めて毛布をかけてやる百子タンであったが、彼女も筆談と言うコミュニケーション手段をこれっぽっちも思い出さないのは不自然だし、見ていて実に歯痒い。

 
 郷「……」

 そんな百子タンの顔をじっと見詰める郷。

 管理人には団次郎さんの気持ちが手に取るように分かります。

 すなわち、

 (なに、この子、めっちゃ可愛いやん!!)

 と言う、丘野さんと共演した男優が必ず迸らせる魂の叫びである。

 何故なら丘野さんはめっちゃ可愛いからである!!

 理の当然である。

 それにしても、丘野さん、この作品で森次さん、真夏さん、そして団さん、「イナズマン」で伴さん、「仮面ライダー」で藤岡さん、「V3」で宮内さん、「A」で高峰さん、「タロウ」で篠田さん、「ライオン丸」で潮さん、「変身忍者 嵐」「鉄人タイガーセブン」で南城さん、ついでに「ミラーマン」で石田さんと言う風に、名だたる特撮レジェンド俳優たちと共演してるんだよね。

 そうそう、「鬼平」では、岸田森さんとも共演しちゃってるし……

 何気に物凄い経歴である。

 
 ほどなくアシュランが新マンを追って地球に接近し、MACの監視モニターに、その地獄から来た鬼のような凶悪な姿が映し出される。

 梶田「凄い怪獣だ」
 白土「かなり接近してきましたね」

 
 ダン(やっぱり来たか、凶悪怪獣アシュランめ……)

 しかし、このアシュラン、そもそもなんで怪獣ボールを欲しがるのだろう?

 欲しがるというより邪魔してるようにしか見えないので、いずれは地球を侵略しようとしているので、セブンの強力な武器になる怪獣ボールが届けられるのを阻止したかったのだろうか?

 でも、その割に、既にダンが変身できないことを知らなかったことが後に分かるので、そんなに地球のことに詳しくないようなんだよね。

 それなのに、怪獣ボールが届けられることは知ってるって、なんか矛盾だなぁ。

 ここは、怪獣本人の意思で動いているのではなく、マグマ星人あたりに使役されている怪獣としておいたほうが分かりやすかったかもしれない。

 ダン(兄弟に何事もなければ良いが……)

 その兄弟が今、スポーツセンターで寝ているとも知らず、新マンの安否を気遣うダン。

 気持ちを切り替え、精悍な面構えの隊員たちを見回すと、

 
 ダン「総員退却!!」
 隊員たち「ズドドドドドド!!」(ひっくり返る音)

 じゃなくて、

 ダン「出動!!」
 隊員たち「はいっ」

 どうせ勝てないのに、勇ましく出撃するMACの精鋭たち。

 一方、曲がったことが大嫌いのアシュランは、そのままの姿勢で大気圏を突破し、

 
 着地すらしようとせず、ビルの上に頭から激突する!!

 このままアシュランが死んでいれば、怪獣の最短寿命レコードを樹立していたと思われるが、無論、この程度で死ぬ筈がなく、ピンピンしていた。

 
 黒煙の中から立ち上がると、二つの顔から猛烈な炎を吹き出し、瞬く間に街を廃墟と化す。

 アシュランが落下したのは、偶然か、郷の居場所を知っていたのか、スポーツセンターのすぐ近くで、百子さんたち職員が、急いで子供たちを避難させている。

 郷、よろめきながら建物から出てくるが、子供が落としたラグビーボールを見て、同じような形をした怪獣ボールのことを思い出す。

 
 百子「さあ、あなたも早く避難して!!」

 ラグビーボールを手に茫然と立っている郷に呼びかける百子。

 残念ながら、百子さんの出番はこれで終わり。

 せっかく、心を込めて郷を看病していたのに、郷が喋れるようになってから絡むシーンがないのは、いかにも片手落ちの感がある。

 と、同じく子供たちの避難を誘導しているダンの姿が近付いて来るが、

 郷(兄さん……)

 お使いすら満足に果たせず、文字通り兄に会わせる顔がないとばかりに、あえて顔を背けると、ラグビーボールを叩きつけ、近くにあったオートバイに乗って走り出す。

 
 ちなみに、この異様なマスクだが、オートバイスタントが団さんの代わりに走る際、別人だと気付かれ難くするためと言う、制作サイドの事情もあったようだ。

 
 もっとも、油断してかなり大きく映してしまい、いくらマスクをつけていても別人だとバレバレになってるシーンもある。

 それに、団さんって当時としては日本人離れした長身なので、スタントがバイクを乗り捨てて走る姿で別人だと一目瞭然である。

 ま、それはともかく、郷、怪獣ボールを落とした岩場にやってくるが、ある筈の怪獣ボールがない。

 波に持っていかれたのかと悔しがっていると、すぐ近くて、数人のビンボーそうな子供たちが木の棒で怪獣ボールをまるでクリケットでもしているように小突き回している姿が目に飛び込んでくる。

 郷、宙に舞った怪獣ボールを、人間離れした跳躍力でジャンプしてキャッチするが、その異様な風態を見た子供たちは、

 
 子供「気持ちわりぃ」
 子供「ちくしょう、やっちまえ!」
 子供「返してよー」

 石や砂やゴミを、問答無用で郷に投げつけるのだった。

 
 郷(なんでこんな奴らのために命懸けで戦ってきたんだろうか……)

 などと郷が「怪獣使いと少年」の時のように絶望してもおかしくないひどいシーンだと思うが、郷は一切気にせず、その場から逃げ出す。

 つーか、そもそも、こんなウツになりそうなシーン、要ります?

 この後、アシュランに無駄な抵抗をしているダンたちのところに、バイクに乗った郷が颯爽と駆けつける。

 ダン「郷!!」

 郷は無言で……って、喋れないから当たり前だが、怪獣ボールをダンに投げる。

 ダンはそれを受け取ると、迷わずアシュランに向かって放る。

 ナレ「帰ってきたウルトラマンがウルトラの国からはるばる届けてくれた怪獣ボールはモロボシダンだけに使える奇跡のボールだ」

 ここでまたナレーションが入り、いささかくどいほど怪獣ボールの凄さをアピールして、子供たちの期待を弥が上にも高めるが、怪獣ボールの中から出てきたのは、

 
 こんなんでしたーっ!!

 ……

 ま、ある意味、これだけ視聴者の期待を豪快に裏切ったシーンはウルトラシリーズの中でもまれではあるまいか。

 ともあれ、このセブンガーと言うロボット怪獣は、要するにカプセル怪獣の一種だったのである。

 ただし、ウインダムなどと違ってその実力は侮りがたく、新マンさえ苦戦したアシュランを一方的に攻め立てる。

 だが、1分後、セブンガーは自ら怪獣ボールに戻ってしまい、あと一歩のところでアシュランを討ち漏らす。

 ナレ「惜しい、あと10秒時間があればアシュランをやっつけることができたのにねえ。この怪獣の中のセブンガーは1分間しか戦うことが出来ないんだよ」

 ほとんど他人事のような暢気な口調で言う竜隊長の説明で、活動限界が異様に短いことが分かる。

 窮地を脱したアシュランであったが、ダンたち三人の姿を見て、それがウルトラ戦士であると知るや、たちまち尻尾を巻いて逃げ出してしまう。

 前記したように、どうやらアシュランはダンがセブンに変身できなくなっていることを知らなかったらしい。

 強いんだか、弱いんだから良く分からない怪獣である。

 夕焼けを眺めながら、ダン、ゲン、郷の三人がススキの揺れる原っぱで話している。

 
 ゲン「じゃ、隊長とは兄弟のウルトラマンだったんですか」
 ダン「そうだ、今日あいつは逃げた、しかし、俺が変身できず、郷が怪我をしていて変身できないと知ったら……」
 ゲン「だいじょぶ、僕がいます」
 ダン「そんな簡単な相手じゃない。あいつが再び襲ってくる前に何とか郷の怪我が治ってくれれば良いんだが……」

 相変わらず根拠のない自信だけは売るほどあるゲンであったが、ダンは冷たく切り捨てる。

 ダン「それにしても、この仮面を何とかしなければ」
 郷「……」
 ゲン「隊長の念力で取ってやれないでしょうか?」

 ゲンの提案に、ダンは、今ウルトラ念力を使ってしまうと、アシュランが攻めてきた時に使えなくなると一旦は反対するが、

 
 ダン「デュワッ!」

 結局ウルトラ念力を発動させ、郷のマスクを粉々に壊し、やっと郷が喋れるようになる。

 郷「あっ、兄さん、ありがとう」
 ダン「ああ」

 精根尽きてその場に倒れたダンの体を抱いて、初めての台詞を口にする郷であった。

 深夜、アシュランが再び動き出し、MACの東京支部基地に肉迫する。

 
 梶田「くそう、手出しできないのをいいことにして、やりたい放題だ」

 その様子をMACのモニターで見て、切歯扼腕する隊員たち。

 その場には郷の姿もあったが、こうして並ぶとやっぱり団さんがずば抜けて背が高いことが分かる。

 どうでもいいが、なんで「手出しできない」の?

 東京支部の近くだから攻撃できないという意味なのかと思ったが、

 ダン「東京支部と協力してレーザーガンの射程内に入ったら攻撃を仕掛けろ」

 ダンは普通に迎撃命令を下してるしね。

 ともあれ、ダンは万が一に備えてゲンを本部に残し、他の隊員たちを出動させる。

 ついでに、彼らの背後にミニスカの制服を着た女性隊員たちの姿がちらほら見えているのだが、椅子の背もたれやくるくる回るアンテナみたいなオブジェに邪魔され、その顔、およびパンツなどは全く見えない。

 ちくしょう。

 さて、大方の予想通り、MACの死に物狂いの反撃も、アシュランには全く通用しない。

 ゲン「僕も行きます」
 ダン「無理だ、レオとウルトラマンが協力しなければ奴を倒すことはできん」

 ゲン、出陣を直訴するが、あっさりダンに却下される。

 うーん、しかし、今まで長い間戦い続けて色んな特訓もしてきたというのに、いまだに上司に信頼してもらえないというのは、主人公としてはあまりに情けない話だ。

 それに、だとすればレオ(および新マン)の実力はセブンガー以下と言うことになるが、それで良いのか?

 ゲン、だったらセブンガーと一緒に戦うと食い下がるが、

 ダン「いや、これは一度使うとあと50時間は使えないんだ」
 ゲン(どんだけクソ仕様やねん……)

 まるで完全無課金で遊んでいるブラウザSLGみたいな絶望的なまどろっこしさに、内心で毒づくゲンであったが、多分、ほんとである。

 実際、1分の稼働時間に対し、充電(?)時間が50時間って、いくらなんでもそりゃないよね。

 ひょっとして、これ、光の国からのプレゼントじゃなくて、ゾフィー辺りが仕組んだダンに対する壮大なイヤガラセだったのではあるまいか。

 だが、このまま手を束ねて見ている訳にも行かず、結局ゲンがレオに変身してアシュランに立ち向かい、ダンと郷も現場に行く。

 やはりアシュランは強く、レオひとりでは勝てそうもなかったが、ここで何の伏線もなく、皆既月食が始まり、明るかった月夜が徐々に暗くなっていく。

 郷「そうだ、月蝕を利用すれば……」
 ダン「待て、その体で戦えば思えは死ぬかも知れんぞ」

 ダンが危ぶむが、この手のシーンで傷付いた戦士が思い止まることは100パーセントないので、郷は危険を承知で新マンに変身し、暗闇の中、レオと協力してアシュランを攻め立てる。

 
 アシュランの左右から蹴りまくるレオと新マン……って、何やってんだかわかんねえよっ!!

 
 タイミングを合わせて空中で一回転しながらアシュランにトドメを刺すレオと新マン……って、だから何やってんだかわかんねーつってんだよっ!!

 「仮面ライダー」でもそうだが、こういう真っ暗闇の中でのバトルシーン、大嫌いさっ!!

 ともあれ、なんだか分からないうちにアシュランは倒され、大爆発を起こして散る。

 結局、アシュラン、一体何がしたかったんだろう?

 そう言えば、あれだけ執着していた怪獣ボールも、奪おうとせずに逃げちゃったもんなぁ。

 ラスト、あの岩場で、怪獣ボールを持ったダンと、ダンの焼けてひしゃげたウルトラアイを持った郷とが、腕を交差させて、別れの挨拶を交わしている。

 ダン「ウルトラの国に帰ったら地球のことは心配するなとみんなに伝えてくれ」
 郷「じゃ、頼んだよ」
 ゲン「……」

 先輩からのエールに、力強く頷くゲン。

 郷はもう一度ダンとがっちり手を握ると、新マンに変身して宇宙の彼方へ飛んでいく。

 ウルトラアイは修理のために郷の手でウルトラの国へ持ち帰られることになったのだが、ナレーターが疑問を提示していたように、結局ウルトラアイはダンの元に戻ることがないまま、番組は終わってしまうのだった。
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コメント

見ざる(目つぶし食らう事複数)言わざる(マスク付けられて喋れない)聞かざる(時々耳が無い)

アシュランが3人のウルトラ戦士揃い踏みの光景を思い浮かべるシーン、よく見るとセブンの耳がある
このシーンでちゃんとしたセブンのマスクがあるという事は第1話の時は他の仕事で出払ってたのか、それとも修理中で今回の撮影にようやく間に合ったのか

凄い経歴

幾ら強いカプセル怪獣でも僅か1分では本領発揮とは行かないですね😅ところで丘野(かおり)さんは何気にレジェンド特撮俳優の皆様と共演されていたようですね😅

ウルトラシリーズのⅤ3ポジ?

「A」では郷の偽者、「タロウ」のドロボンと、
第二期で客演率の高い新マンですが、
現主役を食いかねないV3とは扱いに差がありますな。

>丘野さん、名だたる特撮レジェンド俳優たちと共演してるんだよね。
それ全部、チェック出来ているのも相当なものですよ。
撮影後に食事に誘ったりした人は結構、いそうですが。

>ダン「総員退却!!」
>隊員たち「ズドドドドドド!!」(ひっくり返る音)
ナレの竜隊長が乗り移りました?
でもMAC隊員はTACと違って空気キャラなのでノリがイマイチ…。

ダンと仲良し

佐藤役の手塚さんは、森次さんより年長で、かつ仲良しでした。最年長なのに端役扱いはひどいと思ってこの回以降副隊長格に変わったのかなと思います。
森次さんがインタビューで説明無しに隊員が交代したのはひどすぎると語っていました。同時にMACメンバーの打ち上げは森次、手塚の年長コンビが主催者であったともおっしゃていました。

Re: 見ざる(目つぶし食らう事複数)言わざる(マスク付けられて喋れない)聞かざる(時々耳が無い)

> このシーンでちゃんとしたセブンのマスクがあるという事は第1話の時は他の仕事で出払ってたのか、それとも修理中で今回の撮影にようやく間に合ったのか

鋭い観察眼ですね。全然気付きませんでした。

Re: 凄い経歴

まあ、逆に言えばレギュラーがあまりないので色んな作品にゲスト出演できたってことなんですけどね。

Re: ウルトラシリーズのⅤ3ポジ?

> 「A」では郷の偽者、「タロウ」のドロボンと、
> 第二期で客演率の高い新マンですが、
> 現主役を食いかねないV3とは扱いに差がありますな。

あえて貼りませんでしたが、腹這いになった状態でアシュランに尻を踏み潰されてました……

> それ全部、チェック出来ているのも相当なものですよ。

ありがとうございます。

作品的にも優れてるものが多いんですよね。

> でもMAC隊員はTACと違って空気キャラなのでノリがイマイチ…。

我ながらくだらないこと書いてるなぁと感心しました。

Re: ダンと仲良し

> 佐藤役の手塚さんは、森次さんより年長で、かつ仲良しでした。最年長なのに端役扱いはひどいと思ってこの回以降副隊長格に変わったのかなと思います。

森次さんより上だったんですか。MAC隊員の中では印象に残るキャラでしたね。

そういえば…

この回が放送された夜に、本当に皆既月食があったのはご存じですか?俺は寝ちまって見られなかったが…😓

Re: そういえば…

そうだったんですか。いやー、全然知りませんでした。

ひょっとして、現実の天体現象にあわせた演出だったんですかね。

ゾフィー、セブン不仲説

セブンガーも近年になって、まさかの再登場ですからね
あとゾフィーとセブンの不仲説というのがあるんですよね

Re: ゾフィー、セブン不仲説

> セブンガーも近年になって、まさかの再登場ですからね

らしいですね。

> あとゾフィーとセブンの不仲説というのがあるんですよね

個人的にはウルトラシリーズの客演って好きじゃないです。特にセブンは独立した世界観があるので……

好きなエピソードだけに文字数、約1,400

余りの長文はコメントを通り越し、他所様のブログに自分のレビューを書くような申し訳無さを覚えます。結果、一項目分だけ投稿しました。
内容よりむしろ長さにつき、管理人様のご機嫌を損じないかが気がかりです。予めご容赦ください。

> ゾフィー辺りが仕組んだダンに対する壮大なイヤガラセ
外観デザインの発注先はフジオ・プロダクションなのでしょうか?
50時間はよくネタにされます。でも別の言い方でまる二日と2時間、なんの事は無い、完全週休二日制を体現したに過ぎなかったのです。
その不便さを以って、数年前に過労死しかけた「弟」に、休むことの大切さを教えるのも長兄の役割と言えませんか……ね。
また、50時間に目くじらを立てているうちは、働き方改革は道半ばどころか、起点にも立っていないんじゃね?と云うのが、セブンガーに託した私達日本人へのメッセージなのでは(笑)。

セブンガーの再登場

一昨年放送された「ゼット」で46年ぶりに再登場しました。

最終回への伏線?

ウルトラアイが光の国へ運ばれたことは、いずれダンがセブンの姿に戻るための伏線だったのでしょうか?最終回では第1話同様にセブンとレオが共闘して最後の敵を倒し、二人で光の国へ去っていく・・・というような展開がおぼろげながら構想されていたのかもしれません。

第1話でウルトラアイが溶解した理由として、次の二通りの解釈があります。
・壊れた(ダンが変身不能になった影響を受けた)
・壊した(ダンがウルトラ念力で。ゲンに背水の陣の意識を持たせるため)
脚本では前者なのですが、映像では後者ともとれる演出がなされています。いずれにせよ、傷が癒えれば変身能力も回復するはずです。今話の時点で、「ウルトラアイが正常なら変身できる」ところまでダンの回復が進んでいたのかもしれません。

Re: 好きなエピソードだけに文字数、約1,400

> 余りの長文はコメントを通り越し、他所様のブログに自分のレビューを書くような申し訳無さを覚えます。結果、一項目分だけ投稿しました。

ご配慮あれがとうございます。

> 50時間はよくネタにされます。でも別の言い方でまる二日と2時間、なんの事は無い、完全週休二日制を体現したに過ぎなかったのです。

確かにそうですね。ただ、活動時間が1分ですから、どうしても長く感じられるんです。

> その不便さを以って、数年前に過労死しかけた「弟」に、休むことの大切さを教えるのも長兄の役割と言えませんか……ね。

なるほど、それは思い至りませんでした。

今後も、文字数はあまり気にせずコメントいただけるとありがたいです。

Re: セブンガーの再登場

らしいですね。最近のは全然見てませんが。

Re: 最終回への伏線?

> ウルトラアイが光の国へ運ばれたことは、いずれダンがセブンの姿に戻るための伏線だったのでしょうか?最終回では第1話同様にセブンとレオが共闘して最後の敵を倒し、二人で光の国へ去っていく・・・というような展開がおぼろげながら構想されていたのかもしれません。

かもしれませんね。そうなればかなり盛り上がったでしょうね。

> 脚本では前者なのですが、映像では後者ともとれる演出がなされています。いずれにせよ、傷が癒えれば変身能力も回復するはずです。今話の時点で、「ウルトラアイが正常なら変身できる」ところまでダンの回復が進んでいたのかもしれません。

ウルトラ念力も、切り札と言いながら、割としょっちゅう使ってますもんね。

No title

真夏氏も、撮影中多忙につき、森次氏は別格としても、他のMAC隊員から丘野さんにいたるまで、ほとんど付き合いはなかったそうですが、手塚氏とは何回か飲みに行ったそうですね。森次氏が、若手MAC隊員を引き連れて手塚氏の店に飲みに行ったこともあるようですし、ドラマ同様手塚氏はなかなかの人格者だったようですね。三田さんと藍さんの対談で、『太陽にほえろ!』での松田優作射殺シーン(ちょうどレオの撮影直前ですかね)を撮影時の合間にやってみせたとか、たぶんほかの出演者が自分より年歴も芸歴もずっとしたなので、いろいろ気を使っていたのでしょう。

これは真夏氏に限らず、ウルトラシリーズで主人公演じた人は、みな忙しすぎて他のレギュラーさんと付き合う時間はなかったという趣旨のことを語っていますね。篠田氏があさかまゆみさんの面倒をみてやったなんてのは、例外だったようです。

>ちなみに、この異様なマスクだが、オートバイスタントが団さんの代わりに走る際、別人だと気付かれ難くするためと言う、制作サイドの事情もあったようだ。

あ、なるほどね。私も大型二輪の免許を持っていますが、ノーヘルであんな坂道を下るのは、ノーサンキューです。この岡本の坂は、わりとドラマによく出てきますね。ところで

>それに、団さんって当時としては日本人離れした長身なので、スタントがバイクを乗り捨てて走る姿で別人だと一目瞭然である。

とありますが、団さんてあのような大男がレーサーだった設定というのも変ですよね。これは、草刈正雄氏がオートバイのレーサーやるのと同様です。

>郷が「怪獣使いと少年」の時のように絶望してもおかしくないひどいシーンだと思うが

ですよねえ。子役たちもこのシーン嫌だったんじゃないんですかね。それにしても撮影も11月だと思いますが、こんな時期の海岸で女の子がスカート姿なのも時代ですね。

> ウルトラアイは修理のために郷の手でウルトラの国へ持ち帰られることになったのだが、ナレーターが疑問を提示していたように、結局ウルトラアイはダンの元に戻ることがないまま、番組は終わってしまうのだった。

そうなんですよね。もうMAC全滅、森次氏降板まで1か月強しかないのですが、たぶん本来の設定では、ウルトラアイが直って、最終回でセブンはM78星雲に帰ってレオは地球に残るというアイデアだったんじゃないんですかね。

ところで

> それにしても、丘野さん、この作品で森次さん、真夏さん、そして団さん、「イナズマン」で伴さん、「仮面ライダー」で藤岡さん、「V3」で宮内さん、「A」で高峰さん、「タロウ」で篠田さん、「ライオン丸」で潮さん、「変身忍者 嵐」「鉄人タイガーセブン」で南城さん、ついでに「ミラーマン」で石田さんと言う風に、名だたる特撮レジェンド俳優たちと共演してるんだよね。

もちろん管理人さんの足元にもおよびませんが、私も丘野さんのファンを自称しているのに、これちょっと頭から消えていましたね。仰せの通り、つまりはレギュラーがなかったということですが、けっきょく彼女って、まともなレギュラーが「レオ」しかなかったということで、これは残念でしたね。もう少し芸能界にしがみついていれば、別の作品でのレギュラーもないでもなかったのかもですが。

>そうそう、「鬼平」では、岸田森さんとも共演しちゃってるし……

ようやく観ることができました。しかしこれぞ丘野さんというくらいこれも薄幸な役でしたね。そういうことを期待してはいけないのかもですが、管理人さんにおかれましてはぜひレビューしていただけると嬉しく思います。すみません。

Re: No title

> 真夏氏も、撮影中多忙につき、森次氏は別格としても、他のMAC隊員から丘野さんにいたるまで、ほとんど付き合いはなかったそうですが、手塚氏とは何回か飲みに行ったそうですね。森次氏が、若手MAC隊員を引き連れて手塚氏の店に飲みに行ったこともあるようですし、ドラマ同様手塚氏はなかなかの人格者だったようですね。

そうなんですか。まあ、いかにもイイ人そうな顔ですもんね。

> それにしても撮影も11月だと思いますが、こんな時期の海岸で女の子がスカート姿なのも時代ですね。

目の付け所が違いますね。

> そうなんですよね。もうMAC全滅、森次氏降板まで1か月強しかないのですが、たぶん本来の設定では、ウルトラアイが直って、最終回でセブンはM78星雲に帰ってレオは地球に残るというアイデアだったんじゃないんですかね。

普通に考えたらそうですよね。

> けっきょく彼女って、まともなレギュラーが「レオ」しかなかったということで、これは残念でしたね。もう少し芸能界にしがみついていれば、別の作品でのレギュラーもないでもなかったのかもですが。

うーん、結局ご本人にその気がなかったと言うことなんでしょうね。

> ようやく観ることができました。しかしこれぞ丘野さんというくらいこれも薄幸な役でしたね。

救いがないですよね。

レビューの方は近日中に公開の予定です。

旧作ファン

米投稿がエラーになるので遅ればせながら

アンヌが本人なのか不明
ハヤタとフジアキコは別人(怪獣含め)
郷秀樹は本人

視聴率低迷によって旧作ファン層をゲットしようと試行錯誤してきたのがよく分かりますね。

あと不覚にも筆談すればいいという突っ込みどころは最近初めて気付いたような気がします。

Re: 旧作ファン

> あと不覚にも筆談すればいいという突っ込みどころは最近初めて気付いたような気がします。

記憶がまったくない……と言う設定なら分かるんですけどね。

Re: 好きな回だけに約1,400文字

FC2ブログさんからは何度か「恐れ入りますが、もう一度やり直してください。」とやんわりお断りされましたが、お言葉に甘えて、すこしコメントを追加させてもらいます。

> どう見てもマスクだよね。
しかも、見た目から特殊用途です(笑)。
(少年向け乱歩作品調に)ああ、これを郷さんでなく、百子さんやV3の純子さんが着けさせられているのを想像してごらんなさい。
昭和特撮は時折、制作者が子供達へ、将来の性癖に結実する何某かをサブリミナルで植えつけてきます。
この点は、第28話をご紹介いただけるなら、そのときに改めて申し上げたきことがあります(笑)。

> ゾフィー辺りが仕組んだダンに対する壮大なイヤガラセ
ふたたび。ゾフィーの立場なら、前作は過労死ラインで今作は労災と、「部下」に持つと自分への人事評価も下がってしまう、難儀な「弟」なのでしょう。

新マンとレオの関係が第38・39話でリセットされているのに、放映当時、納得いかなかったのを憶えています。

Re: Re: 好きな回だけに約1,400文字

コメントありがとうございます。

> しかも、見た目から特殊用途です(笑)。
> (少年向け乱歩作品調に)ああ、これを郷さんでなく、百子さんやV3の純子さんが着けさせられているのを想像してごらんなさい。

確かに、女性がつけるとかなりインビですね。

> 新マンとレオの関係が第38・39話でリセットされているのに、放映当時、納得いかなかったのを憶えています。

そう言えばそうですね。38と39は俳優が出てないですからね。

薄幸な役

どうも丘野さんはレオを除くと薄幸な役が多いようですね😅個人的にはもう少し明るい役を演じて欲しかった部分もありますね

Re: 薄幸な役

まあそう言う顔立ちなんでしょう。

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