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「赤い衝撃」の管理人的楽しみ方 ディスク4 後編



 ディスク4の後半です。

 16話「父の蒸発」

 早速、鬱なサブタイトルですね。

 静夫パパは谷隼人が体育館で彼を襲ったことから、腹心の長門裕之が彼の予定を谷隼人に教えたに違いないと一方的に責める。

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 長門裕之がしらばっくれていると、静夫パパはこんな時のためにあたためていた必殺技を放つ。

 それは、

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 友和の必殺技「友和パンチ」からヒントを得た、

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 「大山フィニッシュブロー」であった!


 すいません。真面目にやります。

 長門裕之は誤魔化しきれず、谷隼人を匿っていることを認めるが、彼も老獪な策士で、あくまで谷隼人をなだめて買収するために匿っているのだとウソをつく。静夫パパも、谷隼人を汚れ仕事に使うべしと、彼を屋敷に連れて来るよう命じる。

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 そのことを聞いた谷隼人は、例によって「大山の野郎ぶっ殺してやる」と鼻息を荒くする。元気が良いね! だが、長門裕之に「ただ大山を殺すのでは面白くない、彼の会社を乗っ取ってしまおう」と持ちかけられ、彼もその話に乗る。

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 さてその晩の大山邸のお食事。いつもながらご飯がご飯がすすむ君の静夫パパであった。

 こともあろうに彼は、他の家族のいる前で、百恵さんが自分の血を引く娘ではない(つまり草笛光子が他の男性との間に作った子供)と公言してしまう。
 それでも、血は繋がってなくても自分の娘に違いないと言い切るあたり、静夫パパらしい。

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 それを聞いて百恵親子が嫌いで嫌いでしょうがない原知佐子が視聴者の予想に違わず、百恵さんのことを「赤の他人」「図々しい居候」「とっとと出てけ」などと面罵するのだった。

 当然、優しいお兄さん中島久之が姉を叱るのだが、知佐子はさらに「うっふふ、ゆたか、友子が他人だとかえって嬉しいんじゃない? あんたさ、前から友子のこと好きだったんでしょう? 兄弟じゃないと分かったらなんだって好きなことできるじゃない! どう、友子に結婚でも申し込んでみたら」とほざく。

 誰かこいつにデリカシーと言う言葉を教えてやれ。


 深夜、約束どおり、谷隼人が静夫パパに会いに来る。彼は表面上、復讐なんかより金が欲しいとうそぶき、静夫パパはある命令を下すのだった。

 で、大山邸の前で、再び谷隼人が静夫パパをライフルで撃とうとする。無論、そう言う芝居をしろと言うことだろう。

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 屋敷の前で張っていた友和は、またしても市民を間に挟んで谷隼人めがけてピストルを撃つ。そして今度もまた、彼の撃った弾が長門裕之の足に当たってしまう。

 ただし今回は友和自身は、確実に弾道が違うため、長門裕之を撃っていないことは承知している。

 しかし、静夫パパは友和の責任だと言い立て、3000万の慰謝料を払えなどと喚く。そして田村パパに息子を起訴されたくなかったら、自ら職を辞して失踪しろと強要する。

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 田村パパは致し方なく、しばし放浪の旅に出る。これがサブタイトルの「蒸発」である。


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 そしてこれが「蒸着」である。

 あ、お客さん待って! もうしないから。

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 あれこれあって、百恵さんは友和のアパートへやってくる。しかし、そこで待っていたのは押しかけ女房然としてふるまう木内みどりのむかつく笑顔だった。

 彼女は、南田洋子の承諾を得て、ちょくちょくアパートへ来ては家事の手伝いをしているのだった。

 彼女の立派な主婦ぶりと、振り返って自分の不甲斐なさとを比べ、百恵さんは自分より木内みどりのほうが友和にはふさわしいと自虐モード全開となるが、

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 友和は「バカだな君は!」と、遂に百恵さんの唇を奪うのであった。

 ただ、どう見てもキスしてるようには見えん。

 続く17話は「母の殺人」である。これも暗そうな話だ。

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 中島久之は、血のつながりがあると分かった友和に対し、「君とだけは兄弟として付き合っていきたい」などと親しみを見せ、さらに「僕は友子が好きだ!」と言っちゃいけないことまで言ってしまう。ま、文脈としては「妹として」と言うことなのだろうが、はしなくも、彼は妹(百恵)を女性として愛していたことを告白した形になる。

 だが、同時に「友子を一番愛してるのは君だ。彼女を幸せにしてやってくれ」と身を引くことを表明するのだった。

 このふたりの組み合わせは「赤い衝撃」中では、最も爽やかである。

 その後、静夫パパへの憎しみでテンパった南田洋子は、大山邸に押しかけてきて静夫パパを刺し殺そうとする。だが、果たせず、息子の友和に制される。

 えたりとばかり、静夫パパは友和に対し、母親(南田洋子)を殺人罪で逮捕されたくなかったら、自分の息子として大山邸で暮らすように命じる。つまり、自分の会社の後継者として彼を手元に置きたいのだ。

 友和は背に腹は変えられず、大山邸に移り住む。
 しかし、事情を知らないゆたか(中島久之)は、友和が大山家の財産が欲しくなって変心したんじゃないかと疑い、難詰する。母親の一件を話せない友和に対し、

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 中島「ゆたかパンチ!」

 と、兼ねてから研究していた必殺技を……え、もういいですか?

 とにかく殴られるがままの友和であった。

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 その後、悩みごとが多くて例によってひとりでふらふらと徘徊し、障害者でも雇うという工場で臨時に働き出す百恵さん。もっともすぐ友和が迎えに来るので、速攻で辞めてしまうのだが。

 そこで知り合う気のいいオバサンを園佳也子、人のいい社長を佐山俊二が演じている。

 しかし、考えたら、この時の百恵さんの家庭環境は凄いことになっている。彼女の視点で家族のことを説明すると、

 ・父親は自分の本当の父親ではない。
 ・母親は別の誰かとの間に自分を産み、しかもそのまま父親と夫婦として暮らしている。
 ・血のつながりのない兄と姉がいて、兄はどうやら自分に気があるらしい。
 ・そして最近は、血のつながりがあると思っていたら実はなかった恋人が、父親の血を引く息子として一緒に暮らしている。

 大映ドラマじゃないんだから。あ、大映ドラマか。

 5へ続く。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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