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「男はつらいよ」レビュー 第2作「続・男はつらいよ」(1969年)



●あらすじ

 久しぶりに柴又に帰ってきた寅。さくらの息子、甥の満男を見て歓喜するが、さくらは長い音信不通をなじる。その後、かつての恩師・散歩先生とその娘・夏子と再会し旧交を温める寅。旅先で親子に会い、散歩先生のすすめで生母に会いにくいのだが……。

●マドンナ

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 散歩先生の娘・夏子。演じるのは佐藤オリエさん。

 歴代マドンナの中ではマイナーのようだが、個人的にはまろやかな感じがしてとても好き。

●作品鑑賞

 1作目の大ヒットから、2ヵ月半のスパンで公開された続編。2ヵ月半やで。信じられないけど、翌年の1970年には一挙に3本が公開されているのだ。いやはや。

 2作目と言うことで当然、1作目同様、みんな若々しいのが頼もしい。内容的にもかなり優れていると思う。

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 アバンタイトルで幻の生母と出会う寅。この冒頭の「寅の夢」は、以後の定番演出となる。

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 2ヵ月半しか経っていないが、既にさくらは長男・満男を出産しているのでドラマ上はかなりの長い間旅に出ていたようだ。そのことで涙を浮かべて寅を怒るさくら。

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 長居は無用とすぐに店を飛び出す寅だが、偶然、かつての小学校の恩師である通称・散歩先生と再会する。相手も寅のことを覚えて嬉しがる。

 散歩先生を演じるのは名優・東野英治郎。素晴らしい演技を見せています。

 美人になった娘の夏子も加わり、先生の家でしたたか飲み食いする寅だが、調子に乗って食べ過ぎてそのまま病院へ運ばれるという騒動に発展する。

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 病室でも相変わらずの寅は、患者たちに面白いバカ話を披露していたが、ふとめの看護婦に注意された時の反応は、やや品がない。こういう台詞は他ではあまり聞かない。

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 寅の話を聞いて盲腸の手術をしたばかりなのに思わず笑ってしまい、苦しむ男を財津一郎が演じている。

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 寅の担当医を若かりし山崎努が演じている。かっこいい。

 寅の見舞いに来た夏子と、医者はなんとなくいいムードになる。

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 その後、寅は病院を抜け出して舎弟の登と飲み屋で酒を飲み、しかも無銭飲食、暴行まではたらいてしまう。さくらが迎えに来たが、寅は留置されることとなる。

 こういう生々しい会話は、ここ以外ではあまり見られない。この辺、あまりマジにやると深刻な話になっちゃうからね。

 寅はいたたまれなくなり、再び柴又をあとにする。が、旅先でまた散歩先生と夏子に出会う。偶然にもほどがあるのだが、まあいいか。寅は生母の所在が分かったが訪ねるつもりはないと言うが、散歩先生は強くそれを叱り、母親に会いに行けと半ば命じる。

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 寅は、その住所のラブホテルで働く上品な婦人を母親だと勘違いするが、実は経営者のゴーマンな女主人こそ、ほんとの母親だと分かり、激しく失望する。

 実の母親を演じるのはミヤコ蝶々。凄い親子だね。

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 実母と悲しい再会をした寅は、帰って男泣きに泣く。

 と、後ろの障子にもたれると、障子が動いてバランスを崩して庭に落ちる。

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 これはシナリオ通りか、アドリブか知らないが、佐藤オリエが素で笑ってるように見える。

 柴又に帰ってきた寅は、何かといえば母親とのことを話して周囲の同情を買っていた。一方、夏子は山崎努との交際を順調に進めていた。無論、寅はそんなこと知らない。

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 終盤、散歩先生に頼まれて江戸川でうなぎを釣ろうとする寅。

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 このシーン、めちゃくちゃのんびりしてて、大好きなんだよね。

 諦めていたがうなぎが釣れたので大喜びで散歩先生のところへ向かう寅だが、そこで意外な展開が待っている……。

 以下は各自で見るように。感動必至である。

●萌えポイント

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 冒頭、ミニスカのさくらさんが、満男を抱こうとして脚を崩して、パンツが見えるんじゃないかとドキドキする。ワシは馬鹿か。

●名場面・名台詞

 最終的に夏子は山崎努と結婚し、寅はふられるのだが、

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 その様子をまのあたりにしたおいちゃんたちが、暗いとらやに帰ってくる。

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 さんざん寅の悪口(と言うほどではないが)を並べ立てるおいちゃん。

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 しかし、電気がつくと、後ろに寅がいたというオチ。爆笑である。



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 ほかにも、山崎と夏子の関係を知った直後、同じ車に乗り合わせて物凄く気まずくなるシーンも可笑しい。

●谷よしの

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 今回は、財津一郎の付き添い人として登場。

●評価

 個人的にはベスト3に入れても良いほど好きだ。
 ★★★★★(5点/5点中)


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コメント

寅さんは人情家で正義感も強いのに人と仲良くしたいと思えば思う程人を傷付けたり喧嘩してしまう点は「フェアリーテイル」の準ボス「ゼレフ・ドラグニル」と同じですね。

ゼレフ・ドラグニル
http://www.anitube.se/video/60367/Fairy-Tail-121" target="_blank">http://www.anitube.se/video/60367/Fairy-Tail-121

ゼレフは根は優しく「ミルディアン魔術学院」の天才首席で、主人公ナツの実兄で1度ナツは400年前の白亜紀に竜の炎で焼き殺されたから何としても蘇らせたいのと「人はなぜ死んでいくのかが」知りたいだけで、「生と死の倫理」に関して研究を始めて客からは好かれてましたが、猜疑心を抱いた教授から忌み嫌われて退学処分になったのがアンクセラム神の逆鱗に触れて不老不死にされて魔法の暴発事故を起こして皆殺しにしたので罪悪感の余り逃げる様に旅に出て人と関わらない様にして「アルバレス帝国」を築き上げた皇帝で、人の命を尊く思えば思う程人の魂を奪って殺してしまうから魔法も制御不可能でも非情になれば制御も出来て命を無惨に奪って自分の逆鱗に触れた者に天誅を下します。

まあハデスが良い例でただゼレフの天誅で地獄行きだけならまだ良いのですが、ゼレフに関わるともっと極悪質なラストボスの黒鳥竜「アクノロギア」が来てしまうし、アクノロギアは話し掛けたり手を出すとただ殺されるだけでは済まず、まさに「触らぬ神に祟り無し」です。

アニメは来年に放送されますが、ナツは人の話を全く聞かずにこれ迄クロッカスガーデンに就寝中の「剣咬の虎」に1人で自分勝手に殴り込み仕掛けて中国人「ミネルバ・オーランド」にハッピーを人質に取られて鎮圧、日食化した星霊界に殴り込み仕掛けて潔癖症のタウロスに自滅の形で鎮圧、冥府の門に殴り込み仕掛けて魂吸収のフランマルスとボカスカ喧嘩している最中にシルバーが現れてグレイの名前を出して凍結させられて鎮圧されて投獄、黒魔術教団では「ルーシィ・ハートフィリア」の提案でコッソリ地下から潜り込んだのに大騒ぎして華院=ヒカルに人形を貰ったピエロのアベル+御茶尋問坊主の豪門をぶちのめしてグレイが現れていつものボカスカ喧嘩している時にウィルス使いのメアリーにより鎮圧されて投獄と4回も自分勝手な殴り込みは必ず誰かに鎮圧されて失敗しているのを学習せず、防衛対象の「メイビス・ヴァーミリオン」の命令に背いてハルジオン解放戦に向かわず、よりにもよって触らぬ神に祟り無しのゼレフ・ドラグニルにハッピーと一緒に猛スピードで殴り込み仕掛けてボカスカやりあって止めを刺そうとした時に相討ちによる死を悲しんだハッピーに鎮圧されて撤退せざるを得なくなり、逆にゼレフ・ドラグニルの心に火を点けてしまいました。

Re[1]:「男はつらいよ」レビュー 第2作「続・男はつらいよ」(1969年)(01/29)  

クッカリス様
コメントありがとうございます。

Re:「男はつらいよ」レビュー 第2作「続・男はつらいよ」(1969年)(01/29)  

ゼレフ・ドラグニルと同じタイプと言えば殺し合い剣劇格闘「ソウルキャリバー5」の「ピュラ・アレクサンドル」と言う剣士が居ますね。

「ソウルキャリバー5」の「ピュラ・アレクサンドル」
https://www.youtube.com/watch?v=u7Zs82p5x3M" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=u7Zs82p5x3M

ピュラ・アレクサンドルの声はファッションモデルと同じ名前ですが、猫体質の「ささきのぞみ」さんで、「夢色パティシエール」に登場するサイレントキラー「鮎川ようこ」で知りました。

「ピュラ・アレクサンドル」役で猫体質の「ささきのぞみ」さん
http://haikyo.co.jp/profile/profile.php?ActorID=12268" target="_blank">http://haikyo.co.jp/profile/profile.php?ActorID=12268

鮎川ようこは気配が人造人間と同じく無いので音で見付けるのは不可能で自分の目で探し出すしか無く尻尾も掴ませず手先が非常に器用で表向きはBチームの最後列ですが、本当は極大企業「シャトー製菓」の御令嬢「小城美夜」のチームの一員で、ガラケーの写真で敵のケーキを撮影するのが得意でパシャッと写真を撮影されたら手遅れで、それが小城美夜のガラケーに送信されて秘書の佐藤と塩谷が小城美夜に知らせるので、小城美夜も天野いちごの事を初めて対面した時もAグループの一員なのにクレープが焼けない事を知っていた訳です。

「夢色パティシエール」に登場するサイレントキラー「鮎川ようこ」
https://www.youtube.com/watch?v=yWgTYWV-Cjo" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=yWgTYWV-Cjo

 話を元に戻すとして、ピュラ・アレクサンドルの母親は4迄レギュラーを務めていたのに今作ではイヴィル化の影響で亡くなった「ソフィーティア・アレクサンドル」で、パン屋の娘で鍛冶屋のロティオンと結婚して姉のピュラ・アレクサンドルと弟の「パトロクロス・アレクサンドル」を授かって出産出来たのは良いですが、ソフィーティアはソウルエッジを破壊した時に破片が体内にグサリッと入って(シンフォギアの立花響もワーム型ノイズから今は亡き奏が防御した際に奏の破片が心臓に刺さった御陰でとてつもない怪力と回復力を得る事が出来ました)パトロクロスは回避出来てもピュラが汚染されてしまい、命の危険に晒されてリミッターが解除されると馬鹿力が強過ぎる憎悪の化身と化します。

最もピュラ・アレクサンドルは寅さんと同じく人と喧嘩続きでしたが、覚醒した時の馬鹿力はキャラクタークリエイションで身長を高くすると弱体化する力を補うのに必要不可欠です。

パン屋の娘でピュラ・アレクサンドルの亡き母親「ソフィーティア・アレクサンドル」
https://www.youtube.com/watch?v=YcDaBRvPnWg" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=YcDaBRvPnWg

ちなみにアレクサンドル一家はパトロクロス以外は殺されても自分の体重だけは教えませんが、ソフィーティア役の「根谷美智子」さんは10月4日生まれで血液型もA型なのでピンクモンスター→ブラックモンスター「豊田真由子」と同じですし、根谷美智子さんが声の「きらりんレボリューション」に登場するマネージャー「雲井かすみ」は豊田真由子とピッタリ誕生日と血液型も同じです。

「ソフィーティア・アレクサンドル」役の「根谷美智子」さん
http://animesongz.com/person/singers/518" target="_blank">http://animesongz.com/person/singers/518

「きらりんレボリューション」のマネージャー「雲井かすみ」
http://kirarinrevolution.wikia.com/wiki/Kumoi_Kasumi" target="_blank">http://kirarinrevolution.wikia.com/wiki/Kumoi_Kasumi

雲井かすみは元々「星野かすみ」と言うアイドルでしたが、当時極大企業「オフィス東山」の社員だった「村西」社長がアイドルを商品扱いして命を顧みない東山社長と喧嘩して退職して事務所を構えて自立出来た物の激怒した東山社長が各テレビ局に「星野かすみを一歩たりとて入れるな!!」と指名手配書を回して嫌がらせを始めたのでアイドルとして復帰するのは無理なので当時着用していたピンクのドレスを脱ぎ捨てて薄紫色のスーツに着替えて髪の毛を縛って眼鏡を掛けてマネージャーに転職しました。

No title

引き続き ひと言^^

自分も 管理人様と同じく 今回の 佐藤さん推しです

物語の影響もあるかもですが

リリーさんのように メインではなくても

冬子さんのように 数回 登場してほしかったくらいです

テレビ版でも 夏子さん役 されてますし^^

Re: No title

> 自分も 管理人様と同じく 今回の 佐藤さん推しです

佐藤さん、良いですよね。いかにも性格良さそうで。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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