「暴れん坊将軍」を彩る女優さん～その16

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　引き続き第5シリーズの紹介ですが、残りたったの2話しかありません。

　まずは、第35話（ＳＰを入れると37話）「わが恋せし上様」

　
　大奥に仕える腰元（青山知可子）が、城内で迷子になり、たまたま吉宗の姿を見てしまう。お庭番が慌てて彼女を捕まえるが、吉宗はいつものように優しい態度を見せるのだった。

　その後、宿下がりか何かで城の外へ出た腰元、

　
　友人の伊藤つかさと団子を食べたりしていると、向こうからボケッとした顔でやってくるのは、

　
　なんと、上様そっくりの殿御ではないか。ま、上様本人なんだけどね。


　そんな偶然ねえよ。ま、お約束と言うことで

　腰元はすっかり上様にほの字なのだが、ま、いつものように上様は「正室を迎えるのは早過ぎる」とか言って、ていよく袖にするのであった。

　ドラマの中でそう言い続けて15年、さすがに無理がないか？

　で、今回は栗塚旭サマも登場なさっておられる。

　
　悪を斬るために生まれてきたような栗塚旭。

　
　善に斬られるために生まれてきたような出水憲。



　続いて39話（ＳＰを含めて41話）「対決! みちのく恋風剣法」

　弘前藩の参勤交代にからむお家騒動を描いた作品。

　
　いろいろあって（手を抜くな）、かつての許婚を仇と狙う男装の麗人、武田京子さん。藩をわたくししようとする許婚たちを討つため、同志に引き合わされたところ。

　
　この非常時に、厚化粧はどうかと思うが。

　
　しかし、逆に彼らに捕まってしまう。

　無論、ホントに悪いのは彼らではなく、彼女は真の悪に操られているだけなんだけどね。藩のため、情報を聞き出そうとかつての恋人を拷問する男の苦衷。

　
　そこへ突然現れて彼らに助力を申し出る代わりに、彼女の身柄を預かろうと言い出すのは、商人に変装した吉宗だった。

　もはや突っ込む気にもなれない。

　その後、身分詐称がばれて、牢屋に入れられてしまう吉宗。

　
　しかしその眼力で、牢名主たちをあっさり服従させてしまう。なお画面右上の人はかつて「め組」にいた井上茂さんです。

　この牢の中のシーンは、「暴れ」の中でも妙にコミカルなタッチで描かれており、異彩を放っている。

　
　同じく牢に入れられている農民たちの窮状を聞き、
　吉宗「それで牢に入れられるとは、ろうにもならんな」

　国辱級のダジャレをかます吉宗。

　
　（分かりにくいが）後ろでひっくり返る井上茂たち。

　く、くだらねえ～

　と言ったところで、第5シリーズは終了。第6シリーズも素材が揃ったらやります。