第24話「怪奇!無人電車が走る!!」(1975年9月13日)
のっけから、大海原を進むカーフェリーの雄姿が映し出される。
東京―松阪間を結ぶ、フジフェリーの誇る快速線「いせ丸」であった。
例によって地獄のタイアップロケの始まりかと思いきや、フェリーに乗っているのはおやっさんひとりだった。
ま、タイアップロケであることには違いないのだが……
フェリーの外観がたっぷり映し出されたあと、おやっさんが「海は良いなぁ」と言いながら、最上階のデッキに上がってくる。

立花「旅はやっぱり船旅に限る。ウキウキしてくらぁ」
露骨にフェリーの宣伝をしつつ、両腕をぐるぐる回していたが、デッキの反対側に若いカップルがいるのに気付く。
立花「あ……」
一瞬気まずい空気が流れ、カップルは逃げるように立ち去るのだが、
海、めっちゃ荒れてません? なんか、嵐の中に突っ込んでるようにも見えるのだが、こんな天候に、デッキで語り合っているなど、不自然にもほどがある。
ま、単に、霧が濃くて水浸しになってるだけなのかもしれないが、どっちにしてもカップルが好んでいるような場所ではあるまい。

立花「悪いことしちまったかな……あぁ、ずっと昔、ワシにもあんな頃があったなぁ。へっ」
カップルを見送ったあと、柄にもなく自身の青春時代に思いを馳せるおやっさんであった。
考えたら当たり前なんだけど、おやっさんと言うか、小林さんにも子供や若者の時代があったのだが、どうにもその姿が想像できずに困惑してしまう管理人であった。
いや、おやっさんとしてのイメージがあまりに強いから、ひょっとして、生まれた時からこんな苦みばしった顔してたんじゃないのかと一瞬思ってしまうのだ。
ともあれ、おやっさんは無事に松阪港に到着する。
立花「さ、松阪に着いたぞ、鳥羽はもうすぐだ、茂たちはもう着いてるかな」
そう、
【タイアップの鉄則 その4】 ロケ地の地名・施設名を出演者に言わせろ! である。
その頃、茂とユリ子は、おやっさんとは別にバイクで伊勢方面に向かっていた。
いや、仮にもカーフェリーなんだから、おめーらもフェリーにバイク積んで行けよ……
そんなにおやっさんと一緒に旅するのがイヤなのか?
並行して走る電車にたくさんの子供たちがいて、茂たちに盛んに手を振ってくる。

ユリ子「うふふふふ」
いつの間にかすっかり好青年になってしまった茂、バイクを止め、手を振ってそれに応える。
ユリ子「平和ね」
茂「ああ、長く続いて欲しいもんだ」
まるで、ブラックサタンを壊滅させたようなことを言う二人。
まあ、宿敵タイタンを倒した直後なので、そんな気持ちになったとしても不思議はない。

だが、案の定と言うべきか、その電車が入ったトンネルには巨大な鉤爪を持った奇械人ハサミガニが待ち受けており、電車を停めると、車両の中に大量の泡を流し込み、人々の動きを封じていく。
混乱の中、踊る骸骨や、死んだ筈の奇械人たちがうごめくイメージが映し出されるが、それが何を意味しているのか、良く分からないのだった。
奇械人たちも、再生した訳ではなく、それっきり出て来なくなるし……
まだ一応夏場だから、ちょっと怖いシーンを入れておこうとスタッフが考えたのだろうか?
それはそれとして、

亡霊奇械人たちが、フランキー堺に似た女の子や、

女の子「助けてー」
その他の女の子たちを楽しそうに抱きかかえている様子を見るにつけ、「悪の組織」=「ロリコンの集団」だと言う持論に確信を抱く管理人であった。
しばらく後、静まり返った車両の中には、全身泡だらけになった大人たちが倒れていた。
ハサミガニ「丈夫な男たちは要塞島に送り込め!!」
てっきり、泡を浴びた人間が溶かされたのかと思っていたので、やや膝カックンだが、泡には人間の動きを封じる作用しかないようだ。
ただ、その泡と、亡霊奇械人たちとの関連が良く分からない。
泡には幻覚作用もあって、怯えている子供たちには、戦闘員が奇械人の姿に見えたと言うことなのだろうか?
それはともかく、トンネルを抜けた電車が空っぽになっているのを見て、二人はバイクを停め、車両に乗り込む。
細かいことだが、最初、ハサミガニはその巨大な爪でレールを切り刻んでいるのだが、車両はどうやってそこを通り抜けたのだろう?

ユリ子「運転手もいないわ」
茂「まるでメリー・セレスト号だ」
ユリ子「え」
茂「航海中の船の上から、突然人間だけが消えた事件がある。食事の直前らしくて、鍋には料理がぐつぐつ煮え滾っていたという」
都市伝説として有名な「メアリー・セレスト号」のことを持ち出す茂だったが、料理がどーのこーのと言うのは、コナン・ドイルおやじの創作なんだけどね。
茂「奇っ怪だ、やはりブラックサタンの仕業か」
怪奇現象を目の当たりにして眉をひそめる二人であったが、

ハサミガニ「キューッ!!」
茂「出たな、奇械人!!」
呼んでないのに背後にハサミガニがあらわれ、せっかくの神秘的ムードを台無しにしてくれる。
もっとも、最初から何が起きたかは視聴者にまるっと示されているので、最初から大して神秘的なムードはなかったんだけどね。
ここはやっぱり、視聴者にもその種明かしをせず、トンネルを抜けたら乗客がいなくなっていたという現象だけを見せ、茂たちがその調査をする過程で真相が明らかになるように演出すべきではなかったか。
ハサミガニ「俺こそブラックサタンのエース、ハサミガニだ」
茂「乗客を消したのも貴様だな」
ハサミガニ「そうとも、あいつらは奴隷にして死ぬまで要塞島で働かせるのだ」
茂「なにぃ、要塞島だと?」
それはそれとして、ハサミガニが自分から姿を見せた挙句、作戦の内容から目的まで何もかもベラベラ喋ってしまったのは、やらずもがなの行動であったろう。
ありていに言えば、
バカである。
なお、泡には人間の体を瞬間移動させる力などないので、捕まった人たちは、トンネルの反対側から搬出されたものと考えられる。
二人は電車から降りると、海に面した高台の上で、美しい伊勢志摩の景色をバックに軽くアクションをこなす。
今、軽くと書いたが、

ユリ子が、戦闘員と背中合わせの状態から、棒を軸にしてくるっと一回転するという、なかなか高度なアクションを演じている。
てっきり、スタントだろうと思ったが、

ちゃんと岡田さん本人が演じていたので、ちょっと感心させられた。
アクションが苦手と言うことだったが、ご本人が日夜努力されてここまで上達されたのかと思うと、感動を覚えるね。
それぞれ変身して戦うが、

ハサミガニ「この泡には電気も電波も効かないぞ」
ハサミガニの泡は存外に強力で、なんと、ストロンガーとタックルを、同時に気絶させると言う大殊勲を上げる。
しかも、タックルが泡まみれ……
一方、おやっさん、二人が絶体絶命のピンチになっているとも知らず、予定通りニュー美しまと言う、どっかで聞いたようなホテルに逗留していた。

立花「うーん、電車の乗客が消えちまったなんて、おかしいな、ブラックサタンの仕業じゃないのかな?」
おやっさんが事件のことを新聞で読んでいることから、今日が、昨日の翌日であることが分かる。
普通考えれば、とっくに二人は処刑されている筈だが……
立花「遅いなぁ、茂たちは……このニュー美しまホテルで待ち合わせだってのに、何やってるんだ」
おやっさんがラウンジで、「タイアップの鉄則4」に準拠した台詞をぼやいていると、ホテルの職員が来て、庭で連れが待っていると教えてくれる。
おやっさん、ノコノコと見晴らしの良い中庭に上がるが、誰の姿もない。
と、スペードのキングが飛んできて、シャドウの姿に変わる。

立花「ジェネジェネジェネジェネ、ジェネラルシャドウ!!」
シャドウ「その呼び方やめいっ!!」 じゃなくて、
立花「ジェネラルシャドウ!!」
シャドウ「しばらくだな、立花藤兵衛」
シャドウの台詞から、タイタンが死んでから、しばらく日数が経っていることが窺える。
立花「何しに来た?」
シャドウ「城茂は何処にいる?」
立花「茂? そいつはこっちの方が聞きたいよ。あの電車の事件だってどうせお前たちの仕業だろ」
シャドウ「電車の事件だと?」
シャドウ、トランプを投げつけ、物陰に潜んでいたホテルの職員の首に突き立てる。
男はその場に倒れると、戦闘員の姿に変わる。

戦闘員「ジェネラルシャドウ様」
シャドウ「貴様の隊長は誰だ、言え」
戦闘員「ハ、ハ、ハサミガニ」
シャドウ「戦闘員の分際で!!」
シャドウ、情報を聞きだすと、忌々しげに戦闘員を剣で刺し殺す。
しかし、このシーン、よくよく考えると変である。
この戦闘員は、おやっさんを呼び出してどうするつもりだったのか?
戦闘員ひとりでは到底おやっさんにかなう筈もないし、かと言って、仲間がいるようにも見えない。
戦闘員が独断でこんなことをするとは思えないので、ハサミガニの命令だったと思われるが、肝心のハサミガニは姿を見せないままであった。
シャドウ、即座にアジトに取って返し、首領の真意を問い質す。

シャドウ「次にストロンガーを倒すのは私の役目の筈です」
首領「それがどうした?」
シャドウ「私の知らぬ間に、奇械人がストロンガーに攻撃をかけている。納得が行きませんな」
首領「うぬぼれるな、ジェネラルシャドウ」
シャドウ「なんですとぉ」
首領「ブラックサタン直系の幹部でもないお前に口出しは許さん」
シャドウ「しかし、大首領……
この前と言ってることが違いますが?」
首領「おだまんなさいっ!!」 途中から嘘だが、前回、シャドウに一任すると言っておきながら、舌の根も乾かぬうちにこんなことを言い出す首領が、つくづく信用できない男に見えるのは事実である。
首領「これ以上口答えすれば反逆とみなす。覚えておけい」

シャドウ「それが大首領の本音か、今までまんまと俺を操って来たつもりだろうが、そうは行かんぞ」
シャドウ、今度こそブラックサタンに見切りをつけたのか、大首領の紋章に向かって、トランプを投げつける。
シャドウの完全な謀叛宣言だったが、首領、もうボケちゃってるのか、それに対して何の反応も示さず、追討令も出さない。
CM後、ホテルの近くの岩場で、改めて戦闘員がおやっさんを襲っているが、おやっさんが電波投げの真似をしたり、蹴る真似をしたりすると、実際に戦闘員が次々と倒れていく。

立花「にぃやぁあああーっ!!」
調子に乗ったおやっさん、最後の戦闘員の頭にアイアンクローを掛け、海へ叩き込む。

立花「やっぱり俺もその気になりゃ強いんだ、おぼえとけ」
どこか子供っぽいところのあるおやっさん、すべて自分の実力だと思い込んでポーズを決め、踏ん反り返ってその場を立ち去るが、

いくらおやっさんでも、そんな芸当が出来る筈もなく、すべてシャドウの仕業であった。
シャドウ「ふふふふ、ははははは……」
しかし、シャドウがおやっさんを助ける義理はないし、現にストロンガーとタックルを捕虜にしている今、おやっさんを捕まえる必要もなかったのではあるまいか。

その二人は変身が解け、立ったままの状態で拘束されていた。
……
だからヒーローを捕まえたらさっさと殺せっつってんだろうがよっ!! 無駄と知りつつ、10年一日のごとく進歩のない「悪の組織」のノロマぶりに、全力で突っ込まざるを得ない管理人であった。
同じ部屋の片隅には、人質として捕まった女性や子供たちもいて、肩を寄せ合って泣いていた。
茂「みんな元気を出すんだ、必ず、必ずこの俺が助け出して見せる」
ユリ子「そうよ、この茂がいる限り、希望を失ってはいけないわ」
二人が口々に彼らを励ますが、
ハサミガニ「うるさいっ、城茂、この期に及んで何をほざく、悔しかったらライダーにでもなってみろ」
茂「貴様ぁ」
部屋にはハサミガニもいて、両手を縛られて変身できない茂を小気味良さそうに嘲笑うと、

ハサミガニ「今からこのハサミが、貴様の首を切るギロチンになるのだ」
左腕の巨大な鉤爪で、茂の首を掻き切ろうとする。
遅ればせながら、やっと怪人が自分たちのなすべきことに気付いてくれたかと歓喜する管理人であったが、

首領「待て、ハサミガニ、城茂を殺すのは待て、私は大首領だ」
例によって例のごとく、その邪魔をしたのが、古今無双のトンチキとして名高い首領の鶴の一声であった。
……
もうここまでくると、百害あって一利なしの存在としか思えなくなってくる。
ハサミガニ「ははーっ、大首領様、もったいなくも大首領様が我らが奇械人に直接お言葉を賜るとは思いもかけず、お許しください」
大首領「そのことは許す」
おまけに、千載一遇のチャンスを邪魔されたと言うのに、ハサミガニは、不満を抱くどころか、情けないほどに自分を卑下して、首領に口を聞いてもらえたことに感激する始末。
ダメだ、こりゃ……
上も馬鹿なら、下も馬鹿、ブラックサタン、仮にシャドウにクーデターを起こされずとも、早晩、自滅していたであろう。
あと、
「そのこと」って何?
ハサミガニ、首領に命じられるとすぐ従っているので、別に首領に許してもらうようなことはしてないと思うのだが……
首領「間もなく、タイタンに代わる、ブラックサタンの最高幹部が着任する、お前とお前の部下は一日も早く要塞島を完成させるのだ。ブラックサタンの反逆者、城茂と岬ユリ子の処刑はそのものの指揮に任せよう」
ハサミガニ「はーっ」
首領、「ばっかじゃねえの?」と言いたくなるような無意味な理由で、処刑を延期させる。
一応、新しい最高幹部に花を持たせる意味があったのかもしれないが、二人を捕えたのは紛れもなくハサミガニの手柄であり、むしろここは、ハサミガニにちゃっちゃと処刑させて、彼を新しい大幹部に任じるのが、上に立つものとしての公正な判断であったろう。
ストロンガーたちさえいなくなれば、ハサミガニ程度でも十分大幹部は務まっただろう。
少なくとも、デッドライオンよりは強いと思う。
それはともかく、気の毒なくらい従順なハサミガニは、大首領のトンチンカンな命令にも異を唱えず、

ハサミガニ「せっかくこの手で殺してやろうと思ったが、まあいい、あとの楽しみに取っておく」
茂(アホや、こいつ……) 言われたとおり、茂を放置して要塞島へ行ってしまう。
続いて、採石工場のような建設現場のあちこちに、戦闘員たちが見張りのような顔で立っている映像となるが、

ダンプカーを運転しているのが、どう見ても普通の運ちゃんで、実際に稼働中の採石工場に頼んで、それっぽい映像を撮らせて貰っているのがバレバレなのが悲しい。
まぁ、忙しく働いている作業員に、「すいません、戦闘員のカッコウして貰えませんか?」とまでは、スタッフも頼めなかったのだろう。
一方、茂たちの監禁された部屋では、

女の子「私たちも、今に殺されるわ」
ちょっと可愛い女学生っぽい女の子が絶望の呻き声を上げていた。
戦闘員「うるさい、いつまでも泣いていると殺すぞ」
さすがにハサミガニ、見張りの戦闘員を残していたが、それが
たったひとりと言うのが、ブラックサタンの暗い未来を暗示しているようであった。
果たして、横合いから鉄パイプで殴り飛ばされ、「ミュウッ!!」と可愛い声を出して気絶する。
無論、おやっさんの仕業であった。

立花「茂、ユリ子、無事だったか」
茂「おやじさん……」
省略されているが、おやっさんがここまで辿り着けたのも、シャドウが密かに手助けし、誘導したお陰だろう。
立花「どっちだ、こら……どっちだかわかんねえけど、こっちだ!!」
壁にあった二つのボタンを、ドラマ史上かつてないほどのテキトーさで選ぶおやっさんだったが、ヤマカンがピタリと当たり、鉄格子が上がる。
おやっさん、すぐに二人を自由にしようとするが、
立花「こりゃ駄目だ、とっても切れやしないよ」
茂「手袋を脱がして下さい」
立花「よし」
おやっさんが手袋を脱がそうとしていると、戦闘員が起き上がり、もうひとつのボタン、すなわち警報ブザーを押す。
ブザーが鳴り響き、ますます緊迫の度合いが高まるが、

背後に見切れている女性たちが、まるっきり、「子役の付き添いに来たついでに出演したお母さんたち」にしか見えず、せっかくの緊張感を台無しにしていた。
つーか、思いっきり笑ってるよなぁ……

茂が、死に物狂いの形相で、縛られたままの腕を近付けて、強引に変身しようとするのだが、

それを、ボケーッと眺めている子供や保護者たちの映像がカットバックされるので、これまた甚だしく緊張感を損なう結果となっている。
ともあれ、茂は何とか両手を交差させ、ストロンガーに変身、番組最大のピンチをおやっさんや首領、ハサミガニたちの協力で乗り切る。
そして、要塞島でハサミガニとの一騎打ちとなるが、何故か、ハサミガニ、必殺の泡攻撃を一切使おうとせず、ガチンコ勝負を挑む。
ありがちと言えばありがちだが、納得いかんなぁ。
左腕の鉤爪を失い、斜面を転がり落ちたところにいたシャドウに恥も外聞もなく助けを求めるが、

ハサミガニ「ジェネラルシャドウ様、助けて下さい!!」
シャドウ「黙れ、ライダーストロンガーを倒すのはこの俺だ。貴様、誰の許しを得て勝手なことをするっ?」
敵(おやっさん)には優しく、味方に厳しいシャドウは、聞きもあえずその体を突き飛ばす。
ハサミガニ「俺はあんたの部下ではない」
シャドウ「なにぃ」
ハサミガニ「間もなく俺の指揮官が来られる、ブラックサタンの最高幹部だ」
シャドウ「最高幹部だと、誰だ、それは」
ハサミガニ「知りません、本当に俺は知らないんです。うっ、ストロンガーが来る、助けてくれ!!」
シャドウ「ふんっ、俺の知ったことか」
必死に助けを求めるカニやんであったが、シャドウは冷たく鼻を鳴らすと、ハサミガニを見捨ててさっさと姿を消す。
いや、ストロンガーを倒すんじゃないの?
シャドウがさっさと退却したのもそうだが、助けを求めている奇械人を見捨てて行ったのは、あまり褒められた行動とは言えまい。
ハサミガニにはあの強力な泡があるのだから、まだまだ利用価値はあるし、彼に恩を売っておけば、腹心の部下にすることも出来たかも知れないのに……
あと、さっきも言ったように、前回は、頼まれもしないのに敵であるおやっさんとユリ子を助けに来たくせに、仮にも同じ組織に属する仲間から助けを求められたのに知らん振りするというのは、いくらなんでもひどいのでは?
ハサミガニがあえなくストロンガーに倒されたあと、
シャドウ「新しい最高幹部とは誰だ、大首領が俺を必要としないのなら、俺の方にも考えがある」
いよいよ、ブラックサタンへのクーデターの決意を固めるシャドウであった。

ラスト、無駄に雷光がきらめく中、アジトに新たな最高幹部デッドライオンがその姿を見せるのだった。
そう、ライダーシリーズに燦然と輝く空前絶後の偉業を打ち立てた、伝説の男である。
以上、大して面白くない上に、突っ込みどころが多くて疲れるエピソードであった。
あと、この番組、女性ゲストが少な過ぎ!!
かと言って、ユリ子のムチムチボディーをしっかり見せてくれるわけでもなく、一言で言って「潤い」がないんだよね。
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