第29話「魔女怪人ケイト 血ののろい!」(1975年10月18日)
冒頭、奇岩山で敵の姿を探している茂の姿が映し出され、
ナレ「荒ワシ師団長をようやくの思いで倒した……そして今、第ニの強敵・鋼鉄参謀を……」
そこにナレーションが被さるのだが、最初に戦ったのは鋼鉄参謀なので、第二の強敵と言う表現はちょっと引っ掛かる。「もうひとりの強敵」にすべきだったと思う。
些事はともあれ、そんな茂の前に、おやっさんが女性教師と小学生数人を連れてあらわれる。

立花「ちょうど良かった、またまた厄介なことが起こっちまったんだ」
京子「あのう、この辺で子供たち見なかったでしょうか」
茂「子供たち?」
京子「ええ」
茂「どうかしたんですか」
ミネオ「いなくなっちゃったんだよ、ユキちゃんたちが」
立花「この先生と子供たち、昨日からキャンプに来てたそうなんだ。突然子供たちが消えちまったって言うんだ」
と言う訳で、茂も手伝って子供たちの行方を捜索することになる。
ミネオ「ちぇっ、何処にもいねえや、ああくたびれた」
茂「ミネオ君、諦めちゃだめだ」
ベルボトムのジーパンと言い、その小学生らしからぬぶっきらぼうな物言いと言い、なんとなく茂のジュニア版のようなミネオ少年。
子役の演技も、他のエキストラとは飛びぬけて上手かったが、それもその筈、

ミネオ「あ、ハンカチ!! これ、ユキちゃんの、絶対間違いないよ、この辺にいるんだぁ」
演じているのは、「キカイダー」のマサルこと、神谷政浩さんなのである!!
「キカイダー」から2年くらいしか経っていないが、声変わりもしてすっかり大人っぽくなったなぁ。
その後、何処からかいなくなった子供たちの声が聞こえて来たので、おやっさんたちが声を頼りに行ってみると、

立花「なんだ、変な花だな」
河原に、毒々しい色をした鶏頭が数本生えていた。
驚いたことに、声はその花の中から聞こえてくるようなのだ。
立花「おい、花が喋ってる」
京子「まさか……」

ドクターケイト「ひひひひっ、お前たち、子供の血が欲しいのさ、その汚れのない血でストロンガー殺しの猛毒を作るのよ」
ついで、その鶏頭の化け物のような全身真っ赤な怪人があらわれる。
シリーズ中、ライダーを殺した唯一の怪人として有名なドクターケイトである。
演じるのは曽我町子さん。
遅蒔きながら気付いたが、ケイトって、鶏頭から来てるんだね。
ドクターケイトは逃げようとした京子先生と子供たちをマントで覆うと、赤い毒ガスを撒き散らし、彼らをあの花に変えてしまう。
しかし、ここまで来ると妖術だよなぁ。
一方で、ライダーに対してはその体を麻痺させる効果しかないので、割りと矛盾である。
おやっさんとミネオは運良く難を逃れ、必死で逃げ出すが、途中で何故かおやっさんがいなくなってしまい、ミネオひとりだけが茂に助けを求める。
ミネオ「先生が花になっちゃったんだ」
茂「なにぃ」
ミネオ「ほら、あそこに大きな鶏頭の花があるだろう?」
茂「何処に?」
ミネオ「え……」
茂の言葉に振り返ったミネオ、いつの間にか花が消えていることに気付き、首を傾げる。
ミネオ「あれえ、おかしいなぁ……ほんとだよ、ほんとだってば」
茂「よし、わかった、探そう」
二人がさっきの場所に戻ってくると、すぐにドクターケイトがあらわれる。
ドクターケイト「城茂、覚悟おし」
茂「俺の名を知ってるとは……さてはデルザー!!」
ドクターケイト「いかにも、私はデルザー軍団の改造魔人ドクターケイト」
茂「先生や子供たちを何処へやった?」
ドクターケイト「イヒヒヒヒ、お前なんぞに教えるかぁ」
ドクターケイトは鶏頭の形をした杖から緑色の毒液を出し、それが茂の服に触れると燃えてしまう。

ドクターケイト「見たか、私のこの体は毒の塊、この体に触れたものは何でも腐るのさ」
それから、岩石を積み上げた山の前で、ドクターケイト及び戦闘員たちと茂のバトルとなるのだが、それを人間が豆粒くらいにしか見えない距離からの俯瞰でずーっと撮るのは、さすがに手抜きじゃないかい?
これでは迫力もなく、ちびっ子たちも不満だったろう。
と、ミネオが勇敢にも戦闘員に石をぶつけるのを見て、
茂「坊や、やめろ、早く逃げるんだ!!」
反射的に叫ぶ茂であったが、

ミネオ「うん、わかった」

ミネオ「えーいっ!!」
ミネオ、そう答えると、目の前にいた戦闘員をハンマーパンチでぶっ飛ばしてから走り去る。
茂(手伝って貰えば良かったかな……) いや、いくらなんでもミネオ、強過ぎね?
と言うより、戦闘員が弱過ぎるのである。
へっぽこブラックサタンならともかく、泣く子も黙るデルザー軍団の戦闘員なのに……
茂、ここで漸くストロンガーに変身し、戦闘員を蹴散らし、ドクターケイトと殴りあう。

ドクターケイト、緑色のマントでストロンガーの体をすっぽり包むと、ナイフで何度も突き刺すと言う、ギャングみたいな荒っぽい方法で殺害しようとする。
どうしても股間の膨らみに目が行っちゃう……きゃっ!!
この粗暴な殺し方と言い、

刺した後の構えと言い、体つきと言い、これだけ男性スタントが演じていることを隠そうとしない女性型怪人も珍しい。
だが、ストロンガーはいつの間にかドクターケイトの杖を奪って、それでナイフを受けて無傷であった。

一転、守勢に立たされるドクターケイトであったが、マントをなくした全身タイツ姿はかなり情けないものがあり、また、殴られるたびにぐらぐら揺れる頭部が、カリフラワーの化け物か、超ド級のリーゼント頭のようで、これまた情けないこと甚だしい。
ストロンガー、電キックを放ってその頭を刈り飛ばすが、それくらいでデルザー怪人が死ぬ筈がなく、首だけの状態で喋り、さらにケイトガスと言う赤い毒ガスを噴射する。
ドクターケイト「そのガスはな、全ての筋肉の動きを止めてしまうのよ。ひっひっひっ、地獄へ行け、ストロンガー!!」
ドクターケイト、ストロンガーの足元に緑色の毒液を撒いて、土を溶かして地面に穴を開け、ストロンガーを地下洞窟に落とす。
その場でさっさと殺せば良いものを、例によって例のごとく、悪はまわりくどいことが大好きなので、ドクターケイトは動けなくなったストロンガーを棺に入れ、自分のアジトへ運ぶ。
……
ところで、おやっさん何処行ったの? 職安?
それはともかく、ドクターケイトの動きは、鋼鉄参謀に筒抜けだった。
鋼鉄参謀「ふふふふ、ドクターケイト、喜ぶのはまだ早いぞ」
ストーリーはほとんど進んでないのに、早くもCMです。
進んでないと言うより、ストーリー、ほぼないんだけどね。
CM後、まだその死も確認してないのに、モニター越しに、ジェネラルシャドウに得々と報告しているドクターケイト。

ドクターケイト「ストロンガーはこの私が殺した、ご覧下さい」
シャドウ「なにぃ、ストロンガーが棺の中だと?」
ドクターケイト「疑いですか、確かな証拠を見せてあげる。棺を開けろ」
しかし、自分で「筋肉を止める」だけだと言いながら、ストロンガーが死んだと確信しているのは、なんか変だよなぁ。
普通の人間ならともかく、改造人間がその程度で死ぬ筈がなかろう。
それはさておき、戦闘員が棺を開くと、案の定、ストロンガーの姿は消えていた。
ドクターケイト「バカな」
シャドウ「ドクターケイト、ストロンガーは何処にいるのだ」

ライダー「はっはっはっはっはっ」
と、何処からかストロンガーの笑い声が聞こえて来て、戦闘員たちがキョロキョロ周りを見回していると、

棺が倒れ、その背後にストロンガーが現れる。
ドクターケイト「ぐっ」
ライダー「俺なら此処にいるぞ」
ドクターケイト「おのれ、ストロンガー、生きていたか」
ライダー「当たり前だ、
電気エネルギーで地熱を吸収したんだ」
ドクターケイト「な、なにっ?」
ここで、シリーズ通しても最高に意味不明の台詞が飛び出す。
電気エネルギーで地熱を吸収する?
どういうこっちゃ?
地熱を吸収して電気エネルギーに換えた、なら、まだ分かるんだけどね。
また、全身の筋肉が動かない状態で、何故そんなことが可能なのか?
それ以上に気になるのは、ストロンガーが復活したことより、どうやって気付かれずに棺から抜け出したのかと言うことである。
以前、火葬されそうになったときに使った、原子分解能力でも使ったのだろうか?
つーか、そもそも、棺から抜け出る必要なくね?
扉が開いたら、パッと飛び出せば済むことである。
要するに、このシーンが混乱を招くのは、
●死んだ筈のストロンガーが生きていた ●棺の中にいる筈のストロンガーがいない と言う、二つの異なる意外性を同時に描こうとしているからなのである。
狼狽したドクターケイト、壁に貼ってあった花の形をしたプレートを剥がし、それに赤いガスを浴びせて人間の姿に戻す。

ドクターケイト「これを見ろ、ストロンガーが手出しをすれば、この子供たちの命はないよ」
ま、緊急避難的な行為ではあろうが、これっきり、ドクターケイトは次回倒されるまで、子供を花に変えることを
一切しなくなる。
こういう、行き当たりばったりに書いているとしか思えないシナリオを書かせれば、庄三アニキの右に出るものはいないのである。
人質を取られて動きを封じられたストロンガーだったが、

鋼鉄参謀「そうは行かんぞ、ドクターケイト、子供たちは俺が預かった」
ドクターケイト「おのれえ」
横からあらわれた鋼鉄参謀に人質を掻っ攫われてしまう。
しかし、自分が何度も荒ワシ師団長にストロンガーを横取りされたからではあるまいが、曲がったことの嫌いな鋼鉄参謀らしくない行為である。
それに、ドクターケイトは鋼鉄参謀とは無関係に作戦を推し進めていたのだから、明らかな妨害で、これでは卑劣漢の荒ワシ師団長を責められない。
せめて、「子供を人質を取るのは俺のポリシーにあわん」とか言って、子供を逃がすのならともかく、

鋼鉄参謀「ストロンガー、子供たちの命が惜しかったら、俺と戦うのだ、今日の午後、首無し塚で待っている」
と言う、ざっくりした条件を出して立ち去るのだから、これで凡百の怪人と変わらないではないか。
と、その存在をすっかり忘れられていたシャドウが、モニター越しにストロンガーに話し掛ける。
シャドウ「もう一度だけ忠告しておく、ドクターケイト、鋼鉄参謀だけがお前の相手ではないぞ、まだまだデルザー軍団の持ち駒は続くのだ」
ここで、行方不明になっていたおやっさんが、ジープにユリ子とミネオを乗せて戻ってくる。
立花「茂の奴、一体何処行っちまったんだろ?」 いや、それはこっちが言いたい台詞なんですが……
あんた、河原から逃げ出してから、今まで一体何処で何をしてたの?
最初からおやっさんを出さず、逃げたミネオが、たまたまジープに乗っていたおやっさんとユリ子に会って助けを求める……みたいな流れにしておいたほうが分かりやすかったと思う。
さらに「びっくりしたなぁもう」と、思わず三波伸介になってしまったことには、おやっさんたちの映像に続けて、茂が地上に出てバイクで首無し塚に向かっているシーンになる。
そう、ドクターケイトと一緒に閉じ込められた牢獄から、どうやって脱出したのか、
全く何の説明もないのである!!
庄三アニキぃ、そりゃないですぜ……
まぁ、文句を言っても仕方がないので話を続けよう。
茂が、待ち構えていた戦闘員たちと無駄に長いアクションをした後、鋼鉄参謀があらわれる。
これで実に三話目となる鋼鉄参謀だが、さすがに賞味期限切れの感は拭えない。

茂「鋼鉄参謀」
鋼鉄参謀「来たか、城茂」
でも、その後ろ姿とか見ると実にカッコよくて、どうせならシャドウの片腕として、末長く活躍して欲しかった気もする。
茂、ストロンガーに変身して鋼鉄参謀と戦うが、さすがに三話目ともなれば、相手の強さにも馴れて、互角以上の勝負を演じる。

鋼鉄参謀「ぐおっ、げおっ、ぐわーっ、どわぁああ……」
と、岩の間に投げ飛ばされた鋼鉄参謀の足元から赤いガスが噴出し、それを浴びた鋼鉄参謀が極度の苦悶と狼狽ぶりを示すが、そのうち足元の穴から地下洞窟に落ちる。
何の説明もないが、ドクターケイトが地下洞窟にいて、穴を開けて毒ガスを噴出させたのだろうか?
しかし、鋼鉄参謀がその場所に来るとあらかじめ分かる筈もないのに、わざわざそんな穴を開けておくだろうか?
毒ガスではなく、あの緑の毒液なら、ストロンガーの時と同じく、地面が溶けて穴になったと解釈できるのだが。
ストロンガーが追いかけようとするが、毒ガスでむせって引き返す。
ライダー「これはケイトの毒ガスだ、そうか、奴はケイトの毒ガスに弱いんだ」
……
いや、お前も今、苦しがってたやん……
なんつーか、ドクターケイトが火に弱いのと同じく、微妙な設定である。
毒ガスなんだから、誰だって弱いっての。
たとえば、怪人がダイナマイトで吹っ飛んだとして、
ライダー「そうか、奴の弱点はマイトだったんだ」
なんてことを言うだろうか?
まあ、そう言うのって、ウルトラシリーズでもまま見られるけどね。
隊員「そうか、あの怪獣の弱点は目なんだ」 誰だって弱点だっての!! さて、洞窟にはやはりドクターケイトがいて、
ドクターケイト「ざまあみろ、鋼鉄参謀め、これでストロンガーに弱点が知られてしまったわ、お陰で邪魔者がひとり減ったわけよ、イヒヒ」
と、ほくそ笑むなのだが、「知られてしまった」と言うが、その毒ガスは自分にしか出せないのだから、なんつーか、ピントがずれてるよな。
そもそも、怪人の出す毒ガスが、別の怪人の弱点になっていると言うのはどういうことなの?
これでは、ドクターケイトは鋼鉄参謀にとって天敵のようなもので、いくら足掻いても勝てないのだから、彼らが同じ条件で手柄争いをするのが、物凄くアンフェアに見えてしまう。
それにしても、デルザー軍団の功名心は度し難く、本来なら同志であり仲間である筈の鋼鉄参謀のことを「邪魔者」と捉えている時点で、その組織に明日はないことは明瞭である。
以前も言ったように、シャドウが、ストロンガーを倒したものがリーダーになると言うルールを作ったのは、組織を自壊に導く最悪の判断だったろう。
はっきり言って、最初にシャドウが「みんなで一緒にストロンガーを倒すンだ。リーダー選びはみんなでよく話し合って投票で決めようネ」みたいなことを言ってれば、ストロンガーなど簡単に倒せていただろう。
ある意味、「仲間と力と合わせてひとつの目標に向かうこと」の大切さをちびっ子たちに教え込む、最良の反面教師になってるとも言えるが。
その後、おやっさんとユリ子が鋼鉄参謀に捕まり、アジトに連れて行かれる。
さっきあれほど必死だった鋼鉄参謀、まるで「なかったこと」のようにアジトの奥で踏ん反り返り、
鋼鉄「来たな、ストロンガー、地獄の罠が待っているぞ。ぬわっはっはっはっ」
と、自信たっぷりに豪傑笑いをして見せる。
これも、違和感アリアリ。
あれだけたっぷり毒ガスを吸ったのに、ピンピンしているとはどういうことなのか。
これでは、ちょっと吸っただけで全く動けなくなったストロンガーの方が、よっぽどケイトガスを苦手としているようではないか。
ストロンガー、簡単に子供たちを発見し、牢獄から出して逃がそうとするが、すぐに鋼鉄参謀がやってくる。
鋼鉄参謀「待っていたぞ、ストロンガー」
ライダー「あの時の毒ガスの影響が少しも残ってない」
鋼鉄参謀「俺はこの通り、不死身だ」
鋼鉄参謀がピンピンしていることに驚くライダーだが、その疑問に対する答えは提出されないまま、話が終わってしまう。
庄三アニキぃ……何処までもついて行きますぜ!!
地上に出て、再び鋼鉄参謀と延々戦うストロンガー。
今回、戦闘シーンが長過ぎ。
まあ、今回に限ったことではないが……

ライダー(ケイトの毒花だ、よし、この花を利用してやる)
戦いの最中、ストロンガーはあの不気味な鶏頭を見付けるが、目を離した隙に、姿を消してしまう。
これも、ドクターケイトが鋼鉄参謀を殺させる為に咲かせていると思えば、わざわざ消す理由が分からない。
ライダー(ケイトの花は何処行った?)
その花を探して、あちこち走り回るスロトンガー。
仮にもライダーが、他の怪人の武器を頼りにするのは、相当情けないものがある。
ま、それだけ、鋼鉄参謀の実力がずば抜けていると言うことなのだが、シャドウも、見てるだけじゃなく、少しは鋼鉄参謀を助けてやれば良いのにと思う。
実力・人格共に優れた改造魔人で、むざむざドクターケイトの姦計で斃れるには惜しい人材だと思うのだか……
色々あって、鋼鉄参謀はケイトガスを浴びて右腕が動かなくなる。
ストロンガー、情け容赦なく電キックを見舞い、遂にこの強敵を倒すのだった。
しかし、鋼鉄参謀のみならず、デルザー軍団は全員、電気攻撃は無効だった筈なのに、右腕が動かなくなったからって通用するというのは、感覚的にとても納得しにくい。
……
ところで、鋼鉄参謀が自慢していた
「地獄の罠」は何処にあったの?
戦いのあと、再び牢獄の前にやってきたストロンガーは、おやっさんたちを下がらせると、

ライダー「エレクトロファイヤー!!」
鉄格子を掴んだ状態でじっくりことこと電気を流し、

ライダー「みんな、もうだいじょぶだ」
それから扉を開けて、子供たちを解放する。
口々にストロンガーに礼を言う子供たち。
こうして、色々と不に落ちない点を視聴者の胸に残して、事件は解決する。
……
最後にもうひとついいっスか?
ここで、さっきはわざと省略した、最初にストロンガーが牢獄の前に来た時のシーンを再現してみたい。

ストロンガーは牢獄の前に立つと、カチャッと言う音をさせて鍵を開け、
フツーに扉を開けてましたぁあああああーっ!! ま、実際は、見張りの戦闘員から奪った鍵で開けているらしいのだが、パッと見、何の苦もなく開けているようにしか見えず、さっきの物々しい開け方はなんだったんだと言う感じである。
だいたい、電気を流したからって鍵が開くか?
せめて鉄格子に火花を走らせて、そのショックで扉が壊れるみたいな描写が欲しかった。
以上、とにかくツッコミどころに事欠かない珍作で、ツッコミを入れるのに疲れました。出来ればこのまま旅に出たい気分です。
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