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獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第6話 後編


 第6話「男だ!燃えろ!」(1974年5月17日)
 の続きです。

 担当地区を割り当てられ、MAC隊員が元気良く飛び出して行った後、ゲンはダンに進言する。

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 ゲン「隊長、今の作戦をやめてください」
 ダン「バカなことを言うな」
 ゲン「隊長、確かに眉間は急所だと思いますが、カーリー星人が簡単に急所を見せる筈がありません。それに隊員を単独で張り込ませることも危険です。そんなに弱い相手ではありません」
 ゲンの指摘は、実に的確だと思うのだが、ダンの答えは、

 ダン「思い上がるのも良い加減にしろ!」

 であった。とほほ。

 ゲン、めげずに訴える。
 ゲン「しかしこのままでは隊員の誰かが傷付くことは目に見えています」
 ダン「地球人が地球を守る為に命を張ってるんだ。宇宙人のお前が何を言うんだ?」

 PDVD_019.jpg
 ゲン「いや、その宇宙人の僕が、今まで死ぬ思いで地球を守ってきたんですが……」
 と、ゲンに代わって反論したくなるシーンである。

 PDVD_018.jpg
 ダン「一体お前は星人を倒す為にどんな努力をしたと言うんだ? ウルトラマンレオは何をしたんだ?」
 ダンの厳しい言葉に、ゲン、泣きそうになる。

 ゲン「僕だって地球を愛してます。人間を愛してます! 地球は僕の故郷です」
 ダン「それならばウルトラマンレオのあのザマはなんだっ!」

 あのザマ↓
 reo06

 ダンに叱責されたゲン、再び山にこもり、例の丸太の先を鉛筆のように尖らせて、より厳しい特訓に明け暮れる。それを知って、百子さんたちが止めに駆けつけるが、ゲンは「止めないで下さい、僕は正気です!」と、訴える。

 大村「こんなことまでしなくちゃいけないのか、MACの隊員は?」
 ゲン「そうです!」←言い切ったでオイ
 
 で、彼らも納得して、大村と猛が除夜の鐘をつくように、丸太をゲンに向かって押し出し、修業の手助けをしてやることになる。

 PDVD_023.jpg
 ゲンが何度も危険な目に遭うのを見て、思わず悲鳴をあげる百子さん。

 PDVD_021.jpg
 その頃、白土の立てた作戦に従い、各エリアを個別でパトロールしているMAC隊員。

 黒田隊員の前に星人が現れる。このトンネルのような通路、「レオ」ではしばしば出てくる場所だ。
 黒田はあっさり刺し殺され、助けに来た青島もついでに殺される。

 ……と思ったが、二人は別に死んだ訳じゃなく、怪我で済んだようだ。なんでぇ。

 PDVD_025.jpg
 その後、ダンはゲンが修業しているところへ行き、いきなり松葉杖を投げて、丸太を吊ってあるロープを切る。
 ゲンがその松葉杖を拾って渡すと、ダンは物も言わずにその杖でゲンをバキバキ殴る。ひでえ。

 もうここまで来ると、単にダン、ゲンのことが嫌いなだけじゃないのかと言う気がしてくる……。

 ダン「お前はカーリー星人を倒すと言ったな? その腕ではまだ無理だ。白土隊員の射撃の腕のほうが上だ」
 ゲン「そんな!」
 ダン「しかし白土隊員の腕だけでも星人を倒すことは出来ん。お前は一体何をしてたんだ?」
 と、ゲンの頬を引っ叩く。

 ダン「お前のやっていたことは訓練なんかじゃない、この丸太棒に、お前を憎しみ突き刺す心があるか?」

 で、

 PDVD_026.jpg
 ゲンが、ダンの運転するジープで追いかけられると言う、伝説のシーンになる。

 ダン「ゲン、逃げるな、逃げるんじゃない!」

 いや、逃げないと死ぬんですが……。

 PDVD_027.jpg
 さらに、並走しながら、ダンが杖でピシピシ、ゲンを叩く。

 ゲン「お願いでーす、やめてくださーい」
 と言う必死の叫びは、真夏竜さんによると過酷な撮影を強いる監督に対する切実な気持ちだったそうです。
 その必死の表情を見て、監督は「OK」を出したとか出さないとか。

 また、当時の大変さを振り返って、真夏さんは「2月に海、3月に滝、温かくなったと思ったら砂漠でジープで追っかけられる」と話しておられる。

 ダンは「俺に向かって来るんだ」と言いながらジープで執拗にゲンを追い掛け回す。
 最後は、ゲン、逃げずにジャンプしてジープの上を跳び越すのだった。

 しかし、この特訓シーン、高いところからゲン(スタントだろうが)がごろごろ落ちていき、「くそーっ」と怒るカットで終わっているのが、やや消化不良。ま、そこで怪獣出現の連絡が入るんだけどね。

 PDVD_028.jpg
 ゲンが現場へ急行すると、白土がひとりで銃を撃ちまくっていた。しかし、結局怪獣には全く利かなかったみたいである……。

 ゲンはレオに変身し、怪獣が突っ込んできたのをかわし、その角がビルに突き刺さったところを、真上から蹴りを叩き込む。

 そして、怪獣の角を折り、

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 それを頭に突き刺して倒す。
 「レオ」では、相手の武器を利用して、敵を倒すケースが多い。

 本部で、花の香りを嗅いでいるゲン。私服姿の白土が近付き、

 PDVD_030.jpg
 白土「洋子さんの仇は取った。宇宙ステーションに帰る。ウルトラマンレオの協力を得てな。俺の役目は終わった。ま、お前もしっかりやるんだな!」
 と、嫌味たらしくゲンの肩を叩いて立ち去る。
 ゲン(今ここでレオに変身してやろうか?)

 さすがのゲンもカッとなるが、
 ダン「よくやったな。お前と俺はこの地球に住んでいるたった二人の宇宙人だ。命ある限りこの地球を守ろう」
 と、言われ、すぐに「はいっ」と機嫌を直すのだった。
 白土隊員は、後にMAC隊員として再登場する。

 なお、白土隊員の表記はこの6話では「白戸」になっているが、後の表記にあわせ、全て「白土」とした。


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コメント

ニコニコ動画で、「シャリバン」36話を観てたら
戦士ベル・ヘレンが「私、もっと強くならなくちゃ」と宣言するシーンで
”モロボシ・ダン「私がジープで特訓してやろう」”との書き込みが!!

特撮ファンでは、「モロボシ・ダン」とは
「ウルトラセブン」のそれではなく「レオ」の特訓おじさんの
代名詞になっているのでは?と危惧・・・

演じた森次さんはどう思っているのでしょうかねぇ?

Re[1]:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第6話 後編(10/25)  

影の王子様
>特撮ファンでは、「モロボシ・ダン」とは
>「ウルトラセブン」のそれではなく「レオ」の特訓おじさんの
>代名詞になっているのでは?と危惧・・・

でも、「セブン」のダンと、「レオ」のダンはどう見ても別人ですよね。名前と俳優は同じだけど。実は、「セブン」の最後に出てきたダンの上司だったりして……。

Re[2]:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第6話 後編(10/25)  

>でも、「セブン」のダンと、「レオ」のダンはどう見ても別人ですよね。名前と俳優は同じだけど。実は、「セブン」の最後に出てきたダンの上司だったりして……。

俗に「セブン上司」と呼ばれる方ですね。
本当のセブンは最後のゴース星人との闘いで
M78星雲に帰ってから死んでしまい、
セブン上司がセブンに成りすましたとか・・・(同じ姿だし)

Re[3]:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第6話 後編(10/25)  

影の王子様
>俗に「セブン上司」と呼ばれる方ですね。
>本当のセブンは最後のゴース星人との闘いで
>M78星雲に帰ってから死んでしまい、
>セブン上司がセブンに成りすましたとか・・・(同じ姿だし)

でも良く考えたら、「レオ」のダン、アンヌと再会してましたね(笑)。まあ、あの女性もアンヌなのか、別人なのか、曖昧な描き方でしたが。

Re[4]:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第6話 後編(10/25)  

DVD借りて観ましたが、「カーリー星人に勝つにはこれしかないんだ」
とジープで追いかけるのに、どういう意味があるのか?判りませんでした。

このジープで追いかけるシーンの曲は
「ウルトラセブン」の未使用BGMです。
以前、CD持っていました。

あと、「レオ」では「セブン」のBGMが再録音されてますね。
(ガッツ星人に磔にされた時の絶望の曲とか・・・)
やはり冬木透氏の音楽は素晴らしいです。

Re[5]:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第6話 後編(10/25)  

影の王子様
>DVD借りて観ましたが、「カーリー星人に勝つにはこれしかないんだ」
>とジープで追いかけるのに、どういう意味があるのか?判りませんでした。

あれは、逃げてばっかりじゃダメで、自分から敵の懐へ飛び込まなくては勝機がない、と言う意味じゃないでしょうか。正直、ゲンが自分で考案した特訓の方が効果的だったように思いますが。

しかし、月1ならともかく毎週特訓するウルトラマンと言うのは子供が見ても情けないものがあったんじゃないかと。それもダンにボロクソ言われながら……。今見たらツッコミどころの宝庫なので、ありがたいんですけどね。

Re:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第6話 後編(10/25)  

今回はダン>>>>白土>>>>カーリー星人>>>>ゲンのような気がしますね😅ダンも何が言いたいのか
いまいち分かりにくいでしたね

Re[1]:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第6話 後編(10/25)  

ふて猫様
>ダンも何が言いたいのか
いまいち分かりにくいでしたね

この理不尽さが初期のレオの魅力でもあるんですが……。

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