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「時をかける少女」(1983年) その3



 つづきです。

 火曜の朝、登校中に屋根瓦が落下してきて「危ない」と思った瞬間、

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 和子はベッドの中で目を覚ます。寝汗がセクシーだ。

 普通はまあ、さっきのは夢だったと思うところである。

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 ただ、和子の妹が剥がす決まりの、ダイニングの日めくりカレンダーがひとつの手掛かりにはなっている。これはまあ見てる方も今が何日なのか時々分からなくなるので、そのための小道具だろう。

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 で、火曜日とばかり思い込んでいる和子は、出会った福島先生のネクタイ(日曜に立花先生からプレゼントされた)を見て、「ステキですねって言いたかったんです、昨日……」と何気なく言ってしまう。

 月曜の授業中、和子がネクタイをチラッと見る伏線がちゃんと張ってあるんだけどね。

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 ところが、実際は、今日がその月曜なので、初めて締めて来たはずのネクタイの柄を、既に和子が知っていたのを、横にいた立花先生が聞きつけ、てっきり福島先生が同じ柄のネクタイを既に持っていたのだと思い込んで、ちょっと拗ねるのだった。

 この辺、ちょっとややこしいんだけどね。

 その後、神谷真理子に「実験室で倒れたんだって?」と昨日と同じことを訊かれ、さすがに怪訝な顔をする和子。

 さらに、

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 彼女が昨夜起きたと思い込んでいる地震と火事のことを話して、吾朗に変な顔をされる。

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 で、一回目の月曜日は、ちゃんと体操服姿でバスケをしていたが、おかしなことばかり起こって気分がすぐれず、ここでは制服姿で見学している。また、植物採集で学校を休むと言っていた深町が、普通の顔して登校しているのを見て混乱してしまう。

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 よって、放課後のクラブ活動も上の空で、途中で帰っちゃう。この、いかにも合成と言う感じの暗い空がいいですね。

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 帰途も、いつも通り掛かる時計店の時計の針が、ぐるぐる回って剣の様に自分に向かってきたりして、とにかく尋常ではない様子。

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 そこの店主も何故か不気味な笑いを漏らすのだった。この店主を演じているのは友情出演の高林陽一監督です。

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 思い余った末、和子は深町の家にあがりこんで、相談しようとする。

 ただその前に、深町のパジャマを見せてもらう。つまり、月曜の夜に吾朗の家の前で会った深町の着ていたパジャマと同じものかどうか確かめるためだ。ところが、深町は年寄りと住んでいるのでパジャマは持っておらず、寝巻しか着ないと言う。ここで、初めて彼女の体験した月曜と違う事実が生じたので、少しホッとするのだった。

 その後、自分の体験を深町に話すと、深町はデジャヴじゃないかと常識的な判断を下す。

 なお、原作では和子は吾朗と深町の二人に相談している。自宅が火事になると聞かされた吾朗は腹を立ててしまうんだけどね。のみならず、吾朗は和子がキチガイになったと思い込み、精神病院へ電話しようとする一幕があるのだった。

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 さてその夜、彼女の予言どおり、地震と火事が発生。今度は火事が発見される前に吾朗の家に行き、そこで深町と顔を合わすのだった。

 で、パジャマは持っていないはずの深町が、その時パジャマを着ているのを見て驚く和子。彼女と別れた後で、祖母がパジャマを買って来てくれたと言う。ちなみにこのパジャマにまつわるエピソードは原作とほぼ同じである。

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 その帰り道で、和子が深町に対してはっきりと恋心を認識するようになるのだった……。

 翌日の火曜。和子は前回、瓦が落ちてきたことを思い出し、慌てて家を飛び出す。

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 そして間一髪吾朗を助けるのだが、この時、彼の指の傷を見てハッとする。書き忘れたけど、深町との思い出の中で、深町の指先に傷があるはずなのに、それが吾朗の指先にあるのを見て驚いたのだった。

 ここで、和子が「深町くん」とつぶやくのが、吾朗にとってはかなりのダメージではなかったのだろうか。

 原作では、三人で福島先生に相談した後、和子がひとりで土曜日の実験室へタイムリープして……と言うことになるんだけどね。

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 映画では、和子は自分の力で深町が植物採集に来ている岩場に瞬間移動する。

 ここはセットくさいけど、ほんとの岩場で撮影してるそうです。

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 二人して時間の渦に巻き込まれていく印象的な特撮シーン。

 正直、最初見たときは「なんじゃこれは」と呆れたけれど、今になってみるとなんか良いんだよね。

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 様々な時間軸のコマ撮り世界をバックに、タイムリープする知世さん。ここも、なんか妙に懐かしい気持ちにさせてくれる。

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 そして気がつくと、神谷真理子が目の前にいて、実験室の鍵を渡そうとしている。この際なので、津田ゆかりさんのアップを貼っておきます。

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 で、以前と同じように理科室の掃除に向かうのだが、前回と違い、この時もう深町の姿は見えないのだった。

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 そして問題のあの時、あの場所へ再びやってきた和子の前に現れたのは……バレバレだけど



 つづく。


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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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