第19話「真赤な大冒険!! 底なし魔境の鬼退治」(1977年8月27日)
冒頭、三人のハイカーが鬼山と言う山で遭難し、とある洞窟の中で一夜を過ごそうとするが、

その洞窟には恐ろしげな先住者がいて、いきなり三人に向かってくる。
三人は恐怖のあまり目を回して気絶する。
その後、五郎がひとりで町をパトロールをしていると、スペードマシーンの前にいきなり自転車に乗った男の子が飛び出してくる。
五郎「急に飛び出したりして危ないじゃないか」
太郎「待ってたんだ」
五郎「待っていた?」
太郎「そう、桜井五郎はスペードエースだろう」
五郎「ああ、そうだよ」
太郎「鬼退治してくれよ」
五郎「君は一体誰だ」

太郎「西川太郎、父ちゃんが鬼に食われちまったんだよ」
五郎「なんだって」
太郎を演じるのは、「熱中時代」や「スカイライダー」などに出ていた藤森政義さん。
五郎は本部に戻り、子供から突飛な依頼を受けたことを仲間に話す。
鯨井は鬼山周辺の地図を広げ、
鯨井「この鬼山一帯のジャングルはな、どうも地軸が狂ってるらしくてな……最近10人の行方不明者が出ているそうだ」
いや、地軸が狂ったら大変だろっ!!
ここは「地磁気が狂ってる」くらいで勘弁してやって下さい。
文太「鬼にでも食われたかな」
カレン「鬼?」
竜「鬼山には昔から鬼が住んでると伝えられてるんだ」
カレン「それでお父さんが鬼に食べられたなんて言ったのね」
文太「ようし、できたぞ!!」
と、鯨井の話そっちのけで、手の中で何やら作っていた文太が大きな声を上げる。
それは、糸を巻くボビンと、ペンを組み合わせたような珍妙なしろものだった。

ハムスター「なんだ、こんなもの」
文太「バカにしたもんじゃないって、ま、見てなさい……戦車発進」

文太がそれを床に置くと、ボビンが回転してひとりでに走り出す。
文太はさらにリモコン装置を取り出してそれを自在に操って見せる。
カレン「メカを埋め込んだのね」
文太「ああ、これがね、元祖ゴム式戦車」
竜「やるな、キング、どれ、貸せよ」
てっきり、それは今回の任務のために文太が用意した小道具なのかと思いきや、
鯨井「いつまでも子供みたいにゴム戦車なんか……こら、早く鬼退治に行かんかっ!!」
鯨井の、学校の先生のようなぼやきで、純粋に遊びだったことが分かる。
……
だいじょうぶか、ジャッカー?
いくら路線変更したとはいえ、ハードボイルドが売りだった竜まで子供みたいに興じる姿には涙を禁じ得ない。
ちなみにゴム式戦車とやら、恥ずかしながら管理人、見たことも聞いたこともないが、当時、実際に子供たちの間で流行っていたのだろうか?
ほかにも、スーパーカーや剣玉など、子供たちに人気のアイテムを見境なく取り入れて露骨に媚びている感じがたまらなくイヤである。
当初のハードボイルドな作風を貫いていれば、たとえ1クールで打ち切りになっていたとしても、かなりの力作になっていたであろうに……
ともあれ、4人は8号と9号と一緒にスカイエースで鬼山に飛び、磁気の乱れに悩まされつつ着陸し、そこからはジャックタンクに移乗して山道を進むことになる。

で、その様子を、特撮じゃなくて本物の車両を使って描いているのがなかなかインパクトのある映像になっている。
こういうのって、「ゴレンジャー」と「ジャッカー」だけのお楽しみだよね。
ジャックタンクを適当なところで停めると、
竜「よし、この下の河原にベースキャンプを張ろう」
五郎「そうだな、ジャングルだけでも6キロはあるぞ」
8号「キャーッ!!」
と、荷物を降ろしていた8号が突然悲鳴を上げる。
五郎「どうした?」
8号「ふ、袋が動いたわ」
五郎がすかさずその袋を開けると、中からあの太郎と言う子供があらわれる。

太郎「へへーっ、こんちはー」
五郎「太郎君!! どうやって潜り込んだんだ」
太郎「苦労したよ、ジャッカーはチェックが厳しくてさぁ」
竜「クライムのスパイも顔負けだね」
以前なら、太郎を厳しく𠮟っているところだが、路線変更に伴って性格まで変わってしまった竜は、𠮟るどころか逆に感心してみせるのだった。
もっとも、子供を同行させる訳には行かないので、五郎は8号と9号に太郎の子守をさせ、キャンプの設置は竜とカレンに任せ、自分は文太と二人でジャックタンクに乗り込み、本格的な探索を開始する。
ちなみに、太郎が袋の中から出て来るところは、昔話の「桃太郎」で、桃太郎が桃の中から出て来る有名なシーンをなぞってるんだろうなぁ。
そもそも、名前からしてそうだしね。
それはともかく、助手席で計器を見ていた文太が怪訝な顔をする。
文太「あれ、コンパスが正常に働いてますよ」
五郎「……」
文太「あれほど磁場を感じてたのに」
この後、色々あって、二人はクライマーたちに襲われ、五郎は無線で助けを求める。
竜たちは河原にテントを張っているところだった。

9号「SOS信号です!!」
相変わらず美しい9号お姉様。
かえすがえすも、色気もクソもない制服と、不粋な呼び名が恨めしい。
竜とカレンはすぐ変身して五郎たちの元へ駆けつけ、デビルアスレチックと言う、冒頭に出て来た怪人を撃退する。
しかし、なんちゅう緊張感のないネーミングだ。
アスレチックも、当時流行ってたんだろうけど。
文太「一時はどうなることかと思いましたよ」
と、9号から連絡が入り、騒ぎに紛れて太郎が何処かへ行ってしまったと言う。
4人は一旦ベースに引き揚げる。

五郎「まだ見付からないのか」
9号「何処にもいません」
意味もなく張りたくなってしまう9号お姉様のお顔。
路線変更の唯一の収穫は、この女性隊員の登場だろうなぁ。
五郎「ジャングルに入ったら二度と出られないぞ……俺とキングは奥を探してみる、あとはジャック、頼むぞ」
竜「よし」
だが、山道を走っていた太郎の前に、デビルアスレチックがあらわれる。

太郎「化け物!!」
デビルアスレチック「食べてしまうぞぉ」
太郎「父ちゃんの仇だ!!」
太郎は怯まず、持参したパチンコで攻撃するが、さすがにそんなもので倒されるような相手ではない。
……
ないのだが、なんとなく、倒されそうな感じがするのが路線変更後の怖さなのである。
なお、すでにお察しの人もいるかと思いますが、今回の話、ぜんっぜん面白くありません。
9号がいなけりゃ心置きなくスルーしているところだ。
CM後、徒歩で捜索していた4人は、滝壺の近くで子供用の靴を発見する。

カレン「これ、太郎君のズックじゃない?」
9号「太郎君のです」
その太郎の助けを求める声がしたので、4人は付近の洞窟の中に飛び込む。
彼らは知る由もなかったが、その洞窟こそ太郎の父親たちが襲われた場所だった。
4人が洞窟の奥に進んだところで大地が激しく揺れ動き、岩盤が崩落して入り口をふさぎ、4人を閉じ込めてしまう。
一方、五郎と文太は、その地の鉱石を調べ、意外な事実に突き当たる。

文太「凄い、ゴールド反応です。この石には大量な金が含まれてますね」
五郎「この近くに古い鉱山がある」
文太「もしかすると、そこで金鉱が」
五郎「ああ、10人の行方不明者、鬼騒動、どうやらこれと無関係ではないようだな」
つまり、鬼山には誰も知らない金鉱があり、それをクライムがこっそり採掘しようとしてるらしいのだ。
しかし、人跡未踏の秘境ならともかく、かつて鉱山があって、今でもフツーにハイカーが入り込んでる場所なのに、今まで金脈があることが誰にも知られなかったと言うのはさすがに変なのでは?
その後、平坦な土地を進んでいると、いきなり前方にクライムの装甲車が現われて攻撃してくる。
ジャッカータンクも即座に撃ち返すが、

これがかなりの迫力となっている。
考えたら、他の特撮で、実物の装甲車同士が正面から撃ち合うなんてシーン、まずないよね。
円谷プロなら絶対ミニチュアでやるだろうし……

さらに、二台が静止した状態から、

互いにありったけの砲弾を撃ち込んで周囲で激しい爆発が起き、

車両が見えなくなるほどの爆煙が湧き上がると言う、「西部警察」顔負けの豪快なショットもある。
……と言うか、上のシーンを別アングルから撮ったものだろうか?
にしても、この至近距離で撃って当たらないって、どっちも壮絶に下手だよなぁ。
「西部警察」ほど予算がないので、実際に車両を爆破できないのがつらいところである。
その代わり、続くジャッカータンクの攻撃でミニチュアの装甲車が吹っ飛んでいる。
だが、勝利も束の間、崖の上に太郎を連れたデビルアスレチックが現われ、
デビルアスレチック「降伏せよ、ジャッカー」
太郎「ジャッカー、助けて、ジャッカー!!」
文太「太郎君!!」
こうしてあっさり二人は降伏し、敵の手に落ちる。
太郎、何の役にも立ってない……
これじゃあ、わざわざ「桃太郎」をモチーフにした意味がない。
せめて、「ジャッカー、僕に構わず戦って!!」くらいの台詞は言わせて欲しかった。
とにかく二人を捕まえたのは大手柄なので、デビルアスレチックは誇らしげにアイアンクローに報告する。
アイアンクロー「なに、桜井と大地を捕虜にしたと言うのか」
デビルアスレチック「はい、即刻、死刑に致しましょうか」
デビルアスレチック、往年の地獄大使のように
「二人を囮にしてジャッカーを一網打尽にするのだ、ふふふふ」などと、欲の皮を突っ張らせることなく、管理人がかねがね推奨しているキャッチ&キルを行おうとするが、
アイアンクロー「すぐ楽にしてやることはない、まずクライムの地獄責めをたっぷりと味わわせてやれ、あはははっ!!」 それを押しとどめてトンチキな命令を下したのは、またしてもアイアンクローであった。
なにが、「あはははっ」だよ、ったく……
自分が前回やらかしたことを綺麗さっぱり忘れているその記憶力のなさも致命的だが、ここまで来ると、部下の手柄を潰したくてわざとそんなことをしているのかと勘繰りたくなる。
デビルアスレチック、わざわざ上司にお伺いを立てずにさっさと処刑すべきだった。
敵を処刑して褒められることはあっても、咎められることはないのだから……
しかも、「地獄責め」と言うから、えげつない拷問でもするのかと思いきや、

文太「人間を攫って金を掘らせていたんだ」
五郎「この中に太郎君のお父さんがいるはずだ、なんとかみんなを救出しなければ……」
金山で重労働させるという、冷蔵庫に入ってないビールのようになまぬるいものだった。
つーか、他の戦隊ならこれでもそれなりの責め苦にはなるだろうが、彼らはサイボーグなんだから、こんな作業など屁でもあるまい。
あと、文太はなかなかいい体をしてるので裸になってもサマになるが、五郎のほうは、オリンピック選手の筈なのに、まるで鍛えられてないガリガリの体がとても悲しいのだった。
一方、洞窟の中に閉じ込められた竜たちは、早くも酸欠状態になりつつあった。

9号「酸素がなくなってきたわ」
8号「もうダメ」
カレン「だいじょうぶ、必ず助かるわ……」
ぜーぜーと苦しそうに息を喘がせながら弱音を吐く二人を励ますカレン。
うーん、ここも、カレンと竜は仮にもサイボーグなんだから、少々酸素が足りなくなったからって人間と全く同じように苦しむのは解せないなぁ。
ここは、カレンと竜は平気だが、8号と9号だけ衰弱していると言う風にすべきだった。
もっとも、当初は変身せずとも数々の超能力を駆使し、怪人と互角に戦えるほど強かった五郎たちが、路線変更にともなって、生身の人間に近い描き方をされるようになっているので、それほど唐突な感じはしない。
竜「カレン、ペンダントを、ペンダントの火薬だ!!」
と、カレンが首から提げているハート型のペンダントを目にした竜が、喉をつぶされたようなしゃがれ声で叫ぶ。
カレンのペンダントは、緊急時に爆弾として使えるようになっているのだ。
カレンは喋るのも大儀そうにペンダントを竜に渡す。

竜「狭くて危険だが、一か八かやってみるか」
ただ、ここで、竜が久しぶりに腕のカバーを外して体内のメカを露出させ、そこからコードを伸ばしてペンダントと結び合わせるカットが出てくるのが、かなりの違和感。
竜たちが人間臭く荒い息をしている描写との整合性を、スタッフが自分たちでぶち壊しているような気がするのである。
それに、他のものと組み合わせないと使えないのなら、緊急用アイテムの意味があるまい。
あと、次の20話で、これも久しぶりに竜が手からドリルを出して壁に穴を開けるシーンが出てくるのだが、だったら、この場もそれで切り抜ければいいやんと思ってしまう。
無論、薄い壁を刳り貫くのと、岩盤を砕くのとではだいぶ違う仕事ではあるが、なんとなく釈然としないものが残るのである。
要するに、路線変更して主人公を人間臭く描くすることにしたのなら、それを徹底させて、中途半端なサイボーグ的描写は極力カットすべきだと言いたいのである。
それはともかく、竜は体内の電気で爆弾を起爆させ、入り口を塞いでいた岩を取っ払うことに成功する。
さて、労働の後、五郎と文太は他の囚人と同じ牢獄にぶち込まれるが、囚人の中に太郎の父親がいて、さらに、太郎自身の姿もあった。
さりげなく親子を同じ牢獄に入れてやるクライムの優しさに、全米が泣いたと言う。

五郎「太郎君」
太郎「ごめんね、僕のためにひどい目にあって」
西川「すいません、ほんとに太郎の為にとんだことになっちまって」
五郎「いや、無事で何よりでした」
謝罪する親子に対し、ヒーローらしく応じる五郎だったが、今回のケースは100パーセント太郎が悪いので、子供を一切責めない五郎の模範的態度がむしろ歯痒く感じられるのである。
と言っても、親のいる前で子供を叱るのは、いかにも大人気ない所作だしねえ。
それ以前に、太郎が、死んだと思っていた父親と生きて再会したのに、その感動の場面がちっとも描かれていないのが気になる。
まぁ、子役の演技力も考慮しての編集だろうが、あれだけ熱心に父親の仇を討とうとしていた太郎が、父親の横にごくフツーの顔で佇んでいる姿はかなり不自然である。
一方、洞窟から抜け出した4人はスカイエースで空を飛んでいたが、いまだに竜たちが肩で荒い息をしているのは、これまた違和感がある。
仮にもサイボーグなんだから、30過ぎたおっさんが山登りした時のような仕草は幻滅してしまうので、ここでは完全に平常に戻っていて欲しかった。

つーか、むしろ8号と9号の方が平気な顔してるってどういうことよっ!?

クライマー「あ、スカイエースです」
デビルアスレチック「よし、磁力光波を発生させろ」
アジトのレーダーがスカイエースの機影をキャッチすると、デビルアスレチックは人工の磁気を発生させてスカイエースの計器を混乱させる。
別に墜落させようと言うのではなく、五郎たちのところに辿り着かせない為である。
……
じゃあ、とっとと二人を殺せばいいだろうがっ!! なんで悪の人たちって、捕まえたヒーローを殺すのを渋るの?
バカなの? ねえ、そうなの?
しかも、そのコントロール装置は、よりによって牢獄から見える場所にあった。
五郎「そうか、磁力光波でコンパスを狂わせていたのか」
文太「スカイエースに何とかこの場所を知らせなきゃ」
五郎「向こうに火薬室がある、なんとかあれを爆発させる手はないか」
文太「よし、任せときな」
ここで文太が取り出したのが、前半で一見意味もなく披露していた特製のゴム式戦車だった。
文太「この戦車は火薬に反応する仕掛けになってるんだ」
文太がそれを牢の外の床に置くと、ひとりでに走り出す。
太郎「あれなに」
西川「ゴム式戦車さ、お父さんたちが子供の頃には良く作って遊んだもんだ」
ちなみに、それを見た西川親子のやりとりで、それが当時流行っていたものではなく、昔の玩具だったことがわかる。
道理で管理人が知らないはずだ。
ただ、文太がゴム式戦車を持っていたことは許せるのだが、

文太「頼むぞ」
さすがにこんな馬鹿でかいリモコン装置まで持っていたと言うのはどうかと思う。
捕まった後で身体検査をされたはずで、いくらクライムがアホの集まりでも、こんなものを見逃す筈がないからである。
それに、これでは太郎がほんとにただのお荷物で終わってしまうので、敵に捕まる前に、文太からゴム式戦車をもらっていたことにして、それをここで出して、文太が改造して利用するみたいな流れにすれば、少しはその面目も立ったのだが……
他にも、ジャッカーならそんな牢獄くらい簡単に出られるのではないかと言う疑問もあるが、きりがないのでやめておく。
この後、ゴム式戦車で火薬庫をぶっ壊し、計器が正常に戻ったスカイエースがこの場所を突き止め、五郎たちを救出する。
そしてラス殺陣となるが、デビルアスレチックの前にあらわれたジャッカーに対し、
デビルアスレチック「お前たちは?」

スペードエース「スペードエース!!」
(略)
4人「我らがジャッカー電撃隊!!」
堂々と名乗りを上げる4人であったが、
デビルアスレチック「やかましいっ!!」 4人(や、やかましいって……) 聞かれたから答えた4人に対し、特大の理不尽砲を炸裂させるデビルアスレチックであった。

スペードエース「大江山の酒呑童子ならいざしらず、宇宙に人間が旅をする現代に鬼騒動とは笑止千万、我ら4人の桃太郎が退治してくれるからそう思え!!」
戦いの前に長いタンカを切るスペードエースであったが、なんか、今やってるドンブラザーズとか言う番組の元ネタみたいな台詞だなぁ。
そう言えば、管理人、去年、ギーツとドンブラザーズを1回だけ見たのだが、どっちも何やってるのかさっぱり分かりませんでした。
あと、最近の仮面ライダー、ライダー多過ぎ。
自分的には、登場人物が全員変身するような印象である。
たまにはひとりしかライダーが出ない番組作ってよ。
どうせ見ないから良いんだけど……
などと、管理人が愚痴を言ってる間に戦いは終わり、事件は解決する。

西川「おかげさまで命拾いしました。どうもありがとうございました」
五郎「この金鉱はクライムの資金源だったんです」
竜「廃坑の下に金鉱脈があったとはな」
ラスト、救出された人々が4人に礼を言う。
相変わらず眩しいカレンの太ももだが、長い間、奴隷のように扱き使われてきた汗臭い男たちを前にしては、彼らの溜まりに溜まったドス黒い欲望を暴発させかねないデンジャラスな代物ではなかったか?
以上、魅力のないゲストおよび怪人、無味乾燥なストーリー、そのくせツッコミどころがやたら多い凡作で、正直、レビューするのが苦行であった。
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