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「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」セレクション 第20話 後編


 第20話「愛と悲しみのピー玉勝負」(1986年3月27日)
 の続きです。

 ハヤト2号、いや「タケシ兄ちゃん」かもしれない男の出現に、緊張し唾を飲むお京。

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 お京「タケシ兄ちゃんだろっ、そうだろっ? 忘れたのかい、京子だよぉ……いつも可愛がってくれたじゃない。あんたにビー玉教えてもらった京子だよぉ」
 自分の胸を叩いて、必死に訴えかけるお京。

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 お京「思い出せよ、ほらぁ」
 お京の呼びかけに一瞬足を止めた2号だったが、針を取り出して、「コロス!」とお京に迫る。

 お京「思い出せよ、ほら、ほら」
 お京は言いながら、軽くビー玉を2号に投げる。

 2号は構わずに針をお京に突き立ててくる。
 と、下の道に雪乃の車が停まり、中から傘を持った運転手の宮本(鎌田功)が飛び出してくる。

 お京「宮本さん!」
 宮本「お京さん、逃げなさい」
 宮本は、お京の体を突き飛ばし、傘を掲げてお京の盾となる。
 お京と別れた雪乃が心配になって宮本に電話をして、お京を守るように頼んでいたのだろう。

 宮本は2号に首のツボを刺され、ぐったりする。

 お京(なんでだよ、なんで思い出してくんないんだよ! そうだ、あそこへ行けば……)
 タケシと戦いたくないお京はひたすら逃走していたが、ふと気付いて、幼い頃の遊び場、八阪神社へ向かう。

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 2号もお京を追って神社の境内まで来る。
 お京「兄ちゃん、覚えてるだろ、この場所? この柱だって……この傷だって、みんな兄ちゃんがつけたんだよー、思い出してよー」
 懸命に呼びかけるが、2号はひたすらお京を攻撃してくる。

 お京は空高く跳躍し、山の中腹に着地する。

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 お京「兄ちゃん、思い出してよー、いつも遊んでくれたじゃない、思い出してよー」
 昔と変わらない神社の風景を見せて、何とか記憶を取り戻させようとするお京。

 しかし2号はお京に掴みかかって、平地に引きずり戻し、執拗にお京を攻める。

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 お京「ほら、この石だよ、この石、ここんとこ、兄ちゃんが彫ったんだよー、ほら、見てよー、いつかお嫁さんにしてくれるって言ったじゃないか」
 石碑のようなものの裏に、二人の名前の相合傘が彫られてあった。

 2号はその場に突っ立って、お京との思い出を脳内にフラッシュバックさせていた。
 やがて、頭を押さえて苦しみだす。

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 お京は2号に駆け寄ろうとするが、マスクの下の顔を見て立ち竦む。

 そしてお京の口から出た言葉は、

 「あ、スイマセン、人違いでした」(註・嘘です)

 やはりハヤト2号は「タケシ兄ちゃん」であった。
 その顔に刻まれた無残な傷を見て、衝撃を受けるお京。

 2号「コロス!」
 お京は思わずビー玉を投げる。意識的にか無意識的にか、地面に落ちていた別のビー玉に当たり、それが2号の体に命中する。かつてタケシがお京に得意げに見せていた技だった。
 2号「……ワン・クッション……」
 2号のつぶやきを耳にして、
 お京「思い出したのかい?」
 2号「コロス!」
 お京「どっちだよ!」(註・言ってません)

 実際、この2号の態度がコロコロ変わって、見ていて大変歯痒いのである。

 お京「じゃあ、これは?」
 お京は再度ビー玉を投げ、地面のビー玉に当て、更にそのビー玉が石に当たって跳ね返って2号の体に当たると言う、神業を見せる。

 2号「……ツー・クッション……」
 今度こそ思い出したかと思いきや、「ぐわーっと」と頭を掻き毟り、再びお京に向かってくる2号。

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 お京はジャンプしながら反射的に2号の足にビー玉をぶつけ、滑り台の上に着地する。

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 お京「兄ちゃん!」
 2号を気遣い、そのまま飛び降りて走り寄る。

 ここは相楽ハル子さん自身が飛び降りている。と言っても、これはごく小さい滑り台なので、女優さん本人が演じても別に驚くことはない。ただ、念の為、見えないところにクッションでも置かれてあったかもしれない。

 2号、駆け寄ってきたお京を捕まえ、必殺仕事人のように延髄に針を刺そうとするが、お京はビー玉を前方に投げ、跳ね返ってきた玉を2号にぶつけて逃れる。

 お京はポケットに手を突っ込むが、ビー玉が底を尽いてしまった。

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 お京、山のてっぺんに跳び上がり、タケシから貰った大切なビー玉を見詰める。
 お京「これが最後か……」

 同時に、かつて、タケシに見せてもらった必殺技を思い返していた。それは、ビー玉を手に持ったまま、ジャンプして薪に打ち付け、それを真っ二つに割ると言うものだった。

 お京「これしかないのかよ、これだけは使っちゃいけないんだよな、兄ちゃん、でも……」
 相手の玉切れを見て、余裕たっぷりに近付いてくる2号。

 お京は決意を込めて立ち上がる。

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 そのままジャンプして、さかさまの状態で2号の頭に特大ビー玉を打ち下ろすが、かわされてしまう。

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 着地したお京の首をすぐさま押さえる2号。針を振り上げる。

 お京(やっぱりかわされちゃった……)
 諦めて、目を閉じるお京。

 相手が幼馴染と言うことで、全力を出し切れなかったのかもしれないが、それでもお京に完勝したのだから、ハヤト2号の実力は大したものである。

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 しかし、針がお京の白い首筋に刺さる寸前、その手が止まる。
 2号「お京……お京?」
 お京「今なんて言った?」

 2号「コロス!」
 お京「いい加減にしろ!」
 と言うのは勿論嘘で、ここでやっと2号の記憶が完全に戻るのだった。

 お京「タケシ兄ちゃんーっ」
 タケシ「お京!」
 お京、タケシの体にむしゃぶりついて、堰を切ったように号泣するのだった。

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 その後、子供の頃に戻って、小指をつないで歩く二人。

 タケシ「さあ、行かなきゃ」
 お京「行くって、何処へ?」
 タケシ「……」
 お京「戻っておいでよ、絶対……兄ちゃん」
 タケシ「元気でな」
 タケシは手を放して歩き出す。

 と、ちょうどそこへ、本来の標的であるサキがやってくる。

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 サキと擦れ違う時、タケシは一瞬立ち止まるが、小さく頭を下げる。あるいは「お京をよろしく頼む」と言う意味がこめられていたのかもしれない。
 サキもなんだかよく分からないが、とりあえず礼を返す。

 この後、タケシはどうなったのだろう? 確かもう出てこなかったと思うが、よく覚えてない。

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 お京「サキー、お帰り」
 サキ「うちがおらん間に、なんぞあったかえ」
 お京「なんもない、平和なもんさ。それよりお土産買ってきてくれた?」
 サキ「勿論」
 お京「どっちぃ?」
 サキ「どっちも雪乃さんの」
 お京「いやーだぁー、もうー、……でも、どっち?」
 サキ「こっち。けんど、今ので割れたかも」
 お京「うっそぉ、ちょっとサキぃ~」
 たちまち、いつもの明るさを取り戻してはしゃぐお京であった。

 と言う訳で、普段は見せない泣き顔や乙女チックな素顔など、お京の魅力が堪能できる全国400億人のお京ファン感涙の一本でした。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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