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「赤い衝撃」の管理人的楽しみ方 ディスク1




 「赤い」シリーズの3作目、「衝撃」を先日初めて見た。と言っても、まだ最初の5話だけだが。

 1976年~77年の放送。山口百恵のシリーズ初主演作品である。

 スプリンター山口百恵が、愛する三浦友和の銃弾を受けて下半身不随になって、悶々とする話である。無論、大映ドラマのことだから、いろいろとムチャな設定やハプニングが明らかになってくることだろうが、まだ序盤なのでそれほど奇抜なことは起きていない。

 第1話の冒頭、

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 林の中でかけっこの練習をしている山口百恵。アイドルらしからぬ健康的な肉体と、ぶるんぶるん揺れる乳が蠱惑的である。

 今思ったのだが、なんでそんなところで練習してたんだろう?

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 一汗かいたあとで、いきなりガバッとシャツを脱ごうとするので一瞬ドキッとしてしまった。

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 そこへ現れたのは、スーツ姿の三浦友和。変質者ではありません。

 今なら即通報されるところだが、

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 三浦友和は「スターティングブロックの間隔が……」などと、平然と彼女の走りについてアドバイスを始めるのだった。

 百恵さんもそれを素直に取り入れて練習する。

 この辺がいかにもドラマですな。

 その後、怒涛の奇遇ラッシュ。

 奇遇その1
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 百恵の母親・草笛光子が17年ぶりに宇津井健と、家の前でばったり出会う。

 奇遇その2
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 友和の父・田村高廣(どちらも刑事)は、かねてより百恵の父・中条静夫を過去の殺人事件や強引な商売のやり口などについて、逮捕してやるゾと付け狙っていたのだった。

 奇遇その3
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 百恵が銃弾を浴びて搬送される病院に、宇津井健がいて、しかもその弟子(中島久之)が百恵の異母兄なのだった。

 話が前後したが、中条静夫を親の仇と付け狙う谷隼人が、中条を撃とうとした際、ちょうど百恵さんが中条の前に飛び出してくる。反対側にいた友和・高廣は、慌てて谷隼人へ向けて銃を撃つが、運悪く、友和の撃った弾丸が百恵さんの背中に命中してしまうのだった。

 これが全ての始まりだった……

 あとはまあ、一生下半身不随だと宣告された百恵さんが絶望したり、友和が憎まれつつも彼女の支えになろうと必死になったり、そう言うメロドラマが展開するのである。しかし、いちいち細かい筋を紹介してもしょうがないので、自分が気になった点について簡単に書いておく。

 まず、

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 百恵さんの異母姉・原知佐子さんの腐れ外道ぶりが素晴らしい。こいつは百恵さんと後妻である草笛光子が目障りでしょうがないので、ことあるごとに、中条静夫にあれこれと告げ口したり、百恵さんに余計なことを教えたりして、騒ぎになることを心から楽しみにしているのである。見ていて、ぶん殴りたくなるが、まあ、毎回のように中条静夫に引っ叩かれてるんだけどね。

 関係ないが、原さんは実相寺監督の奥さんだったのだね。知らなかったわぁ。

 あと、傲慢オヤジを演じる中条静夫も気になった。

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 1話では、百恵さんの勝利を祝って阿波踊りを踊り狂うのである。

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 そして百恵さんや、草笛さんも一緒になって踊ると言う謎の演出。

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 第2話では赤フンしめて、家のプールでガンガン泳いでいる。

 そして、谷隼人に狙撃されるのだが、

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 その後、平然とビールを飲んじゃう豪傑であった。

 第3話では、

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 筋トレをした後で黒い乳首が透けて見える。

 第4話では、

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 パンツ一丁で野球拳を楽しむ。

 しかし、このアングルだと、まるで全裸のように見える。

 第5話でも、

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 温泉ですっぽんぽんになっている。

 ただ、肌色のタイツのようなものをつけているみたいだ。

 とにかく毎回のように静夫が脱ぎたがるのが気になってしょうがない。6話以降も脱ぎ続けるのだろうか。

 それと、個人的には横溝正史関連のキャストが多いのも気になる。

 市川崑の映画で言うと、草笛光子、加藤武、林ゆたか。

 横溝正史シリーズでは、同じく草笛光子に、長門裕之、加藤和夫、谷隼人。

 ついでに田村高廣はATGの「本陣殺人事件」に出ている。

 だからどうした、と言う感じだけどね。

 なお、キャストでは、芯の強い母親役を演じる草笛光子が一等賞。硬骨のデカを演じる田村高廣が二等賞と言ったところか。

 続きが楽しみなのであった。



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コメント

「(大映ドラマなんだから)そんな偶然も奇縁もあっていいじゃないか!」と全て開き直って「衝撃」を見直してみると、これ、かなり上手く書かれた傑作なのでは?という気がしてきました。

最後に一箇所(というか1人)だけどうしても理解不能な残念なところが出てきてしまうのですが。どんなムチャクチャな偶然も奇縁も使っていいから上手く正当化してほしかったが....、まあ、いいか。

この冒頭、百恵さんがいきなり脱ごうとする演出がとてもイイですよねー。百恵さん、ドラマ終盤にはかなり美人になります(あくまで個人的な主観ですが)。

しかしあのっ、そんなに中条静夫の裸体がお好みですか(笑)?挙句の果てには冷たいプールで風邪を引いて息子の病院に入院するまで豪快に脱ぎ続けてくれますが。

Re[1]:「赤い衝撃」の管理人的楽しみ方 ディスク1(04/23)  

中条静夫のそんな奴いねえよと言う横暴ぶりや、原知佐子の事あるごとに告げ口テレフォンをかけまくるバカタレぶりは、見ていて腹が立つけど、実はそう言う憎まれキャラがいるからドラマが面白くなってるんでしょうね。

しかし当時は車椅子に乗るのがそんなに恥辱だったんでしょうか?

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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