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探偵・神津恭介の殺人推理2「影なき女」



 第2弾の「影なき女」は1985年2月2日の放送。

 今回も、密室殺人を扱った事件だが、同時に高価な宝石の紛失と言う謎が加わっている。

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 狂言回しの松下は、引き続き大和田獏だが、その恋人で神津の妹・信子は叶和貴子から、飯干恵子へスイッチ。

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 松下の兄の刑事も、橋本功から原田大二郎へバトンタッチ。

 ストーリーは、悪名高い高利貸しの男が、アレッポの星と言う高価なダイヤを欲しいと言う知り合いの女性を、自宅に招いて宝石商に紹介するところから始まる。

 松下はちょうどその時、高利貸しへの取材のためにその家を訪れていたのだった。

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 高利貸しの後妻を演じるのは金沢碧。先妻の娘は、比企理恵さん。このいかにもモサッとした感じがいいのである。このまま少年院へ入りそうな感じがして。

 関係ないが、「不良少女と呼ばれて」で共演(?)した石山雄大さんも出ています。

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 香港から来た謎の美女を演じるのはピンク・レディのMIEさん。そういや、「不良少女~」の主題歌歌ってるんだよね。

 しかし、宝石の値段について高利貸しと彼女がふたりきりで部屋にこもるが、いつまで経っても話が終わらないので部下や家族が見に行くと、中から呻き声が聞こえる。合鍵で開けて入ると、高利貸しの男はぐったりしていて、

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 部下の村井国夫が調べると、男は死んでいた。

 典型的な密室殺人だが、面白いのは、謎の美女の姿が消えていて、しかも庭に通じるドアも内側から鍵が掛けられていると言う、いわば二重の不可能犯罪となっていることだ。

 事件の謎を我らが神津先生が解いていくのだが、管理人の興味はもっぱら比企理恵さんの動向にそそがれるのでありました。

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 親父が死んでむしろ喜んでいるんじゃないかと、継母へ冷たい視線を投げる比企さん。

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 会社の整理をしているときに、父親のデスクの中からエロ写真を発見して「不潔だわ」と眉を顰める比企さん。

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 彼女は村井国夫と恋愛関係にあるようで、
 比企「近頃すっかり誘ってくれないのね」
 と、もう「不良少女」ではなく大人の女性であることをアピールする。 
 村井「刺激されたのかな? エロ写真に」

 しかも、

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 村井のからかいに対し、無言で小気味の良い平手打ちを加え、
 比企「あたしが嫌いになったらそう言って。あたし帰る!」
 と、荒々しさも残している感じなのが最高ですね。

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 それでいて、神津の提案した事件の再現のとき、村井国夫に無害の薬物を注射したはずが、いつの間にか毒物にすり替わっていて、村井国夫が人事不省に陥った際は、ワンワン泣くと言う可愛いところも見せるのだった。

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 村井国夫は助かるが、彼女は殺人未遂の容疑で勾留されてしまう。結局、警察の厄介になるのか……。

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 なお、デートクラブの経営者役で、ひし美ゆり子さんがいい感じに崩れてます。

 最後は当然、神津先生がすべての謎を解いて終幕。宝石も意外なところから発見されるのだ。


 ミステリーとしてはかなり水準が高く、見応えがある。しかし、最初の事件の際に、どうして庭に出るドアにまで鍵をかけたのか、その辺が引っ掛かる。謎の女の犯行にするには、施錠してはダメだろう。ま、密室状態で発見された方がミステリーとしては面白いけどね。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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