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「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」セレクション 第20話 前編


 第20話「愛と悲しみのピー玉勝負」(1986年3月27日)
 今回は、お京がメインと言うことで、いつもより気合の入る管理人であった。
 画像たくさん、文章少なめでお送りしたい。

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 闇に包まれたフロア。
 青狼会の幹部・美智雄の前に、部下とパンツ一丁のややメタボ体型の男がゆっくり近付いてくる。
 部下「ハヤト2号にございます」
 美智雄「ふぉー、前のハヤトとは随分違うな」
 部下「この男、大事故に遭い、記憶を失っております。故に一切の感情を捨て、殺人マシーンに自ら徹しております」
 美智雄「武器は何を使う?」
 部下「お見せしろ」
 2号は、ボールペンを取り出し、ノックして、鋭い針を押し出す。

 部下が用意した二人の武道家が2号に襲い掛かるが、2号はだぶついた腹を波打たせつつ、彼らの攻撃をかわし、頸部にその針を突き刺す。

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 二人ともその場に座り込み、一人はケラケラと狂ったように笑い出し、一人は悲しそうに泣き喚き出す。

 美智雄「こやつらはどうしたんだ?」
 部下「一人は笑いのツボを、もう一人は泣きのツボを突かれたようです」

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 次の瞬間、その美智雄の背後に立った2号が、首筋に針を押し当てていた。
 部下「そこを突かれたら即死です!」←当たり前だ
 美智雄「も、もう良い、分かった、やめさせろ」
 部下「ハヤト!」
 部下の言葉に、2号はやっと針を引く。

 ちなみに、このシーンを見て、ハヤト1号っていたっけ? と、過去の記事をチェックしたら、

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 第6話にちゃんと出てました。(演・長江英和)

 こちらは力任せに敵を倒すと言う感じだったので、確かに「随分違う」。

 この度も、2号の標的はサキであった。

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 引き続き入院している雪乃のところに来ているお京とサキ。
 お京「ちょっと雪乃ちゃん、ケーキかなんかないわけぇ?」
 あつかましくも、雪乃への見舞いの品を勝手に物色しているお京。

 サキ「実はうち、土佐に帰るっちゃ」
 サキの突然の言葉に雪乃もお京もびっくりする。
 お京「帰るって、どうしてぇ?」
 サキ「土佐の海が見とうなった」
 雪乃「ホームシックですか?」
 サキ「かもしれん……」
 お京「じゃ、あたいもついてくよ」

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 サキ「いかん、おまんは雪乃さんの面倒みないかんちゃ」
 お京「だってぇ」
 サキ「海を見たらすぐに帰ってくるっちゃ」
 お京「もう、サキちゃんたら我儘なんだからぁ手書きハート

 この不自然なサキの帰郷、恐らく、南野陽子さんのスケジュールの都合だろう。その為に、お京がメインのシナリオが用意されたのではないかと思う。雪乃の吉沢秋絵さんも、おニャン子クラブとの掛け持ちが難しく、長期入院加療中と言う設定になっているのだ。要するに、暇なのは相楽ハル子さんだけだった、と。

 翌日の放課後。梁山高校の通学路に、マスクとサングラスで顔を隠した2号が、サキの写真を手にサキの通るのを待っていた。無論、サキは既に東京を離れているので、サキが現れるわけがない。

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 サキも雪乃もいないということで、新聞部の連中にちやほやされているお京。彼らは「ビー玉お京」のことを学校新聞で取り上げようとしているのだ。
 昔と比べて軟派になったお京は、ビー玉投げのポーズを写真に撮らせてやるなど、快く協力する。

 サキを待って、2号は毎日通学路に立っていた。ご苦労様です。

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 そんなある日、新聞部の三人が、ちょうど2号の目の前で、サキ、お京、雪乃の写真を見せ合う。

 それをしっかり見ていた2号は、ひとりになった上原を空き地に引っ張り込み、例の針を刺して、上原を忘我の状態にして、サキたちについての情報を聞きだす。と言っても、上原はサキが何処に行ってるのか知らなかったので、得られたのは雪乃が入院中で、お京がサキの仲間であると言う基本的なデータだけだった。

 そんなことくらい、事前に青狼会の人たちが教えてあげてなくちゃダメじゃないか。

 2号が別のツボを刺して暗示を与えると、上原は正気を取り戻すが、直前の記憶を一切失くしていた。

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 病院に忍び込むのは難しいので、2号はとりあえずお京を待ち伏せする。
 お京「お前、校門のところに……」
 2号「麻宮サキは何処にいる?」
 お京「かんけーねーだろ、てめーなんかに」
 2号「ふっふふ、言ってもらう」
 2号は例の針を構える。
 お京「てめー、やろーってのかよー」
 好戦的なお京、すかさずビー玉を取り出して投げ付ける。

 だが、2号は簡単にビー玉をかわし、受け止め、お京に投げ返してくる。

 お京はバク転を繰り返して距離を取るが、起き上がった時には既に2号の姿は消えていた。

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 お京「うそだろ、まさか、そんなぁ……うそだよ……」
 残されたお京、茫然自失と言う感じで、その場に立ち尽くしていた。

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 お京の戸惑いは、その日の夜になっても続いていた。
 右頬に触れながら、2号の姿を思い浮かべ、部屋のあちこちに飾ってある山盛りのビー玉を見詰めている。

 お京「タケシ兄ちゃん……」

 その「タケシ兄ちゃん」ことハヤト2号、壁に貼った三人の写真を見ながら、「はーはー」と荒い息をついていた。

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 翌日、再び雪乃に会いに病院に来ているお京。
 雪乃「お京さん、どうかなさったんですか? 今日は全然元気がないみたい」
 お京「そんなことないよ……」
 雪乃「でも」
 お京「実はさ、10年前の子供の頃……」

 と、ここで回想シーンになる。
 神社の境内で、男の子たちにいじめられている幼いお京。
 突き飛ばされた時、子役のパンツが丸見えになって、特殊な性癖の方がコーフンしそうで怖い!

 そんないじめっ子たちにビー玉を投げてお京を守ってくれたのが、「タケシ兄ちゃん」だったと言うわけだ。

 お京「タケシってのは、近所の凄いワルガキでさ、でも、あたいだけは可愛がってくれたんだ。ビー玉がめっちゃ上手くてさ」

 続く回想シーンで、タケシがお京の前で華麗なビー玉投げの技を披露している。

 雪乃「それじゃあお京さんのビー玉は、そのタケシさんに教わったのですか?」
 お京「違うよ、自分で覚えたんだよ」

 しかし、タケシはやがてお京の前から姿を消す。自分が大切にしていた大きなビー玉をお京に残して。
 タケシ「俺のこと、一生忘れるなよ!」

 お京「あとで分かったんだけどさ、ビー玉で人に大怪我させて、施設に入れられたんだって……」

 お京、掌にそのビー玉を握り締め、涙を堪えるように上を向く。無論、顔に包帯を巻いている雪乃には見えない。
 お京「つまんないこと話しちゃったな、帰る!」
 雪乃は、お京が帰ると、すぐに電話の受話器を取る。
 雪乃(お京さん、やはり何か隠してらっしゃるわ……)

 お京、滲む涙をしきりに手でこすりながら帰っている。
 空き缶を蹴りながら石段を降りていると、石段の下に2号が音もなく現れる……。

 続く。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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