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愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第37話


 第37話「蛮力バンリキ魔王」(1980年10月18日)
 ことの発端は、三太たちと夜の高層ビル街で天体観測をしていた黄山の身に起こる。夜空に怪しい流れ星が現れる。それを何気なく覗いた黄山は、巨大な目玉に睨まれて、昼間に太陽を直射したようなショックを受け、一時的に片目の視力を失ってしまう。

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 続いて、林道を歩いていた緑川の前に巨大な口が出現、猛烈な風を浴びせて緑川を谷に転落させる。

 そして池で釣りをしていた青梅が何者かの手に喉を掴まれ、水中に引きずり込まれる。

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 赤城とあきらが駆けつけ、赤城が飛び込んで青梅を救出する。
 あきら「青梅さん、大丈夫?」
 さっさとお前も飛び込め。

 それ以前から星占いで不吉な予兆を感じていたヘドリアン女王、3人の奇禍を聞くと、「地獄の星が光って、バンリキ魔王の到着を知らせたのじゃ」と、襲撃者の正体を知っている模様。

 赤城は今度は自ら囮になって敵をおびき出そうと、わざとひとりで街中をマシンで駆ける。と、一台のバンがその後を追ってくる。離れたところからレッドを見守っていたピンク、「電子スコープ」でその車の内部を透視し、運転者がいないのを知り、通信機でレッドに教える。

 ピンク「レッド、怪しい霊柩車がつけているわ」
 レッド「了解!」

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 怪しいとか怪しくないと言う以前に、よくこれが霊柩車だと分かったな、と感心する管理人であった。

 人気のない場所へ来たレッド、その後ろからやって来る筈のバンを待ち受けるピンク。だが、バンは意表を衝いてピンクの背後から現れ、ピンクを崖から突き落とす。

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 レッドとピンクの周囲に次々と激しい爆炎が上がる。

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 その後、バンが自爆すると、その場に禍々しい鎧をまとった巨漢が現れる。
 レッド「何者だ、貴様」
 バンリキ魔王「宇宙の用心棒、地獄の使者、バンリキ魔王!」

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 レッドは果敢に戦いを挑むが、魔王の圧倒的パワーの前に手も足も出ない。そのままでは確実に殺られていただろうが、そこへ電子犬アイシーが現れ、魔王を攻撃し、その隙にレッドにピンクを助けて脱出させる。

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 あきらは重傷を負う。
 青梅「あきら……」
 赤城「すまん、俺の作戦ミスだ」
 青梅「一体どんな奴だ?」
 赤城「バンリキ魔王!」

 そこへ、とたとたとアイシーが入ってきて、
 「バンリキ魔王は恐ろしい相手だ。シンボルは蛇座。宇宙に生きとし生けるもの全てを呪い、喰らい尽くさないではおかない地獄の使者だ。ことにデンジ星人の血を引くものへの呪いは凄まじい。デンジ星と同じように美しいこの地球にも憎悪を燃やすだろう。そして全てを喰らい尽くし、滅ぼした後にはベーダーさえも喰らい尽くしかねない……」

 赤城「俺たちの前に立ち塞がった、最大最強の敵と言う訳か……」

 一方、ベーダー城。ヘドラー将軍達が玉座の間に入ってくると、戦闘員達がみんなやられていた。

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 目に見えない何者かによって(文字通り)キリキリ舞いさせられるケラーとミラー。

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 宙を舞わされ、

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 落ちて転がり、思わずパンツが見える二人。

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 ことに、ケラーのパンツが青だったのを初めて知り、新鮮な衝撃を受ける将軍であった。

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 ……が、よく見たら二人とも男だった。

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 男のパンツを見て喜んだ1秒前の自分に絶望する将軍。
 (註・このシーン、ミラーは確かに男のスタントだが、ケラーは女性のスタントに見えなくもない……)

 ……何の話だったっけ?

 そうそうバンリキ魔王の話だった。無論、乱暴狼藉を働いていたのはバンリキ魔王だった。
 姿を現わした魔王は、二人の体を玉座の方へ突き飛ばす。

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 と、女王が姿を見せる。
 女王「騒々しい何事じゃ」
 ミラー「申し訳ありません」

 ここで、チラッとだけケラーの青いパンツが見えるのを、コマ送り職人(あ、俺のことか)は見逃さなかった。まぁ、これはあきらの衣装と同じく、見せパンのようなものだろう……。

 女王「バンリキ魔王!」
 魔王「相変わらずお美しいことで」
 魔王、恭しく、旧知の女王の手に口づけをする。それを汚らわしそうに払って、
 女王「それはベーダー怪物の卵?」

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 魔王「こいつには目がなくてのう。ほんに宇宙一の珍味じゃ」
 と、こともあろうに、孵化する前のベーダー怪人の卵を食べてしまったらしい。

 将軍、卵の殻を剣で斬ると、魔王と今にも戦わんとする姿勢を見せる。
 女王「やめい、バンリキ魔王、ヘドラー将軍もそこまでじゃ」

 女王の制止を受けて、二人とも大人しく剣を引く。
 女王「可愛いベーダー怪物の卵を食べることだけは許さんぞ。二度とこんな真似をしたら……」
 魔王「分かった分かった、そう怒るな。腹が減っておったのでつい手が出たのだ。なにしろ50年間何も食ってなかった。スマン、二度と卵には手は出さん」

 魔王、50年ぶりに目覚めて、地球にデンジ星人がいることを知って、彼らを抹殺しにやって来たと説明する。そして、今後こそ必ずデンジマンを倒すと豪語して再び出撃する。

 魔王、巨大に火の玉になって、工場や住宅などを破壊する。

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 赤城「これは無差別攻撃ではない。この点は蛇座を現わしてるんだ。蛇がヘラクレスの腕を狙っているとすれば、最後にこの地獄谷を狙うと予告してるんだ」
 と、地図を示して持論を展開する赤城。

 しかし、蛇座って、地球から見た星の並びを元に考えられている訳で、それを宇宙の用心棒を自称する魔王がシンボルにしていると言うのは変だ、などと野暮は突っ込みはやめて頂きたい。

 赤城は、ひとりで地獄谷へ向かう。重傷のあきらを除く3人も、アイシーが止めるのも聞かず、後に続く。

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 4人は、地獄谷で待ち受けていた魔王と戦うが、5人揃わなくては必殺技も使えず、苦戦する。

 その頃、あきら、ハッと意識を取り戻し、
 あきら「みんな戦いに行ったのね。教えてアイシー」
 アイシー「君はまだ傷が治っていない」
 あきら「私たちは死ぬも生きるも一緒と誓ったのよ」
 アイシー「それほどまでに言うなら……」
 と、アイシーは地獄谷の場所を教える。

 4人は魔王の猛烈な火炎攻撃に防戦一方だったが、そこへ5人目のピンクが現れる。
 5人揃ったデンジマン、魔王に反撃を開始し、必殺デンジブーメランで魔王を倒す。

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 ただしそんなにあっさり魔王がやられた訳ではなく、そのままの姿で巨大化して、ダイデンジンと戦うことになる。当然、巨大化した魔王も強く、必殺「電子満月斬り」さえ受け止めてしまう。が、そのまま戦いは膠着状態に陥り、魔王は結局退却する。

 魔王、ベーダー城に戻ると、「デンジマンを倒すまでは、厄介をかけるぞ」と居候を宣言する。
 女王「よかろう、どちらが先にデンジマンを倒すか、楽しみじゃ」

 女王の言葉に、ヘドラー将軍は魔王を睨み付けるのだった。
 このバンリキ魔王の登場で、終盤、ベーダー内部で熾烈な権力争いが勃発することになる。


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コメント

「サンバルカン」のイナズマギンガー
「ダイナマン」のダークナイト
「バイオマン」のシルバ
「フラッシュマン」のサー・カウラー
「マスクマン」の盗賊キロス
・・・といった戦隊シリーズの「第3勢力」としてはこのバンリキ魔王が最初ですね。

後の面々に比べると、バンリキ魔王は少し「脳筋」でしょうか?

しかし、デンジレッド=赤城はおっさん過ぎる・・・

Re[1]:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第37話(11/15)  

影の王子様
>「サンバルカン」のイナズマギンガー
>「ダイナマン」のダークナイト
>「バイオマン」のシルバ
>「フラッシュマン」のサー・カウラー
>「マスクマン」の盗賊キロス
>・・・といった戦隊シリーズの「第3勢力」としてはこのバンリキ魔王が最初ですね。

何も考えてないようで実は策謀家と言うのがナイスですよね。

>しかし、デンジレッド=赤城はおっさん過ぎる・・・

でも、リーダーならあれくらい貫禄がないと……

Re:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第37話(11/15)  

新たに外部から助っ人を呼ぶと大体揉めますがね😅何故悪の組織は、その事に気づかないのでしょうか?

Re[1]:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第37話(11/15)  

ふて猫様
>新たに外部から助っ人を呼ぶと大体揉めますがね😅何故悪の組織は、その事に気づかないのでしょうか?

まぁ、バンリキ魔王の場合は向こうから勝手に押し掛けてきたと言う感じですが。

バンリキ魔王の出現によってベーダーもお決まりの“権力闘争”が始まるようですね😅ですが、これが崩壊の序章になるとは・・・

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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