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悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第4話

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 第4話「マイコン指名手配」(1983年3月25日)
 珍しく鈴木モータースで働いている伊賀電。
 近くでけたたましいクラクションが鳴り響き、そちらを見ると、三人の中学生が赤信号なのにゲームウォッチ(?)に夢中で渡ろうとしてドライバーに怒鳴られているところだった。

 電「しょうがない奴らだなぁ」
 勝平「でも、成績は抜群なんだ。テストなんかオール100点らしい」
 千秋「このところ急によ。あたしが家庭教師やってた頃は平凡だったもの」
 明「システムのせいさ、パパ、僕にも買ってよ~」
 勝平「なんだい、そのシステムって?」
 千秋「コンピューターによる学習システムよ」
 勝平「うちはダメだぞ。何十万もそんなのに出せるか」

 主人の勝平は妻を亡くし、千秋、知恵、明の三人の子供たちと暮らしている。

 その三人のひとりツトム少年は、帰宅して自分の部屋に入るなり、パソコンを起動させる。それがいわゆる「システム」なのだろう。

 PDVD_001.jpg
 パソコンに「数学の出題と傾向を頼む」と入力するツトム。「しつだい」となっているのは、このパソコンでは「しゅつだい」と、小さな「ゆ」が表示できなかったのではないだろうか? 今ではありえないことだが。

 そのデータは、廃工場の地下に作られたマドーの秘密基地に送られる。メッセージは、ファイトローたちの操作する端末に表示される。それを受け、ドクターポルターが、マイコンビーストと言う魔怪獣に質問の答えを送るよう指示すると、ビーストはたちまち頭部の電子頭脳で計算し、ツトムのパソコンに答えを送る。

 しかし、いくらスパコンだって、明日のテストにどんな問題が出るかなんてことは分かりっこないんだけどね。そうすると話が成り立たなくなるので目をつぶろう。

 ツトムは送られてきたテストの問題と答えを、ノートに書き写す。
 オール100点の秘密はこれだったのだ。

 ま、少なくとも正解を暗記するだけの記憶力は必要だが。

 PDVD_004.jpg
 「我々の学習システムは物凄い勢いで日本中に広がりつつあります」
 魔王サイコに作戦の状況を報告するポルター。
 今回、何故かファイトローたちがそれぞれけだるいポーズを取って、サイコの左右に侍り、上から目線でポルターの報告を一緒に聞いている。

 「まず学生を支配下に置き、さらに全家庭をも自在に操ることも可能です!」
 可能かなぁ……?

 サイコ「シャリバンに気付かれぬよううまくやれ」
 ポルター「たとえ知れたとしても既に手は打ってあります」
 自信たっぷりに言い切るポルター。
 が、ここでガイラー将軍から「どんな手を打ってあると言うのだ?」と鋭くつっこまれ、

 PDVD_005.jpg
 ポルター「うっふふふふふふ」
 実はまだ何も対策を講じていないので、笑ってごまかすしかないのだった。(註・嘘です)

 「システム」の裏にマドーの存在を嗅ぎつけた(なんで?)電は、ツトムの家を訪れ、パソコンを見せてくれるよう懇願する。ツトムの部屋には隠しカメラがあり、電の映像が基地へ送られてくる。

 ガイラー「さあどうするポルター?」
 ポルター「ミスアクマ2、シャリバン回路をオンにしろ!」

 PDVD_007.jpg
 ミスアクマ2が指示に従うと、ツトムのパソコン画面が突然赤くなり、激しくショートしてしまう。

 これがポルター自慢の「対策」であったが……、これじゃ電にますます怪しまれるだけだと思うんだけどね。
 ガイラー将軍も(こいつアホや)と言うような目でポルターを見る(註・管理人の妄想です)。

 パソコン本体からは何の手掛かりも得られず、電はツトムたちを尾行して、マドーの接触を待った。

 PDVD_008.jpg
 ゲーセンに入る三人を尾行中の電。横の看板には「デート喫茶 ベルバラ」「コンパニオン大募集」「女子大生・素人娘・外人」などと書いてあって、気になる(なるなよ)。

 電もゲーセンに入り、三人がゲームに興じているのを見張る。
 ついでに、ゲーム台にコインを投入した途端、

 PDVD_010.jpg
 そのゲーム台もショートを起こして爆発してしまう。

 これもポルターの「対策」の一環なのだが、これじゃ単なる嫌がらせである(店への)。

 PDVD_011.jpg
 店主「困るなぁ、乱暴にしちゃあ、ああゲーム機がめちゃめちゃだ」
 と、可愛らしいおじいちゃんが電に文句を言う。
 おじいちゃんをマドーの手先だと思い込んだ電、思わず「貴様、マドーだな、何故ぇ?」と鬼の形相で首を絞める。
 店主「私は知らない、本当だ~」
 勘違いに気付いて、力を緩める電。この後、駆けつけた警察に逮捕されるが「俺は宇宙刑事だ~」と叫んで暴れたので、「気の毒に」と病院に送られました(註・信じないように)。

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 ギャバン「シャリバン、何故君だけが狙われたのか、謎が解けたぞ」
 恐らく、壊れたゲーム機を送って解析して貰ったのだろう、上司のギャバン隊長が知らせてくる。
 ギャバン「見ろ!」
 ギャバンの手にしたチップには、電の顔が映っていた。

 PDVD_013.jpg
 リリィ「シャリバンじゃない!」
 ギャバン「そうだ、シリコンの板にシャリバンの顔をインプットしてあるんだ。君がゲーム機に前に立つと、自動的にマドーの基地に連絡される仕組みになっている」
 リリィ「じゃあ、どのゲーム機にも?」
 ギャバン(なんでこの女、上司の俺様にタメ口なんだ? と思いつつ)「指名手配されたようなもんだな」

 で、いろいろあって、割とあっさりポルターの秘密基地は所在を知られ、シャリバンに破壊される。
 えらそうなことを言って結局シャリバンに計画をぶち壊されたポルターたちに、当然サイコは怒り心頭。

 PDVD_015.jpg
 サイコ「たわけ! 工場を潰しよって~」

 PDVD_017.jpg
 下手に目を合わすとろくなことがないので、みんな目を伏せる。

 サイコが、とにかくまずシャリバンを殺せと命じると、懲りないポルターは、「お任せ下さい、日本未来ハウス計画で必ずシャリバンめを」とまたまた大言壮語する。

 で、いろいろあって、日本未来ハウスセンターなる施設にいるツトムを救出すべく、電は潜入する。

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 近未来的な一室で、暴風に襲われる電、冷蔵庫の取っ手を掴んで耐えるが、

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 実はその中にツトムが隠れていたのだ。ここは何度見ても笑ってしまう。

 ツトムを救い出した後、一連の戦闘シーンになる。

 PDVD_024.jpg
 レーザースクリーン(?)をバックに、レーザーブレード(蛍光管だけど)を構えるシャリバン。

 幻夢界にて、シャリバンクラッシュでビーストを撃破した後、現実世界に戻る。

 PDVD_026.jpg
 ラスト、パソコンやゲームばっかりやっていたツトムを、電が半ば強引に山登りに連れて行く。

 電「どうだ、大自然の雄大な景色!」
 ツトム「うわー町があんなに小さく見える」
 電(キーボードを打つ真似をして)「家の中でこんなことばかりしてないでたまにはこういうところへ来なくちゃな!」
 ツトム「美味しい空気だ」
 電「さあ、大声で叫んでみよう」
 ツトム「ヤッホー!」
 電「ヤッホー!」

 ナレ「マイコンは便利だ。だが、人間がマイコンの奴隷になってはいけないのだ!」

 しかし、結局マドーは何をしたかったのか、さっぱり分からないまま終わってしまった。

 電がコンピューターによって「指名手配」されると言うプロットと、学習システムによる子供の堕落とが、それぞれストーリーの中で完全に消化されていない印象を受ける。だから、ドラマとしての盛り上がりに欠けるのだ。


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コメント

この回は「マイコン指名手配」による「シャリバン抹殺」に話を絞った方が良かったですね。

Re[1]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第4話(09/03)  

影の王子様
>この回は「マイコン指名手配」による「シャリバン抹殺」に話を絞った方が良かったですね。

そうですね。なんとなくちぐはぐなシナリオでした。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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