「暴れん坊将軍」を彩る女優さん～その17

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　2ヶ月ぶりの「暴れん坊将軍」です。管理人的には箸休めみたいな企画である。

　今回はシーズン6の前半。6は1994～96年放送で51話。話数は多いけれど、とりあげるべきエピソード、女優は極めて少ない。

　一方で、レギュラー陣はかなり顔触れが変わる。

　
　め組のおかみは、最近亡くなった坂口良子さん。

　小頭は三遊亭楽太郎（現・円楽）。

　また伊藤つかさは降板している。

　
　お庭番として、若松俊秀。

　さてまず第10話「大喧嘩！　め組対定火消し」には、

　
　大店のお嬢さん役で吉野真弓さん。

　ストーリーは、えー、ストーリーはよく分かりません。

　吉野真弓さんが可愛い、ただそれだけである。


　続いて第15話「俺は天下の偽将軍！」

　庶民の間で「水戸黄門」についてフィクションを交えて書かれた草双紙が人気である。

　
　妙に可愛らしい絵だな、おい。

　
　たまたま葵の印籠を拾った立花理佐たち詐欺師トリオもそれを読み、あろうことかその中の一人が「俺は将軍吉宗だ」と騙って、悪徳商人などから金を巻き上げようとするストーリー。

　
　格さんよろしく印籠をかざす立花理佐さん。

　18話「五千両の大泥棒！」は、

　
　けちな詐欺師の仁吉（久保田篤）が、偶然悪党の隠していた大金を発見して羽振りがよくなる。

　
　そして生活苦から女郎になったお涼（寺田玲）と言う娘と真実の愛を育むと言う「暴れシリーズ」屈指の感動ストーリーである。

　更生しようとする仁吉に対する大岡越前（横内正）の温情もうるわしい。

　25話「吉宗見参！　女剣士の挑戦状」では、

　
　またまた出ました男装の辻沢杏子さん。

　彼女の場合、「暴れ」に出演の際は8割方男の格好で登場する気がしないでもない。

　ただ、今回は家庭の事情で生まれたときから男として育てられたと言う設定になっている。

　毎度のパターンで、剣の腕は大抵の男より上だが、吉宗にはまったく歯が立たない。で、吉宗に惚れてしまうという……ワンパターンだなぁ。

　そんなこと言ったら、時代劇自体ワンパターンだけど。

　
　無論、普通の女性の格好も披露している。

　一人称が「おれ」と言うのもポイント高し。



　残りは次回で。