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「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話



 第11話「サンショウジン! 地獄谷の脱出」

 今回もまずは10話の予告から。

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 洋、正拳突きや豪快なキックを披露してから、

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 相変わらずさわやかな笑顔で、「やあ、次はサンショウジンとの戦いだ。暗殺用にさらわれたスポーツ少年たちを救い出すんだ(後略)」

 まだたどたどしいが、前回と比べると格段に良くなっている。

 さて冒頭、スポーツ少年たちが次々と姿を消す事件が続発する。

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 洋は白衣を着て「これが皆さんの見たがっていたサンショウウオです」と水族館のような施設で、女性たちに話している。

 これは、志度ハングライダークラブ以外で、唯一洋が仕事らしい仕事をしているシーンである。これは大学の研究室なのだろうか。ただ、具体的な説明は一切ないし、他の回では見られないので、結局ボツになった設定なのだろう。

 そこへミドリがやってきてまたスポーツ少年がいなくなったと知らせる。

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 サンショウウオを見ていた女性のひとりが、柔道の得意な自分の弟も狙われるのではないかと危惧する。

 この女優さん、パッと見、伊藤麻衣子さんに似てると思う。

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 洋たちは念の為、弟のいる道場へやってくるが、特に異状はなかった。

 なお、この道場、すぐ横をガンガン電車が走っているのだ。劣悪な環境だ。

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 しかし安心したのも束の間、弟はひとりで顔を洗っているときに怪人に引き込まれてさらわれてしまう。

 駆けつけた洋は、排水溝の中から弟の帯を見付け、彼がそこから吸い込まれたのだと説明する。
 姉「弟はこの中に消えたって言うんですか?」
 洋「ネオ・ショッカーだ、ネオ・ショッカーの改造人間なら出来る!」

 まあ、改造人間なら出来るかもしれないが、生身の人間は出来ないと思う。

 伊藤潤二のマンガを思い出してしまうではないか。

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 洋はその後、ハングライダーで空から消えた子供たちの捜索を行う。こうしてハングライダーで宙を飛ぶのも、これが最後のはずだ。14話ではハングライダークラブと言う設定自体が消滅してしまうからね。

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 下水の中から現れる今回の怪人。

 いやぁ、いい顔してるわぁ、コイツ。
 しかも声がいいんだよね。槐柳二(さいかちりゅうじ)さん。アマゾンのモグラ獣人や、レレレのおじさんの人ね。

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 洋は撮影した写真を持って帰る。それには、地獄谷で特訓のようなことをさせられている子供たちが映っていた。
 ユミちゃん(巽かおり)が2話ぶりに登場して嬉しいが、台詞はない。

 洋は単身、地獄谷へ向かうのだった。

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 子供たちは戦闘員や怪人に叱咤されながら厳しいトレーニングをさせられていた。その目的が謎なのだが、ちょうど、ゼネラルモンスターが怪人に無線で話しかけてきて、しかもこのやりとりは隠れて見ている洋にも筒抜けなのだが、要するに各国元首が貴賓として集まるスイスのスポーツ大会に彼らを暗殺部隊として送り込み、表彰される時に彼らを暗殺しようと言う、ややこしい作戦だった。

 ただ、ネオ・ショッカーの目的はそもそも地球の人口減らしのはずで、そういうこと(VIP暗殺)とは違うと思うんだけどね。

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 面白いのは、ここにミチ(伏見尚子)がやってくること。子供たちが心配なので、のこのことやってきたらしい。相変わらずわざとらしい芝居が光る。ここも、是非ユミちゃんを選んで欲しかったが、ユミちゃん、演技が下手だからなぁ。

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 過酷な訓練の最後は地雷原を走り抜けると言うものだが、言ってるそばから自分で踏んでひっくり返るサンショウジン。

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 何事もなかったように起き上がり、
 「いいか、失敗するとこうなるんだぞ!」と誤魔化す。

 いいわぁ、こいつと友達になりたい。

 この後、洋たちは子供たちを助け出すのだが、今回はたくさんいるので空を飛んで運ぶわけにも行かず、険しいい山道を苦労しながら進むというサバイバル的な展開になる。

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 その途中、些細なことでいがみあう子供たちを厳しい口調で諭す洋。かっこいいぜ。

 やがて志度会長とミドリも駆けつけて何とか子供たちを町に連れ戻すのだが、ここでもなんでユミちゃんだけ仲間はずれなのか、問い質したい。

 最後はサンショウジンをライダーが倒して事件は解決。

 このままユミちゃんは出ないのかなと思っていたが、

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 最後の最後に、

 ユミ「洋さん、子供たちがみんな元気に帰ってきたわよ」(棒読み)
 と言う台詞が与えられて、やっと出番があった。

 ただ、アップのひとつもないので、筆者は欲求不満である。むう。

 それでも、今回はなかなか面白いエピソードだった。


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コメント

このお話は、「スカイライダー」に於ける江連卓さんの初シナリオ回です。江連さんの参加は番組強化策の一環で従来の伊上勝さんとは違う作風を求めての事だったそうです。
一番の変化は何より主演者の村上さん自身の見せ場、すなわち洋の変身前アクション等が増えた事で、江連さんによれば
「すぐに変身してしまうと、主役の苦闘ぶりが描ききれず話が単調になる。」
との事です。そうした江連さんの自論はこのお話の随所にも見られ、それは「スカイライダー」の番組としての大きな成功要因の一つでしょう!

Re:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話(01/26)  

同時に、それは管理人さんが以前「サンバルカン」の記事で
「サンバルカンの面白さがイマイチなのはすぐ変身してしまうので、デンジマンの時の様な変身前の見せ場が少ないから。」
と仰っていたのにも通じている様な気がします。
因みに「デンジマン」と言えば大葉健二さんですが、同時期放送の「スカイライダー」にも「滝和也」、或いはムササべーダー兄弟のお話の北村総一朗さん的な役回りで一回でもゲスト出演してくれれば面白かったと思います!

Re[1]:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話(01/26)  

笑太郎様
>このお話は、「スカイライダー」に於ける江連卓さんの初シナリオ回です。江連さんの参加は番組強化策の一環で従来の伊上勝さんとは違う作風を求めての事だったそうです。
>一番の変化は何より主演者の村上さん自身の見せ場、すなわち洋の変身前アクション等が増えた事で、江連さんによれば
>「すぐに変身してしまうと、主役の苦闘ぶりが描ききれず話が単調になる。」
>との事です。

なるほど、そこには気付きませんでした。「V3」の宮内さんも「すぐ変身しないように」と要望していたそうですね。

Re[1]:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話(01/26)  

笑太郎様
>同時に、それは管理人さんが以前「サンバルカン」の記事で
>「サンバルカンの面白さがイマイチなのはすぐ変身してしまうので、デンジマンの時の様な変身前の見せ場が少ないから。」
>と仰っていたのにも通じている様な気がします。

しかし、サンバルカンは俳優そのものにあまり魅力がなかったから、変身までの時間を延ばしても面白くなっていたかどうか? と言う気もします。

でも、すぐ変身すると言うのは「555」や「ディケイド」とか見てると凄く感じます。自分が平成ライダーがいまいち燃えないのは、そこに原因があるんじゃないかと思ったりしています。

Re[2]:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話(01/26)  

>zura1980さん

>なるほど、そこには気付きませんでした。「V3」の宮内さんも「すぐ変身しないように」と要望していたそうですね。

ご返信ありがとうございます。そう言えば宮内さんは「V3」内での演技にもこだわりが大変強かったそうです。例えば「銃声一発 風見志郎倒る」や最終回等のお話では、スタッフ泣かせの申し出(前者では、自らのやられメイク、後者では結城丈二殉職の知らせをおやっさんたちにするシーンの収録をわざわざ夕闇迫る時間帯まで待たせる等!)をしてしまっていたと、かつてNHKの番組でご自身が語っていました。
-----

Re[2]:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話(01/26)  

>zura1980さん

>しかし、サンバルカンは俳優そのものにあまり魅力がなかったから、変身までの時間を延ばしても面白くなっていたかどうか? と言う気もします。

確かに!江連さんの脚本プラス村上さんの演技力と言うのも「スカイライダー」と言う番組の大きな強みだったと思います。

>でも、すぐ変身すると言うのは「555」や「ディケイド」とか見てると凄く感じます。自分が平成ライダーがいまいち燃えないのは、そこに原因があるんじゃないかと思ったりしています。

僕は「平成ライダー」は殆ど観ないのですが、確かにもはやライダーシリーズと言えるかどうかとも思える、まるでハリウッド作品の様な番組のイメージには疑問に感じる事も多いです。そのため「平成ライダー」を一方的に推す人たちにを見ると
「一度でいいから、昭和ライダー観ようよっ!!」
と言いたくなります。(なんか上から目線な事書いちゃってスイマセン・・・。)
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Re[3]:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話(01/26)  

笑太郎様
>そう言えば宮内さんは「V3」内での演技にもこだわりが大変強かったそうです。例えば「銃声一発 風見志郎倒る」や最終回等のお話では、スタッフ泣かせの申し出(前者では、自らのやられメイク、後者では結城丈二殉職の知らせをおやっさんたちにするシーンの収録をわざわざ夕闇迫る時間帯まで待たせる等!)をしてしまっていたと、かつてNHKの番組でご自身が語っていました。

そうなんですか。初めて知りましたが、いかにも宮内さんらしいこだわりですね。

Re[3]:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話(01/26)  

笑太郎様
返信ありがとうございます。

>僕は「平成ライダー」は殆ど観ないのですが、確かにもはやライダーシリーズと言えるかどうかとも思える、まるでハリウッド作品の様な番組のイメージには疑問に感じる事も多いです。そのため「平成ライダー」を一方的に推す人たちにを見ると
>「一度でいいから、昭和ライダー観ようよっ!!」
>と言いたくなります。

まぁ、平成は平成でカッコイイですけどね。
でも、平成はドラマとして変にきっちり作ってあるので、突っ込みどころが少なくて、レビューには向かないんですよね。それにV3なんかの凄まじい生身のアクションには、どんな高度なCGもかなわないと感じます。

Re:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第11話(01/26)  

サンショウウオ怪人の声は塊柳ニさんですか?仮面ライダーでは、
蝙蝠男やセミミンガの声も担当していたそうですね😅アマゾンでは、モグラ獣人としてアマゾンに協力して“正義と平和”の為に戦っていましたね

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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