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星雲仮面マシンマンDVD



 余談だが、ついさっき愛猫が天に召された。最近まで元気だったが、一週間くらいで急速に体力が衰え、眠るように亡くなった。18才(推定)だったので、十分過ぎるほど生きたと言えるだろうが、やはり悲しいものがある。

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 在りし日の姿

 いかん、泣けてきた。


 で、本題だが、最近70年代の特撮ばっかりとりあげているようであまりに古いだろうと、今回は少し新しい作品を紹介したい。

 1984年放送の「星雲仮面マシンマン」である。どこが新しいんだと言う突っ込み、ありがとうございます。

 マイナーな作品で、自分もタイトル以外全く知識がなかったのだが、塚田きよみさんが出てるのでDVDボックスを買ってみた。つい最近見たのだが、これが予想以上に面白かった。

 一見、普通のヒーローもののようだが、実際は女の子向けの特撮ドラマ(「ちゅうかなぱいぱい」とかの路線)の要素も色濃く持つ、異色作であった。

 主人公からして、宇宙刑事とか改造人間とか大仰なものじゃなく、宇宙から来た大学生で、地球人の生態をテーマに論文を書くために地球を訪れていたが、偶然助けた女性カメラマンに一目惚れし、彼女を守るためにしばらく地球に残ることになったと言うまったりした設定なのだ。

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 主人公を演じる佐久田脩さんがとても爽やかなのだ。

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 ヒロインの塚田さんも、すっとぽけたキャラを活き活きと演じて好印象。

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 星雲仮面マシンマン。

 ビニール傘のようなマントが気になるが、戦うときはなくなる仕組み。

 アクション監督は「セーラー服反逆同盟」でお馴染み横山稔氏なので、アクションそのものはハイレベルだ。

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 ただ、こういう愉快なキャラ(ボールボーイ)が相棒として登場したりして、全体的に牧歌的なムード。

 戦いも敵を蹴り殺したり爆死させたりと言った殺伐としたものではなく、カタルシスウェーブで相手の良心を目覚めさせて改心させると言った穏当なパターンが多い。ま、相手がロボットの場合は破壊することもあるけど。

 そもそも敵組織テンタクルのボス(天本英世)からして、子供が嫌いなので子供を悲しませたり子供の夢を奪ったりすることに生き甲斐を感じると言う確信犯的な愉快犯なので、世界征服とか人類皆殺しとか、できもしないことを画策する連中とは一味違う。

 で、当然、アクションよりドラマ重視の作りになっていてその辺も個人的には大歓迎であった。

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 あと、レギュラーの子役が妙にうまいんだよね。

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 6話には大地康雄に阿知波悟美と言う豪華なコンビも登場。阿知波さんがすげえ色っぽい。

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 塚田さんは綺麗だなっと。

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 セクハラにも負けない。

 なお、音楽は特撮ドラマとしては珍しく大野雄二が担当していて、これがなかなか新鮮であった。主題歌はJOMO。

 と言う訳でみんなも見よう。

 自分もまだDVDボックス1しか買ってないんだけどね。


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