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「ねらわれた学園」(1997)その1


 この頃、色んなことに情熱を失いつつある管理人。このブログも然り。


 さて、今回紹介するのは、1997年公開の映画「ねらわれた学園」。有名な薬師丸ひろ子主演の奴ではなく、村田和美主演のほうである。確か、この前後、同じ村田和美主演でドラマシリーズも作られていたはずだ。自分は途中で見るのやめたけど。

 おおまかなストーリーは、眉村卓の原作どおり、高見沢みちると言うキャラが、学園を強権で支配していくのに、主人公たちが抵抗するというものだが、その結末は、だいぶ原作とは異なるようだ。ま、原作は読んだことあるが、内容は全然覚えてないのであてにならないが。

 監督は清水厚、脚本は佐藤嗣麻子。スタッフなどは、憶測だが、劇場版「エコエコアザラク」と共通する人が多いのではないか。全体の雰囲気がかなり似ている。音楽も。ま、脚本は全部佐藤さんなので、似て当然かもしれないが。

 ただ、DVDは廃盤で、中古で探すしかない。自分は去年2000円くらいで買った。

 実は、そもそもの購入動機は「セーラー服反逆同盟」に出てる後藤恭子さんなのだ。他に出演作はないかと探していたら、これがあったのだ。映画そのものも嫌いじゃなかったので、買ったというわけ。ただ、こちらでは藤本恭子名義で出ているので、ちょっとわかりにくい。

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 これがメニュー画面。

 ただ、このDVD、古いせいか、DVDプレーヤーで再生してもカウンターが表示されなかったり、LDか何かの素材をそのままDVDにしてるだけみたいで、画質が悪い。

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 まず、雰囲気たっぷりに陽炎のように揺らめく画面の中から、佐伯日菜子がやってくる。まんまエコエコアザラクの黒井ミサみたいだが、本作では彼女は悪役である。

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 それと並行して、舞台となる高校の何気ない朝の様子が映し出される。

 中途半端に短いスカートと、ルーズソックスが、いかにも90年代である。それにしてもこのルーズソックスって何であんなに流行ったのか、自分は全く理解できない。廃れて良かった。

 ヒロインである村田和美が、友だちとふざけていると、教壇の花瓶にあたって自分の頭の上に落ちてくる。

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 村田和美ちゃん。顔の幅が広いが、とても可愛い。「仮面ライダークウガ」のヒロインなどもやってたなぁ。もう引退しちゃったのかな。

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 そのタイミングで、秒針が1つ動く僅かな時間に、さまざまなキャラのクローズアップをはさみ、ドーンドーンと言う効果音とともに、空間のひずみを表現する。

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 花瓶が落ちてくるのを覚悟していたら、それを空中で柏原収史がキャッチして、事無きを得る。

 原作では、彼、関くんが主人公らしいが、この映画では村田和美の方がその役割を担っているようだ。むしろ関くんは「時をかける少女」の深町くんのような存在なのだ。ってネタバレになっちゃうけど。

 この、鐘を突くような音とともに、次元がガラリと変わると言うのは、「エコエコアザラク」で学校が結界に閉ざされる瞬間の演出と瓜二つである。

 
 村田和美がイケメンの関くんにボーっとなっている頃、佐伯日菜子が学校に現れる。

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 彼女にぐぐーっと寄って行くカメラ。

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 そしてグラウンドが、

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 真ん中から、ガラスのようにスパッと割れて、

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 その間にタイトルがバンと出る。これはなかなかカッコイイ。

 ただ、「THE MESSIAH FROM THE FUTURE」と言うサブタイトルはどうかと思う。

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 学校では折しも生徒会長の選挙が行われており、高見沢みちる(佐伯)が当選する。しかし、選挙運動をしていた高見沢みちると、今の高見沢みちるとがまったくの別人であることに、誰も気付かないのだった。

 彼女は、当選早々、学校の風紀の乱れを正すと演説をかます。

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 村田和美は図書室の受付をやっている。図書委員と言う奴である。

 んで、彼女のところへ、

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 すっとやってくるのが、我らが後藤恭子さん。わお。さっきも言ったように、既に当時は藤本に変わってたけどね。「反逆同盟」からちょうど10年後なので、26歳くらいか。

 藤本「遅くなってごめんね」

 なお、彼女が目当てで買ったので、彼女の台詞は全部書いていきます。……え、要らん?

 彼女は、図書室の担当の教師役。腫れぼったい目元が可愛い。

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 さしあたり、平和な学園生活が保たれている。

 この右側の人は、パイレーツの浅田好未である。

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 パソコンのある部屋にやってきた恭子先生(ほんとは違う役名だけど)。

 藤本「あなたたち、ゲームをするんだったらどいてちょうだい……ここはゲームセンターじゃないんだから。学園のホームページ作りたいって言うから……ちゃんと作ってる?」

 実はこのホームページが物語の発端になっているとは誰が知ろう。ワシも知らん。

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 村田和美が、図書室に入ってきた柏原をボーっと見詰めていると、恭子先生がやってきて、

 藤本「楠本(役名)さん、コリン・ウィルソンはどこか分かる?」
 と、割とマニアック(でもないか)な名前を出す。
 村田は、はいと答えて、本を取りに行く。

 しかし、作者名だけじゃ、どの本か分からないだろう。

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 彼女が高い位置にあるその本を取ろうとして奮闘していると、スッと横から手が伸びてきてそれを取ってくれる。ハッとして振り向くと、

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 そう、愛しの柏原サマでありました。このシーンは、ラストでも活用される。

 その後、彼女が柏原の帰りを待っていると、女友達に見付かって冷やかされ、ひとりで帰ってしまうというほのぼのシーンがあったりするが、同時刻、高見沢みちるが生徒会役員を集め、早くも学校の支配に乗り出そうとしていた。

 しかし、彼女の方針に反抗するひとりの女生徒、村田和美の友人なのだが、佐伯日菜子が、以前の高見沢みちるとは別人だと気付き、超能力か何かで、屋上から墜落する。教師や生徒たちが集まってきて、救急車で運ばれて行く。

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 怖いのは、翌朝、その怪我をした友人のことを、墜落事故も含めて学校の誰もが知らないと言うところだろう。彼女の親友である女生徒は懸命に訴えるものの、同じく親友の村田和美以外、誰も彼女のことを覚えていない。

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 教師に訴えるが、教師も彼女に関する記憶を失っていた。

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 腹立ち紛れに教師のアンタッチャブルな秘密を口にする友人。

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 その後、高見沢みちるは、風紀を正すため、パトロール委員を設置して、校則違反をする生徒たちをビシバシと摘発して行く。

 やっぱり、佐伯さんの眼力は凄いものがある。芝居(カツゼツ)はうまくないけど、女優にとっては、こういう独自の個性の方がよほど大事なんだとわかる。

 どうでもいいが、この摘発シーンで、

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 トイレで化粧している双子の女生徒(伊藤なつ・かな)を、

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 同じく双子のパトロール隊員(益子智行・和浩)が注意すると言う変なシーンがあるのだが、どうもこの為だけに、彼らは呼ばれたらしい。なんだかなぁ。

 続く。……続くの?


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コメント

お、おケイちゃん!!

「反逆同盟」マイブームが去らない僕は、とりあえず仙道ノンちゃんと理沙ちゃんはともかくとして、「後藤恭子ちゃんもやっぱり可愛いねぇ」という方向になってきたのですが、飽きもせず3日に1話くらいのペースでDVDを見続けているのでありました。

後藤恭子さん、細々とでも女優業を続けているのなら良いですが、他にも出演作品があったら教えて頂きたいところです。

オードリー先生の10話って、やっぱり色んな意味で微妙ですが、おケイちゃんが可愛く撮れてるという点では、かなり良いですね。

しかし本筋はともかくとして「中学の時何やってたんですか?」と問われた山口君には「少年院に入ってました」とか何とか、ワルの巣窟らしい答えを期待したいところでした。ついでに「カツアゲ」とか「タタキ」とか、そこらへんの単語を出して、「エ、オ料理デスカ?」みたいなやり取りがあったら楽しかったのに。

Re[1]:「ねらわれた学園」(1997)その1(11/16)  

後藤さんは本業はモデルと言うべきでしょうね。一応プレステージと言うモデル事務所に紹介ページがありますが……。他の出演作は自分も全然見たことない。アイドル時代の映像なんかは、動画サイトにあったりしますが。

山口君は、中学時代は知らないが、実は梁山高校で応援団の団長をやっていたことが判明しています。「スケバン刑事2」の話ですが。最近、「スケバン刑事」に「反逆同盟」のゲストが結構たくさん出てるのに気付いて、ちょっと興奮してるのです。

Re:「ねらわれた学園」(1997)その1(11/16)  

「ねらわれた学園」1997 は、村田和美推しだったので、1997年6月頃だったかな、新宿武蔵野館でのイヴェント行きました。あの時代の雰囲気が色濃いですね。コギャル文化とか(笑)
イヴェントで入手したパンフは多分ワイフさんに処分されたと思います(泣)
内容はあまり覚えていませんが、エンディングの飯島真理さんの曲は好きでした。

Re[1]:「ねらわれた学園」(1997)その1(11/16)  

LopLop様
>「ねらわれた学園」1997 は、村田和美推しだったので、1997年6月頃だったかな、新宿武蔵野館でのイヴェント行きました。あの時代の雰囲気が色濃いですね。コギャル文化とか(笑)

ルーズソックス!

>内容はあまり覚えていませんが、エンディングの飯島真理さんの曲は好きでした。

なかなか良い曲ですね。

これには主演は同じ俳優で、内容は別物のテレビドラマもあったんですよね。
その中に、堂々と子供の幽霊が映っていた気がするんですが……。

佐伯日菜子さんの「エコエコアザラク」  

佐伯日菜子さんの「エコエコアザラク」1997年のTV版、最後の3話、YouTubeで観ました。
本放送以来でしたが、今では地上波では放送できませんね。
映像としては古さとチープさを感じますが、佐伯さんの魅力が全てを超越してますね。
とにかく「目力」が凄いです‼この人に命令されたら絶対服従しそう・・・
この翌年、映画「らせん」で貞子を演じられてました(劇場で観ました)。
個人的には黒井ミサは佐伯さんが一番だと思うですが。

Re:佐伯日菜子さんの「エコエコアザラク」(11/16)  

影の王子様
>映像としては古さとチープさを感じますが、佐伯さんの魅力が全てを超越してますね。
>とにかく「目力」が凄いです‼この人に命令されたら絶対服従しそう・・・
>この翌年、映画「らせん」で貞子を演じられてました(劇場で観ました)。
>個人的には黒井ミサは佐伯さんが一番だと思うですが。

佐伯さんのミサは良かったと思いますが、ドラマの出来自体は個人的にはいまいちでした。最初の3話くらいまでは面白かったんですけどね。

内容的にはやっぱり劇場版の1作目がベストですね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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