「仮面ライダーＶ3」を21世紀の今だからこそ楽しむ 第22話

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　第22話「恐怖のキャンプ 地底運河のなぞ！」

　立花藤兵衛、志郎たちは少年ライダー隊の一行と初島に合宿訓練にやってきていた。

　
　つまりまあ、こういう感じのぬるい特訓をして、少年ライダー隊を鍛えようということなのだが、彼らの敵デストロンは日本を、世界を支配しようとしている凶悪な組織なのである。

　「大人が戦え」と思うのだが。

　
　さすがにこういう場合なので、純子さんはミニスカではなくショートパンツ姿であった。

　
　「初島バケーションランド」……って完全に遊びじゃねえか。

　他にも空手の特訓とか、いろいろあって、

　
　最後はプールでこんなことも。

　イルカに芸仕込んでんじゃねえぞ。

　しかも折角のプールサイドなのに純子さんは水着になってくれないのである（涙）。

　当然、そこではちょうどデストロンが何かの実験をしており、ライダー隊のひとりが誘拐されてしまう。

　
　危険なので志郎たちは子供たちを帰そうとするが、シゲルたちは仲間を見捨てて帰れない、僕たちも捜索に参加させてくださいと嘆願し、立花藤兵衛は「それでこそライダー隊員だ」と激励する。

　今回は島が舞台なので、水上のアクションが多い。

　
　宮内洋氏本人の操縦するボートの行く手に、次々と機雷が爆発して水柱が立つ。

　この辺は下手なアクション映画より迫力がある。

　さらに、

　
　針路上に火の海が広がっている中を突き進み、

　
　そのまま海へダイブしてしまう。これも全部俳優本人がやっているのだから、凄い。

　
　その後、何故か舞台は富士急ハイランドへ移る。昭和の特撮と言ったら富士急ハイランドである（そうか？）。

　それにしても、おやっさんと純子さん、デストロンに捕まり過ぎではないだろうか。デストロンも、たまには人質にしないでサクッと殺せばいいのに。

　無論、最後はＶ3がかけつけ、怪人を蹴り殺し、デストロンの計画（よく知らない）を潰すのであった。

　
　富士急ハイランドだと言うのに、この爆発。

　
　最後はタイアップくさいアングルになるのだった。

　次回はいよいよ23話なので、気合を入れて行きたい。何が「いよいよ」なのかは乞う御期待！　って、もう誰も読んでないか。