「ショカツの女7」

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　作るほうも見るほうもまさかこんなに続くとは思っても見なかっただろう。

　昨夜の土曜ワイド劇場「ショカツの女7」

　毎回、ナンチャンの演技を超えた演技から目が離せない（トチるんじゃないかと）……

　もっとも、噛んだらNGなのでオンエアされるわけがないのだが、それでも彼の台詞が始まるとハラハラしてしまうのは私だけではあるまい。

　普通これだけ回を重ねたら、少しは芝居も上達しそうだが、ナンチャンの場合、まったく、これっぽっちも進歩しないと言うのが凄いよね。

　また売りのひとつのアットホームなレギュラーメンバーのやりとり……それはいいが、最初からキャストが変わってないので、スタート時点から割と平均年齢が高かったのが、ますます高齢化に拍車がかかり、今回は特に佐藤仁美さんが明らかに前回より貫禄がついていて、少し怖かった。「リング2」の病弱少女の面影は遥か遠い……。

　2時間サスペンスの女王、片平なぎさも、惜しまれるうちに身を引いたほうがいいと思うんだけどね。ただ、今、テレビ局は視聴率が取れることを最優先で求めてくるので、結局、安全牌しか選ばれないのだろう。だから、逆に数年前にこのシリーズでナンチャンが抜擢されたのは冒険だったと思うよ。

　そうそう、今回はゲストに柳沢慎吾が出てて、しかもナンチャンと絡むシーンが多く、夢のシンチャンナンチャンが復活していたのがちょっと嬉しかった。


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　追記（2/20）

　視聴率は15.9（関東）で、相棒を抜いてドラマ部門3位でした。

　続篇制作決定ですな。