「ダムド・ファイル」~招待状 天白区
- 2014/05/17
- 20:18
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昨日に続いて「ダムド・ファイル」の紹介です。
今日は、DVD6収録のfile21「招待状 天白区」。天白区ってどこか知らんけど。
このエピソードも視聴動機はいたって不純で、こちらも贔屓の安藤希(のぞみ)さんが出てるという、ただそれだけで見たのだった。こればっかり。
しかし、実際に見ると、ストーリーそのものが抜群に面白くてこれもすっかり好きになってしまった。これが「ダムド」の中では白眉だろうと思う。

さて、クリスマスイブの夜、とある喫茶店にやってきたバイク青年、内田朝陽。

彼は鷲巣美鈴と言うかつての女友達から招待状を受け取ってやってきたのだった。
ただ、その招待状は来る筈の無いものだった。何故なら、彼女は1年前に事故で亡くなっているのだから……きゃーっ!

やがて、他の友人たちも店にやってくる。彼らも死者からの招待状を受け取っていた。
彼らは高校時代から、イブ会と言うものをやっていて、これは伊武雅刀を囲んで歓談すると言う会ではなく、まあ要するにクリスマスイブの夜に行うパーティーである。会場はいつもその喫茶店だった。
喫茶店のマスターを演じるのは中丸新将。
イブ会は特に美鈴が熱心に続けようと主張していたものだった。

安藤さんは、その仲間のひとりとして出演。ここに来るまですっかり酔っ払って寝てしまう。可愛い。

ついでに、最近いろいろと話題の黒田勇樹さんも出ている。安藤さんと彼は、「さくや妖怪伝」でも共演していたなぁ。
再び集まった友人たちは、(死者の名を騙って)招待状を出したのは誰か、さらには美鈴の事故死のことなどについて話し合う。
内田朝陽は、実は密かに美鈴に恋をしていたのだ。ただ、彼女は別の男と付き合っているという噂を信じ、諦めていたのだ。

回想シーンでの楽しいイブ会。
あまり楽しくなさそうだが。

話しているうちに目が醒めて会話に加わる安藤さん。かわいい。
彼らの間ではいろいろと男女の微妙な関係があったようで、さらに、1年前の事故は、彼女が誰かからの電話を受け、何かショッキングなことを言われたため、ハンドル操作を誤ったのではないかと言う話になる。
で、そのなかのひとりが、美鈴の霊に直接聞きに行こうと、その場からみんなで美鈴の事故現場に向かう。普通はまずそんなことはしないだろうが、これはドラマだ。
現場に到着し、蝋燭を立て、それが風も無いのに消えたら霊が来ている証拠だなどと話していると、ほんとに火が消えるのだ。

そうこうしているうちに、様子のおかしくなった安藤さんが、黒田の背後を指差す。

おののく安藤さん。かわいい。

黒田、後ろ、後ろーっ!
余人には見えないが、安藤さんの目には美鈴の霊がありありと見えていたのだ。
安藤さんはここで、1年前の電話は自分がかけたもので、嫉妬から、美鈴が思いを寄せていた内田朝陽とセックスしましたと言うウソの報告をしていたと白状する。そのショックで美鈴は事故死したのではないか、と。
そして問題の招待状は、仲間の一人が生前の美鈴に恋愛問題で相談されており、彼女の死の真相をつきとめようと出したのだと打ち明ける。

ラスト、供養の意味も込めてそれぞれの招待状を集め、燃やそうとするのだったが、ここで意外な展開が待っている……。
これから先はネタばらし好きな私でも書けませんので、各自でチェックして欲しい。
自分は最初に見たときすっかり騙されたが、あとで振り返ると実に巧妙に伏線が張られていて、感心することしきりだった。
あとで脚本を見ると武上純希だった。あ、この人、「エコエコアザラク」の劇場版1の脚本も書いてるんだ。ほー。
DVD6のほかのエピソードには、芦名星や大森南朋などが出ているが、エピソード自体はそれほど面白くない。とにかくこの「招待状」はとても面白いので是非見て欲しい。廃盤だけどね。
昨日に続いて「ダムド・ファイル」の紹介です。
今日は、DVD6収録のfile21「招待状 天白区」。天白区ってどこか知らんけど。
このエピソードも視聴動機はいたって不純で、こちらも贔屓の安藤希(のぞみ)さんが出てるという、ただそれだけで見たのだった。こればっかり。
しかし、実際に見ると、ストーリーそのものが抜群に面白くてこれもすっかり好きになってしまった。これが「ダムド」の中では白眉だろうと思う。

さて、クリスマスイブの夜、とある喫茶店にやってきたバイク青年、内田朝陽。

彼は鷲巣美鈴と言うかつての女友達から招待状を受け取ってやってきたのだった。
ただ、その招待状は来る筈の無いものだった。何故なら、彼女は1年前に事故で亡くなっているのだから……きゃーっ!

やがて、他の友人たちも店にやってくる。彼らも死者からの招待状を受け取っていた。
彼らは高校時代から、イブ会と言うものをやっていて、これは伊武雅刀を囲んで歓談すると言う会ではなく、まあ要するにクリスマスイブの夜に行うパーティーである。会場はいつもその喫茶店だった。
喫茶店のマスターを演じるのは中丸新将。
イブ会は特に美鈴が熱心に続けようと主張していたものだった。

安藤さんは、その仲間のひとりとして出演。ここに来るまですっかり酔っ払って寝てしまう。可愛い。

ついでに、最近いろいろと話題の黒田勇樹さんも出ている。安藤さんと彼は、「さくや妖怪伝」でも共演していたなぁ。
再び集まった友人たちは、(死者の名を騙って)招待状を出したのは誰か、さらには美鈴の事故死のことなどについて話し合う。
内田朝陽は、実は密かに美鈴に恋をしていたのだ。ただ、彼女は別の男と付き合っているという噂を信じ、諦めていたのだ。

回想シーンでの楽しいイブ会。
あまり楽しくなさそうだが。

話しているうちに目が醒めて会話に加わる安藤さん。かわいい。
彼らの間ではいろいろと男女の微妙な関係があったようで、さらに、1年前の事故は、彼女が誰かからの電話を受け、何かショッキングなことを言われたため、ハンドル操作を誤ったのではないかと言う話になる。
で、そのなかのひとりが、美鈴の霊に直接聞きに行こうと、その場からみんなで美鈴の事故現場に向かう。普通はまずそんなことはしないだろうが、これはドラマだ。
現場に到着し、蝋燭を立て、それが風も無いのに消えたら霊が来ている証拠だなどと話していると、ほんとに火が消えるのだ。

そうこうしているうちに、様子のおかしくなった安藤さんが、黒田の背後を指差す。

おののく安藤さん。かわいい。

黒田、後ろ、後ろーっ!
余人には見えないが、安藤さんの目には美鈴の霊がありありと見えていたのだ。
安藤さんはここで、1年前の電話は自分がかけたもので、嫉妬から、美鈴が思いを寄せていた内田朝陽とセックスしましたと言うウソの報告をしていたと白状する。そのショックで美鈴は事故死したのではないか、と。
そして問題の招待状は、仲間の一人が生前の美鈴に恋愛問題で相談されており、彼女の死の真相をつきとめようと出したのだと打ち明ける。

ラスト、供養の意味も込めてそれぞれの招待状を集め、燃やそうとするのだったが、ここで意外な展開が待っている……。
これから先はネタばらし好きな私でも書けませんので、各自でチェックして欲しい。
自分は最初に見たときすっかり騙されたが、あとで振り返ると実に巧妙に伏線が張られていて、感心することしきりだった。
あとで脚本を見ると武上純希だった。あ、この人、「エコエコアザラク」の劇場版1の脚本も書いてるんだ。ほー。
DVD6のほかのエピソードには、芦名星や大森南朋などが出ているが、エピソード自体はそれほど面白くない。とにかくこの「招待状」はとても面白いので是非見て欲しい。廃盤だけどね。
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