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日本じゃあ二番目だ!「快傑ズバット」セレクション 第25話 前編


 第25話「荒神山 涙の別れ」(1977年7月20日)
 どうでもいいことだが、「ズバット」のサブタイトルって、妙に「涙の」と言うフレーズが多いことに気付いた。数えてみると、全32話中、8話に「涙の~」と言う言葉が含まれていた。実に…………………………25パーセントの出現頻度である。

 他にも「哀しみ」とか「嘆き」とか、ネガティブな単語が多いね。

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 荒神山の森深く、霧のたなびく渓谷へハアハアと息を弾ませながら急いでいる若い女性・希久子。

 ムッチムチです! ピッチピチです!

 でも、ほとんどアップにならないのが悔し過ぎる。

 演じる林美樹さん、「超神ビビューン」のレギュラーだったそうで、管理人、猛烈にDVDが欲しくなったことを告白しておく。
 希久子は、川べりにしゃがみこんで何やら作業をしている男性のそばまで来ると、「はぁ~間に合ったぁ」と、肩で息をする。

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 振り返った笑顔の素敵な男性、吉良崎直也を演じるのは、「キカイダー01」の池田駿介さん。

 希久子「お食事の用意をしてあげようと思って、夢中で駆けて来たの!」
 汗だくの顔で誇らしげに言う希久子。

 しかし、そんな彼らを森の中から悪人たちが虎視眈々と狙っている様子。

 希久子が食事の支度をしに行った後、直也は、金属製のトレーのようなものに緑色の液体を入れ、離れた場所からバッテリーで電気を流す。だが、液体には何の変化も見られない。
 直也「ああ、また失敗か」

 直也は液体を河原に捨てて引き揚げようとする。と、たまたま落石があり、液体の上に落ちる。

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 瞬間、液体が激しい爆発を起こす。

 直也「そうか、分かったぞ。ウルトラマイトは電気ショックでは爆発しないが、何かの圧力が加わると爆発するんだ」
 直也は、山に篭って強力な液体爆薬ウルトラマイトの研究をしていたのだった。

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 だがその成功は、以前から彼を見張っていた血起党のボス鬼大尉と部下たちにもばっちり見られていた。
 鬼大尉「ようし、これさえ手に入れれば、我が血起党が天下を取ることが出来るぞ!」

 こんな面白い顔した奴に天下を取られたら、日本の恥である。

 喜び勇んで直也が研究小屋へ戻ろうとすると、早速鬼大尉が現れ、ウルトラマイトを渡せと要求する。

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 直也「断る、あれは平和利用にしか使わない!」
 軍事目的じゃなかったら何に使うんだとツッコミを入れたくなる台詞だが、予告編では「宇宙開発用」と説明されている。

 で、いつものように早川健がカッコよく登場し、カッコよく雑魚を倒す。

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 その後、鬼大尉の用心棒が参上。
 健「殺し屋剣士ダルタニアン、血起党の用心棒になっていたとはね」
 ダ「ほっほう、貴公、わしを知っておるのか」
 ちっちゃなダルタニアンが健の肩に乗っているようにも見える。

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 健「ああ、かなり有名ですからね。必殺技の二刀流のフェンシングの名手……」
 と言われ、思わず顔がほころぶダルタニアン。ああ、ほんとは良い人なんだろうな。

 健「ただし! その腕前は日本じゃあ二番目……」
 と言う訳で、いつものように技比べ。

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 今回は、正々堂々、剣で切り結ぶと言う、考えてみれば当たり前の勝負となる。

 今まで、グラスの上にサイコロを何個積めるかとか、日本刀の上にコマを何個乗せられるかとか、そういう変な技比べばっかり(註・ばっかりではない)だったので、こういう普通の戦いがとても新鮮に見えるのである。

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 ダルタニアン、善戦するが、結局負ける。
 ダ「いずれ貴公とはやらねばならん」

 ダルタニアンさん、いずれじゃなくて、今すぐやられそうですよ(自分が)。

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 一方、ひとり残された直也。そこへホットパンツから尻肉をはみ出させながら、希久子がその胸に飛び込んでくる。
 直也「どうしたんだ?」
 希久子「だって、あんなに大きな爆発の音がしたんですもの、あたし、夢中で」

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 直也も思わず「うい奴よのう」と言う感じにその体を抱き寄せるが、ふと、周囲の木陰に血起党の下っ端が潜んでいるのに気付くと、急に険しい顔になって、「甘ったれたことを言うな!」と、いきなり手の甲で恋人の横っ面を引っ叩く。

 希久子「直也さん?」
 直也「僕はそんな女とは結婚できない。帰ってくれ!」
 希久子「そんな、あたし……」
 突然のことに、ショックを受ける希久子。

 しかし、この直也の台詞、ちょっと変だ。相手が目の前にいるのだから、「君とは結婚できない」でいいんじゃないの?

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 直也「僕は初めから、君の体だけが目当てだったんだ!」
 希久子「やっぱりぃぃぃ」

 スイマセン、嘘です。

 直也「僕は初めから君なんか好きじゃなかったんだ」
 希久子「直也さん!」
 直也「うるさいっもううんざりだ。二度と来ないでくれ」
 希久子「あ、あ、ああ……」
 希久子、声を震わせながら、走り去ってしまう。ちなみに彼らの足元にあるのは健のギターです。

 無論、これは、直也が彼女の身に危険が及ぶのを恐れて咄嗟に打った芝居なのだが、いくらなんでも唐突過ぎる。これじゃ、単に頭のおかしい奴である。

 後編に続く。


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コメント

>演じる林美樹さん、「超神ビビューン」のレギュラーだったそうで

「超神ビビューン」は再放送で観ましたが
確かに「ムッチムチ」でした。

Re[1]:日本じゃあ二番目だ!「快傑ズバット」セレクション 第25話 前編(11/29)  

影の王子様
>「超神ビビューン」は再放送で観ましたが
>確かに「ムッチムチ」でした。

自分も、夕方の再放送(昔はよくやってたなぁ)を見てました。ただ、彼女については全く記憶がありません。DVD、マジで買おうかしらと悩んでます。

Re[2]:日本じゃあ二番目だ!「快傑ズバット」セレクション 第25話 前編(11/29)  

>DVD、マジで買おうかしらと悩んでます。

ただ、「超神ビビューン」自体はそれほど面白い作品とは思えません。
「ストロンガー」の荒木しげる氏、
「X」のアポロガイストこと打田康比古氏とキャストは豪華ですが。

1970年代後半、ウルトラとライダー不在の「特撮の冬の時代」の作品の多くに
付き纏っている「吹っ切れなさ」がこの作品にもあります。

そう考えると「吹っ切れ」まくった「ズバット」がいかに凄いかが判りますね。

Re[3]:日本じゃあ二番目だ!「快傑ズバット」セレクション 第25話 前編(11/29)  

影の王子様
>ただ、「超神ビビューン」自体はそれほど面白い作品とは思えません。

「アクマイザー」は面白かった気がするんですが。
どっちもレンタルしてくれないかなぁ……。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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