「仮面ライダーアマゾン」第11話

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　第11話「金色のカタツムリは死神の使い？！」（1974年12月28日）

　最近、久しぶりに「美女シリーズ」の「死刑台の美女」を見た。
　初期の作品なので、正味70分（90分枠？）と短いのだが、やっぱり面白い。
　天知茂ってほんと、なんともいえない色気と言うか、魅力があるよね。

　そして、かたせ梨乃のおっぱいが、ゆさゆさ揺れていた……。

　管理人はこれからも、全身全霊でおっぱい画像をキャプして行こうと誓うのであった。

　さて本題です。

　
　今日も今日とて高血圧の十面鬼ゴルゴス、「アマゾンを殺せ～」と、なんとかのひとつ覚えを叫んでいた。

　ゴルゴス、あと少しで死ぬんだけど、考えたらこいつらって、アマゾンへの攻撃と血を吸うための人間の誘拐以外、悪の組織らしいことをしてないんだよね。

　
　一方、胴体の顔は、ゴルゴスの台詞とは裏腹に、幸せそうな笑みを浮かべている奴が多かった。

　
　中には、既にイッちゃってる奴も……。大丈夫ですか？

　
　彼らの悪念のなせるわざか、今回の獣人カタツムリが、夢の中で執拗にまさひこを追いかけ、その小さな体に覆い被さる……。

　
　りつ子「まさひこ、まさひこ！」
　うなされているまさひこを、姉のりつ子が起こす。ミニスカにエプロンと言うスタイルが最高ですね！

　学校で、まさひこが瓶に入れたかたつむりを友達に自慢している。

　そこへ、「やいチビ、お前いいもん持ってんじゃんか、でっけえかたちゅむりだなぁ。それ寄越せよ」といじめっ子が現れる。
　まさひこ「やだよぉ！」

　どっちも舌足らずなのがとても可愛い。
　彼らは「新撰組」の「イサム」「トシゾウ」などと、マニアックな仇名を名乗る。

　
　先生に言いつけると言う女の子に、いじめっ子がバットを構える。
　女の子を庇って、アマゾンの真似をするまさひこ。

　ちなみにこの女の子、後にアイドルになる伊藤つかささんなのだ。

　そこで始業ベルが鳴ったので、まさひこはカタツムリを諦めて教室へ引き揚げる。

　
　戦利品を手に意気揚々と教室へ向かう二人の前に、アマゾンが立ちはだかる。
　アマゾン「それ、まさひこの物、お前、取る、悪い」
　いじめっ子「お前日本人かぁ？　日本語でちゃんと喋れ」
　アマゾン「それ、返せ！」

　アマゾンはいじめっ子のバットを膝でへし折って見せる。いじめっ子は恐れをなして退散する。

　それを見ていたジューシャが、いちいちゴルゴスに報告する。

　
　ゴルゴス「なにぃ、まさひこがカタツムリを集めているのか？」←驚くなよ
　ジューシャ「キィエエーッ！」

　このお姉さんたち、今でも年に一度「ジューシャ同窓会」を開いているらしいが、嘘である。

　ゴルゴスはカタツムリを餌にして、アマゾンを倒そうと訳の分からないことを言い出し、獣人カタツムリを呼び出す。
　ゴルゴス「どうやらお前の出る幕が来たようだ。抜かるなよ」

　獣人はその場で黄金のカタツムリに変身し、ジューシャによって運ばれる。

　
　アマゾンは、教室の後ろのドアから顔を覗かせ、コンコンと窓を叩いてまさひこに合図して、手柄顔を輝かせる。

　
　が、授業中のまさひこにとっては迷惑以外の何物でもなく、「向こうへ行け」と、しきりにゼスチャーする。

　その様子を「ふざけている」と担任の先生に叱られ、教室の後ろに立たされる。
　ちなみにこの担任の女性教師、割と巨乳である！

　そんな事情など分からないアマゾン、なおも窓から顔を出してニコニコと瓶を指差す。
　まさひこ「バカ、お前のためにつつされちゃったじゃないか。帰れっ」

　
　アマゾン、喜んで貰えると思っていたのに逆に怒られて、足元に瓶を置いて寂しそうに立ち去る。

　アマゾン、図体は大きくても精神年齢はまさひこと大して違わない。それを如実に示したシーンである。

　だが、アマゾンが去った後、ジューシャが現れて、こっそり瓶の中に黄金のカタツムリを混ぜる。

　
　アマゾンがしょぼくれていると、おやっさんが見掛けて横に座る。
　立花「いやにしょんぼりしてるじゃないか、まさひこはどうした？」
　アマゾン「まさひこ、アマゾン、嫌い……」
　立花「そんなことはないだろう。喧嘩でもしたのか」
　アマゾン「……分からない」

　そこへモグラ獣人が慌てた様子でやってきて、まさひこがゲドンに狙われていると注進する。

　
　まさひこは瓶を手に、友達と帰宅中。
　男の子「良かったね、取り返せて」
　まさひこ「アマゾンがやってくれたんだ」
　女の子「あの人、素敵ね」
　男の子「チェッ、おませだなぁ」
　女の子「何よ、焼餅焼いて」
　まさひこ「喧嘩はおよしよ、これ一匹ずつ上げるからさ」

　くー、みんな可愛いなぁ。

　そこへまた「新撰組」の二人が現れ、まさひこをいじめる。
　と、ここで黄金カタツムリが獣人カタツムリになって、子供たちを襲う。

　獣人の吹く泡から逃げ惑う子供たち。
　この時、伊藤つかささんの（以下略）。

　まさひこのピンチに、珍しくアマゾンが変身した姿でジャングラーで助けに来る。
　アマゾンはカタツムリを蹴散らして池に沈める。

　ＣＭを挟んだ次のシーンで、アマゾンとおやっさんと二人でバイクの練習をしている。
　と、まさひこの悲鳴でも聞いたのか、アマゾンが血相変えて走り出す。

　辿り着いた先には、獣人の泡が地面に残っていて、まさひこたちの姿はない。

　アマゾンがバイクの練習をしている隙に、まさひこたちはジューシャに攫われてしまったらしい。

　しかし、この一連の編集は、どうもピンと来ない。アマゾンが獣人を退けた後、まさひこたちの安否を確認しないまま、おやっさんとバイクに興じているように見えてしまう。

　
　それはともかく、アマゾンはまさひこを救出すべく、獣人と戦う。
　苦戦するアマゾンに、おやっさんが加勢する。

　おやっさんを守って身構えるアマゾン。だが、

　
　獣人が泡を吹くと見るや、アマゾンはさっさと飛びのいてしまう。

　
　当然、後ろに立っていたおやっさんに泡が直撃。ひでー。

　もっとも、この泡は、浴びても体が動きにくくなるだけで、深刻な危険はない。

　
　アマゾン、変身して獣人と戦う。
　この、獣人の肩に乗ってポコポコポコポコと頭を叩くシーン、是非実際の動画で見て頂きたい。

　最後は、裏拳6連発を浴び、ぶっ倒れる獣人カタツムリ。だんだんかわいそうになってきた。

　ラスト、いじめっ子たちも一緒に仲良く野球をしているまさひこたち。
　しゃがんで応援している伊藤つかささんの（以下略）。

　
　バッターボックスのアマゾンに、腕をぐるぐる回してボールを投げるまさひこ。可愛いなぁ。

　アマゾン、見よう見まねながら、見事ランニングホームランを決めるのだった。