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獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第5話

DVD ウルトラマンレオ Vol.2 【DVD】

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価格:3,283円(税込、送料別)


 第5話「泣くな!お前は男の子」(1974年5月10日)
 城南スポーツセンターのメンバーが、バスで相模原ピクニックランドへ向かっている。

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 「静かな湖畔の森の陰から~カッコーカッコー~♪」と楽しく歌っているゲンや百子さんたち。

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 しかし、ひとりトオルだけは、口を閉ざして陰鬱な表情。
 別に「ふっ、愚民どもが!」などと思っている訳ではなく、3話で惨殺された父親のことが頭から離れないのだ。
 ちなみにこの画面、中央がトオルの新井つねひろさん、左側の男の子が松田洋治さん、右側の女の子がカオルの冨永みーなさんと言う、なかなか凄いことになっております。

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 無口なトオルだったが、妹のカオルから一緒に歌おうと誘われると、それでも一応口を動かして見せる。

 ピクニックランドに到着し、みんな思い思いの遊びをする。カオルは百子さんとバドミントン。
 しかし、トオルは遊びの輪に加わらず、松田洋治さんの家族などの仲睦まじい様子を、物陰から羨ましそうに、恨めしそうに見詰めている。

 カオルが気にして声をかけるが、トオルは振り返ろうともしない。
 それに気付いたゲンや百子さんもやってきて、
 百子「あたしはカオルちゃんのお母さんよ」
 ゲン「よし、僕はトオル君のお父さんだ」
 と、よく考えたら結構無神経なことを言う。

 トオルは機嫌を直してゲンたちと遊ぼうとするが、折悪しく、怪獣出現の連絡がMACからゲンに入る。
 トオルは「オオトリさんはMACの隊員、僕のお父さんなんかじゃない」と、再びいじける。

 今回の怪獣は剣のような角を持つカネドラスと言い、恐らく何も考えていないものと思われる。

 役に立った試しのないMACが出撃して弾薬を無駄遣いするが、カネドラスはアイスラッガーのように角を飛ばし、マッキー2号機を撃墜する。
 ひとしきり暴れまわったあと、怪獣は月の裏側へ行って休む。ゲンは結局間に合わなかった。

 例によってダンがゲンに説教する。
 「それは感傷だ。トオルに対するお前の気持ちは良く分かる。しかしお前が遅れたために何百人ものトオルが出来たかもしれんのだ。怪獣はまた襲ってくる。お前は見なかったが容易な相手ではない」

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 で、次のシーンで早くも特訓開始。
 ダンが考案し、大村(藤木悠)の作った腕振りマシーンを怪獣に見立てて、攻略のいとぐちを見付けようとしているゲン。

 しかし、戦ったことはおろか、見たこともない怪獣の為に特訓すると言うのもなぁ……。

 疑うことを知らないゲンは、アームをよけながら、気合を発して拳を突き出すのだった。

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 ゲン「ああああああーっ!」

 物凄い形相で機械に向かっていくゲン。

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 夜が明けても、猛たちが跳び箱をしている横で、延々と特訓を続ける。

 これも、「ゲンが機械を怪獣に見立てて特訓している」→「ゲンがウルトラマンレオ?」と気付かれそうだ。

 トオルは相変わらず不貞腐れた顔で、跳び箱も真面目に跳ぼうとせず、猛に叱られる。
 完全に自分の殻に閉じこもってしまった感じである。

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 トオルのことを気遣うゲン。そこへダンがやってくる。
 ダン「どうした? こいつの……うぷっ、なにこれ?」
 自分が発注した機械を見て、思わず吹き出すダンであったが、嘘である。

 正しくは「こいつの攻略法はマスターできたか?」でした。

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 ゲンは、疲労の色の濃い顔を横に振って、
 ゲン「隊長、こんなことをして何になるんですか?」
 と、特訓を、いや番組そのものを否定するかのような爆弾発言をかます。

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 ダン「何になる? この美しい第二の故郷地球を守って見せると言った、男の言葉か、それがーっ?」
 ゲン「いや、そういうことじゃなくて……」

 ゲン「隊長、僕の言うのは、たった一人のみなしごに何もしてやれないのに、地球だとか人類だとか言う、虚しさのことなんです」
 ゲンの渾身の問い掛けだったが、
 ダンは「小理屈はいい」と一刀両断。

 そこへ怪獣出現の報が入る。
 ゲン「僕も行きます」
 ダン「ここにいるんだ。体で覚えこまなくてはならないことを、口や頭を使って逃げ回るような奴は足手まといだ! まずこの機械を攻略してみろ」

 怪獣接近の知らせに、大村は慌てて子供たちを避難させる。しかし、トオルは猛に「跳べるまで跳ぶんだ」と言われたからと、その場に残って何度も跳び箱に挑戦し続ける。

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 ゲンもひたすら機械と戦っていたが、その蹴りがアームを折り、近くにいた大村に飛んで行く。
 ゲン「危ない!」

 だが、大村はそれを両手で見事に受け止めていた。
 ゲン「大村さん、それは?」
 大村「いや、昔剣道やってたんだ。昔は何遍稽古しても取れなかったんだけど、これが真剣白刃取りってんだ」
 ゲン「真剣白刃取り……」

 怪獣は何故か、スポーツセンターの付近で暴れていた。
 と、兄のことを心配してカオルが火の粉をかいくぐって戻ってきた。

 それを知ったトオル、即座に体育館を飛び出してカオルのところへ向かう。

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 ゲンはレオに変身する。トオルとカオルは、差し当たり近くの車の中に身を潜めていたが、その車に怪獣が近付く。レオは身を以て二人を庇う。

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 怪獣の攻撃を背中に浴びて呻くレオの顔を見るうち、亡き父の声がトオルに語りかけてくる。
 「トオルはお父さんの子だろう? ただそれだけかな? カオルのお兄さんじゃなかったのかな。お父さんがいなくて寂しいからと言ってそれを忘れてやしないか。甘えたり拗ねたりする前にカオルのお兄ちゃんだってことを思い出してみるんだよ」

 トオル「お父さん」
 カオル「どうしたの、お兄ちゃん?」
 トオル「カオル、ごめんよ、もう心配しなくて良いよ。お兄ちゃんがついてるからね。レオ、頑張れーっ」
 こうしてトオルは立ち直る。もっとも、状況は特に変わらないのだが、レオは起き上がって怪獣と戦う。

 ちなみにこの時のレオの「うっ、ううーっ、うっ、むぅっ、うぇっ、うーん、おぇっ」と言う呻き声、酔っ払いが嘔吐を催しているように聞こえる。

 レオは怪獣の角を真剣白刃取りの要領でキャッチすると、それを投げ返して相手の目に突き立てる。

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 ブスッ

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 そして赤く燃える手刀で怪獣の体を真っ二つにする。スプラッターだぜ。

 ラスト、すっかり元気になったトオルが、野原でゲンたちと跳び箱をしているシーンで幕。

 ところで、DVD2には、特典として番組の企画書がまるまる収録されている。しかもそれを猛役の伊藤幸雄の朗読で楽しめる仕様になっている。かなり貴重な資料なのだが、その中の、ダンについての説明。

 レオにとって師のような存在。
 こんなに厳しい人間はまたと見られないだろう。
 特にレオに対する命令は、知らない人が聞いたら、気違い扱いされる程強烈です。

 管理人、太字のところで思いっきり笑ってしまった。


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コメント

当初は、隊長はダンではなく、川上鉄太郎という地球人で
この役を森次氏にオファーを出したら
「ダン役じゃないと出演しない」と言ったので
隊長がダンになった・・・そうです。

「こんなに厳しい人間はまたと見られないだろう。」
「セブン」での好青年ダンは最初から否定されている資料ですね。

Re[1]:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第5話(10/03)  

影の王子様
>当初は、隊長はダンではなく、川上鉄太郎という地球人で
>この役を森次氏にオファーを出したら
>「ダン役じゃないと出演しない」と言ったので
>隊長がダンになった・・・そうです。

いつもながら貴重な情報ありがとうございます。元々違うキャラなのに、モロボシダンとして演じているから、違和感を覚えてしまうんですね。

しかし、この特訓マシーン、何度見ても爆笑です。
敵と戦う前に特訓するヒーローと言うのもなんか情けない気もします。

まんが道青春編

新井つねひろさんと松田洋治さんはレオの14年後にNHKの「まんが道青春編で共演しました。」赤塚不二夫役を松田さん、ラーメン大好き小池さんのモデル・鈴木伸一役を新井さんが演じました。現在BS12で再放送中です。昨日放送の9話では、石ノ森章太郎役の小野寺丈さんと二人のスリーショットがありました。松田さんと小野寺さんはスケバン刑事で共演されてますね。

Re: まんが道青春編

情報ありがとうございます。

このドラマ、オンエアのときに見てる筈なんですが、まったく内容覚えてないなぁ。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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