FC2ブログ

記事一覧

悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話


 第7話「鏡の中に浮かぶ私は誰れ!?」(1983年4月15日)
 そう言えば、そろそろシャリバンの「NEXT GENERATION」が発売されますねえ。それにあわせてメモリアルDVDも発売されますねえ。お金があったら買うんですがねえ……。

 PDVD_000.jpg
 さて、エイリアンのような造型の魔怪獣ダブルビーストの誕生シーンから幕が開く第7話。
 魔王サイコ「行け、ダブルビースト、超能力少女にとり憑き、悪の心を……」

 PDVD_001.jpg
 命令の途中で消えてしまうせっかちなダブルビースト。
 魔王サイコ「……持ったエスパァーに変えよ」

 相手もいないのに自分でも間抜けだなぁと思いつつ、一応最後まで言い切る魔王サイコ、62歳の春であった。

 ダブルビースト、とある洋館にやってきて、就寝中の少女サチ子(細井正美)に憑依する。

 マドーは、超能力の素質のあるサチ子をダブルビーストに操らせ、エスパー軍団を作る計画なのだ。

 PDVD_002.jpg
 なのだったが、ふらふらと道路へ出てきたサチ子、よりによって宇宙刑事シャリバンの車に轢かれてしまう。

 こうしてマドーの計画は開始から3分で頓挫するが、嘘である。

 電は目の前に飛び出してきたサチ子を彼女の家へ連れて行く。他に住んでいるのは母親と、執事らしい男性の二人だけであった。
 電はサチ子を寝室のベッドまで運ぶ。母親の話によれば、サチ子には夢遊病のケがあるらしい。

 PDVD_003.jpg
 その後、別人のように派手ななりをしたサチ子が、鼻歌を歌いながら繁華街を闊歩している。
 車で通り掛かった電、気になって彼女の後をつける。

 PDVD_007.jpg
 サチ子は商業ビルの中のディスコに行き、楽しそうに体を揺らす。
 電もそばで踊りながら、声をかける。
 電「サチ子さんだろ、君、小沢サチ子?」
 サチ子「えーっ? 知らないね」
 電「君はまだ中1だろ? 学校はどうしたんだ?」
 サチ子「うっせーな、ほっといてくれよーっ」
 電「来いよ」
 電はサチ子を連れ出そうとするが、サチ子はその手を振り解いて逃げてしまう。電は追いかけようとするが、ちょうどフィーバーしていた小次郎さんに邪魔をされ、見失ってしまう。

 PDVD_009.jpg
 電はサチ子の家に行き、サチ子の帰りを待たせてもらう。
 サチ子はセーラー服姿で帰ってくる。電は「新宿で君に良く似た女の子に会った」とそれとなく聞いてみるが、サチ子はさっきとはうってかわった様子で、明るく「他人の空似よ」と否定する。

 電は心を残しつつ、一旦引き揚げる。
 だが、自分の部屋に入るとサチ子は鏡に向かって派手な口紅を塗りたくるのだった。

 グランドバースで、サチ子のことをリリィに話している電。
 電「だけど、リリィ、気になる少女だったなぁ。どこか不安定で、なんとなくほっとけないような気がして……年頃の女の子ってみんなああなのかな?」

 PDVD_011.jpg
 電「リリィ、君の場合はどうだった?」
 リリィ「ふんっ」
 電「いてててて!」
 露骨に焼餅を焼くリリィ、電のほっぺを思い切りつねる。

 その夜、電は小沢家の門を乗り越え家宅侵入する。

 母親と執事が食事をしていたが、地震のようにシャンデリアが揺れる。二人がサチ子の部屋に様子を見に行くと、サチ子は宙を飛んで口から火を吹いて大暴れ。

 電が慌てて家に入り、サチ子の部屋に行くと、サチ子は「来たか、シャリバン」と、男の声で言い、宙に浮かびながら電に襲い掛かる。この辺はまるっきり「エクソシスト」である。

 やがて騒ぎ疲れたのか、サチ子はぐったりと眠ってしまう。電はベッドの側で一晩中番をするが、夜明けとともに、サチ子はまたふらっと外へ出て行ってしまう。

 電はサチ子を連れ戻しに行くが、ディスコを経由して全く別の場所へ飛ばされてしまう。

 PDVD_013.jpg
 見れば、サチ子が燃え盛る車(?)に向かって走っているところだった。

 PDVD_015.jpg
 電「サチ子さぁーん! 行くなぁーっ!」
 叫んで追いかけながら、ジャケットを脱ぎ捨て、「赤射!」

 PDVD_018.jpg
 赤い球体から、シャリバンに変身、一瞬でサチ子に追い付き、

 PDVD_019.jpg
 サチ子を爆発から守る。

 PDVD_020.jpg
 サチ子の体を抱いたまま、高いところに着地する。

 PDVD_021.jpg
 こういう場合、振り向くと、必ずガイラー将軍以下、マドーの皆さんが姿を見せるようになっている。
 これはミスアクマ1とミスアクマ2。

 PDVD_022.jpg
 (ポーズを決めるのに邪魔なのでサチ子を放り投げてから)「宇宙刑事、シャリバン!」

 後はいつものように戦闘シーン。

 PDVD_024.jpg
 今回、シャリバンとダブルビーストがかなり長い間宙吊りになったまま戦うシーンがある。
 撮影、大変だっただろう。

 PDVD_025.jpg
 最後はレーザーブレードを構えて一騎打ち。

 PDVD_026.jpg
 ダブルビーストが松明のようなものをシャリバンの後方に投げる。爆風で吹っ飛ばされるシャリバン。

 PDVD_027.jpg
 突進してくるダブルビーストの出足をクライムバスターで止め、

 PDVD_028.jpg
 ダブルビーストが自分の松明の爆風で飛ばされたところを、「シャリバンクラッシュ」で両断する。

 PDVD_029.jpg
 勝利のあと、高層ビルをバックにポーズを決めるシャリバン。

 PDVD_030.jpg
 ダブルビーストの憑依が解け、明るさを取り戻したサチ子。
 友人たちと仲良く歩いている姿を見て、電とリリィが微笑む。

 しかし、この女の子たちのもっさり感、いかにも80年代と言う感じがするなぁ。


関連記事
スポンサーサイト



コメント

さっき、シャリバンの「NEXT GENERATION」を借りようと
レンタル店に行ったら、1本しか出荷されてませんでした。
やはり・・・店も「需要なし」と踏んでるのか?

しかし、ギャバンも「ゴーカイVS」の後
このようにVシネマで「様子見」すべきでしたね。
いきなり単独映画は無謀すぎました。

Re[1]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

影の王子様
>さっき、シャリバンの「NEXT GENERATION」を借りようと
>レンタル店に行ったら、1本しか出荷されてませんでした。
>やはり・・・店も「需要なし」と踏んでるのか?

熱心なファンである我々からしてレンタルで良いやと思ってるくらいですからねえ(笑)。渡さんが出てなかったら、レンタルすらしないかも。

結局、過去の遺産を利用して小金を稼ぐ程度のことしか考えてないんでしょう。今後も、「戦隊」と「ライダー」以外、テレビで新シリーズが作られることは無さそうですね。

Re[2]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

zura1980さん

>熱心なファンである我々からしてレンタルで良いやと思ってるくらいですからねえ(笑)。

リアルタイムで熱狂し、今も大好きな僕もレンタルで済ます気です(笑)。

>結局、過去の遺産を利用して小金を稼ぐ程度のことしか考えてないんでしょう。

「戦隊」と「ライダー」からして過去の遺産に頼って、
旧ヒーローを出していますからねぇ・・・
石ノ森先生が創造したライダーを「昭和ライダー」というのは
腹が立ちます。

>今後も、「戦隊」と「ライダー」以外、テレビで新シリーズが作られることは無さそうですね。

「ギャバン」立ち上げでクビを賭けた吉川進Pのような
気概のある人材は東映にいないでしょうね。

「戦隊」と「ライダー」どちらも石ノ森先生が創造されたものですが
「親の脛齧り」ならぬ「故人の脛齧り」がいつまでもつか?

Re[3]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

影の王子様

「宇宙刑事シリーズ」も、厳密にはたったの3本でスパッとやめてるんですよね。

今だったら、平気で20本くらい作りそうですが。

Re[4]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

zura1980さん

今日店に行ったらあったので、借りて観ました。
全体的な出来栄えはいいのですが、どこか「薄い」。

やはり宇宙刑事の魅力はTVシリーズの長さでの
テンポの良さと爽快さにあると思うので
60分の本編は「合わない」気がしました。

失敗した「ギャバン THE MOVIE」
と同じく、カタルシスを得られなかったです。

レンタルで十分です。

Re[5]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

影の王子様
>今日店に行ったらあったので、借りて観ました。
>全体的な出来栄えはいいのですが、どこか「薄い」。

個人的にはリメイクより、メモリアルDVD(のオーディオコメンタリーや解説書)の方が気になります。

Re:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

「シャリバン」では、あまりあらすじらしい物が無く「怖がらせ」がメインのお話も度々見られますが、このお話もその一つですね。しかしだからと言ってそれはつまらないと言う事では決してありません。
例えばこのお話でもビーストの傀儡となったサチ子さん対シャリバンとの変身前アクションは見応え十分(浮遊するサチ子さんが時折てるてる坊主の様に見えるのはご愛嬌?)ですし、ビーストとの直接対決シーンも歌舞伎の「宙乗り」を意識している様で、いずれも演出巧者小林監督の魅力に溢れています!

Re:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

反対に、これに続く8話(ドクビーストのお話)では序盤での丸腰シャリバン対殺人トラックとのチェイスシーンがスピルバーグ監督作品「激突!」の様ですが、なぜか赤射して殺人トラックを牽制しようとしないシャリバンや明らかに道の真ん中に建っているセット然とした小屋等が不自然で観ていて今一つエキサイトしませんでした。
リリィの登場もほんの1シーンのみな上、ギャバンや小次郎さんたちの出番がないのも寂しく、管理人さんが割愛された事ごもっともと言える処がありますね。

Re[1]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

笑太郎様
>「シャリバン」では、あまりあらすじらしい物が無く「怖がらせ」がメインのお話も度々見られますが、このお話もその一つですね。しかしだからと言ってそれはつまらないと言う事では決してありません。
>例えばこのお話でもビーストの傀儡となったサチ子さん対シャリバンとの変身前アクションは見応え十分(浮遊するサチ子さんが時折てるてる坊主の様に見えるのはご愛嬌?)ですし、ビーストとの直接対決シーンも歌舞伎の「宙乗り」を意識している様で、いずれも演出巧者小林監督の魅力に溢れています!

ストーリーがないような話でも、アクションが素晴らしいので見れるんですよね。レビューする方としては書きにくいんですが。

Re[1]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第7話(10/07)  

笑太郎様
>反対に、これに続く8話(ドクビーストのお話)では序盤での丸腰シャリバン対殺人トラックとのチェイスシーンがスピルバーグ監督作品「激突!」の様ですが、なぜか赤射して殺人トラックを牽制しようとしないシャリバンや明らかに道の真ん中に建っているセット然とした小屋等が不自然で観ていて今一つエキサイトしませんでした。
>リリィの登場もほんの1シーンのみな上、ギャバンや小次郎さんたちの出番がないのも寂しく、管理人さんが割愛された事ごもっともと言える処がありますね。

そうですね。正直、どんな話だったかも良く覚えてないです。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター