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「緊急指令10-4・10-10」セレクション 第24話・第26話


 第24話「黒いサソリの恐怖」(1972年12月11日)
 ぽつぽつと書いてきたこのシリーズも、いよいよ今回で最後です。
 前半は、かなりエピソードが充実しているのだが、途中から急につまらなくなってしまうのが惜しい。

 やはり、キャストの入れ替わりが響いているのだろうか?
 前半で見られた、キャラ同士の楽しい掛け合いが、後半ではあまり見られなくなった気がするのだ。
 早苗と言う女性キャラの加入で、愛しのナミさんの出番が減ったのも個人的には残念だった。

 DVD6は、全部スルーしてもいいくらい、凡作揃い。スタッフやキャストにも、何かやる気が感じられないんだよね。

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 さて、運転手つきの車で豪邸から出勤する朝比奈と言うお金持ち(北原義郎)。途中で、通学中の息子の俊彦を拾うが、いつの間にか、車内にサソリが入り込んでいたのだ。
 俊彦の靴の上を這うサソリ。

 これは、ちゃんと本物のサソリを使っているのでとてもリアル。ただし、サソリ君、左手(?)に巻かれた透明な紐で、引っ張られてます。

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 俊彦はサソリに刺され、重体となる。その知らせを受けた朝比奈家のお手伝い・加代は、弟のように可愛がっていた俊彦の身を案じて、枕元へ駆けつける。

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 ナミ「えっ、サソリが?」
 また、加代は無線愛好家だったので、そのことを友人のナミに知らせ、新たな被害が出る前にそのサソリを見付け出して欲しいと毛利チームに頼む。

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 チーフは毛利に相談する。毛利は俊彦の体内の毒を入手して(どうやって?)、分析にかける。
 毛利「やっぱりサソリだな」
 チーフ「しかしサソリなんか日本にいるんですか?」
 毛利「いるわけがない。だが、何かの研究用に飼っていたのが逃げ出したのかも知れない」

 その後、ナミが俊彦が命を取り留めたと明るい顔で知らせに来るが、サソリの方は毛利チームの捜索も虚しく、発見されないまま。周囲の住民に無線を通じて注意を喚起することしか出来ない。

 果たして、島田と言う年輩の男性が、布団の中でサソリに刺されて絶命すると言う事件が起きる。

 ……と言っても、彼の布団の中に何者かがサソリを入れて殺す映像を視聴者にはっきり見せているので、

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 毛利「気に入らんな、サソリの逃げた場所と離れ過ぎている。寝室でやられたと言うのも気に入らん」
 と言う毛利のつぶやきが、作劇上、あまり意味のないことになっている。

 そして、松山と言う男性に、「島田は俺が殺した、今度はお前と朝比奈の番だ」と、殺害予告の電話が入る。

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 びびりまくった松山(小笠原弘)は、朝比奈のところへ相談に行く。彼ら三人はかつて何か共同で悪事を働いたらしい。朝比奈はこちらから先制攻撃をかけてやると、鼻息を荒くする。
 どっちも、時代劇のクライマックスでほぼ確実に斬られるタイプですね。

 ところが、その場でカバンの中に手を突っ込んだ松山が、既に仕込まれていたサソリに刺されて死亡してしまう。

 毛利は加代が怪しいぞと言い出す。友人のナミは否定するが、毛利チームみんなで彼女をマークすることになる。

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 加代は個人タクシーで関口製材工場へ行き、ある男と会っていた。

 その男、関口は加代の兄で、彼らは朝比奈たちに会社を乗っ取られて自殺した父親の復讐をしようとしていたのだった。
 加代は、朝比奈を殺したら、俊彦がひとりぼっちになってしまうとためらう。
 加代は兄に押し切られ、ベッドで眠っている俊彦に謝った後、隠し持っていたサソリを取り出そうとする。

 しかし、薄々彼女のことを疑っていた朝比奈にその現場を押さえられる。散弾銃をつきつけられ、加代はどこかへ連れ去られてしまう。

 サソリが木材の中に入れられて輸入されたと睨んでいた毛利は、チーフたちに深夜、製材所に忍び込ませてサソリを見付け出すよう指示する。
 サソリは見付かったが、関口やその仲間の社員(恐らく、関口の父親の元部下)に襲われて、乱闘になる。
 無論、毛利チームが勝つ。

 朝比奈に拉致された加代は、何処かの倉庫の隅に縛られて転がされ、朝比奈がその周りにサソリをばらまく。
 ここでも、本物のサソリが使われていて、かなり怖い。そう言うのが苦手な人は失神しそうだ。

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 俊彦は、加代の部屋が荒らされているのを見て、彼女が何者かに誘拐されたと察知し、毛利チームへ連絡する。
 ナミ「こんなに朝早く何の用事? これからお宅へ伺おうかと思ったのよ」
 俊彦「加代姉ちゃんを探して欲しいんだ。誰かに連れて行かれたんだ!」

 んで、毛利チーム総出で加代の捜索を開始する。
 加代はペンダント型の無線機を使ってなんとか自分の居場所を知らせる。

 ここは、迫り来るサソリとおののく加代、車で急行するチーフと行く手をさえぎる踏み切りなどをカットバックして、なかなか緊迫感のあるシーンになっている。
 ぎりぎりで間に合ったチーフ、加代の足にはりついていたサソリを取り払い、ぐりぐり踏み潰す。

 サソリも良い迷惑だ。

 事件解決後、

 毛利「朝比奈は自分が悪かったと認めたよ。加代さんの兄さんにも一流の弁護士をつけるし、法廷でも有利な証言をすると約束してくれた」
 一平「そうですか、そりゃ良かったですね」
 と言う、ぬるい結末が語られる。
 加代をサソリで殺そうとした朝比奈が、そんなに簡単に改心するか? しかもそのシーンを描くことなく台詞だけで説明している。

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 ナミ「でも先生、どうして加代さんに目星をつけたんですか」
 毛利「いや、最初の通信を受けたときからおかしいと思ってたんだ。俊彦君がサソリにやられた時、普通なら動転してサソリの行方なんか考えるわけがない。あの冷静な態度が何とも気になったんだよ」

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 ナミ「そこまで気付かなかったわ。ダメな女ね、あたしって!」
 自分の頭を叩いて、てへっと嘆くナミ。

 第26話「非行少女カオリ」(1972年12月25日)
 最終回は、一人の非行少女とそれを立ち直らせようとする早苗の姿を描いたドラマ。

 最終回らしからぬストーリーだが、支離滅裂なほどバラエティに富んだエピソード揃いの「10-4・10-10」らしい最終回とも言える。

 これが、早苗じゃなくてナミだったらちゃんと紹介する気にもなるのが、早苗じゃなあ……。おまけにカオリもあまり可愛くない。

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 いろいろあって、遂に改心したカオリ、クリスマスパーティの席上、
 「あたしもみんなの仲間にしてください。どんなことでもやります」と嘆願する。

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 一平「ほう、どんなことでも?」(註・言ってません)

 とにかく、こうして新たなメンバーが毛利チームに加わったのだった。最終回だけど。

 そして、各メンバーの顔をひとりずつ映して行ってフィナーレ。

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 これが愛しのナミお姉様のラストカットになります。

 と言う訳で、長い間のお付き合い、ありがとうございました。
 最後、思う存分ナミさんの画像を貼れたので満足です。

 10-10(通信終わり)


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コメント

「10-4・10-10」懐かしいですね、このドラマに出ていた水木襄さんって「特別機動捜査隊」にも出ていましたよね、私は牧れいさんが好きだったけど、ウチのカミさんは水木さんの大ファンだったとかで、サインももらったそうです。(特捜隊の頃に)今はこういう面白いドラマが無いですねぇ。

Re[1]:「緊急指令10-4・10-10」セレクション 第24話・第26話(09/01)  

おいちゃん様

コメントありがとうございます。
水木襄さん、とても爽やかですねえ。

No title

カオリ役の石川さんはレインボーマンで主人公の妹役だった人ですね。黒水仙の美女のマリコ役は表記は違うものの同一人物ではないかと見ています。

Re: No title

> カオリ役の石川さんはレインボーマンで主人公の妹役だった人ですね。黒水仙の美女のマリコ役は表記は違うものの同一人物ではないかと見ています。

そうなんですか。レインボーマンは昔一通り見てる筈なんですが、全く記憶がありません。

No title

管理人様 お疲れ様です

ホント 守備範囲が広いので 十分 楽しまさせて

もらっています

広すぎるので ようやく この作品に^^

牧さんは 当然 今でも ファンですが

今日は 24話の 加代さん役の 柴田さんについて

管理人様も ご存じだとは思いますが

あの 市川先生の奥様でも ありますし

たくさん いろんな作品に 出演もされてます

24話放送当時は 新婚まもなくですし

先生自身は この作品には参加されてませんが

特撮に関しては 超有名ライターでもあるし

他の作品では ライターとキャスト という

共演もされてます

惜しくも 8年前に他界されてますが

奥様は ちゃんと 先生の功績を

守られてるそうです

いつ 管理人様の功績を 走破できるか

わかりませんが^^ 楽しみに 観させて

もらいます

Re: No title

いつもご丁寧なコメントありがとうございます。

> 今日は 24話の 加代さん役の 柴田さんについて
> 管理人様も ご存じだとは思いますが
> あの 市川先生の奥様でも ありますし

いえ、恥ずかしながら知りませんでした。ほんと無知なもので。

> いつ 管理人様の功績を 走破できるか
> わかりませんが^^ 楽しみに 観させて
> もらいます

功績などとはもったいないお言葉ですが、
そう言っていただくと、管理人としてこれ以上の喜びはありません。

ほんとはこの作品も含めて、昔書いた記事は全部書き直したいところなんですが。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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