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「赤い衝撃」 第1話「青春をつらぬく銃声一発!!」 前編



 第1話「青春をつらぬく銃声一発!!」(1976年11月5日)

 と言う訳で、「赤い衝撃」の全話レビューのお時間がやってまいりました。

 「赤い衝撃」は、「赤いシリーズ」第4弾で、1976年~1977年にかけて放送された連続ドラマである。全29話。

 この作品は、管理人が初めて見た大映ドラマ(だったと思うが……)で、10年以上前、ブログでレビューを始めた頃に、ひととおり紹介したことがある。

 で、それっきり見ることもなかったのだが、最近あらためて1話から通して視聴してみたら、そのあまりの面白さに唸ってしまった。

 放送当時、あまりの人気で、何話か延長されたと言うのも納得である。

 これと比べると、HPで全話レビューまでした「赤い絆」は勿論、それ以外の「赤いシリーズ」が、全て駄作に思えてしまうほどである。

 ま、何故この作品が飛びぬけて面白いかについては、おいおい語らせてもらうことにする。

 なお、なにしろ29話もあるので、「乳姉妹」のような感じでやってると途中で死ぬと思うので、なるべくコンパクトにまとめて行きたいと思っている。

 記念すべきファーストシーンは、

 
 ぷりっぷりの体をしたモモエさんが、タンクトップの胸を文字通りゆさゆささせながら、早朝、林の中を全力疾走としているところ。

 大山友子、17才、短距離走に若い命を燃やしている女子高生である。

 
 当時のことで、短パンじゃなく、密着型のブルマー着用と言うのが嬉し過ぎるぅううううっ!!

 さらに、練習を終えて木の根元に座り込み、汗を拭いてから、

 
 着替えるために、胸の下までガバッとシャツを捲り上げると言う、サービスショットをぶっこんで来る。

 もう、この導入部だけでこのドラマの成功は約束されたようなものである。

 が、アイドルであるトモエさんがブラを見せてくれるはずがなく、そこへ邪魔者が入る。

 
 秀夫「……」

 そう、のちにモモエさんの伴侶となるトモカズさんであった。

 刑事の新田秀夫である。

 どーでもいいが、秀夫、こんなところで何してたんだ?

 当然、友子は警戒して身構えるが、

 
 秀夫「やあ、失礼、走るの見たけど、素晴らしいストライドだね。でもちょっとスタートが気になったなぁ、スターティングブロックの間隔をもう少し狭くして……」

 秀夫はお構いなしに、友子の走りに具体的なアドバイスをする。

 悪い人ではないと判断した友子は、素直にスターティングブロックの位置を変え、秀夫の合図で何度もスタートダッシュを行い、確かな手ごたえを感じる。

 しかし、女子高生が、初めて会った素性も知れない男から競技のコーチをしてもらうなど、今ではおよそ考えられない変態的牧歌的なシーンである。

 しばらくして、秀夫は名前も名乗らずに去っていくが、友子は早くも秀夫のことをコーチと呼んでいた。

 友子の住んでいる豪邸では、門の前で母親の鈴代が娘の帰りを待ちわびていた。

 
 鈴代「几帳面なお前が30分も遅れるんだもん、心配で心配で……」
 友子「お母さん、私もう17才よ、子供扱いはよして」
 鈴代「いつまで経ったって子供は子供さ」

 心配性だが明るくて働き者の鈴代を演じるのは、中条静夫と並ぶこのドラマの大黒柱と言っても差し支えのない名優・草笛光子さん。

 二人が仲良く話していると、

 
 政子「鈴代さん、お食事の支度ほったらかして、何してるの」

 出たぁあああああーっ!! 原知左子だぁああああーっ!!

 友子の父・大山豪助の先妻の娘で、長女の政子である。

 見ての通りのイビリ役だが、「赤い絆」の真野順子のような陰険でネチネチしたキャラクターと比べると、揚げ立てのから揚げのようにカラッとしており、今回チェックして、彼女のことをむしろ可愛いとさえ思ってしまったほどである。

 鈴代「はいはい、すみません」

 鈴代は逆らわず、いそいそと屋敷に戻る。

 彼女はれっきとした大山豪助の妻なのだが、後妻と言うことで、特に政子からは使用人のような扱いを受けている。鈴代は鈴代で、そんな扱いに甘んじ、ひたすら夫とその子供たちに尽くす態度は、不自然なほど恭謙である。

 
 政子「お父様、おはようございます」

 ダイニングルームでは、政子がグラスに並々とビールを継いで、ホステスのようににこやかに父親に渡す。

 大山「おはよう!!」

 大山、にこりともせずに受け取ると、朝っぱらからビールを一気飲みする。

 どてらい奴だ。

 大山の豪快なキャラクターおよび、大山と政子の関係性を1シーンで表現した見事な演出である。

 演じるのは、説明不要の中条静夫さん。

 基本的には暴君タイプの憎まれ役なのだが、単なる悪役ではなく、裸一貫から財を築いた有能な人物であり、剛腹で、決断力に富み、それなりの礼節をわきまえ、娘・友子には、独善的だがひとかたならない愛情を注いでいる父親でもある。

 この、大山豪助と言う、一口では言い表せない複雑且つ強烈なキャラクターの存在と、それを見事に演じ切った中条さんの存在こそ、このドラマを成功させた最大の原動力であろう。

 そこへ、友子と鈴代がお盆を持ってあらわれる。

 
 友子「お父さん、おはよう」
 鈴代「おはようございます」
 大山「おお、おはよう、うさぎ、どうだ、調子は」
 友子「11秒9の最高タイム、今日破れそうな気がするんです」
 大山「そうか、そりゃ結構だ」

 大山は、友子のことを「うさぎ」と呼ぶ。

 まるでペット扱いだが、実際、半ばそんなつもりで養っているようなところがある。

 と、味噌汁を口にした大山が、「なんだ、この味噌汁はっ?」と、海原雄山のように怒鳴り散らす。

 鈴代「はいっ」
 女中「だから申し上げたでしょう、旦那様のお味噌汁は私の味じゃなきゃダメですって」
 鈴代「今度からお口に合うようにいたしますから」
 大山「夫婦になって17年、いつになったらまともな味噌汁を作るんだ」

 ……

 じゅ、17年?

 そりゃさすがに鈴代が悪いような気がする。

 でも、彼らの様子を見てると、まるで、つい数年前に、鈴代が友子を連れ子として大山家に嫁いで来たようである。

 いくら後妻でも、鈴代の態度はあまりに卑屈に過ぎる。

 もっとも、鈴代には、そうせざるを得ない、ある隠された事情があったのだが……

 鈴代、背後から「お母さん」と呼ばれて振り向けば、

 
 そこに、爽やかな笑顔を湛えた中島久之サマが立っていた!!

 大山の長男で、大学病院に勤めている豊である。

 豊「おはよう」
 鈴代「おはようございます」
 豊「論文書きで徹夜しましたから、朝飯食べてひと眠りします、12時ごろ起こして下さい」

 見ての通り、豊は大山家では唯一の常識人であり、ドラマにおける清涼剤の役目を果たしている好青年なのである。

 このドラマの素晴らしいところは、イイ奴と嫌な奴の配分が絶妙……と言うより、大山と政子以外は基本全部イイ奴なので、大山の独裁者ぶりや、政子の意地悪への毒消し役が常に用意されているので、見ていてストレスが溜まりにくいことである。

 「赤い絆」なんかは逆に、登場人物がどいつもこいつもイヤな奴で、しかも陰湿なのが多いので、見ていて非常にストレスが溜まるのである。

 ちなみに、イヤな奴比率が一番高い大映ドラマは、自分の知る限り、小泉今日子主演の「少女に何が起ったか」だろうなぁ。

 あんな、ヒロインが最初から最後まで延々いじめられるようなドラマを見て何が楽しいのか、理解に苦しむ。

 閑話休題、政子は刺々しい口調で席に着いた弟をなじる。

 政子「あなた、お父様にはいつも挨拶しないのね、どういうこと」
 豊「……」
 大山「ほっとけ、こいつは独りよがりで頑固でな、父親を父親とも思っておらんのだ」
 豊「仕方ないさ、お父さんの子供だから性格が似ちゃったんだ」
 大山「じゃあ何故ワシの後を継がん、脳外科かなんか知らんが、勝手に医者になりおって」
 豊「僕はね、金儲けのためならなんでもやる、そんな浅ましい人間にはなりたくないんだ」

 暴君・大山に対し、あてつけるような発言をする豊。

 誠実で優しくて無欲で頭が良くて勇気があって、おまけに医者と言う、ほとんど完璧超人なのだが、この豊に惚れた腫れたの話が最後までないのが、このドラマの数少ない欠陥である。

 大山が、朝っぱらから怒鳴り散らしながらダイニングを出ると、玄関に秘書の北川が立っていた。

 
 北川「おはようございます」

 演じるのは、これまた説明不要の長門裕之さん。

 
 大山「おはよう!!」(ガバッ!!)
 北川(なぜ脱ぐ?)

 と言うのは嘘だが、着物を脱ぎ捨てると、ランニングにパンツ一枚になって二階に上がる大山であった。

 鈴代がすかさず着物を拾い上げ、

 鈴代「おはようございます」
 北川「……」

 にこやかに挨拶する鈴代だったが、北川の異様な視線に気付くと、

 
 急に笑みを消し、視線を逸らしてしまう。

 北川「おはようございます」
 鈴代「……」

 鈴代、逃げるように奥に引っ込んでしまう。

 何気ないシーンだが、これが後に判明する意外な事実の、大きな伏線になっているのである。

 と、玄関脇の電話が鳴ったので北川が出ると、

 北川「私は秘書の北川ですが……あんたか」

 
 矢野「ところで、俺の後ろにいる女、誰?」
 北川「そんなこと知るかっ!!」

 じゃなくて、

 矢野「俺のオヤジを殺したのは本当におめえじゃねえんだなっ」
 北川「そうだ、絶対に私じゃない」
 矢野「俺の仇は大山豪助か、ようし、今日中にぶっ殺してやる」

 大山を親の仇と付け狙う、一匹狼のチンピラ矢野を演じるのは、姿長官の谷隼人さん。

 北川、大山の秘書でありながら、矢野が大山を殺そうとしているのを知っても止めようとせず、むしろ唆すようなことを口にする。

 何も知らない大山が車で会社に出掛けたあと、政子がまたしても鈴代を使用人扱いして居丈高に用事を言いつける。

 当然、豊が反発して、

 
 豊「姉さん、なんだい、その口の利き方は……それが母さんに向かって言う言葉か」
 政子「母さん? バカなこと言わないでよ、私とあなたのお母様はね、亡くなったの、あとから図々しく入り込んできた人をどうして母さんなんて呼べるの?」
 豊「姉さん、あんた!!」

 政子のひどい言い草に、豊がカッとなって立ち上がるが、政子はますます調子に乗り、

 
 政子「豊さん、あなたどうして鈴代さんの肩ばっかり持つの? 分かってるのよ、友子のことが好きで好きでたまらないからでしょ」
 豊「姉さん、言っていいことと悪いことがある」
 政子「そんなに友子が好きだったら、いっそお嫁さんに貰ったら? この子、お父様の子かどうか怪しいんだから……だいじょうぶよ」

 際どい冗談を言って、さっさとダイニングを出て行く。

 気まずくなった空気を振り払うように、

 
 豊「母さん、姉が何を言っても聞き流して下さい、結婚に失敗してから欲求不満のヒステリーなんですよ」
 鈴代「……」

 お返しとばかり、出戻りの姉を侮辱するようなことを言って、鈴代をいたわる。

 ああ、ほんと、中島さんの笑顔見てると癒されるわぁ。

 ちなみに豊が友子のことを好ましく思っているのは事実だが、それはあくまで兄としてである。

 今日行われる陸上競技会へ行く友子を鈴代が門まで送ってやるが、その際、友子は自分が働き出したら一緒にこの家を出ようと誘いかける。

 友子も、母親がこの家で召使のように扱われている姿に心を痛めているのだ。

 と、鈴代がふざけて門から飛び出しところに、ちょうど車が突っ込んできて、危うくぶつかりそうになる。

 江崎「危ないなぁ……お怪我は? 大丈夫ですか」
 鈴代「すいません、もう、子供みたいに」

 照れ笑いを浮かべて起き上がった鈴代であったが、相手の顔を見てびっくりする。

 鈴代「先生、江崎先生!!」

 
 江崎「鈴代さん? あ、そうか、鈴代さんか」

 後に判明するが、世界的な脳外科医で、豊の恩師でもある江崎であった。

 演じるのは、「赤いシリーズ」のヌシとも言うべき、宇津井健。

 江崎「こりゃ驚いた、もう何年になりますかねえ」
 鈴代「17年です、先生、少しもお変わりになりませんね」

 まるでかつての恋人同士のように和やかに再会を喜び合う二人であったが、江崎はふと友子の存在に気付き、

 江崎「このお嬢さん……」
 鈴代「娘の友子です」
 江崎「大きくなったもんだ」
 友子「……」

 江崎、感慨深げに友子の顔を見詰めるが、友子は戸惑ったように目を伏せる。

 江崎「急ぎの用事があるんで失礼します……」

 いかにも後ろ髪を引かれる風情で、江崎はその場を走り去る。

 友子「お母さん、今のひと誰?」
 鈴代「え」
 友子「お母さんの初恋の人?」
 鈴代「馬鹿、ませたこと言うんじゃないの」

 だが、二人がただならぬ関係であったことは明白で、このシーンは、視聴者に対する上手い引っ掛けになっている。

 つまり、江崎こそ、友子の実の父親ではないかしらんと言う、大映ドラマでありがちの秘密である。

 なにしろ、宇津井健とモモエさんは過去に何度も親子として共演している間柄だから、視聴者がそう考えたとしても無理はない。

 一方、

 矢野「大山豪助、俺はお前に殺された矢野浩一郎の息子だ、忘れたとは言わせねえぞ」
 大山「矢野浩一郎の息子?」
 矢野「オヤジの仇だ、くたばれーっ!!」

 会社に着いた大山の前に矢野があらわれ、ドスを振りかざして襲ってくるが、警備員に邪魔されてあえなく失敗する。

 しかし、同じ日の夜にライフル銃を使っているのに、ここでは成功率の低い方法で大山を狙っているのは、いかにも不自然である。

 自分が矢野浩一郎の息子だと言うことを告げてから殺したかったのなら、事前に電話でも入れておけば済む話である。

 無論、これは、新田親子を大山の護衛につかせ、後の悲劇を招来させる為の、ストーリー上の工夫である。

 続いて、警察の射撃訓練場で、秀夫が父親であり、上司でもある新田雄作から指導を受けているシーン。

 
 雄作「拳銃発射の反動を肩だけで受け止めるな、骨をイカれてしまうぞ」
 秀夫「腕全体で柔らかく吸収すればいいんだね」

 雄作を演じるのは、これまた名優の田村高廣さん。

 そこへ、彼らの上司である警視庁捜査二課の捜査課長・水谷が来て、大山が襲撃されたことを伝える。

 彼らはすぐに大山の会社を訪ねる。

 
 水谷「今、都内全域に非常線を張って、犯人の行方を追及中です」

 で、その水谷を演じているのが、80年代の大映ドラマの顔とも言える名古屋章さん!!

 この他にも、今回は登場しないが、大坂志郎さんや、南田洋子さんなど、今見ると、信じられないような贅沢なキャスティングである。

 と、課長の後ろに控えていた雄作がずいと前に出て、斬り込むような口調で、

 雄作「犯人は矢野浩一郎の息子と名乗ったそうですね」
 大山「それがどうした」
 雄作「18年前、矢野浩一郎はある料亭で床柱に頭を叩きつけられて殺された。その現場には大山さん、北川さん、あなた方二人がいた」
 大山「なにもんだ、君は」
 雄作「当時、事件を取り調べた刑事の隣に住んでいた新田です」
 大山「知るかっ!!」

 じゃなくて、

 雄作「当時、事件を取り調べた刑事の新田です。この顔を忘れましたか」
 大山「……」

 
 北川「矢野さん、一切を水に流して下さい」
 矢野「駄目だ、大山、よくもワシの会社を乗っ取ったな。貴様、鬼だ」

 その言葉に、大山の脳裏に18年前の忌まわしい記憶が蘇る。

 詳細は不明だが、大山は汚い手口で矢野浩一郎の会社を乗っ取ったらしい。

 大山に小馬鹿にされ、半狂乱になった矢野であったが、大山と揉み合っているうちに床柱に後頭部を強く打ち付け、あっけなく死んでしまったのである。

 だが、大山のような男が、自分が殺しまひたと名乗り出る筈がなく、

 
 その場にいた北川がボスの罪を引っ被り、代わりに収監されたのである。

 
 大山「しかし、矢野浩一郎を殺したのは私じゃない、北川だ、それにだ、北川は8年も刑務所に入って、殺人の罪を償ったんだ」

 ベテラン刑事たちと、当の北川を前にしていけしゃあしゃあと言ってのける大山。

 どてらい奴だ。

 雄作「私はね、矢野浩一郎を殺したのは北川さんじゃない、矢野の会社を乗っ取ったあんただと思ってるんだ」
 大山「どうして」
 雄作「あんたは事業の為なら、金儲けの為なら、自分の為なら、なんだってやるだろう」

 雄作は、大山の事業家としての強引なやり口を非難するが、大山は平気の平左で、

 大山「そう言う連中は意気地なしの負け犬だ、私の成功を妬んで、悪口は言いふらす、足は引っ張って引き摺り下ろす、全く始末に負えんなぁ、おまえもその一人だろう、意気地なしの負け犬か」
 雄作「……」

 目の前で父親を侮辱されて黙っていられるトモカズではなく、ずいと前に出ると、

 
 秀夫「大山さん、僕の父が負け犬ですか、意気地無しですか、本当に意気地なしの負け犬ですか」
 雄作「秀夫、お前は引っ込んでろ」

 だが、大山は怒るどころか、むしろ頼もしそうに秀夫を見る。

 
 大山「ほお、なかなかいい息子だ、こういう若者を刑事にするとは目先の利かんオヤジだな」
 雄作「私はしがない部長刑事だが、あんたはなんだ、窃盗、強盗、それ以下の恥知らず、人でなしだろう」
 大山「黙れ!! ワシは今まで堂々と事業を経営して来た。大山産業といえば一部上場の大会社だ。その大山豪助が、窃盗か、強盗か? 結構な話だ、名誉毀損で貴様を叩き潰してやるぞ」

 大山は脅しを掛けるが、雄作は一歩も引かず、

 
 雄作「こっちこそ叩き潰してやる、今日からあんたは敵だ、法律の網をくぐってどんな悪事をやってきたか、必ず暴いてみせる」

 この二人のガチンコ演技はさすがに見応えがあって、その迫力にトモカズさんもたじたじと言う感じである。

 しかし、仮にも大山は今回の件については被害者なんだから、担当刑事がここまで言っちゃうかなぁと言う気はする。

 実際、水谷も不審に思って、大山に個人的な恨みでもあるのかと尋ねるが、

 雄作「いや、別に……それより課長、矢野の息子は今日中に殺すと言ったんでしょう、私に大山豪助の警護を担当させてくれませんか」

 と言う訳で、新田親子が大山の警護をすることになる。

 後編に続く。
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コメント

世代の違い

赤のシリーズは数年前にBS-TBSで「運命」が放映されてましたっけ。
私は三国連太郎ばっかり注視して内容はうろ覚えですが…。

>着替えるために、胸の下までガバッとシャツを捲り上げると言う、サービスショット
>着物を脱ぎ捨てると、ランニングにパンツ一枚になって二階に上がる大山
こういう所で、親子を演出しているのでしょうか?

Re: 世代の違い

> 赤のシリーズは数年前にBS-TBSで「運命」が放映されてましたっけ。
> 私は三国連太郎ばっかり注視して内容はうろ覚えですが…。

「乳姉妹」の原型みたいな話でしたね。

> こういう所で、親子を演出しているのでしょうか?

うーん、ただの偶然だと思いますが……

赤いシリーズ

いきなり「赤い衝撃」ですか…確か、車椅子に乗っちゃう話しでしたよね?断片ですけど、この「赤い衝撃」と「赤い運命」くらいしか知らないですねぇ…ちょっと楽しみです。衝撃と言えば、山口百恵さんが引退した時の年齢が21歳だったって事を知った時は本当に衝撃でしたね
。環境が人を育てると言うか、とてもその辺の学生が逆立ちしても敵わない存在感ですよね。

Re: 赤いシリーズ

> 衝撃と言えば、山口百恵さんが引退した時の年齢が21歳だったって事を知った時は本当に衝撃でしたね

彼女に限らず、昔の俳優は大人っぽい顔した人が多いですよね。

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