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「花のあすか組!」第13話

★東映まつり[DVD] 花のあすか組! 弐

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 第13話「時をかけるアスカ」(1988年7月11日)
 この放送の少し後、8月に公開された劇場版「あすか組」とのコラボ企画。

 あすか、ミコ、はるみの三人は、西地区のスケバンたち3人と親睦ハイキングと称して渓谷へやってきていた。

 あすかたちはとても楽しそうだったが、ミコ一人、浮かない表情のまま。
 それもその筈、ジャンケンで負けてばっかりで、他人の荷物を全て背負って歩いているからだ。

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 休憩を取りつつ暢気に声をかけ、手を振るあすかたちに「てめえらそれでも人間かよ~」と恨み言を述べてバタッと倒れるミコ。

 しかし、学校の帰りならともかく、普通、山登りをする時にこんなことするか?

 突然、辺りが暗くなり雷鳴が轟く。あすかたちは体から金属片を外そうと、慌てふためく。

 パニくる彼らの目の前に、青い雷光が落ちる。そしてその場所に、忽然とサングラスをかけたガタイの良い女性が現れる。まんま、「ターミネーター」であるが、残念ながら裸ではない。

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 はるみ「なんですの?」
 あすか「雷様か?」
 ミコ「艦長、それは非、論理的です」
 何故か、耳を引っ張ってミスター・スポックの真似をするミコ。

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 最初に書いてしまうと、彼女は未来から来たサイボーグなのだ。演じるのは「マスクマン」に出ていた永田由紀さん。

 と、今度はあすかたちを挟んだ反対側に落雷し、赤いジャケットを着たボーイッシュな女の子が出現する。

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 そう、劇場版のあすかを演じた、伝説の美少女・つみきみほさんである!

 考えたら「櫻の園」(1990)より全然前なんだよね。余談だが、「櫻の園」、とても良い映画なので死ぬまでに一度は見ておくように。

 アスカ「ここは私に任せてすぐ街へ帰るんだ。あいつは人間じゃない。あんたを殺す為にプログラミングされたサイボーグなんだ」
 サ「まず、お前からだ、アースーカッ」

 アスカ「三代目九楽アスカ、未来からあんたを助けに来た」
 アスカはそう言って、サイボーグに突っ込んで行き、取っ組み合いを演じる。そして二人一緒に崖下の渓流に落ちてしまう。同時に日が戻り、あすかたちは慌てて崖下を覗き込むが、二人の姿は消えていた。あすかたちはあまりに突飛なことで、現実の出来事なのか、夢か幻だったのか、判断が出来ない。

 その夜、ロッジの前で、焚き火を囲んで談笑しているあすかたち。エリと言うスケバンが薪を拾いにその場を離れた後、ミコが「景気付けに、初恋告白コーナーをやりたいと思いまーす!」と言い出す。みんなはきゃいきゃい盛り上がるが、そう言う話の苦手なあすかはむず痒そうな顔になる。

 言いだしっぺのミコが初恋について語るのだが、特に面白くないのでカット。

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 やがてあすかの番になるが、あすかは初恋の経験などないと言い切る。
 あすか「あたしは一生結婚なんてしないから」
 はるみ「そんな方が、一番早く結婚しちゃったりして!」

 その後、エリの悲鳴が聞こえ、あすかたちが駆けつけると、エリが「犬神家の一族」状態になっていた。彼らがエリを助け起こしていると、あのサイボーグが再び現れる。

 あすか「出たな、化け物!」
 得意のコインを投げるが、サイボーグには全く利かず、逆にコインがぐにゃりと歪んでしまう。

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 と、アスカが現れ、サイボーグに銃をぶっ放す。
 アスカ「逃げろ、あんたを死なす訳に行かない」

 サイボーグは胴体に数発の弾を受け、煙を吐きながら逃げて行く。

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 あすかたちの泊まっているロッジで、事情を簡単に説明するアスカ。
 「それは少し先の未来世界、全中裏はあすか組との戦いで疲れ果てて、壊滅寸前だった。そこで奴らは最後の手段に出たんだ。未来から刺客を送り込み、初代九楽あすかを抹殺する。世紀末の歴史を根本から変えようってんだ」

 台詞に合わせて、劇場版の冒頭シーンが少し流れる。
 どうでもいいが、「劇場版」、つまらなかった。

 あすか「お前、どっか悪いんじゃないか?」
 アスカ「信じなくても良い。だけど私はお前を守る」

 やがて、
 アスカ「分からず屋」あすか「お節介野郎」アスカ「ブス!」あすか「チビ!」
 と、低次元の口論を始める二人。

 アスカ「あんたに死なれちゃ困るんだ」
 あすか「死ぬも生きるも、人の指図は受けないよ」
 アスカ「あんたには生き延びる責任があるんだよ! 三代目ってのはただ名前を貰ってんじゃない。あんたあたしのご先祖様なんだよ」
 その言葉に、ミコが目を輝かせて、
 ミコ「あすか、いつの間にこんなでっかい子供作って!」
 あすか「違うだろ?」
 アスカ「子供じゃない、孫だよ、ばーちゃん」

 「ばーちゃん」と言われ動揺するあすか。あすかを「おませさん!」と嬉しそうに突付くミコ。ついていけないと溜息をつくはるみの面々でありました。

 翌朝、アスカはとにかく山を降りようと、全員でロッジを出て、沢を下る。
 しかし、途中の釣り橋がサイボーグによって落とされてしまっていた。ならば、山越えのルートを取るしかない。アスカは自分が残って敵をひきつけるから、あすかたちに山を越えて逃げるよう指示する。

 だが、あすかは狙われているのは自分だから、はるみたちと一緒に行くと危険だと、自分も残ると主張し、アスカも折れる。

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 はるみ「タイムパラドックスって御存知? もしあすかさんが1988年に死んでいたとしたら、あすかさんの孫は存在しないわけだから、迎えに来れない。つまり、あすかさんの孫が存在してるってことは、あすかさんは無事だったってことじゃない?」
 はるみはそう説明して、ミコを安心させようとするが、
 ミコ、髪の毛を掻き毟って悩んだ挙句、「わかんない!」と叫ぶ。

 さて、ロッジに留まったあすかとアスカ。果たして、サイボーグが壁を突き破って襲撃してくる。
 サイボーグが投げたプロパンボンベから、ガスが放出される。二人は外へ出てから、あすかが持参していた打ち上げ花火をロッジに撃ち込み、ロッジを爆破する。

 しかし、サイボーグは健在で、なおも彼らに迫ってくる。
 再び天気が急変し、ゴロゴロと雷鳴が響く。

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 アスカは、森の中の二股の木のところへあすかを連れて行き、新聞の切れ端を見せる。

 それは1988年7月12日、つまり翌日の新聞だった。
 あすか「雷で真っ二つに?」
 アスカ「今日中にこの木に落雷するのは間違いないんだ。見ろ」
 その幹から、事前にアスカが取り付けた銅線が垂れていた。それを使って、サイボーグに感電させようという作戦である。

 これは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のラストシーンから採ったものだろう。

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 ま、とにかく、雷が落ち、その高圧電流でさしものサイボーグもお陀仏。

 だが、雷を招く為に投げたあすかのコインは原形を留めないほど溶けてしまった。

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 アスカ「先祖代々伝わってたものだけど、元々あんたのものだよ。はい」
 と、ポケットからコインを取り出してあすかに渡し、溶けた方を貰う。

 これ以上ないと言うほどのタイムパラドックスであるが、気にしない!

 未来へ戻ると言うアスカに、
 はるみが「ひょっとして私たちみんなの将来を知ってらっしゃるの?」と尋ねる。

 アスカ「あんたたちのこと、日本史の教科書に載ってる。香月はるみ、あなたは……」
 あすか「待った! あたしは汽車の時刻表みたいな人生はお断りだよ」
 アスカ「次が分からないから、スリルがあるんだね、人生って奴は」

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 アスカ「そろそろ、過去にいられる限界が来たよ。会えて良かった」
 がっちりあすかと手を握るアスカ。

 つみきさんは、ほんと独特の存在感を持っていたなぁ。

 アスカは青い雷光に打たれて、スッと消える。と、一枚の焼け焦げた写真が残されていた。

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 取り合っているうちに谷底に落ちてしまうのだが、それは、あすかの結婚式の記念写真であった。ただ、相手の男性の顔は見えなかった。

 横にはちゃんとミコとはるみの姿も映っているのだった。
 ちなみにラストには原田知世の「時をかける少女」が流れる。


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コメント

紅が鞭を使っていたことでもう一つ思い出しましたが、フェアリーテイルのメインヒロインのルーシィも僕に強敵の解析を教えてくれる切欠となった鞭を使ってますよ。

アニメや原作では主に無傷のまま勝てる雑魚にしか使わず、PSP版フェアリーテイルポータブルギルド1ではレベルを99に上げてデコパーツとコスチュームでフルパワーに育て上げても敵は一筋縄で倒せませんし、操作方法も余計なジャンプが有ってリオン等を仲間にする場合は敵を始末しても運が悪いと消えて又最初から仕事をやり直す事になります。

PSP版フェアリーテイルポータブルギルド1時のルーシィ
https://www.youtube.com/watch?v=B_ehDcb-3_c" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=B_ehDcb-3_c

ルーシィは金髪の為か本人も青い服が大好きで僕も見ていて似合っていたので1では学園ブレザー+学園スカートを着用させてアクエリアスを頻繁に使っていたのでデコパーツは鉄で統一させて石化+凍結+麻痺に耐性を置いて、相性の善悪を考慮して水+氷+風と冷たい属性にしました。

ちなみにルーシィ役の平野綾さんは大学中退しましたが、通知表もルーシィと同じ文学少女の為に体育か家庭科の片方が4でそれ以外の科目は全部5と後一歩でオール5の天才によるリアルチートになれました。

ルーシィ役の平野綾さん
http://ayahirano.jp/profile/" target="_blank">http://ayahirano.jp/profile/

PSP版フェアリーテイル2ではレベルアップせずユニゾンレイドを発動させるだけなので連れて行くか否かどうでも良く、フェアリーテイルゼレフ覚醒では劇中と同じく髪型も変更可能でも最初の青いリボンを結んだ髪型が気に入っているのでそのままにして、アクセサリーのロイヤルクラウンを皆と同じく装備させてイグニール対策の最強の防火性能を持つステラフレイミィの色は本人の希望と僕の好みが一致して青色にしたら似合いましたよ。

これでも最初はパスワードで男子はイージートレッキングと雑で女子はエルザ愛用の妖精の鎧を着用させて、エクシードはシャルルが天狼島でも着用していた白シャツ&黒スカートを猫なので着せて可愛く、ストーンアーマーが作れる様に級が上がったらそれに着替えさせますけどね。

それから早稲田大学を卒業されて悠木碧さんと早見沙織とも仲が良く英語には英検準一級を持っているだけ有って超得意な東山奈央さんは152cmと小柄でも英会話が得意な小型高性能英和辞典なのが凄く、PSP版フェアリーテイルゼレフ覚醒にてSS級クエストが出来る様になった時のオリジナルキャラクターで仲間に加わって欲しかったけど残念ながら大鴉の尻尾に所属して体内に竜の魔水晶を内蔵している第2世代のドラゴンスレイヤーのイーリス役で、炎+雷よりも鉄の竜巻が驚異でこのせいで護衛対象の無口な銀髪魔導士がやられて仕事失敗してSS級に進めない事が多いからこのS級クエストはジュビアを入れて操作して魔法の水泡で予防した方が遥かに安全でイヴなら切り札なので問題有りません。

PSP版フェアリーテイルゼレフ覚醒の敵のイーリス
https://www.youtube.com/watch?v=wM1Zh-qqo_Y" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=wM1Zh-qqo_Y

イーリス役の東山奈央さん
http://toyamanao.com/profile.html" target="_blank">http://toyamanao.com/profile.html

僕もPSP版フェアリーテイルゼレフ覚醒にて東山奈央さんの名前を知りました。

Re[1]:「花のあすか組!」第13話(10/01)  

クッカリス様

長文コメントありがとうございます。

Re:「花のあすか組!」第13話(10/01)  

学校で恋愛するパソコンゲームと言えば昔の鎮花祭が御座いまして、ルリア・ウィンストンはプロポーション抜群です。

鎮花祭
http://www.studio-air.com/air/indexb.html" target="_blank">http://www.studio-air.com/air/indexb.html

注意点としては選択肢を間違えると中にはCGが貰えるのも有りますが、バッドエンドになる共通物が次のケースです。

1.無責任に引き受ける訳にはいかない

2.警察や救急車に連絡する

3.石上さんを待つ

4.この娘は真緒ちゃんだ

5.明け渡さない

6.真っ直ぐ帰る

7.神木に行く

8.右の部屋

9.一度目に更紗と一緒に行く

10.緋美子さんに更紗を渡す

この10個がCGも無いバッドエンドへの選択肢なので困った事が有れば絶対に依頼を断ってはいけない加門緋美子さんに連絡して学校には勇気を出して踏み込む事が大事です。

又、こちらもバッドエンドですが、CGを未入手の場合は故意に選択しましょう。

1.単位を着させる

2.駄目だ!それだけは出来ない

3.このまま覗く

4.ひなたを引き離す

5.ひなたに謝る

6.佐織さんを抱く

Re[1]:「花のあすか組!」第13話(10/01)  

クッカリス様

情報ありがとうございます。

「同級生」はやってましたけどね。

特にない

クッカリスとかいう馬鹿は今どうしてるのかな。
劇場版のあすか組、俺はそれなりに面白かったな。まあビール飲みながら観てたら、最後の30分くらいは小便したくて参ったけどな。

Re: 特にない

アクションはなかなか凄いんですけどね。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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