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日本じゃあ二番目だ!「快傑ズバット」セレクション 第25話 後編


 第25話「荒神山 涙の別れ」(1977年7月20日)
 の続きです。

 恋人を冷たく突き放した後、直也は研究小屋に戻り、彼女の写真を見て「希久ちゃん、許してくれ」と涙まじりにつぶやく。

 一部始終を見ていた健が入ってきて、「わざとあんなことを言ったんですね」と声をかける。

 健「血起党はウルトラマイトを狙っている。希久子さんの為にも、何故本当のことを打ち明けなかったんです。その上で、今と同じ芝居をして見せれば……」
 直也「ダメです。僕が狙われていると知れば、僕と一緒に死のうと言うでしょう。そう言う女なんですよ。希久子は……」
 「いや、そこまではちょっと……」(by希久子)

 健「希久子さんは今ひどいショックを受けています。もしものことがあったら……」
 健の言葉に、ハッとする直也。

 健の想像したとおり、希久子は大粒の涙を流しながら、谷にかかる吊り橋の上をふらふらと歩いていた。
 足を止め、手摺から下を見ているうちに、発作的にそのまま飛び降りようとする。

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 健「待て!」
 希久子「あん!」
 間一髪、健が飛び掛かる。

 ここ、宮内洋氏が実際に橋の上でジャンプしているので、手摺から身を乗り出していた女優さん、橋が揺れてかなり怖かったのではないだろうか。

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 希久子のぷりぷりの尻に抱き付いて、引き戻す健。ワシと替わってくれ。

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 半狂乱の希久子はなおも、「離して、死なせて」と叫ぶが、
 健「ばかっ、つまらないことを考えるんじゃない。自殺なんかするのは卑怯者のすることだ!」

 「卑怯者~」のところで、健、希久子の襟を持って凄い勢いで揺り動かしている。ムチ打ちになりそうだ。

 しかし、この場合、いくら彼女のことを案じてのこととは言え、直也のやり方があまりに乱暴だった為に、彼女は一時的な心神喪失状態に近かったと思うので、ここで「自殺はいくない」と言う説教をかますのは、ちょっとどうかと思う。

 健はその後、直也の周りを片時も離れず、血起党も手が出せない。
 
 翌朝、希久子が再び直也に会いに来るが、
 直也「何しに来たんだ。僕は君なんか大嫌いだ。目障りだ、早く帰ってくれ」
 と、厳しい言葉を一方的に投げ付ける。

 直也、さっきの自殺未遂事件から、全く何も学んでいないらしい。
 もう少し言い方があるやろ。

 それでも直也は、泣きながら帰っていく希久子を麓まで送ってやってくれと健に頼む。
 健が麓の町の駅まで彼女を送ってきたところへ、「早川さぁん」と、実に、実に久しぶりにオサム君が現れて、声をかける。

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 健「おお、オサム君」
 オサム「やっとつかまえたよ。みんなで探してたんだ……早川さんだよ」
 オサムの声に、道の反対側にいた東条とみどりさんが駆けつける。

 特に、この時のみどりさんの嬉しそうな顔と言ったら!

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 が、健は「ちょっと気になるところがあるんだ、すまんが、この人頼む」と、みどりさんの顔を見ようともせず、さっさと山へ戻ってしまう。
 みどりさんの台詞はその背中に向けた「早川さん」だけ。

 久しぶりに会えたと言うのにこの扱いじゃ、みどりさんの眉間に皺も寄ると言うものだ。

 東条とオサム君の会話で、希久子は血起党が直也を付け狙っていると知り、すぐに山へ向かう。

 しかし、直也は、健が町へ降りた間に、血起党に捕まってしまう。

 拷問を受けるが、「言うもんか、たとえ死んでも……」と、ウルトラマイトの作り方については頑なに口を閉ざす。ダルタニアンの指摘で、鬼大尉が希久子のことをほのめかすと、

 直也「希久子? ははは、あんな女、殺そうとどうしようと、痛くも痒くもない」
 と、例によって心にもないことを言う。

 ダルタニアンはそう言うことには敏感で、「愛ゆえの芝居だとしたら?」と見抜いてしまう。

 鬼大尉(しかし、なんちゅう名前だ……一瞬、鬼太郎に見える)は、ただちに希久子を捕らえさせようとするが、そこへ健が乗り込んできて、さすまたを振り回して直也を助け出す。

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 だが、直也を連れて逃げる途中、マシンガンで撃たれて、腹を出しながらダム底へ落っこちてしまう。

 その後、鬼大尉は研究小屋からウルトラマイトやその製法を盗み出し、悪の大組織ダッカーの指揮で大規模な爆発実験を行なう。実験と言っても、実際のコンビナートや建物を破壊しているので、たくさんの犠牲者が出た模様だ(シナリオでは街中の市民が犠牲になるが、本編では爆発の特撮フィルムが使われている)。

 首領Lは、用済みの直也を殺すよう命じる。鬼大尉は希久子を囮にして直也をおびき出そうとする。

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 その方法は、希久子の体を棒に縛りつけ、その周囲にウルトラマイトをまくと言う陰険なもの。
 鬼「こうしておけば、必ず女を助けに来る。そしてあの上に一歩足を踏み出した途端、奴の体は……」

 やがて、直也が助けに来る。
 希久子「直也さん、来ないで~」
 直也「待ってろ、今助けてやるからな」
 希久子「あなたなんか大嫌いよ、お願いだから来ないで!」
 今度は、直也の身を案じる希久子が、心にもないことを言い放つと言う泣かせる展開になる。

 直也は「圧力さえ加えなければ爆発しないんだ」と、勇敢にもウルトラマイトの上に踏み出そうとする。

 が、ここでジェット噴射の音が聞こえ、直也の足がストップする。そう、ズバットがズバッカーに乗って飛んできたのだ。
 ズバット、まず直也の体をムチで巻きつけて引っ張り上げ、

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 ついで、希久子の体を縛るロープを切り、彼女の体も引っ張り上げる。スカートが豪快にめくれあがる。

 こういうシーンでは、喜んだ後で、コマ送りしてよくよく見たら、実は男のスタントだったと言う悲劇が往々にして起きるものだが、これはちゃんと女優本人が演じているので安心だ。

 後は、いつものお仕置きタイム。

 ダルタニアンと再戦するが、ズバットは容赦なく、まず彼の目を潰してから、ウルトラマイトの上に投げ落とす。

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 ダルタニアン、佐々木蔵之介みたいで(どこがじゃ)割とカッコ良かったのに、爆死と言う壮絶な最期を遂げる。でも、ダルタニアン、少なくとも劇中ではあまり悪いことはしていないので、ちょっとかわいそうだ。

 鬼大尉にも、一応「飛鳥を殺したのは貴様か」と尋ねるズバット。
 対する鬼大尉のアリバイは、「パリにいた」であった。うるせえ。

 事件解決後、東条が駆けつけるが、ここでもみどりさんたちの姿はなし。
 去っていく早川健を見送る直也と希久子の姿を映してすぐEDへ。
 しかし、ウルトラマイトの製法、ダッカーの物になったままじゃないの? いいのか?

 それにしても、この二人は、ズバットにおけるベストカップルだよな。
 希久子の豊満ボディがほとんど生かされていないのが惜しまれる。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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