fc2ブログ

記事一覧

「俺たちは天使だ!」 第8話 前編


 第8話「運が良ければ相続人」(1979年6月3日)

 さて、このブログ、開設してから、今日でちょうど丸2年になります。ブログは、もっと前からやっているんですが、現在の形で始めたのは2012年の今日なのです(前のブログから引き継いだ記事もあります)。

 今まで続けてこられたのは読者の皆様のお陰です。今後もよろしくお願いします。



 日曜、昼まで寝ていた麻生は藤波弁護士からの電話で起こされる。藤波から20億の仕事だと言われ、たちまち目が冴える麻生、直ちに仲間に呼び出しをかける。
 ダーツ、ナビ、ジュンは20億と聞いてすっ飛んでくる。だが、実際には、20億円相当の遺産相続人を探してくれと言う依頼であった。

 藤波によれば、亡くなった山根伝吉と言う資産家の一人娘、波子が22年前にヤクザと駆け落ちしてしまった。二人の間に伊佐緒と言う子供が生まれた。波子夫妻も九州で死亡したが、その時、子供は一緒ではなかった。転々としている間に捨てられてしまったのではないかと藤波は推測する。
 そのたったひとりの相続人・伊佐緒を見付け出すと言うのが仕事の内容。
 期限は1ヶ月で、報酬は遺産の0.5パーセント。ダーツたちは0.5と聞いてがっかりするが、電卓を叩いていたジュンに1千万円だと言われ、たちまち乗り気になる。

 それに、探すと言っても既に藤波の手で7人の候補者が選出されており、麻生たちの仕事はその中から本物を見極めるだけ。無論、全員ニセモノかもしれないが……。

 しかし、藤波はどうやって候補者を見付けてきたのか、その辺が全然説明されていないのがこのシナリオの欠点である。

 PDVD_000.jpg
 麻生はその7人を事務所に招き、
 「万が一、我々を故意に騙し、20億円横領を企んでいるものがいれば、詐欺罪で告訴する用意があります! それからもうひとつ、最近の調査で山根伊佐緒さんの血液型が判明しました」
 と、彼らに揺さぶりをかけたうえで、正午になったので一旦昼食休憩にすると、7人を外へ出す。

 血液型が判明したと言うのは麻生のハッタリで、それによってニセモノを怖気付かせ、候補者を絞ろうという作戦であった。

 PDVD_001.jpg
 7人が出て行った後、科研の館野が嘘発見器を持参して事務所にやってくる。
 初めて見る機械を前に、子供のようにはしゃぐダーツたち。

 館野「さてと、テスト行こうか」
 ダーツ「俺、俺やる!」
 久美子「あたし!」

 PDVD_002.jpg
 その様子を見てユーコが一言。
 「精神年齢15才!」

 昼食休憩後、再び事務所に来たのは4人。3人は怖気付いて逃げてしまったようだ。

 PDVD_005.jpg
 控えの部屋で、盛大な焼きうどんを作って食べているナビたち。うう、腹が減るぜ。

 ジュン「意外としぶといんだなぁ。みんな帰ると思ったらまだ4人残ってる」←みんな帰ったらダメだろーが
 ナビ「あのポリグラフで本物をひとりに絞れりゃ1千万だぞ1千万!」

 PDVD_006.jpg
 嘘発見にかけられると聞いて、抗議する者もいたが、
 大木「やめろよ、みっともない。嘘発見器だろうとなんだろうが、本物なら別に驚くことないだろ」
 と、落ち着いている者もいた。

 この人、どっかで見たことあるなぁ……。誰だっけ。まあ、いいか、どうでも。

 本職の館野によって4人は嘘発見器にかけられる。

 PDVD_007.jpg
 館野は、4人のうち、大木と小谷と言う若者については嘘をついてるのかどうか断言できないと説明する(他の2人ははっきりニセモノ)。
 館野「2人ともニセモノの可能性もありますよ」
 ナビ「あらっ」
 ダーツ「そんなバカな、最新鋭のポリグラフなんだろ? 中古じゃねえだろうな」
 ナビ「戦前の使ってんじゃないの?」
 館野「あのね、前もって練習してればグラフに出ないの!」

 麻生は大木と小谷を一旦帰し、個別に調査するしかないと結論を出す。
 で、ダーツが大木を、ナビが小谷をそれぞれマークすることになる。

 PDVD_008.jpg
 一方、麻生と藤波は山根伝吉の邸宅を訪ねる。屋敷には留守番を兼ねてお手伝いの加納里子(清水めぐみ)と言う若い女性が住んでいた。
 麻生はあちこち引っ掻き回して、手紙の束を発見する。波子から伝吉に送られて手紙だった。

 麻生「『お父様お元気ですか、伊佐緒も今年で満4才になりました。戻って来いと仰ってくださるのは嬉しいのですが、もう少しひとりで頑張ってみます。波子』と……」
 藤波「もうその頃は既に身を持ち崩していた……戻るに戻れなかったんだろうなぁ」

 小谷を尾行していたナビは、あろうことか小谷に誘われて闇カジノに連れて行かれ、大当たりを連発して有頂天になってしまう。
 ダーツは真面目に大木をつけていたが、大木は途中で恋人らしき女性と一緒になる。

 PDVD_010.jpg
 夜の公園のベンチに座る二人の会話が、見張っているダーツの耳に届く。
 大木「そうか、君のお父さんもお母さんも結婚には反対なんだ」
 女性「ごめんなさい。一生懸命説得したの! でも……」
 大木「もういいよ! 僕はどうせみなしごなんだよ」
 女性「大木さん」
 大木「山根伝吉の孫だって分かれば、君の両親の考えも変わるって思ったんだ。だから僕は20億円なんて欲しくないのに名乗り出たんだよ!」

 この相手の女性を演じているのは監物房子さん。ダーツの柴田さんの出ていた「あぶない刑事」で港署の連絡係をしていた人ですね。

 ダーツ「清らかな純愛!」
 抱き合う二人を見て、ダーツは大木こそ本物の伊佐緒だと確信する。

 さらに、チンピラが二人にちょっかいを出してきたのを、ダーツが飛び出して助けてやる。
 チンピラたちを撃退し、
 「君が伊佐緒に間違いなし! 彼女を大事にするんだよ」と、優しく送り出してやる。

 だが、チンピラたちの残していったドスは、ゴム製の玩具だった……。
 そう、彼らは大木が雇ってわざと襲わせたのだった。当然、ダーツにわざと聞かせた会話も嘘っぱち。
 恐らく、彼女も本物の恋人ではなく、金で雇われたに過ぎないのだろう。

 しかし、恋人とのやりとりは分かるけど、チンピラに襲わせると言うのはあまり意味がないような。

 一方のナビ、結局ルーレットで負けて50万の借金を負い、胴元の暴力団事務所に連れて行かれる。
 そこで組長から、50万をチャラにする代わりに小谷を本物だと認めるよう持ちかけられる。

 全て小谷に仕組まれたことだと知り、ナビはそこから何とか逃げ出す。そこへ麻生がやってきて、ブーメランで暴力団員を薙ぎ払い、ナビを救出する。

 大木と小谷は麻生事務所で、ダーツたちから散々しぼられる。それでも、自分がニセモノだとは認めようとしない二人。

 麻生「この二人がニセモノだと言うはっきりした証拠がないのも確かだ」
 ジュン「この二人のどっちかが本物ってこと?」
 麻生「その可能性はあるな」

 と、その時、「いいえ、ありません」と、凛とした声が響く。
 現れたのは意外な人物であった……と言ったところで続く。


関連記事
スポンサーサイト



コメント

科研の館野って「スケバン刑事」の神恭一郎こと中康次ですね。
この人も背が高くてカッコいいですよね。

しかし、警察のポリグラフを持ち出して、怒られないんでしょうか?

Re[1]:「俺たちは天使だ!」 第8話 前編(09/06)  

影の王子さん
>科研の館野って「スケバン刑事」の神恭一郎こと中康次ですね。
>この人も背が高くてカッコいいですよね。

そうです。この人好きなんです。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

カテゴリー

カレンダー

02 | 2023/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター